高尿酸血症治療剤「ユリス錠(一般名:ドチヌラド)」の 最新総説論文が国際学術雑誌 『Expert Opinion on Pharmacotherapy』に掲載
[21/05/25]
提供元:DreamNews
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医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役社長 高柳 昌幸、以下「富士薬品」)は、高尿酸血症治療剤「ユリス(R)錠」(一般名:ドチヌラド)に関する持田製薬株式会社との共同研究の最新総説論文が2021年4月30日付の英国科学雑誌『Expert opinion on Pharmacotherapy』のオンライン版に掲載されましたので、お知らせいたします。
【高尿酸血症治療剤「ユリス錠」とは】
高尿酸血症とは、体組織への尿酸塩沈着症(痛風関節炎、腎障害など)の病因であり、高血圧やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病や、脳・心血管イベント(※1)などの臓器障害にも関与しているとされています。(※2) また、高尿酸血症の日本における頻度は全人口の男性で20%、女性で5%と報告され、現在も増加傾向にあります。(※2) そして、高尿酸血症が続くことで症状として現れる痛風の日本における推定患者数は125万人(※3)を超えます。
「ユリス錠」は、富士薬品が創出した新規の高尿酸血症治療剤で、2020年5月に販売を開始いたしました。(製造販売元:富士薬品、販売元:持田製薬株式会社)腎臓の近位尿細管の尿酸再吸収に関与するトランスポーター(URAT1)を選択的に阻害することにより尿酸の再吸収を抑制し、血中尿酸値を低下させる、選択的尿酸再吸収阻害薬です。
この度、英国科学雑誌『Expert opinion on Pharmacotherapy』に掲載された総説論文は、富士薬品と持田製薬、東京慈恵会医科大学名誉教授の細谷龍男先生の共著となります。総説論文の“Expert Opinion”の中で細谷龍男先生は、「ドチヌラドは従来の尿酸降下薬に比べて、効果的に再吸収を阻害し、多くの患者で高尿酸血症の治療目標である尿酸値≦6mg/dL を達成することが治験成績から得られており、高尿酸血症治療の新たな治療選択肢の一つになることが期待される」と述べています。
富士薬品は、高尿酸血症治療の新たな選択肢の提供を通じて、人々の健康と医療に貢献できるよう努めてまいります。
【ご参考】
『Expert opinion on Pharmacotherapy』とは、米国立医学図書館NLMが提供する医薬関連の学術文献データベースである「MEDLINE」に索引付けされた、新しい薬物療法に関するレビュー記事や原著論文を掲載する国際医学雑誌です。主に化学・合成由来の新規の化合物に関するレビューや原著論文を扱い、新規の薬剤が既存の薬物療法にどのような影響を与える可能性があるか、専門家の意見を提供しています。
『Expert opinion on Pharmacotherapy』にオンライン掲載された論文は以下の通りです。
[掲載・DOI]
Expert Opin Pharmacother. 2021 Apr 30;1-10.
DOI: 10.1080/14656566.2021.1918102
[タイトル]
Dotinurad : a novel selective urate reabsorption inhibitor for the treatment of hyperuricemia and gout
[著者]
Tomohiko Ishikawa* , Toshinari Takahashi , Tetsuya Taniguchi , and Tatsuo Hosoya
*責任著者(Corresponding authors)下線:富士薬品社員
※1 心筋梗塞や脳梗塞などに代表される心血管系の病気。
※2 「2019年改訂 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版」一般社団法人 日本痛風・尿酸核酸学会
※3 厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html
【富士薬品について】
富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売事業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。富士薬品グループ全体で日本全国に1,350店超を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワーク、そして医療用医薬品の研究開発力を生かして、いつもそばに寄り添い、人々の元気な暮らしを支える企業を目指しています。
医薬品研究開発事業においては、異なる作用機序を持つ2剤の痛風・高尿酸血症治療薬「トピロキソスタット(品名:トピロリック(R)錠)」と「ドチヌラド(品名:ユリス錠)」を自社にて創出。痛風・高尿酸血症治療における新薬としてドチヌラドを世界へ展開し、本剤を必要とする世界の患者様への貢献をめざし、ライセンス活動に取り組んでいます。
【株式会社富士薬品 会社概要】(URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp/ )
[社名] 株式会社富士薬品
[代表者] 代表取締役社長 高柳 昌幸
[所在地(本社)] 〒330-9508 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地
