『11歳以下の新型コロナワクチン接種の実態調査(2022年3月)』株式会社コズレ、「小児向けワクチン接種への子育て世帯の理解と意識」に関する調査レポートを本日発表
[22/04/28]
提供元:DreamNews
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子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大希、以下コズレ)は、2022年3月に実施した「11歳以下の新型コロナワクチン接種の実態調査」についてまとめ、その一部を本日4月28日に公開いたします。
1. はじめに
新型コロナウイルス感染症の流行から2年。最近では、オミクロン株による急速な新型コロナウイルスの感染拡大により、国内においても、感染者全体に占める小児(5〜11歳)の割合が増えていることが報告された。
これらを背景に、日本でも5〜11歳を対象としたファイザー社のワクチンが2022年1月21日に薬事承認され、接種がスタートした。なお、ファイザー社のワクチンは、5〜11歳の小児においても、デルタ株等に対して、中和抗体価の上昇や発症予防効果が確認されているという(※1)。
一方で、新型コロナワクチンの接種(成人)については、『新型コロナウイルス感染症の緊急のまん延予防のために実施する趣旨に鑑み、予防接種法上の「接種勧奨」及び「努力義務」の規定は原則として適用されることとなっていますが、
・小児におけるオミクロン株の感染状況(感染者、重症化の動向)が未だ確定的でないこと(増加傾向の途上にあること)
・オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではないこと(オミクロン株の出現以前の知見であること)
も踏まえ、現時点では、小児について努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、引き続き議論することが適当である』とされている。(※2より引用)
このような状況下で、ママパパたちは「感染への不安」と「ワクチン接種」に対してどのような理解と意識を持っているか報告する。
厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」
※1 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0114.html
※2 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0126.html
2. 調査
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:末子妊娠中および15歳未満のお子さまをもつママパパ(うち女性1,172名)
調査期間:2022年3月4日(金)〜2022年3月19日(土)
有効回答者数:1,192名(うち第一子妊娠中142名)
3. 結果・考察
(1) 感染が不安な主な理由は、0〜4歳では「マスクができないから(23.03%)」、5〜6歳では「保育所などで感染者が出ているから(53.06%)」
まず始めに0〜4歳までの乳幼児がいる家庭(n=1,020)と、5〜6歳までの未就学児がいる家庭(n=105)に、現在のお子さまの周囲での感染状況を聞いた(図1)。
0〜4歳までの乳幼児がいる家庭では、「同居家族に感染者が出ている」「子どもの通う保育所・幼稚園・学校などで感染者が出ている」があわせて28.73%であるのに対し、5〜6歳までの未就学児がいる家庭では、「同居家族に感染者が出ている」「子どもの通う保育所・幼稚園・学校などで感染者が出ている」があわせて73.34%(+44.61pt)と、感染と隣り合わせにある状況がわかる。このことからも、今回の接種対象を5歳以上に拡大した意図が伺える。
図1 お子さまの周囲での感染状況
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage1】
次に、お子さま(0〜6歳までの乳幼児・未就学児)の感染リスクをどのように感じているかを「保育状況別」に聞いた(図2)。
その結果、お子さまの感染リスクが「かなり高い」及び「高い」と感じている割合は、「保育園児のいる家庭(n=332)」では57.23%、「幼稚園児のいる家庭(n=97)」では42.27%となり、「集団保育をしていない家庭(n=627)」では21.53%となった。
このことから、集団保育時間が長くなるほど感染リスクが高いと感じていることがわかった。
図2 お子さまの感染リスク(保育状況別)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage2】
しかし、お子さまのコロナ感染への不安度を同じく「保育状況別」に聞いたところ、お子さまへの感染が「とても不安」及び「やや不安」と感じている割合は、「保育園児のいる家庭」では88.86%、「幼稚園児のいる家庭」では87.63%、さらに「集団保育をしていない家庭」では90.91%となった(図3)。
これは、感染のリスクの高い低いに関わらず、子どもがコロナに感染することに対して不安を感じていると考えられる。
図3 お子さまのコロナ感染への不安度(保育状況別)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage3】
次に、お子さまの感染リスクが高いと考える理由を年齢別に比較した(図4)。
0〜4歳までの乳幼児がいる家庭では最も多いのが「保育所などで感染者が出ているから(37.90%)」で、次いで「マスクができないから(23.03%)」となった。
5〜6歳までの未就学児がいる家庭では最も多いのが「保育所などで感染者が出ているから(53.06%)」で、次いで「通園しているから(24.49%)」となった。年齢によって不安を感じる理由の程度が異なることがわかる。
