石けんや界面活性剤不使用の画期的な酵素洗剤「セスキプラス」が新登場。4種類の酵素が汚れを分解。1回の洗濯に必要な量は、わずかに小さじ1〜2杯。
株式会社生活と科学社では、タンパク質、デンプン、油脂、セルロースを分解する4種類の酵素と、酵素の働きを支えるセスキ炭酸ソーダを原料とした、新発想の衣類用洗剤「セスキプラス」を開発し販売を開始しました。排水は生分解でき、しかも、1回の洗濯での使用量は小さじ1〜2杯と、環境にもやさしい洗剤です。
国内外のさまざまな優れた石けん・洗剤などを販売するWebサイト「石けん百貨」を運営する株式会社生活と科学社(所在地:大阪府茨木市、代表者:猪ノ口 幹雄)では、新発想の衣類の洗濯用洗剤「セスキプラス」(当社商品名)を開発、「石けん百貨」(当社登録商標、URL: http://www.live-science.co.jp)での販売を開始しました。
「セスキプラス」は、界面活性剤やアルカリのみの洗剤とは根本的に異なる、画期的な洗浄剤です。石鹸や合成界面活性剤などは使わず、タンパク質、デンプン、油脂、セルロースを分解する4種類の酵素と、その酵素の働きを支えるセスキ炭酸ソーダを原料とし、汚れの除去を向上し、触媒作用により汚れの分解反応もスピードアップし、衣類からすみやかに汚れを取り去ります。しかも、ごく微量で化学反応を促進させるという酵素の特性によって使用量削減にも成功しました。
使い方は、これまでの洗剤と同様に非常に簡単です。洗濯槽に入れた洗濯物に「セスキプラス」を振りかけるか、洗濯機の洗剤投入口に入れてスイッチを押すだけです。タイマー洗濯にも対応できます。配合されている酵素類は水温20℃以上でよく働くようになりますので、風呂の残り湯の利用にも最適です。洗い時間は、15分程度で、洗濯機の標準コースで洗い時間を最長にするか「つけおきコース」を設定します。
使用量は、ドラム式洗濯機の場合、洗濯物4kgに対して「セスキプラス」はわずか小さじ1杯程度の5gで、洗濯1回あたり約10〜20円と低コストです。すすぎ1回で節電・節水にも役立ち、さらに、排水中の酵素はバクテリアによって分解され、セスキ炭酸ソーダは生分解不要ですので、環境にも負荷をかけません。
「石けん百貨」での販売価格は、600グラム入り787円(消費税込み。送料別)です。
【「セスキプラス」商品概要】
■商品名 セスキプラス
■商品番号 ZZ1310110
■容 量 600g
■成 分 アルカリ剤(セスキ炭酸ソーダ)、酵素
■使用量 全自動/二槽式:水30Lに対し5〜10g(小さじ1〜2杯)
ドラム式:洗濯物4kgに対して5g
■使用法 洗い時間は、およそ15分。
洗濯機の「標準コースで洗い時間を最長に設定」または「つけおきコース」で洗濯。
*60℃以上のお湯は、熱によって酵素が失活する可能性があるため使用不可。
*酵素が失活するなどして洗浄力が落ちるため、
本製品を水に溶かした状態での保存不可。
■販売価格 787円(消費税込み)
■発売元 株式会社生活と科学社
【「セスキプラス」開発の背景〜石鹸からアルカリ、そして酵素】
URL: http://www.live-science.co.jp/store/mt/news/2012/11/4_9.php
「着たから洗う」が主流の今日、汚れ落としの力も強い優れた洗浄剤である石鹸を必要とするほど汚れていない衣類を洗う洗濯用洗剤が必要なのではないか。石鹸は環境に優しい洗浄剤ですが、油脂を原料とする有機化合物であるため使いすぎればやはり環境への負荷も高まります。
こうした思いから、2000年、石鹸や合成洗剤がなかった時代の洗剤として使われた灰汁=アルカリ剤を再び洗濯の主役へと進化させ、セスキ炭酸ソーダや炭酸ソーダを手軽で環境にも優しいアルカリ洗濯用洗剤として商品化し、多くの方々にご支持いただき日常の洗濯に取り入れられるようになってきました。
しかし、アルカリ剤は、軽い汚れに限られることから洗濯用洗剤の主役にはなりえません。当社では、主役となるための課題を解決できるひとつの答とした「酵素」について安全性や環境への残留、アルカリ条件下や低温での活性などについてさまざまな角度から調べ、「酵素で洗う」洗濯用洗浄剤の開発に踏み切りました。
