2024年4月からの日本語教育機関の認定制度に対応するため、国際学生管理システムWSDBに新しい証明書が実装されました。
株式会社One Terrace(本社:東京都千代田区、代表取締役 石中達也、以下「弊社」)が販売する国際学生管理システム「WSDB」で、2023年8月23日(水)より、文化庁の文化審議会国語分科会にて取りまとめられた「日本語教育の参照枠」に準拠した証明書『日本語熟達度証明書』が出力可能になります。
▼今回の経緯
2023年5月26日、日本語学校の認定制度や日本語教師の国家資格化等を盛り込んだ「日本語教育機関認定法」が参院本会議で可決、成立しました。2024年4月に施行予定であり、日本語教育の質の向上を目指す動きが国全体で強まっています。
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日本語学校は、現在法務省から認定を受けています。しかし、新法の施行に伴い2024年から、日本語教育機関は文部科学省の認定を受けることになるため、教育の質の向上がさらに求められると捉えています。
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そこで、今回WSDBでは、審議会の報告書で使用されている「熟達度」の概念を踏まえ、留学生の日本語運用能力を可視化する「日本語熟達度証明書」の出力を可能にしました。
熟達度証明書では、教育機関が登録した現在の学習者の言語活動別熟達度をグラフにすることができます。これにより、学習者が視覚的に現状の能力を把握できます。
さらに、熟達度の履歴を載せる事で、学習者自身に成長を実感させ、自立学習を促すことができます。CEFRの2018年補遺版に基づき、言語活動を5つに分類し、それぞれのレベルを11段階評価できます。(以下、画像参照)
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg1OCMzMjM2NTgjNjQ4NThfektBdE9wUmhCQy5wbmc.png ]
今回の参照枠対応は第一弾リリースであり、すでに日本語教育の参照枠や、CEFRに基づいた成績評価をしている教育機関は、WSDBから言語熟達度の履歴を含んだ証明書が出力できるようになります。
また、現在の成績証明書から変更を考えている教育機関は、現状の成績の付け方をしながら、移行のタイミングを図る事ができます。
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WSDBでは今後、Can-do評価から熟達度が自動判定される機能の実装を検討しています。
引き続き、日本語教育機関が国からの要請に対応しやすくなるよう、今後も機能を実装してまいります。
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▼国際学生管理システム「WSDB」について
WSDBはクラウド型の学生管理システムで、現在、国内の日本語学校・専門学校・大学など150校以上の教育機関で活用されている学生管理システムです。
教職員がデータを入力するだけでなく、無償の学生用スマホアプリを使用する事で、効率的に学生情報の収集や、共有をすることができます。
現在、日本語学校・専門学校や大学の日本語科向けの「WSDB」の他、専門学校本科向けの「WSDB-T」、大学本科向けの「WSDB-U」を販売中です。
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【補足】「日本語教育の参照枠」とは
以下、「日本語教育の参照枠 報告」より引用。
「日本語教育の参照枠」とは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を参考に、日本語の習得段階に応じて求められる日本語教育の内容・方法を 明らかにし、外国人等が適切な日本語教育を継続的に受けられるようにするため、日本語教育に関わる全ての者が参照 できる日本語学習、教授、評価のための枠組み。
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【参考】文化庁, 日本語教育の参照枠 報告
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf
WSDB製品サイトはこちら >> https://wsdb.jp/
▼株式会社One Terrace
株式会社One Terraceは、「寄りそう力とテクノロジーで、次の世代に誇れる未来を創る」ことを理念に、2016年8月ベトナムで創業した、地方企業の採用支援とDX推進を担う会社です。2017年4月に日本法人を設立後、2019年5月にミャンマー法人を設立し、ベトナム、ミャンマーで日本語教育を行うとともに、アジア諸国から日本への就業支援を行う事業を手掛けております。また、採用ブランディングからSNSを活用した採用手法の運用や、日本語教育機関向けの学生管理システム「WSDB」を開発、外国人留学生の在籍や出席管理だけでなく、入国管理局への在留資格認定証明書取次申請に係る公的書類を各入国管理局の仕様に沿って作成できるようにするなど、手続きや管理の大幅な簡略化を実現しています。これからも世界と繋ぎ、地方企業の採用支援とDX推進を行なっていきたいと考えております。