[事業内容] 医薬品等の配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品研究開発・製造事業、医療用医薬品販売事業
※「ユリス」および「トピロリック」は、株式会社富士薬品の登録商標です。
配信元企業:株式会社富士薬品
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【高尿酸血症治療剤「ユリス錠」とは】
高尿酸血症とは、体組織への尿酸塩沈着症(痛風関節炎、腎障害など)の病因であり、高血圧やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病や、脳・心血管イベント(※1)などの臓器障害にも関与しているとされています。(※2) また、高尿酸血症の日本における頻度は全人口の男性で20%、女性で5%と報告され、現在も増加傾向にあります。(※2) そして、高尿酸血症が続くことで症状として現れる痛風の日本における推定患者数は125万人(※3)を超えます。
「ユリス錠」は、富士薬品が創出した新規の高尿酸血症治療剤で、2020年5月に販売を開始いたしました。(製造販売元:富士薬品、販売元:持田製薬株式会社)腎臓の近位尿細管の尿酸再吸収に関与するトランスポーター(URAT1)を選択的に阻害することにより尿酸の再吸収を抑制し、血中尿酸値を低下させる、選択的尿酸再吸収阻害薬です。
この度、英国科学雑誌『Expert opinion on Pharmacotherapy』に掲載された総説論文は、富士薬品と持田製薬、東京慈恵会医科大学名誉教授の細谷龍男先生の共著となります。総説論文の“Expert Opinion”の中で細谷龍男先生は、「ドチヌラドは従来の尿酸降下薬に比べて、効果的に再吸収を阻害し、多くの患者で高尿酸血症の治療目標である尿酸値≦6mg/dL を達成することが治験成績から得られており、高尿酸血症治療の新たな治療選択肢の一つになることが期待される」と述べています。
富士薬品は、高尿酸血症治療の新たな選択肢の提供を通じて、人々の健康と医療に貢献できるよう努めてまいります。
【ご参考】
『Expert opinion on Pharmacotherapy』とは、米国立医学図書館NLMが提供する医薬関連の学術文献データベースである「MEDLINE」に索引付けされた、新しい薬物療法に関するレビュー記事や原著論文を掲載する国際医学雑誌です。主に化学・合成由来の新規の化合物に関するレビューや原著論文を扱い、新規の薬剤が既存の薬物療法にどのような影響を与える可能性があるか、専門家の意見を提供しています。
『Expert opinion on Pharmacotherapy』にオンライン掲載された論文は以下の通りです。
[掲載・DOI]
Expert Opin Pharmacother. 2021 Apr 30;1-10.
DOI: 10.1080/14656566.2021.1918102
[タイトル]
Dotinurad : a novel selective urate reabsorption inhibitor for the treatment of hyperuricemia and gout
[著者]
Tomohiko Ishikawa* , Toshinari Takahashi , Tetsuya Taniguchi , and Tatsuo Hosoya
*責任著者(Corresponding authors)下線:富士薬品社員
※1 心筋梗塞や脳梗塞などに代表される心血管系の病気。
※2 「2019年改訂 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版」一般社団法人 日本痛風・尿酸核酸学会
※3 厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html
【富士薬品について】
富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売事業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。富士薬品グループ全体で日本全国に1,350店超を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワーク、そして医療用医薬品の研究開発力を生かして、いつもそばに寄り添い、人々の元気な暮らしを支える企業を目指しています。
医薬品研究開発事業においては、異なる作用機序を持つ2剤の痛風・高尿酸血症治療薬「トピロキソスタット(品名:トピロリック(R)錠)」と「ドチヌラド(品名:ユリス錠)」を自社にて創出。痛風・高尿酸血症治療における新薬としてドチヌラドを世界へ展開し、本剤を必要とする世界の患者様への貢献をめざし、ライセンス活動に取り組んでいます。
【株式会社富士薬品 会社概要】(URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp/ )
[社名] 株式会社富士薬品
[代表者] 代表取締役社長 高柳 昌幸
[所在地(本社)] 〒330-9508 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地
[事業内容] 医薬品等の配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品研究開発・製造事業、医療用医薬品販売事業
※「ユリス」および「トピロリック」は、株式会社富士薬品の登録商標です。
配信元企業:株式会社富士薬品
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