【 1月10〜12日の連休明け RAID/サーバ機の再起動は要注意!メンテナンスで発生するデータトラブルとその対処法を公開 】
1月10日〜12日に掛けての連休が明けた今日、RAID/サーバ機はトラブルが発生しやすい状態にあり、中でもメンテナンス中の再起動は深刻な物理障害を発生させる要因となります。日本データテクノロジーでは再起動が原因のRAID/サーバ機のトラブルとその対処法について公開致します。
国内8年連続日本No.1のデータ復旧件数(※1)を誇る日本データテクノロジー
(OGID株式会社、代表取締役社長:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積復旧実績87,000件以上、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、2013年データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
また、日本データテクノロジーでは『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。
■1. 連休後の再起動で発生するRAID/サーバ機のトラブルとは?
RAID/サーバ機のデータ復旧に関するお問合せの中で最も多いのが「再起動後のトラブル」です。連休後は特に多く、RAID/サーバ機の再起動後にシステム運用が出来なくなったというお問合せは官公庁・上場企業様を中心に増加します。正常操作によってシャットダウンや再起動をしたとしても、365日24時間休まず稼動し続けることを前提に設計されたサーバシステムへの負担は大きく、本体機器や構成するHDDに障害が発生しやすい状態です。
■2. メンテナンス時の再起動で発生するHDDの障害とその対処法を公開
サーバ運用中に“強制終了”することはないとしても、建物の計画停電やシステムメンテナンスなど、シャットダウンをしなければならない場面は少なからず発生します。しかし、本来サーバとは運用し続けることを前提にシステム設計が成されている為、正しい手順でシャットダウンや再起動をしたとしても機器に負荷を与えています。
先日当社にお持込のあったRAID/サーバ機は、再起動が原因で1台のHDDに磁気ヘッド障害が発生し稼動できない状態でした。再起動を実施した経緯としては、連休後にメンテナンスをした際に誤ってパーティション情報を削除した為、上書きを防ごうとシャットダウンを行った後、データ取得で再起動したところアクセスエラーになったようです。
初期診断ではストレージをPCに繋げた段階でフリーズした為、物理障害と判断し構成する全てのHDDを確認したところ、1台に磁気ヘッド障害特有の異音が発生していました。
このRAID/サーバ機はファイバーチャネルのHDD16台でRAID6の設定がされていた為、本来であれば1台に破損が生じても運用されますが、再起動によって物理障害の発生したHDDはRAIDコントローラカード(RAIDカード)上のエラーハンドリングに掛からずにリードされてもHDDとして認識されていない状態でした。
エラーハンドリングに掛からないのはRAIDカードの破損やファイルシステム異常が原因です。この状態で運用を続けることで「RAID崩壊」や機器が「運用されないHDDに対して自己復旧を試みてリビルドが実行される」こともある為、注意してください。また、一度エラーハンドリングに掛からなかったHDDが再度認識されるフローはRAIDシステムには無いことから、HDDへのリードを繰り返すことで負荷が掛かりスクラッチやバッドセクタなどのトラブル要因となります。
また今回の機器は、パーティション情報の削除によって管理情報からデータを見ることが出来ず、ユーザーはフォーマットをするしか方法はない状態です。しかし、パーティション情報の削除ではMBRが削除されているだけで、データの上書きがされることは無い為、慌ててシャットダウンをする必要はありません。但し、パーティション全体を削除した場合は上書きされる可能性がある為、すぐにシャットダウンをしてください。誤ってパーティション情報やパーティション全体を削除した場合はすぐに専門家までお問合せください。
この機器の場合HDDの障害は1台で済んだことでデータ復旧に関してはその他のHDDから実施することが出来ましたが、エラーハンドリングに掛からないことで運用を続けてしまい、取り返しのつかない状態になることが考えられます。
連休後のメンテナンスでシャットダウンや再起動が必要な場合、まずはバックアップを取った上で実行してください。定期的にバックアップを取る設定をしている場合でも、タイムスタンプの確認を行ってから行うようにし、バックアップ機はメインとは異なる仕様や製造日の機器に取ることが推奨されます。
再起動時にデータトラブルや動作異常を確認された際は、すぐに日本データテクノロジーまでお問合せください。専門のアドバイザーがトラブルの状態をすぐに把握し、取るべき対処法についてお答えいたします。
また、日本データテクノロジーのTOPエンジニアがRAIDトラブル時の対処法や過去の復旧事例を公開しておりますので、こちらもご活用ください。
【データ復旧のプロ直伝。RAIDトラブル時の対処法】
http://earth0614.seesaa.net/
【RAID復旧事例ブログ】
http://ameblo.jp/mercury0614/
日本データテクノロジーは皆様の御支持により、データ復旧業界において8年連続でご依頼件数国内1位の実績を残しております。データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束します。
■3. 日本データテクノロジー(サービスサイト)
http://www.ino-inc.com
http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】
■4. 【日本データテクノロジーについて】
OGID株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2006年〜2013年 8年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧する為、日本データテクノロジーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。
■5. お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。
http://ino-inc.com/voice/voice.html
※1 第三者機関調べ
※2 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 2014年1月現在 当社調べ
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:OGID株式会社 日本データテクノロジー
担当者名:松田 あやめ
TEL:03-6264-1503
Email:mteam@ino-inc.com
国内8年連続日本No.1のデータ復旧件数(※1)を誇る日本データテクノロジー
(OGID株式会社、代表取締役社長:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積復旧実績87,000件以上、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、2013年データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
また、日本データテクノロジーでは『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。
■1. 連休後の再起動で発生するRAID/サーバ機のトラブルとは?
