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SSDデータ消去が出来ていない!! Security Erase利用でのSSDデータ消去についての注意喚起

報道関係者プレスリリース
2021 年 2月15日
オリエントコンピュータ株式会社

ソフト・ハードのセキュリティ製品、セキュリティ管理システムの開発メーカーであるオリエントコンピュータ株式会社は、,2021年2月12日に企業や官庁市町村がPCのSSD内蔵の「Security Erase」機能を利用して ソフト消去を行う場合の注意喚起及び弊社対応を、弊社ウエブサイトにて公開いたしましたのでご報告します。

■公開ぺ―ジ
https://orient-computer.com/tech/SecurityErase.pdf

■本件の概要
SSD内蔵の「Security Erase」機能は、既存の上書き消去と比較して、特にフラッシュメモリであるSSDの消去には、短時間で処理ができ、非常に有効な消去方法なので多くの企業がデータ消去に「Security Erase」を利用しています。

しかし、SSDのメーカーやモデルによっては、「Security Erase」が正しく機能しておらず、消去を行ったという結果が表示されても、実際はデータがそのまま残っていたという事例が多く報告されています。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000231114&id=bodyimage1

そのため重要なデータ消去には「Security Erase」だけに頼らず、【SSDSpecial】 消去方式を利用することを弊社では推薦しています。

■事象
カリフォルニア州立大学サンディエゴ校の科学技術部磁気保存リサーチセンターの研究レポートでも、「Security Erase」機能内蔵とうたっている一部のSSDが実際にはデータの消去がされていなかったという報告がされております。
以下から、実際の研究レポ―ト及びその詳細説明もダウンロード可能です。
(研究レポート)
http://cseweb.ucsd.edu/~swanson/papers/Fast2011SecErase.pdf

■具体的な被害例
過去に、Security Erase のみを利用して消去を行っていた場合に、消去を行っていたものが、一部のSSDでそのまま消去されずに再利用されていた。

■対応状況
弊社では、これらの問題を技術的に対応するため、SSD消去用に、独自の「SecureCombo」及び「SSDSpecial」という消去方式を開発し追加しています。

■今後の方針と取り組み
「SSDSpecial」は、独立行政法人東京都立産業技術総合センター(公的機関)で消去の実証実験を行いSSDが完全消去していることの証明を受けています。
(試験報告書)
https://www.orient-computer.com/support/tech/ssdspecial.pdf

「SSDSpecial」はオリエントコンピュータ製品で、HDD磁気消去・HDD/SSD物理破壊機もある「Super Combo-LV」やノートPCを丸ごと消去可能な「HC7800SPL-SUPER」のソフト消去にも使われています。

オリエントコンピュータはHDD/SSDデータ完全消去をネットワーク利用、LAN利用による遠隔操作消去を行うシステム【BitCleaner】も提供しています。

■会社概要
会社名: オリエントコンピュータ株式会社
所在地: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿 6-12-7-1
URL  : http://www.orient-computer.co.jp





配信元企業:オリエントコンピュータ株式会社
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