イマドキ夫婦は、“いつも一緒”の「おしどり夫婦」から“お互い尊重”の「ペンギン夫婦」に進化!互いへのリスペクト、コミュニケーション…「高円満度」夫婦に学ぶコツ
ペンギン夫婦が生き延びるカギは「毎日の会話」にあり!
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:山口 文洋)が企画制作する結婚情報誌『ゼクシィ』は、20〜50代の既婚男女を対象に、新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(n=1600 インターネット調査 2017年1月実施)を行いましたので、結果をご報告いたします。
時代が移り変わるにつれ、変化する夫婦のカタチ。今回『ゼクシィ』では、20〜50代夫婦の世代比較を実施しました。その結果、イマドキ夫婦はかつての夫婦の理想像=いつも一緒にいて仲むつまじい夫婦を指す「おしどり夫婦」から進化を見せ、共に働き、共に子育てし、お互いをリスぺクトする「ペンギン夫婦」化していることが判明しました。さらに、そんな夫婦が年齢を重ねても仲良しでいられる秘訣を調べました。
イマドキ夫婦は共働き・コミュニケーション重視・互いを尊敬する「ペンギン夫婦」!
「男女共同参画白書 平成28年度版」(内閣府男女共同参画局)によると、全国の共働き等世帯数(以下、「共働き世帯」)と男性雇用者・無業の妻からなる世帯数(以下、「専業主婦」世帯)は1996年頃を境に逆転。「共働き世帯」は2015年1114万世帯にまで達し、「専業主婦世帯」687万世帯を大きく引き離す勢いを見せています。男女ともに働き生計を立てる夫婦の形は、若い世代にとってはもはや当たり前だといえるでしょう。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1MTY1MyMxODAyNTEjNTE2NTNfUmJiRUZxS2lqVi5qcGc.jpg ]
※平成22年および23年の値(白抜き表示)は岩手県、宮城県、および福島県を除く全国の結果。
また、参考までに今回行った調査を基にして「正社員での」共働き率を推計すると20代がおよそ31%、30代が23%、40代が12%、50代が15%と、共働きで支え合う20代夫婦の姿が垣間見えます。
そんな20代の夫婦のお互いへの意識を30代以降と比較すると、「毎日コミュニケーションをとるようにしている」「お互いを尊敬する」といった、互いを個として尊重しつつ、すれ違いにならないような気づかいが見てとれます。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1MTY1MyMxODAyNTEjNTE2NTNfbVNuYmR6QlBKcy5qcGc.jpg ]
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この調査結果から、若い世代に見られる「共働き・密なコミュニケーション・お互いへの尊敬の気持ちを持つ」といった特徴をもつ新しい夫婦の形を、ペンギンの生態にちなみ、「ペンギン夫婦」と命名。「ペンギン夫婦」たちが、仲良く過ごすためのコツを探りました。
自然界の「ペンギン夫婦」の生態について:ペンギン会議研究員・PSG委員 上田一生
ペンギンは共働きで、子育ても一緒に行っています。そのためには、互いを尊重し、協力的体制を維持することが最も大切です。つがいは繁殖期の間、常に「つがいの絆を確認し強化するディスプレイ(動作と鳴き方)」を繰り返します。このつがいの親和的なディスプレイは、卵やヒナの成長、巣立ちにも重大な影響を与えるのです。
ペンギンが「共働き化」した理由ですが、それは「海中でのみ採食する」という基本的生態によるものです。ペンギンは1万種あまりの現生鳥類の中で、「最も海中・海上での生活に特化した海鳥」です。海での生活においてはペンギンの右にでる鳥類はいません。例えば、現在、約3億羽いるといわれている18種のペンギンがえさとして消費している魚などの量は、全世界の年間漁獲量の3割以上に当たると推計されます。人口70億の人間が獲る漁獲量と比較しても、大変驚くべき大きな数字です。ペンギンには、日々、海での「食事」が不可欠であり、特に繁殖期=子育ての期間には、毎日貪欲に食べ物を消費し続けるヒナたちのために、つがいで緊密に協力し子育て作業を効果的に分担する必要があるのです。
ペンギンは空を飛ぶことを放棄し海での生活、つまり潜水することに特化した海鳥です。かれらの体重は、ほかの海鳥に比べて体長と体重の比率でいうと重くなっており、この体重と海中での豊富な運動量を支えるエネルギー量は、海鳥中最大といえます。したがって、ペンギンの夫婦は、互いの健康と体力を維持しつつ、ヒナたちを無事に巣立たせるためにつがいの絆を強化し、緊密に連携して子育てする必要があるのです。
上田 一生(うえだ かずおき)
1954年生まれ、東京都出身。目黒学院高等学校教諭。ペンギン会議(PCJ)研究員、国際自然保護連合(IUCN)種の保存委員会(SSC)メンバー(ペンギン・スペシャリスト・グループ=PSGメンバー)。
上越市、福岡市、長崎市の動物園・水族館リニューアルプロジェクト監修者、ORIX社(すみだ水族館・京都水族館)、大日本印刷(DNP)社アドバイザー、NHK科学番組アドバイザー。
仲よし「ペンギン夫婦」であり続けるために…「高円満度」のコツは毎日のコミュニケーション!
