AMO Labs、運送業者と自動車データ共有に関するMOU締結
[18/07/05]
提供元:DreamNews
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IoT・クラウド・ブロックチーェンセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳・貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、韓国本社、ヒューストン/米国法人)は、6月26日、自動車データのブロックチェーンプラットフォームを開発している子会社のAMO Labsが、韓国の中堅運送業者の「チョンイ運輸」と、自動車データの共有に対し、今後相互協力するMOUを締結したことを明らかにした。
AMO Labsが開発している「AMO Blockchain」は、自動車データを収集し、取引する、データマーケットを作るプロジェクトである。自動車データには、個人情報などのセンシティブな情報も多数含まれているため、取り扱いにおいて、高度なセキュリティ確保および安全な管理が肝心である。AMO Labsは、親会社のペンタセキュリティが2007年から研究・開発してきた自動車データに対するセキュリティ技術を継承していることから、「AMO Blockchain」は、他の自動車データ・ブロックチェーン・プロジェクトに比べ、高レベルのセキュリティに対しては、並ぶものがないと意気込んでいる。
「チョンイ運輸」は、韓国のソウル市所在の業歴47年の中堅運送業者で、今回のパートナーシップの締結により、既存のビジネス以外に、新規のビジネスチャンスを創出できることを期待している。両社は、今後の円滑な共助のために自動車データを共有し、それを多方面で活用することに合意した。チョンイ運輸はAMO Labsに自社が保有している車両の運行情報などのデータを提供し、AMO Labsはチョンイ運輸からいただいたデータを分析し、経営効率化やビジネス戦略分析など、情報に付加価値を付与することから協業を展開する計画だ。
ペンタセキュリティ子会社AMO LabsのCEOのシム・サンギュ工学博士は、「AMOプロジェクトは、車両内部から生成されるIn-Car Data、周囲のものとの通信時に生成されるV2Xデータ、ユーザのアプリケーションの操作により生成されるUser Dataなど、すべての自動車データを収集するソリューションを保有しているが、自動車データは、収集する量だけではなく、その品質がビジネス展開やその結果に及ぼす影響が大きい。従って、運送業者と緊密に協業関係を構築し、精製された高品質データの大量獲得が可能になったことだけでも、今回の協約は、大きな価値を持つ」と話した。