『PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集』が2016年8月21日にインターネット書店アマゾンにて発刊。
2012年12月2日、山梨県中央自動車道・笹子トンネルの崩落事故で逝去した上田達さんが遺したカンボジアの写真集『PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集』が、2016年8月21日に青山ライフ出版より刊行され、インターネット書店アマゾンで発売開始した。アンコール遺跡、カンボジアの街とそこで暮す人々、近年ようやくその全貌が明らかになってきたベンメリア遺跡などを中心に構成された作品は太古と現代の息吹が交錯し、読者を圧倒する。
書籍の制作を行う青山ライフ出版株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:高橋範夫)は、2012年、山梨県中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故により逝去した上田達の写真集、『PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集』を8月21日にインターネット書店アマゾンで発刊した。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyMjU2NCMxNjgxNDYjMjI1NjRfb2JkTHJVeVRkWS5qcGc.jpg ]
▼『PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集』
http://aoyamalife.co.jp/review/PS.html
■トンネルに消えた若者が最後に遺した写真集
2012年8月21日、僕はやっと取れた会社の夏休みを利用して、アンコール遺跡を訪れるために、炎天下のカンボジアへ出発した。写真をたくさん撮ってきたかった。とくに、最近ようやく人が入れるようになり、徐々にその全貌を現わしつつあるベンメリア Beng Mealeaというところへ行って。
その年の12月2日、山梨県中央自動車道・笹子トンネルの崩落事故で、僕は他界する。当時、東神田のシェアハウスに住んでいた4人の仲間たちとドライブに出かけた帰りのことだ。いつも首から提げていた愛用の一眼レフと一緒に、僕はそのまま、カンボジアよりもう少し遠いところに旅立ったんだ。
あれから3年、趣味で撮りためた大量の写真データが収まる僕のアップルコンピュータの画面を、両親がようやく立ち上げてみてくれた。水上の家々や樹木、動物、奇妙な形の建造物、いまも鬱蒼とした密林の奥に打ち捨てられたままの Beng Mealeaの圧倒的な光景を!
いま、僕には大好きなREDIOHEADのPYRAMID SONGが聴こえる。無類に美しいメロディと、息を呑む言葉が、耳に飛び込んでくる。暗いトンネルへ消えた僕たちの、愛する家族や友達のところへ帰れなかった僕たちの叫びのようだ。どうか少しだけ、耳を傾けてください。そして、あの夏の日、僕が見た同じ風景のページを、少しだけ捲ってみてください。
■著者紹介
上田 達(うえだ わたる)
1985年 東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
在学中は、第49期三田祭実行委員会・広報宣伝局長として、パンフレットの制作などに携わる。
2009年 ?電通テック入社。
2011年 千代田区東神田のシェアハウスで、生活を始める。
2012年12月2日 山梨県中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故により逝去。享年27歳。
【本書概要】
タイトル:PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集
著者:上田達(うえだ わたる)
発行日:2016/8/21
発行元:青山ライフ出版
判型・頁数:A5判・120ページ
定価:1,250円+税
ISBN-13:9784864502412
【今後の展開】
青山ライフ出版は自費出版および企画出版、社史制作を中心に書籍の制作をしている会社です。
様々な著者様の作品を形にし、制作、流通の多彩なオプションを用意し、著者と読者の架け橋となっています。
また、多くの読者が求めていると見込んだ作品は、企画出版として積極的に取り組み、販売に力を入れていきます。
【青山ライフ出版株式会社について】
本社:〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル 401
代表:高橋範夫
設立:2005年9月
URL:http://aoyamalife.co.jp
事業内容:
・出版
・社史制作、企業IR本制作
・書籍の執筆、編集制作
書籍の制作を行う青山ライフ出版株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:高橋範夫)は、2012年、山梨県中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故により逝去した上田達の写真集、『PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集』を8月21日にインターネット書店アマゾンで発刊した。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyMjU2NCMxNjgxNDYjMjI1NjRfb2JkTHJVeVRkWS5qcGc.jpg ]
▼『PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集』
http://aoyamalife.co.jp/review/PS.html
■トンネルに消えた若者が最後に遺した写真集
2012年8月21日、僕はやっと取れた会社の夏休みを利用して、アンコール遺跡を訪れるために、炎天下のカンボジアへ出発した。写真をたくさん撮ってきたかった。とくに、最近ようやく人が入れるようになり、徐々にその全貌を現わしつつあるベンメリア Beng Mealeaというところへ行って。
その年の12月2日、山梨県中央自動車道・笹子トンネルの崩落事故で、僕は他界する。当時、東神田のシェアハウスに住んでいた4人の仲間たちとドライブに出かけた帰りのことだ。いつも首から提げていた愛用の一眼レフと一緒に、僕はそのまま、カンボジアよりもう少し遠いところに旅立ったんだ。
あれから3年、趣味で撮りためた大量の写真データが収まる僕のアップルコンピュータの画面を、両親がようやく立ち上げてみてくれた。水上の家々や樹木、動物、奇妙な形の建造物、いまも鬱蒼とした密林の奥に打ち捨てられたままの Beng Mealeaの圧倒的な光景を!
いま、僕には大好きなREDIOHEADのPYRAMID SONGが聴こえる。無類に美しいメロディと、息を呑む言葉が、耳に飛び込んでくる。暗いトンネルへ消えた僕たちの、愛する家族や友達のところへ帰れなかった僕たちの叫びのようだ。どうか少しだけ、耳を傾けてください。そして、あの夏の日、僕が見た同じ風景のページを、少しだけ捲ってみてください。
■著者紹介
上田 達(うえだ わたる)
1985年 東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
在学中は、第49期三田祭実行委員会・広報宣伝局長として、パンフレットの制作などに携わる。
2009年 ?電通テック入社。
2011年 千代田区東神田のシェアハウスで、生活を始める。
2012年12月2日 山梨県中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故により逝去。享年27歳。
【本書概要】
タイトル:PYRAMID SONG アンコール遺跡をゆく 上田達写真集
著者:上田達(うえだ わたる)
発行日:2016/8/21
発行元:青山ライフ出版
判型・頁数:A5判・120ページ
定価:1,250円+税
ISBN-13:9784864502412
【今後の展開】
青山ライフ出版は自費出版および企画出版、社史制作を中心に書籍の制作をしている会社です。
様々な著者様の作品を形にし、制作、流通の多彩なオプションを用意し、著者と読者の架け橋となっています。
また、多くの読者が求めていると見込んだ作品は、企画出版として積極的に取り組み、販売に力を入れていきます。
【青山ライフ出版株式会社について】
本社:〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル 401
代表:高橋範夫
設立:2005年9月
URL:http://aoyamalife.co.jp
事業内容:
・出版
・社史制作、企業IR本制作
・書籍の執筆、編集制作