酵素は、汚れを分解するために過剰な熱やエネルギーを必要とせず、副生成物もできません。また、使用済みの酵素はバクテリアによって容易に分解され、環境を汚染する心配もありません。古来の灰汁洗い=アルカリ洗浄法と最新のバイオテクノロジーのコラボレーションは、これからの洗濯を大きく変革する洗浄剤となります。
研究の結果、「酵素で洗う」ために4種類の酵素を配合することにより、セスキ炭酸ソーダの使用量を半分にすることができました。多くのエネルギーを必要としない酵素の働きに最新のバイオテクノロジーの技術を活用することによって、これからの時代に求められる環境への負荷の小さい洗浄剤を作ることができました。
【洗剤用酵素の歴史】
1913年に、ドイツのO.ロームが動物の膵臓(すいぞう)抽出物を洗濯に応用する特許を出願し、これが洗剤へ酵素を配合するスタートとなりました。1960年にはタンパク質分解酵素「アルカリプロテアーゼ」がデンマークにて開発され、これをきっかけに酵素入り洗剤は大きく発展することになります。
ところが、1967年、飛散した酵素粉末を吸いこんだ工場作業員や消費者に呼吸器疾患が発生。酵素入り洗剤への不安が高まり、生産や販売も中断される事態になりました。しかし、1971年には粉末の酵素を「粒(つぶ)」に加工する技術が確立され、空気中に飛び散る心配はなくなりました。
一方で、産業界とはつながりを持たない科学者らによる国立調査審議会が米国に設けられ、徹底的な検証を実施。そうして同じ年のうちに酵素入り洗剤の安全性が立証され、酵素が洗浄によい効果をもたらすことも確かめられました。
近年では、バイオテクノロジーの応用によって適応できる温度帯が広がり、酸やアルカリにも強い酵素が開発されています。これらを洗剤に配合することで、洗剤における界面活性剤の配合量を減らすことができたり、汚れをより効果的に落とせるようになりました。安全性についても国際的に再確認されており、また環境中に出た酵素はバクテリアによってすみやかに分解されることが確認されています。
【「使いやすさ」を目指したもうひとつの理由】
2011年3月11日の東日本大震災発生後に、被災地支援活動をされているIさんから、ご相談をいただきました。内容は、被災地域は、下水処理能力に乏しく、電気もお湯も手に入りにくい。洗濯機が使えない人も多い。家事に不慣れな人でも使いやすく、手間があまりかからず、環境にもできるだけ負荷をかけない、そんな洗浄剤をコーディネートしてほしい…というものでした。
当社では、セスキ炭酸ソーダと過炭酸ナトリウムをお送りしましたが、長時間の浸けおき、40℃のお湯という「ひと手間」は、被災地域では難しく、使いやすさと環境負荷の低さを両立した洗浄剤が必要であると痛感したことが、「セスキプラス」の開発を後押ししました。
◆Iさんからのメッセージ(抜粋)
被災地での大きな問題のひとつに、避難所で洗濯に困っているという問題がありました。水道が壊れている。電気もない。排水設備もない。干すところもない。その時、厚かましいとは思いつつも、是非お知恵を!できればご寄付も!とお電話させていただいたのが、生活と科学社さんでした。
被災地の状況から求められていた洗剤というのは、「少ない水で洗える、すすぎも楽なこと」「直に水を捨てるので、生分解できる、環境負荷の小さいもの」「手で洗うこともあるから、手荒れしないこと」「効率よく、1回の洗濯機で洗える衣類の量が多いこと」です。「石けん百貨」さんは、本当に親身になって考えてくださいました。
実際に、使わせていただきましたが、先ほどの被災地で求められていた問題がどれもカバーできています。手荒れもしないし、我が家の68リットル洗濯機が小さじ2杯でOK。実験的に、石けん洗濯ではありえないくらいのパンパンの量を入れても、子どものおねしょの匂いまできっちりとれていました。被災地で求められた、環境への負荷の低さや、省資源・省エネ、何より人に安全で安心なことが、こうして日常とひと続きになったことは、本当にありがたいことです。ありがとうございました!
