ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が横須賀市自然・人文博物館に導入されました
[22/07/25]
提供元:DreamNews
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スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、令和4年7月2日に横須賀市自然・人文博物館(神奈川県横須賀市)に導入されました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000262902&id=bodyimage1】
■導入の背景
横須賀市自然・人文博物館の常設展示は、実物第一主義、つまり解説パネルや解説文字の分量を控えめとし、資料をよりしっかり見せることを特徴としています。これにより、学芸員による展示解説は来館者の好評を博していますが、一方で学芸員がひとりひとりの来館者の要望に応じるには限界がありました。そこで同館では、「博物館わくわくたんけんブック(※)」を作成し、来館者への貸出資料として配架していました。ところがコロナ禍で、「博物館わくわくたんけんブック」の貸出しを控えることとなり、その代替策として来館者の端末で展示ガイドが閲覧できるシステムの導入を本格的に検討することとなりました。また、感染症拡大対策である非接触という利点だけでなく、音声ガイドや多言語対応などアフターコロナを見据えた拡張性の有無も検討に上がったそうです。
■ポケット学芸員選定理由
ポケット学芸員は、横須賀市内の美術館を含む他館での導入実績があり、定額制で初期コストを気にすることなく導入できることが採用の決め手となりました。また、既存のガイドコンテンツを配信するにあたって、職員が業者に委託せずにデータを登録できるシステムであることも評価ポイントだったとのことです。
■配信コンテンツの特徴
担当学芸員が執筆した、約80もの展示コーナー毎の詳しい解説が配信されています。また、展示や特徴的な資料をイメージしやすいよう、各ガイドページに必ず1点は画像が付されているのが特徴と言えます。
■横須賀市自然・人文博物館について
同館は1954年にペリー上陸の地、久里浜に「横須賀市博物館」として開館、1970年には自然部門、1983年には人文部門が現在の場所へ移転し、今に至っています。本館には国の重要有形民俗文化財に指定された三浦半島漁撈用具を収蔵する文化財収蔵庫が1976年に併設され、1959年に馬堀自然教育園、1966年に天神島臨海自然教育園を自然環境の保全と学習を目的とした付属施設として開園、さらに国の重要文化財に指定された日本最古のスチームハンマーを保存・公開する施設として、2002年にヴェルニー記念館を開設しました。本館の常設展示では、三浦半島の自然や人の営みについて、多くの資料を生息環境や生物分類、時代や地域に沿って分類し、分かりやすく展示しています。
※「博物館わくわくたんけんブック」:同館来館者による常設展示の理解度を高めるため、展示コーナーごとに担当学芸員がガイドを執筆し、運営職員が編集したものです。2018年秋にスタッフ用展示解説マニュアルとして着手、その過程で来館者が使える展示ガイド冊子として方針を改め2019年7月に完成、来館者への貸出資料として配架しました。翌年3月にはコロナ禍を受け、同館の「おうちで博物館」キャンペーンの一環として同館HPにてPDF版の公開に切り替え、現在に至ります。
■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。
アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts
<2022年7月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
北海道博物館/北海道開拓の村/札幌芸術の森美術館/札幌芸術の森野外美術館/アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)/だて歴史文化ミュージアム/史跡北黄金貝塚公園/中島・湖の森博物館/洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク/史跡入江・高砂貝塚/入江・高砂貝塚館/とうや湖ぐるっと彫刻公園/洞爺湖芸術館/八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館/八戸市博物館/史跡根城の広場/一関市博物館/岩手県立博物館/仙台市博物館/石巻市博物館/歴史と文化の美術館 わらべの里/諸橋近代美術館/いわき震災伝承みらい館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/歴史と未来の交流館/群馬県立土屋文明記念文学館/戸田市立郷土博物館/飯能市立博物館 きっとす/入間市博物館ALIT/旧石川組製紙西洋館/旧黒須銀行/造幣さいたま博物館/埼玉県立近代美術館/浦安市郷土博物館/世田谷区立次大夫堀公園民家園/松岡美術館/新宿区立漱石山房記念館/パルテノン多摩ミュージアム/くにたち郷土文化館/慶應義塾大学/八王子市絹の道資料館/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/北区飛鳥山博物館/桑都日本遺産センター八王子博物館/東京家政大学博物館/紙の博物館/世田谷区立郷土資料館/世田谷区立岡本公園民家園/昭和館/船の科学館/消防博物館/田端文士記念館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/横須賀美術館/神奈川県立歴史博物館/ニュースパーク(日本新聞博物館)/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/横須賀市自然・人文博物館/小林古径記念美術館/富山県[立山博物館]/富山県水墨美術館/瞑想の郷/高志の国文学館/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/敦賀市立博物館/長野市立博物館/?