子育てや住まいの変化など様々なライフイベントが待ち構えている結婚生活において、パートナーとの「円満度」が下がってしまうという夫婦も多いでしょう。そんなイマドキ「ペンギン夫婦」たちに待ちうける“夫婦の試練”と、泳ぎきるためのコツを調べました。
実際に夫婦円満度を100点満点で自己評価してもらうと、全年代の平均点は「76点」。特に50代において夫婦の円満度が「71点」にまで下がる傾向がみられます。しかし、中には年代が上になっても「高円満度」を保っている夫婦も。そこで、「夫婦円満度」を点数に合わせて「高円満度」(90点以上・39%)、「中円満度」(75点以上89点以下・26%)、「低円満度」(74点以下・35%)に分け、「高円満度夫婦」と、「低円満度夫婦」の生活実態を調べました。
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「高円満度」「低円満度」を比較すると、「お互いを尊敬すること」(差分 54%)、「毎日コミュニケーションをとること」(差分48%)、「お互いが変化することを好意的に受け止めていること」(差分34%)の順で大きく差が出る結果となりました。90点以上の高円満度を保ちつづける夫婦は、お互いの尊敬・コミュニケーションが密である傾向があるようです。
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< 40・50代の「高円満度夫婦」に学ぶコミュニケーション例>
・感謝を伝えること。
(夫婦円満度100点・結婚25年目・55歳男性)
・子どもの結婚相手にされたくない事は主人に絶対しない。
(夫婦円満度100点・結婚25年目・47歳女性)
・行ってきますのハグ。結婚以来毎日行っている。
(夫婦円満度90点・結婚21年目・43歳女性)
結婚後でも遅くない! 「会話時間」を毎日とることが満足度アップのコツ
さらに、結婚している人でも今後夫婦満足度をアップさせるために有効なコミュニケーションを探るべく、「今」が「結婚直後」よりも「パートナーに対する満足度」がアップしている夫婦とダウンしている夫婦にわけて傾向を探りました。すると満足度がアップした夫婦は満足度がダウンした夫婦よりも「会話する時間を作る」「『ありがとう』と伝える」「小さなことでもほめあう」といった会話に関するコミュニケーションを「ほぼ毎日」行っている割合が高いことが判明。共働きで忙しい「ペンギン夫婦」の生存戦略としても、会話に関するコミュニケーションは重要な役割を持つといえそうです。
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『ペンギン夫婦』に関する調査概要
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査期間:2017年01月31日(火)〜2017年02月02日(木)
■調査属性:20〜50代既婚男女
■調査人数: 1600名 ※性年代別均等割付
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現代の『ペンギン夫婦』について 『ゼクシィ』編集長・平山彩子
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みなさんご存じの通り、現代の夫婦のカタチ、家族のカタチは多様化しています。
共働き世帯も当たり前の時代です。男性だから、女性だから、という区別だけでの人生の選択は一般的ではなくなり、ひとりひとりが、ひとりひとりの価値観で選択を重ねて生活をしていらっしゃいます。
そんな道のりの中で出会ったふたりが、夫婦になり、家族をつくっていかれますが、その過程においても、役割を大きく区別するのではなく、仕事も家事も育児も、互いに今できることで支え合っていらっしゃる方々が多く、補完型の夫婦像があたり前になってきました。
花嫁のみなさんにお話を伺ってみても、結婚前から同居をし結婚準備も結婚生活もふたりでできることを協力しながら、夫婦としての歩みを進めている方が多くいらっしゃいます。今後、さらに、共働き世帯の割合が増えると予想されますので、こうした補完型=ペンギン夫婦が新しい夫婦像として定着する未来は遠くないと考えられます。
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:山口 文洋)が企画制作する結婚情報誌『ゼクシィ』は、20〜50代の既婚男女を対象に、新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(n=1600 インターネット調査 2017年1月実施)を行いましたので、結果をご報告いたします。
時代が移り変わるにつれ、変化する夫婦のカタチ。今回『ゼクシィ』では、20〜50代夫婦の世代比較を実施しました。その結果、イマドキ夫婦はかつての夫婦の理想像=いつも一緒にいて仲むつまじい夫婦を指す「おしどり夫婦」から進化を見せ、共に働き、共に子育てし、お互いをリスぺクトする「ペンギン夫婦」化していることが判明しました。さらに、そんな夫婦が年齢を重ねても仲良しでいられる秘訣を調べました。
イマドキ夫婦は共働き・コミュニケーション重視・互いを尊敬する「ペンギン夫婦」!