【会社概要】
■会社名 株式会社生活と科学社
■代表者 猪ノ口 幹雄
■資本金 20,000,000円
■設 立 1999年4月30日(創業 1991年4月1日)
■所在地 〒567-0072 大阪府茨木市郡4-4-19
■TEL 072-668-2755
■FAX 072-668-2766
■URL http://www.live-science.co.jp
■Email info@live-science.co.jp
■事業内容 ・消費者の立場にたった生活用品の商品開発と販売。
・石けんおよびアルカリ剤の普及と関連商品の取り扱い、情宣および販売促進。
・洗濯用石けんの選び方や石けんでの洗濯方法提示。
・セスキ炭酸ソーダを使ったアルカリ洗浄の各種を提案しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社 生活と科学社
担当者名:猪ノ口 伸行
TEL:072-668-2755
Email:info@live-science.co.jp
国内外のさまざまな優れた石けん・洗剤などを販売するWebサイト「石けん百貨」を運営する株式会社生活と科学社(所在地:大阪府茨木市、代表者:猪ノ口 幹雄)では、新発想の衣類の洗濯用洗剤「セスキプラス」(当社商品名)を開発、「石けん百貨」(当社登録商標、URL: http://www.live-science.co.jp)での販売を開始しました。
「セスキプラス」は、界面活性剤やアルカリのみの洗剤とは根本的に異なる、画期的な洗浄剤です。石鹸や合成界面活性剤などは使わず、タンパク質、デンプン、油脂、セルロースを分解する4種類の酵素と、その酵素の働きを支えるセスキ炭酸ソーダを原料とし、汚れの除去を向上し、触媒作用により汚れの分解反応もスピードアップし、衣類からすみやかに汚れを取り去ります。しかも、ごく微量で化学反応を促進させるという酵素の特性によって使用量削減にも成功しました。
使い方は、これまでの洗剤と同様に非常に簡単です。洗濯槽に入れた洗濯物に「セスキプラス」を振りかけるか、洗濯機の洗剤投入口に入れてスイッチを押すだけです。タイマー洗濯にも対応できます。配合されている酵素類は水温20℃以上でよく働くようになりますので、風呂の残り湯の利用にも最適です。洗い時間は、15分程度で、洗濯機の標準コースで洗い時間を最長にするか「つけおきコース」を設定します。
使用量は、ドラム式洗濯機の場合、洗濯物4kgに対して「セスキプラス」はわずか小さじ1杯程度の5gで、洗濯1回あたり約10〜20円と低コストです。すすぎ1回で節電・節水にも役立ち、さらに、排水中の酵素はバクテリアによって分解され、セスキ炭酸ソーダは生分解不要ですので、環境にも負荷をかけません。
「石けん百貨」での販売価格は、600グラム入り787円(消費税込み。送料別)です。
【「セスキプラス」商品概要】
■商品名 セスキプラス
■商品番号 ZZ1310110
■容 量 600g
■成 分 アルカリ剤(セスキ炭酸ソーダ)、酵素
■使用量 全自動/二槽式:水30Lに対し5〜10g(小さじ1〜2杯)
ドラム式:洗濯物4kgに対して5g
■使用法 洗い時間は、およそ15分。
洗濯機の「標準コースで洗い時間を最長に設定」または「つけおきコース」で洗濯。
*60℃以上のお湯は、熱によって酵素が失活する可能性があるため使用不可。
*酵素が失活するなどして洗浄力が落ちるため、
本製品を水に溶かした状態での保存不可。
■販売価格 787円(消費税込み)
■発売元 株式会社生活と科学社
【「セスキプラス」開発の背景〜石鹸からアルカリ、そして酵素】
URL: http://www.live-science.co.jp/store/mt/news/2012/11/4_9.php
「着たから洗う」が主流の今日、汚れ落としの力も強い優れた洗浄剤である石鹸を必要とするほど汚れていない衣類を洗う洗濯用洗剤が必要なのではないか。石鹸は環境に優しい洗浄剤ですが、油脂を原料とする有機化合物であるため使いすぎればやはり環境への負荷も高まります。
こうした思いから、2000年、石鹸や合成洗剤がなかった時代の洗剤として使われた灰汁=アルカリ剤を再び洗濯の主役へと進化させ、セスキ炭酸ソーダや炭酸ソーダを手軽で環境にも優しいアルカリ洗濯用洗剤として商品化し、多くの方々にご支持いただき日常の洗濯に取り入れられるようになってきました。
しかし、アルカリ剤は、軽い汚れに限られることから洗濯用洗剤の主役にはなりえません。当社では、主役となるための課題を解決できるひとつの答とした「酵素」について安全性や環境への残留、アルカリ条件下や低温での活性などについてさまざまな角度から調べ、「酵素で洗う」洗濯用洗浄剤の開発に踏み切りました。