図4 お子さまの感染リスクが高いと考える理由
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage4】
(2) 5〜11歳に対するワクチン接種承認は8割以上に認知されているが、半数以上が「しばらく様子を見てから接種したい」と回答
続いて、日本でも5〜11歳を対象にワクチン接種が承認されたことを受け、「5〜11歳のワクチン接種が承認されたことについて知っているか」を聞いた(図5)。
続きはこちら
http://www.cozre.co.jp/blog/7673
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「11歳以下の新型コロナワクチン接種の実態調査 2022年3月(株式会社コズレ)」
http://www.cozre.co.jp/blog/7673
(子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)
【子育てマーケティング研究所について】
株式会社コズレの社内シンクタンク「子育てマーケティング研究所」は、90万人以上の独自のママパパ調査パネルを保有し、累計550万以上の回答を蓄積・分析することを通じて、多くのクライアント様のマーケティング活動の支援に携わらせていただいております。また、子育て世代をターゲットとする企業のマーケティング担当者向けの定期的なセミナーの開催や、調査レポートの発表をしております。
【株式会社コズレについて】
株式会社コズレは“子育ての喜びをもっと大きく!”を経営理念とし、「情報を求めるママパパ」に「適切なコンテンツ」をお届けする、子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)を運営しています。
「cozreマガジン」は、妊娠中から小学生低学年の子どもを持つ20代〜40代のママパパを中心にご利用いただき、個人情報のご登録は世帯情報登録90万件、親子情報登録200万人を超えて急速に拡大中です。
この会員の属性情報と行動履歴情報を集積した国内最大級の「子育てビッグデータ」を活用し、クライアント様に対して各種マーケティングソリューションのご提供や新商品開発のご支援をしております。
<企業概要>
名称 :株式会社コズレ/Cozre Inc.
所在地 :東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F
設立 :2013年7月1日
会社HP :https://www.cozre.co.jp/
代表取締役 :松本 大希
事業内容 :インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」
(https://feature.cozre.jp/)
受賞歴 :新日本有限責任監査法人
「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コズレ 担当:早川
TEL:03-6265-6877 Mail: pr@cozre.co.jp
配信元企業:株式会社コズレ
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1. はじめに
新型コロナウイルス感染症の流行から2年。最近では、オミクロン株による急速な新型コロナウイルスの感染拡大により、国内においても、感染者全体に占める小児(5〜11歳)の割合が増えていることが報告された。
これらを背景に、日本でも5〜11歳を対象としたファイザー社のワクチンが2022年1月21日に薬事承認され、接種がスタートした。なお、ファイザー社のワクチンは、5〜11歳の小児においても、デルタ株等に対して、中和抗体価の上昇や発症予防効果が確認されているという(※1)。
一方で、新型コロナワクチンの接種(成人)については、『新型コロナウイルス感染症の緊急のまん延予防のために実施する趣旨に鑑み、予防接種法上の「接種勧奨」及び「努力義務」の規定は原則として適用されることとなっていますが、
・小児におけるオミクロン株の感染状況(感染者、重症化の動向)が未だ確定的でないこと(増加傾向の途上にあること)
・オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではないこと(オミクロン株の出現以前の知見であること)
も踏まえ、現時点では、小児について努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、引き続き議論することが適当である』とされている。(※2より引用)
このような状況下で、ママパパたちは「感染への不安」と「ワクチン接種」に対してどのような理解と意識を持っているか報告する。
厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」
※1 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0114.html
※2 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0126.html
2. 調査
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:末子妊娠中および15歳未満のお子さまをもつママパパ(うち女性1,172名)
調査期間:2022年3月4日(金)〜2022年3月19日(土)
有効回答者数:1,192名(うち第一子妊娠中142名)
3. 結果・考察
(1) 感染が不安な主な理由は、0〜4歳では「マスクができないから(23.03%)」、5〜6歳では「保育所などで感染者が出ているから(53.06%)」
