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3PAR、Thin Copy Desktop for VMware VDI を発表

3PAR、Thin Copy Desktop for VMware VDI を発表

3PAR と VMware の仮想化テクノロジの組み合わせにより、卓越した拡張性・弾力性・効率性を実現する仮想デスクトップが実現


3PARは、本日3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI を発表しました。本製品は、VMware Virtual Desktop Infrastructure (VDI) 向けの統合された仮想デスクトップ・プロビジョンニング及び管理ソリューションです。3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI は、導入企業が何百個もの高性能仮想デスクトップを、自動プロビジョンニングできるように設計されています。本製品は、従来のストレージが要する帯域幅やストレージ容量の一部しか消費しません。3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI は、3PAR ユーティリティ・ストレージの独自の強みを活かし、費用対効果の高いシンプルな VMware VDI 環境向けのストレージ拡張を顧客に提供します。

従来のデスクトップ・コンピュータの代わりに、統合された仮想リモート・サーバ上で動作する「仮想デスクトップ」を採用する企業の数は増え続けています。このような仮想ユーティリティ・コンピューティング環境により、エンドユーザーには新しいレベルの機動性が提供され、また IT 管理者は、数千個のデスクトップを速やかに中央管理でき、新しいデスクトップや更新のプロビジョンニング時間を大幅に短縮できます。仮想デスクトップは、こうした中央集中型管理により、ユーザや変化するビジネスニーズへの対応力の向上を実現すると共に、デスクトップ・インフラストラクチャの総所有コストも削減できます。3PAR ユーティリティ・ストレージは、「必要容量の縮小」、「性能強化」、「プロビジョンニングの簡易化」、「迅速なリカバリ」を同時に実現し、従来型SAN 上で展開するVDIの利益をさらに高めました。これは、こうした次世代仮想環境にとって理想的といえる利点です。

3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI は、3PAR のシン・コピー・テクノロジの一つである3PAR Virtual Copy をベースに構成されており、弾力性のあるユーティリティ・コンピューティング・インフラストラクチャを提供し、中央集中型デスクトップ管理の利点を最大化します。3PAR Thin Copy Desktop は、デスクトップ・イメージの使用容量を 90パーセント削減し、効率的なデスクトップ起動、自動プロビジョンニング、迅速なデスクトップ・リカバリを可能にします。3PAR Virtual Copy は、顧客がより低いコストでデータ保護・共有ができるよう設計された、3PARが誇る拡張性・効率性の高いスナップショット・ソフトウェアです。また3PARは、本日、3PAR Virtual Copy の機能拡張を発表しました。これにより、3PAR Virtual Copy は、ベース・ボリュームごとに最大 128 枚の読み書き可能なスナップショットに対応可能となり、またVirtual Copy スナップショットを読み書き可能な親スナップショットに変換する能力を向上させました。尚、この機能拡張後においても、ベース・ボリューム毎の読み取り専用スナップショットの最大数: 500 を維持します。

VMware のデスクトップ製品およびソリューション担当副社長であるJeff Jennings. 氏談「VMware VDI は、素晴らしい PC ユーザ体験を提供するだけでなく、制御と管理の中央集中化を実現する、業界をリードするデスクトップ仮想ソリューションです。3PAR のようなパートナと当社のコラボレーションにより、顧客はVMware VDI 実装の際の費用対効果や管理能力をさらに高めることができます」

3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI は、Virtual Copy 独特の能力を活用して、ほとんどストレージや帯域幅を追加することなく、単一の「ゴールデン・デスクトップ」イメージから最大 128 個の仮想デスクトップを作成することが可能です。これらの仮想デスクトップは、同時起動の場合でさえ、ゴールデン・イメージから仮想デスクトップを作成する際に使用した最小限の追加帯域幅やストレージ・リソースしか消費しません。ゴールデン・イメージから仮想デスクトップを作成するプロセスは、容易かつ迅速に繰り返すことができるので、何千個もの仮想デスクトップを作成することが可能で、全体としても、従来型のストレージで必要となる帯域幅とストレージ・リソースのほんの一部しか消費しません。

他の 3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI の利点:

・自動デスクトップ・イメージ生成・管理: 3PAR Thin Copy Desktopは、VMware VDI と連携して、数百から数千個もの仮想デスクトップを簡単かつ予測可能な形で作成し、管理できるように設計されています。容量効率の高いシン・デスクトップ・スナップショットは、自動的に、「ゴールデン・デスクトップ」イメージから生成され、VMware ESX ハイパーバイザにエクスポートされた上にそのスナップショットから新しい仮想デスクトップが作成されます。それらの新しい仮想デスクトップは、手動によるプロビジョンニングまたは時間のかかるホスト・ベースのクローニングの手間の必要もなく、数秒で準備完了となります。

・卓越した性能と拡張性: 3PAR Thin Copy Desktopを用いて単一の VMware ESX クラスタから数百のデスクトップを起動した方が個別のデスクトップから起動するより速い場合もあります。3PAR Thin Copy Desktop は、例えば停電後や朝の始業時のような、多数のデスクトップを同時に起動するケースなどで、特に大きなパフォーマンス上のメリットがあります。Thin Copy Desktop は、3PAR Virtual Copy スナップショットを活用しているため、同一のスナップショット・ツリー内の共通のデータに関し、同じキャッシュ・ページを共有することができます。起動の際には、仮想デスクトップのブート・イメージの間でほとんどのデータが共通しているため、キャッシュ内の単一コピーだけで数百ものクライアントの起動をサポートすることが可能です。このアプローチにより、通常は起動クライアントごとにディスクへのページングを行う必要がある従来の SAN や NAS のデバイスでありがちな、パフォーマンスへの影響を防ぐことができます。

・高度な可視性: 3PAR Thin Copy Desktop は、仮想マシン・ファイル・システム (VMFS) とRawデバイス・マッピング (RDM) によりマウントされた仮想デスクトップをサポートします。いずれのケースでも、各仮想デスクトップの I/O および容量使用状況を管理者が正確に把握できるようにするため、仮想デスクトップとその背景にあるスナップショット間の一対一の関係は維持されます。このような使用状況に関する統計情報を監視するために追加のツールは不要で、VMware VMotionTM テクノロジを使って仮想デスクトップのリバランスを行っている時であっても、可視性を保持できます。さらに、RDM ボリュームを仮想または物理ホストにマウントすることもできます。

・デスクトップ・イメージの迅速かつきめ細かいリカバリ: 3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI を使用すれば、管理者は、細分化されたリカバリ・ポイントから、わずか数秒で仮想デスクトップ・イメージを回復することができます。スナップショットを自動かつ定期的に取得するようにスケジュールできるため、データを誤って削除または破壊してしまったユーザの仮想デスクトップのリカバリを迅速かつ正確に行うことが可能です。

3PAR は、VMwareテクノロジ・アライアンス・パートナ(TAP) プログラムの主要メンバです。3PAR InServ ストレージ・サーバは、VMware ESX 3.5 向けの VMware ハードウェア・コンパティビリティ・リスト (HCL) に記載されています。3PAR Virtual Copy は、3PAR InServ ストレージ・サーバ向けのオプション・ソフトウェア製品です。3PAR Thin Copy Desktop for VMware VDI は、追加料金不要で、3PAR Virtual Copy とともにご利用になれます。




【本件に関するお問い合わせ先】
3PAR株式会社
広報担当:清水
03-5269-1038


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