「男女共同参画白書 平成28年度版」(内閣府男女共同参画局)によると、全国の共働き等世帯数(以下、「共働き世帯」)と男性雇用者・無業の妻からなる世帯数(以下、「専業主婦」世帯)は1996年頃を境に逆転。「共働き世帯」は2015年1114万世帯にまで達し、「専業主婦世帯」687万世帯を大きく引き離す勢いを見せています。男女ともに働き生計を立てる夫婦の形は、若い世代にとってはもはや当たり前だといえるでしょう。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1MTY1MyMxODAyNTEjNTE2NTNfUmJiRUZxS2lqVi5qcGc.jpg ]
※平成22年および23年の値(白抜き表示)は岩手県、宮城県、および福島県を除く全国の結果。
また、参考までに今回行った調査を基にして「正社員での」共働き率を推計すると20代がおよそ31%、30代が23%、40代が12%、50代が15%と、共働きで支え合う20代夫婦の姿が垣間見えます。
そんな20代の夫婦のお互いへの意識を30代以降と比較すると、「毎日コミュニケーションをとるようにしている」「お互いを尊敬する」といった、互いを個として尊重しつつ、すれ違いにならないような気づかいが見てとれます。
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この調査結果から、若い世代に見られる「共働き・密なコミュニケーション・お互いへの尊敬の気持ちを持つ」といった特徴をもつ新しい夫婦の形を、ペンギンの生態にちなみ、「ペンギン夫婦」と命名。「ペンギン夫婦」たちが、仲良く過ごすためのコツを探りました。
自然界の「ペンギン夫婦」の生態について:ペンギン会議研究員・PSG委員 上田一生
ペンギンは共働きで、子育ても一緒に行っています。そのためには、互いを尊重し、協力的体制を維持することが最も大切です。つがいは繁殖期の間、常に「つがいの絆を確認し強化するディスプレイ(動作と鳴き方)」を繰り返します。このつがいの親和的なディスプレイは、卵やヒナの成長、巣立ちにも重大な影響を与えるのです。
ペンギンが「共働き化」した理由ですが、それは「海中でのみ採食する」という基本的生態によるものです。ペンギンは1万種あまりの現生鳥類の中で、「最も海中・海上での生活に特化した海鳥」です。海での生活においてはペンギンの右にでる鳥類はいません。例えば、現在、約3億羽いるといわれている18種のペンギンがえさとして消費している魚などの量は、全世界の年間漁獲量の3割以上に当たると推計されます。人口70億の人間が獲る漁獲量と比較しても、大変驚くべき大きな数字です。ペンギンには、日々、海での「食事」が不可欠であり、特に繁殖期=子育ての期間には、毎日貪欲に食べ物を消費し続けるヒナたちのために、つがいで緊密に協力し子育て作業を効果的に分担する必要があるのです。
ペンギンは空を飛ぶことを放棄し海での生活、つまり潜水することに特化した海鳥です。かれらの体重は、ほかの海鳥に比べて体長と体重の比率でいうと重くなっており、この体重と海中での豊富な運動量を支えるエネルギー量は、海鳥中最大といえます。したがって、ペンギンの夫婦は、互いの健康と体力を維持しつつ、ヒナたちを無事に巣立たせるためにつがいの絆を強化し、緊密に連携して子育てする必要があるのです。
上田 一生(うえだ かずおき)
1954年生まれ、東京都出身。目黒学院高等学校教諭。ペンギン会議(PCJ)研究員、国際自然保護連合(IUCN)種の保存委員会(SSC)メンバー(ペンギン・スペシャリスト・グループ=PSGメンバー)。
上越市、福岡市、長崎市の動物園・水族館リニューアルプロジェクト監修者、ORIX社(すみだ水族館・京都水族館)、大日本印刷(DNP)社アドバイザー、NHK科学番組アドバイザー。
仲よし「ペンギン夫婦」であり続けるために…「高円満度」のコツは毎日のコミュニケーション!
