野村総合研究所とドコモ・インサイトマーケティング、昼間人口ベースの富裕層エリアデータの提供を開始
[18/01/11]
提供元:DreamNews
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http://www.nri.com/jp/news/2018/180111_1.aspx
(以下、ニュースリリース本文)
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本 臣吾、以下「NRI」)と株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊谷 宜和、以下「DIM」)は、両社が共同開発した、エリアごとに特定層(今回は年齢40〜60歳代で資産1億円以上の富裕層)が昼間の時間帯に何人いるかを推計したデータを、本日(1月11日)から提供開始します。
■ 携帯電話の基地局在圏情報を用いて、昼間人口ベースの富裕層エリアデータを作成
「居住地(夜間人口)ベース」のエリアデータは、国勢調査に代表されるようにさまざまなものがあります。これに対して、昼間の時間帯に、あるエリア(例えば東京都中央区銀座)に、どういう属性を持った人が何人いるかという「昼間人口ベース」のデータは、性別や年齢層別などに限られていました。
NRIでは、以前から各種のエリア別統計を組み合わせて分析した、居住地ベースの富裕層推計データ※1を提供してきました。今回、DIMが提供する「モバイル空間統計(R)」※2を組み合わせることで、「昼間人口版 富裕層エリアデータ※3」を推計できるようにしました。
本データを用いることにより、例えば、「平日の13時に、東京都世田谷区の成城に、40〜60歳代の富裕層が何人程度いるのか」、あるいは「休日の10時には、東京都中央区銀座にその層に属する人が何人程度いるのか」等の分析が可能になります。また、そのデータを活用すれば外出している人を含めて、昼間そのエリアにいる富裕層をターゲットとして店舗配置を最適化することや、その層に向けたイベントやキャンペーンについて費用対効果の向上を図ることができます。
NRIとDIMは、上記の富裕層を対象とするエリアデータに加え、今後は、「住宅取得を考えている層」や「生命保険加入を検討している層」などが、昼間の時間帯に多く集まるエリアを抽出するなど、各企業の利用ニーズに合わせた昼間人口データの提供を検討・実現していきます。
※1 富裕層推計データ:
世帯金融資産が1億円以上の世帯数データ
※2 モバイル空間統計:
ドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報で、日本全国の1時間ごとの人口分布を、24時間365日把握することができます。国内人口*1は性別・年齢層別・居住地域別、訪日外国人*2は国・地域別の人口構成を知ることができます。モバイル空間統計は、交通計画・観光振興・店舗支援など、幅広い分野において社会の高度化を支援しています。
*1 法人名義やMVNOのデータを除いて推計
*2 約500万台(2016年実績)の運用データを基に推計
* 「モバイル空間統計」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
※3 昼間人口ベースの富裕層エリアデータの推計方法(概要):
NRIが保有する居住地ベースの富裕層推計データは、例えば、「東京都大田区田園調布における富裕層が当該地域の全世帯の〇〇%」という推計データです。DIMが提供するモバイル空間統計を利用すると、「東京都大田区田園調布に住んでいる人が、平日14時に東京都中央区大手町に何人滞在しているか」という推計値が分かります。この2つのデータを組み合わせることで、「田園調布に居住する富裕層が、平日14時に“統計的に推定すると”大手町に何人移動しているか」を算定することができます。
当該データは、個人情報に配慮して統計処理が行われたデータから、統計的に推定されたデータであり、個人情報保護法に抵触しないデータとなっています。
【ご参考】
●「昼間人口版 富裕層エリアデータ」の概要
データ概要 :エリア別の富裕層人口・出現率(平日/休日別)
エリア粒度 :大字単位 または 500mメッシュ
データカバー範囲 : 全国
富裕層の定義 :世帯金融資産1億円以上、 年齢(40〜60代)
集計期間 :2017年10月1日〜2017年10月31日(当該期間の平日休日別の平均値を使用。毎年更新予定)