RAID/サーバ機のデータ復旧に関するお問合せの中で最も多いのが「再起動後のトラブル」です。連休後は特に多く、RAID/サーバ機の再起動後にシステム運用が出来なくなったというお問合せは官公庁・上場企業様を中心に増加します。正常操作によってシャットダウンや再起動をしたとしても、365日24時間休まず稼動し続けることを前提に設計されたサーバシステムへの負担は大きく、本体機器や構成するHDDに障害が発生しやすい状態です。
■2. メンテナンス時の再起動で発生するHDDの障害とその対処法を公開
サーバ運用中に“強制終了”することはないとしても、建物の計画停電やシステムメンテナンスなど、シャットダウンをしなければならない場面は少なからず発生します。しかし、本来サーバとは運用し続けることを前提にシステム設計が成されている為、正しい手順でシャットダウンや再起動をしたとしても機器に負荷を与えています。
先日当社にお持込のあったRAID/サーバ機は、再起動が原因で1台のHDDに磁気ヘッド障害が発生し稼動できない状態でした。再起動を実施した経緯としては、連休後にメンテナンスをした際に誤ってパーティション情報を削除した為、上書きを防ごうとシャットダウンを行った後、データ取得で再起動したところアクセスエラーになったようです。
初期診断ではストレージをPCに繋げた段階でフリーズした為、物理障害と判断し構成する全てのHDDを確認したところ、1台に磁気ヘッド障害特有の異音が発生していました。
このRAID/サーバ機はファイバーチャネルのHDD16台でRAID6の設定がされていた為、本来であれば1台に破損が生じても運用されますが、再起動によって物理障害の発生したHDDはRAIDコントローラカード(RAIDカード)上のエラーハンドリングに掛からずにリードされてもHDDとして認識されていない状態でした。
エラーハンドリングに掛からないのはRAIDカードの破損やファイルシステム異常が原因です。この状態で運用を続けることで「RAID崩壊」や機器が「運用されないHDDに対して自己復旧を試みてリビルドが実行される」こともある為、注意してください。また、一度エラーハンドリングに掛からなかったHDDが再度認識されるフローはRAIDシステムには無いことから、HDDへのリードを繰り返すことで負荷が掛かりスクラッチやバッドセクタなどのトラブル要因となります。
また今回の機器は、パーティション情報の削除によって管理情報からデータを見ることが出来ず、ユーザーはフォーマットをするしか方法はない状態です。しかし、パーティション情報の削除ではMBRが削除されているだけで、データの上書きがされることは無い為、慌ててシャットダウンをする必要はありません。但し、パーティション全体を削除した場合は上書きされる可能性がある為、すぐにシャットダウンをしてください。誤ってパーティション情報やパーティション全体を削除した場合はすぐに専門家までお問合せください。
この機器の場合HDDの障害は1台で済んだことでデータ復旧に関してはその他のHDDから実施することが出来ましたが、エラーハンドリングに掛からないことで運用を続けてしまい、取り返しのつかない状態になることが考えられます。
連休後のメンテナンスでシャットダウンや再起動が必要な場合、まずはバックアップを取った上で実行してください。定期的にバックアップを取る設定をしている場合でも、タイムスタンプの確認を行ってから行うようにし、バックアップ機はメインとは異なる仕様や製造日の機器に取ることが推奨されます。
再起動時にデータトラブルや動作異常を確認された際は、すぐに日本データテクノロジーまでお問合せください。専門のアドバイザーがトラブルの状態をすぐに把握し、取るべき対処法についてお答えいたします。
また、日本データテクノロジーのTOPエンジニアがRAIDトラブル時の対処法や過去の復旧事例を公開しておりますので、こちらもご活用ください。
【データ復旧のプロ直伝。RAIDトラブル時の対処法】
http://earth0614.seesaa.net/
【RAID復旧事例ブログ】
http://ameblo.jp/mercury0614/
日本データテクノロジーは皆様の御支持により、データ復旧業界において8年連続でご依頼件数国内1位の実績を残しております。データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束します。
■3. 日本データテクノロジー(サービスサイト)
http://www.ino-inc.com
http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】
■4. 【日本データテクノロジーについて】
OGID株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2006年〜2013年 8年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧する為、日本データテクノロジーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。
■5. お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。
http://ino-inc.com/voice/voice.html
※1 第三者機関調べ
※2 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 2014年1月現在 当社調べ
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:OGID株式会社 日本データテクノロジー
担当者名:松田 あやめ
TEL:03-6264-1503
Email:mteam@ino-inc.com