子育てや住まいの変化など様々なライフイベントが待ち構えている結婚生活において、パートナーとの「円満度」が下がってしまうという夫婦も多いでしょう。そんなイマドキ「ペンギン夫婦」たちに待ちうける“夫婦の試練”と、泳ぎきるためのコツを調べました。
実際に夫婦円満度を100点満点で自己評価してもらうと、全年代の平均点は「76点」。特に50代において夫婦の円満度が「71点」にまで下がる傾向がみられます。しかし、中には年代が上になっても「高円満度」を保っている夫婦も。そこで、「夫婦円満度」を点数に合わせて「高円満度」(90点以上・39%)、「中円満度」(75点以上89点以下・26%)、「低円満度」(74点以下・35%)に分け、「高円満度夫婦」と、「低円満度夫婦」の生活実態を調べました。
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「高円満度」「低円満度」を比較すると、「お互いを尊敬すること」(差分 54%)、「毎日コミュニケーションをとること」(差分48%)、「お互いが変化することを好意的に受け止めていること」(差分34%)の順で大きく差が出る結果となりました。90点以上の高円満度を保ちつづける夫婦は、お互いの尊敬・コミュニケーションが密である傾向があるようです。
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< 40・50代の「高円満度夫婦」に学ぶコミュニケーション例>
・感謝を伝えること。
(夫婦円満度100点・結婚25年目・55歳男性)
・子どもの結婚相手にされたくない事は主人に絶対しない。
(夫婦円満度100点・結婚25年目・47歳女性)
・行ってきますのハグ。結婚以来毎日行っている。
(夫婦円満度90点・結婚21年目・43歳女性)
結婚後でも遅くない! 「会話時間」を毎日とることが満足度アップのコツ
さらに、結婚している人でも今後夫婦満足度をアップさせるために有効なコミュニケーションを探るべく、「今」が「結婚直後」よりも「パートナーに対する満足度」がアップしている夫婦とダウンしている夫婦にわけて傾向を探りました。すると満足度がアップした夫婦は満足度がダウンした夫婦よりも「会話する時間を作る」「『ありがとう』と伝える」「小さなことでもほめあう」といった会話に関するコミュニケーションを「ほぼ毎日」行っている割合が高いことが判明。共働きで忙しい「ペンギン夫婦」の生存戦略としても、会話に関するコミュニケーションは重要な役割を持つといえそうです。
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『ペンギン夫婦』に関する調査概要
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査期間:2017年01月31日(火)〜2017年02月02日(木)
■調査属性:20〜50代既婚男女
■調査人数: 1600名 ※性年代別均等割付
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現代の『ペンギン夫婦』について 『ゼクシィ』編集長・平山彩子
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1MTY1MyMxODAyNTEjNTE2NTNfT2hFUERVT2lCcC5qcGc.jpg ]
みなさんご存じの通り、現代の夫婦のカタチ、家族のカタチは多様化しています。
共働き世帯も当たり前の時代です。男性だから、女性だから、という区別だけでの人生の選択は一般的ではなくなり、ひとりひとりが、ひとりひとりの価値観で選択を重ねて生活をしていらっしゃいます。
そんな道のりの中で出会ったふたりが、夫婦になり、家族をつくっていかれますが、その過程においても、役割を大きく区別するのではなく、仕事も家事も育児も、互いに今できることで支え合っていらっしゃる方々が多く、補完型の夫婦像があたり前になってきました。
花嫁のみなさんにお話を伺ってみても、結婚前から同居をし結婚準備も結婚生活もふたりでできることを協力しながら、夫婦としての歩みを進めている方が多くいらっしゃいます。今後、さらに、共働き世帯の割合が増えると予想されますので、こうした補完型=ペンギン夫婦が新しい夫婦像として定着する未来は遠くないと考えられます。