橋まゆみ人形館/松本市時計博物館/松本市山と自然博物館/日本童画美術館 イルフ童画館/窪田空穂記念館/松本市立博物館/大垣市守屋多々志美術館/岐阜県博物館/大垣市日本昭和音楽村江口夜詩記念館/中津川市鉱物博物館/大垣市墨俣さくら館/スイトピアセンター 学習館/大垣市立図書館/大垣市奥の細道結びの地記念館/大垣市歴史民俗資料館/スイトピアセンター 文化会館/多治見市モザイクタイルミュージアム/刈谷市歴史博物館/彦根城博物館/滋賀県立琵琶湖博物館/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/向日市文化資料館/大阪市立東洋陶磁美術館/大阪国際平和センター(ピースおおさか)/造幣博物館/大阪市立科学館/神戸ビーフ館/小林一三記念館/姫路市立美術館/但馬牛博物館/奈良文化財研究所/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立美術館/ふくやま文学館/造幣局広島支局造幣展示室/湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)/中原中也記念館/萩博物館/高松市公文書館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市美術館/菊池寛記念館/高松市埋蔵文化財センター/高松市平和記念館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/上島町岩城郷土館/愛媛県総合科学博物館/高知市立自由民権記念館/高知県立坂本龍馬記念館/高知県立歴史民俗資料館/高知県立美術館/横山隆一記念まんが館/嘉麻市立織田廣喜美術館/福岡アジア美術館/筑前町立大刀洗平和記念館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/佐賀県立博物館・美術館/佐賀県多久市/長崎歴史文化博物館/熊本県立美術館/熊本県立装飾古墳館/熊本博物館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/かごしま環境未来館/鹿児島県歴史・美術センター黎明館/鹿児島県立博物館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」/
ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。
iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)
【導入施設】
横須賀市自然・人文博物館
〒238-0016 神奈川県横須賀市深田台95番地
TEL 046-824-3688
https://www.museum.yokosuka.kanagawa.jp/
配信元企業:早稲田システム開発株式会社
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【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000262902&id=bodyimage1】
■導入の背景
横須賀市自然・人文博物館の常設展示は、実物第一主義、つまり解説パネルや解説文字の分量を控えめとし、資料をよりしっかり見せることを特徴としています。これにより、学芸員による展示解説は来館者の好評を博していますが、一方で学芸員がひとりひとりの来館者の要望に応じるには限界がありました。そこで同館では、「博物館わくわくたんけんブック(※)」を作成し、来館者への貸出資料として配架していました。ところがコロナ禍で、「博物館わくわくたんけんブック」の貸出しを控えることとなり、その代替策として来館者の端末で展示ガイドが閲覧できるシステムの導入を本格的に検討することとなりました。また、感染症拡大対策である非接触という利点だけでなく、音声ガイドや多言語対応などアフターコロナを見据えた拡張性の有無も検討に上がったそうです。
■ポケット学芸員選定理由
ポケット学芸員は、横須賀市内の美術館を含む他館での導入実績があり、定額制で初期コストを気にすることなく導入できることが採用の決め手となりました。また、既存のガイドコンテンツを配信するにあたって、職員が業者に委託せずにデータを登録できるシステムであることも評価ポイントだったとのことです。
■配信コンテンツの特徴
担当学芸員が執筆した、約80もの展示コーナー毎の詳しい解説が配信されています。また、展示や特徴的な資料をイメージしやすいよう、各ガイドページに必ず1点は画像が付されているのが特徴と言えます。
■横須賀市自然・人文博物館について
同館は1954年にペリー上陸の地、久里浜に「横須賀市博物館」として開館、1970年には自然部門、1983年には人文部門が現在の場所へ移転し、今に至っています。本館には国の重要有形民俗文化財に指定された三浦半島漁撈用具を収蔵する文化財収蔵庫が1976年に併設され、1959年に馬堀自然教育園、1966年に天神島臨海自然教育園を自然環境の保全と学習を目的とした付属施設として開園、さらに国の重要文化財に指定された日本最古のスチームハンマーを保存・公開する施設として、2002年にヴェルニー記念館を開設しました。本館の常設展示では、三浦半島の自然や人の営みについて、多くの資料を生息環境や生物分類、時代や地域に沿って分類し、分かりやすく展示しています。