酵素は、汚れを分解するために過剰な熱やエネルギーを必要とせず、副生成物もできません。また、使用済みの酵素はバクテリアによって容易に分解され、環境を汚染する心配もありません。古来の灰汁洗い=アルカリ洗浄法と最新のバイオテクノロジーのコラボレーションは、これからの洗濯を大きく変革する洗浄剤となります。
研究の結果、「酵素で洗う」ために4種類の酵素を配合することにより、セスキ炭酸ソーダの使用量を半分にすることができました。多くのエネルギーを必要としない酵素の働きに最新のバイオテクノロジーの技術を活用することによって、これからの時代に求められる環境への負荷の小さい洗浄剤を作ることができました。
【洗剤用酵素の歴史】
1913年に、ドイツのO.ロームが動物の膵臓(すいぞう)抽出物を洗濯に応用する特許を出願し、これが洗剤へ酵素を配合するスタートとなりました。1960年にはタンパク質分解酵素「アルカリプロテアーゼ」がデンマークにて開発され、これをきっかけに酵素入り洗剤は大きく発展することになります。
ところが、1967年、飛散した酵素粉末を吸いこんだ工場作業員や消費者に呼吸器疾患が発生。酵素入り洗剤への不安が高まり、生産や販売も中断される事態になりました。しかし、1971年には粉末の酵素を「粒(つぶ)」に加工する技術が確立され、空気中に飛び散る心配はなくなりました。
一方で、産業界とはつながりを持たない科学者らによる国立調査審議会が米国に設けられ、徹底的な検証を実施。そうして同じ年のうちに酵素入り洗剤の安全性が立証され、酵素が洗浄によい効果をもたらすことも確かめられました。
近年では、バイオテクノロジーの応用によって適応できる温度帯が広がり、酸やアルカリにも強い酵素が開発されています。これらを洗剤に配合することで、洗剤における界面活性剤の配合量を減らすことができたり、汚れをより効果的に落とせるようになりました。安全性についても国際的に再確認されており、また環境中に出た酵素はバクテリアによってすみやかに分解されることが確認されています。
【「使いやすさ」を目指したもうひとつの理由】
2011年3月11日の東日本大震災発生後に、被災地支援活動をされているIさんから、ご相談をいただきました。内容は、被災地域は、下水処理能力に乏しく、電気もお湯も手に入りにくい。洗濯機が使えない人も多い。家事に不慣れな人でも使いやすく、手間があまりかからず、環境にもできるだけ負荷をかけない、そんな洗浄剤をコーディネートしてほしい…というものでした。
当社では、セスキ炭酸ソーダと過炭酸ナトリウムをお送りしましたが、長時間の浸けおき、40℃のお湯という「ひと手間」は、被災地域では難しく、使いやすさと環境負荷の低さを両立した洗浄剤が必要であると痛感したことが、「セスキプラス」の開発を後押ししました。
◆Iさんからのメッセージ(抜粋)
被災地での大きな問題のひとつに、避難所で洗濯に困っているという問題がありました。水道が壊れている。電気もない。排水設備もない。干すところもない。その時、厚かましいとは思いつつも、是非お知恵を!できればご寄付も!とお電話させていただいたのが、生活と科学社さんでした。
被災地の状況から求められていた洗剤というのは、「少ない水で洗える、すすぎも楽なこと」「直に水を捨てるので、生分解できる、環境負荷の小さいもの」「手で洗うこともあるから、手荒れしないこと」「効率よく、1回の洗濯機で洗える衣類の量が多いこと」です。「石けん百貨」さんは、本当に親身になって考えてくださいました。
実際に、使わせていただきましたが、先ほどの被災地で求められていた問題がどれもカバーできています。手荒れもしないし、我が家の68リットル洗濯機が小さじ2杯でOK。実験的に、石けん洗濯ではありえないくらいのパンパンの量を入れても、子どものおねしょの匂いまできっちりとれていました。被災地で求められた、環境への負荷の低さや、省資源・省エネ、何より人に安全で安心なことが、こうして日常とひと続きになったことは、本当にありがたいことです。ありがとうございました!
【会社概要】
■会社名 株式会社生活と科学社
■代表者 猪ノ口 幹雄
■資本金 20,000,000円
■設 立 1999年4月30日(創業 1991年4月1日)
■所在地 〒567-0072 大阪府茨木市郡4-4-19
■TEL 072-668-2755
■FAX 072-668-2766
■URL http://www.live-science.co.jp
■Email info@live-science.co.jp
■事業内容 ・消費者の立場にたった生活用品の商品開発と販売。
・石けんおよびアルカリ剤の普及と関連商品の取り扱い、情宣および販売促進。
・洗濯用石けんの選び方や石けんでの洗濯方法提示。
・セスキ炭酸ソーダを使ったアルカリ洗浄の各種を提案しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社 生活と科学社
担当者名:猪ノ口 伸行
TEL:072-668-2755
Email:info@live-science.co.jp