まず始めに0〜4歳までの乳幼児がいる家庭(n=1,020)と、5〜6歳までの未就学児がいる家庭(n=105)に、現在のお子さまの周囲での感染状況を聞いた(図1)。
0〜4歳までの乳幼児がいる家庭では、「同居家族に感染者が出ている」「子どもの通う保育所・幼稚園・学校などで感染者が出ている」があわせて28.73%であるのに対し、5〜6歳までの未就学児がいる家庭では、「同居家族に感染者が出ている」「子どもの通う保育所・幼稚園・学校などで感染者が出ている」があわせて73.34%(+44.61pt)と、感染と隣り合わせにある状況がわかる。このことからも、今回の接種対象を5歳以上に拡大した意図が伺える。
図1 お子さまの周囲での感染状況
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage1】
次に、お子さま(0〜6歳までの乳幼児・未就学児)の感染リスクをどのように感じているかを「保育状況別」に聞いた(図2)。
その結果、お子さまの感染リスクが「かなり高い」及び「高い」と感じている割合は、「保育園児のいる家庭(n=332)」では57.23%、「幼稚園児のいる家庭(n=97)」では42.27%となり、「集団保育をしていない家庭(n=627)」では21.53%となった。
このことから、集団保育時間が長くなるほど感染リスクが高いと感じていることがわかった。
図2 お子さまの感染リスク(保育状況別)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage2】
しかし、お子さまのコロナ感染への不安度を同じく「保育状況別」に聞いたところ、お子さまへの感染が「とても不安」及び「やや不安」と感じている割合は、「保育園児のいる家庭」では88.86%、「幼稚園児のいる家庭」では87.63%、さらに「集団保育をしていない家庭」では90.91%となった(図3)。
これは、感染のリスクの高い低いに関わらず、子どもがコロナに感染することに対して不安を感じていると考えられる。
図3 お子さまのコロナ感染への不安度(保育状況別)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage3】
次に、お子さまの感染リスクが高いと考える理由を年齢別に比較した(図4)。
0〜4歳までの乳幼児がいる家庭では最も多いのが「保育所などで感染者が出ているから(37.90%)」で、次いで「マスクができないから(23.03%)」となった。
5〜6歳までの未就学児がいる家庭では最も多いのが「保育所などで感染者が出ているから(53.06%)」で、次いで「通園しているから(24.49%)」となった。年齢によって不安を感じる理由の程度が異なることがわかる。
図4 お子さまの感染リスクが高いと考える理由
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257610&id=bodyimage4】
(2) 5〜11歳に対するワクチン接種承認は8割以上に認知されているが、半数以上が「しばらく様子を見てから接種したい」と回答
続いて、日本でも5〜11歳を対象にワクチン接種が承認されたことを受け、「5〜11歳のワクチン接種が承認されたことについて知っているか」を聞いた(図5)。
続きはこちら
http://www.cozre.co.jp/blog/7673
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「11歳以下の新型コロナワクチン接種の実態調査 2022年3月(株式会社コズレ)」
http://www.cozre.co.jp/blog/7673
(子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)
【子育てマーケティング研究所について】
株式会社コズレの社内シンクタンク「子育てマーケティング研究所」は、90万人以上の独自のママパパ調査パネルを保有し、累計550万以上の回答を蓄積・分析することを通じて、多くのクライアント様のマーケティング活動の支援に携わらせていただいております。また、子育て世代をターゲットとする企業のマーケティング担当者向けの定期的なセミナーの開催や、調査レポートの発表をしております。
【株式会社コズレについて】
株式会社コズレは“子育ての喜びをもっと大きく!”を経営理念とし、「情報を求めるママパパ」に「適切なコンテンツ」をお届けする、子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)を運営しています。
「cozreマガジン」は、妊娠中から小学生低学年の子どもを持つ20代〜40代のママパパを中心にご利用いただき、個人情報のご登録は世帯情報登録90万件、親子情報登録200万人を超えて急速に拡大中です。
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<企業概要>
名称 :株式会社コズレ/Cozre Inc.
所在地 :東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F
設立 :2013年7月1日
会社HP :https://www.cozre.co.jp/
代表取締役 :松本 大希
事業内容 :インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」
(https://feature.cozre.jp/)
受賞歴 :新日本有限責任監査法人
「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コズレ 担当:早川
TEL:03-6265-6877 Mail: pr@cozre.co.jp
配信元企業:株式会社コズレ
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