※「博物館わくわくたんけんブック」:同館来館者による常設展示の理解度を高めるため、展示コーナーごとに担当学芸員がガイドを執筆し、運営職員が編集したものです。2018年秋にスタッフ用展示解説マニュアルとして着手、その過程で来館者が使える展示ガイド冊子として方針を改め2019年7月に完成、来館者への貸出資料として配架しました。翌年3月にはコロナ禍を受け、同館の「おうちで博物館」キャンペーンの一環として同館HPにてPDF版の公開に切り替え、現在に至ります。
■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。
アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts
<2022年7月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
北海道博物館/北海道開拓の村/札幌芸術の森美術館/札幌芸術の森野外美術館/アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)/だて歴史文化ミュージアム/史跡北黄金貝塚公園/中島・湖の森博物館/洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク/史跡入江・高砂貝塚/入江・高砂貝塚館/とうや湖ぐるっと彫刻公園/洞爺湖芸術館/八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館/八戸市博物館/史跡根城の広場/一関市博物館/岩手県立博物館/仙台市博物館/石巻市博物館/歴史と文化の美術館 わらべの里/諸橋近代美術館/いわき震災伝承みらい館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/歴史と未来の交流館/群馬県立土屋文明記念文学館/戸田市立郷土博物館/飯能市立博物館 きっとす/入間市博物館ALIT/旧石川組製紙西洋館/旧黒須銀行/造幣さいたま博物館/埼玉県立近代美術館/浦安市郷土博物館/世田谷区立次大夫堀公園民家園/松岡美術館/新宿区立漱石山房記念館/パルテノン多摩ミュージアム/くにたち郷土文化館/慶應義塾大学/八王子市絹の道資料館/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/北区飛鳥山博物館/桑都日本遺産センター八王子博物館/東京家政大学博物館/紙の博物館/世田谷区立郷土資料館/世田谷区立岡本公園民家園/昭和館/船の科学館/消防博物館/田端文士記念館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/横須賀美術館/神奈川県立歴史博物館/ニュースパーク(日本新聞博物館)/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/横須賀市自然・人文博物館/小林古径記念美術館/富山県[立山博物館]/富山県水墨美術館/瞑想の郷/高志の国文学館/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/敦賀市立博物館/長野市立博物館/?橋まゆみ人形館/松本市時計博物館/松本市山と自然博物館/日本童画美術館 イルフ童画館/窪田空穂記念館/松本市立博物館/大垣市守屋多々志美術館/岐阜県博物館/大垣市日本昭和音楽村江口夜詩記念館/中津川市鉱物博物館/大垣市墨俣さくら館/スイトピアセンター 学習館/大垣市立図書館/大垣市奥の細道結びの地記念館/大垣市歴史民俗資料館/スイトピアセンター 文化会館/多治見市モザイクタイルミュージアム/刈谷市歴史博物館/彦根城博物館/滋賀県立琵琶湖博物館/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/向日市文化資料館/大阪市立東洋陶磁美術館/大阪国際平和センター(ピースおおさか)/造幣博物館/大阪市立科学館/神戸ビーフ館/小林一三記念館/姫路市立美術館/但馬牛博物館/奈良文化財研究所/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立美術館/ふくやま文学館/造幣局広島支局造幣展示室/湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)/中原中也記念館/萩博物館/高松市公文書館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市美術館/菊池寛記念館/高松市埋蔵文化財センター/高松市平和記念館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/上島町岩城郷土館/愛媛県総合科学博物館/高知市立自由民権記念館/高知県立坂本龍馬記念館/高知県立歴史民俗資料館/高知県立美術館/横山隆一記念まんが館/嘉麻市立織田廣喜美術館/福岡アジア美術館/筑前町立大刀洗平和記念館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/佐賀県立博物館・美術館/佐賀県多久市/長崎歴史文化博物館/熊本県立美術館/熊本県立装飾古墳館/熊本博物館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/かごしま環境未来館/鹿児島県歴史・美術センター黎明館/鹿児島県立博物館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」/
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【導入施設】
横須賀市自然・人文博物館
〒238-0016 神奈川県横須賀市深田台95番地
TEL 046-824-3688
https://www.museum.yokosuka.kanagawa.jp/
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