販売エリア単位 :市区町村単位
データ形式 :CSV形式
オプション :年代別(70代以上等)、曜日別・時間帯別データなど
(以下、ニュースリリース本文)
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本 臣吾、以下「NRI」)と株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊谷 宜和、以下「DIM」)は、両社が共同開発した、エリアごとに特定層(今回は年齢40〜60歳代で資産1億円以上の富裕層)が昼間の時間帯に何人いるかを推計したデータを、本日(1月11日)から提供開始します。
■ 携帯電話の基地局在圏情報を用いて、昼間人口ベースの富裕層エリアデータを作成
「居住地(夜間人口)ベース」のエリアデータは、国勢調査に代表されるようにさまざまなものがあります。これに対して、昼間の時間帯に、あるエリア(例えば東京都中央区銀座)に、どういう属性を持った人が何人いるかという「昼間人口ベース」のデータは、性別や年齢層別などに限られていました。
NRIでは、以前から各種のエリア別統計を組み合わせて分析した、居住地ベースの富裕層推計データ※1を提供してきました。今回、DIMが提供する「モバイル空間統計(R)」※2を組み合わせることで、「昼間人口版 富裕層エリアデータ※3」を推計できるようにしました。
本データを用いることにより、例えば、「平日の13時に、東京都世田谷区の成城に、40〜60歳代の富裕層が何人程度いるのか」、あるいは「休日の10時には、東京都中央区銀座にその層に属する人が何人程度いるのか」等の分析が可能になります。また、そのデータを活用すれば外出している人を含めて、昼間そのエリアにいる富裕層をターゲットとして店舗配置を最適化することや、その層に向けたイベントやキャンペーンについて費用対効果の向上を図ることができます。
NRIとDIMは、上記の富裕層を対象とするエリアデータに加え、今後は、「住宅取得を考えている層」や「生命保険加入を検討している層」などが、昼間の時間帯に多く集まるエリアを抽出するなど、各企業の利用ニーズに合わせた昼間人口データの提供を検討・実現していきます。
※1 富裕層推計データ:
世帯金融資産が1億円以上の世帯数データ
※2 モバイル空間統計:
ドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報で、日本全国の1時間ごとの人口分布を、24時間365日把握することができます。国内人口*1は性別・年齢層別・居住地域別、訪日外国人*2は国・地域別の人口構成を知ることができます。モバイル空間統計は、交通計画・観光振興・店舗支援など、幅広い分野において社会の高度化を支援しています。
*1 法人名義やMVNOのデータを除いて推計
*2 約500万台(2016年実績)の運用データを基に推計
* 「モバイル空間統計」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
※3 昼間人口ベースの富裕層エリアデータの推計方法(概要):
NRIが保有する居住地ベースの富裕層推計データは、例えば、「東京都大田区田園調布における富裕層が当該地域の全世帯の〇〇%」という推計データです。DIMが提供するモバイル空間統計を利用すると、「東京都大田区田園調布に住んでいる人が、平日14時に東京都中央区大手町に何人滞在しているか」という推計値が分かります。この2つのデータを組み合わせることで、「田園調布に居住する富裕層が、平日14時に“統計的に推定すると”大手町に何人移動しているか」を算定することができます。
当該データは、個人情報に配慮して統計処理が行われたデータから、統計的に推定されたデータであり、個人情報保護法に抵触しないデータとなっています。
【ご参考】
●「昼間人口版 富裕層エリアデータ」の概要
データ概要 :エリア別の富裕層人口・出現率(平日/休日別)
エリア粒度 :大字単位 または 500mメッシュ
データカバー範囲 : 全国
富裕層の定義 :世帯金融資産1億円以上、 年齢(40〜60代)
集計期間 :2017年10月1日〜2017年10月31日(当該期間の平日休日別の平均値を使用。毎年更新予定)
販売エリア単位 :市区町村単位
データ形式 :CSV形式
オプション :年代別(70代以上等)、曜日別・時間帯別データなど