会社名:株式会社One Terrace
代表者:代表取締役社長 石中 達也
所在地:東京都千代田区岩本町1-9-2
URL:https://oneterrace.jp/
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▼今回の経緯
2023年5月26日、日本語学校の認定制度や日本語教師の国家資格化等を盛り込んだ「日本語教育機関認定法」が参院本会議で可決、成立しました。2024年4月に施行予定であり、日本語教育の質の向上を目指す動きが国全体で強まっています。
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日本語学校は、現在法務省から認定を受けています。しかし、新法の施行に伴い2024年から、日本語教育機関は文部科学省の認定を受けることになるため、教育の質の向上がさらに求められると捉えています。
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そこで、今回WSDBでは、審議会の報告書で使用されている「熟達度」の概念を踏まえ、留学生の日本語運用能力を可視化する「日本語熟達度証明書」の出力を可能にしました。
熟達度証明書では、教育機関が登録した現在の学習者の言語活動別熟達度をグラフにすることができます。これにより、学習者が視覚的に現状の能力を把握できます。
さらに、熟達度の履歴を載せる事で、学習者自身に成長を実感させ、自立学習を促すことができます。CEFRの2018年補遺版に基づき、言語活動を5つに分類し、それぞれのレベルを11段階評価できます。(以下、画像参照)
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg1OCMzMjM2NTgjNjQ4NThfektBdE9wUmhCQy5wbmc.png ]
今回の参照枠対応は第一弾リリースであり、すでに日本語教育の参照枠や、CEFRに基づいた成績評価をしている教育機関は、WSDBから言語熟達度の履歴を含んだ証明書が出力できるようになります。
また、現在の成績証明書から変更を考えている教育機関は、現状の成績の付け方をしながら、移行のタイミングを図る事ができます。
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WSDBでは今後、Can-do評価から熟達度が自動判定される機能の実装を検討しています。
引き続き、日本語教育機関が国からの要請に対応しやすくなるよう、今後も機能を実装してまいります。
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▼国際学生管理システム「WSDB」について
WSDBはクラウド型の学生管理システムで、現在、国内の日本語学校・専門学校・大学など150校以上の教育機関で活用されている学生管理システムです。
教職員がデータを入力するだけでなく、無償の学生用スマホアプリを使用する事で、効率的に学生情報の収集や、共有をすることができます。
現在、日本語学校・専門学校や大学の日本語科向けの「WSDB」の他、専門学校本科向けの「WSDB-T」、大学本科向けの「WSDB-U」を販売中です。
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【補足】「日本語教育の参照枠」とは
以下、「日本語教育の参照枠 報告」より引用。
「日本語教育の参照枠」とは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を参考に、日本語の習得段階に応じて求められる日本語教育の内容・方法を 明らかにし、外国人等が適切な日本語教育を継続的に受けられるようにするため、日本語教育に関わる全ての者が参照 できる日本語学習、教授、評価のための枠組み。
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【参考】文化庁, 日本語教育の参照枠 報告
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf
WSDB製品サイトはこちら >> https://wsdb.jp/
▼株式会社One Terrace
株式会社One Terraceは、「寄りそう力とテクノロジーで、次の世代に誇れる未来を創る」ことを理念に、2016年8月ベトナムで創業した、地方企業の採用支援とDX推進を担う会社です。2017年4月に日本法人を設立後、2019年5月にミャンマー法人を設立し、ベトナム、ミャンマーで日本語教育を行うとともに、アジア諸国から日本への就業支援を行う事業を手掛けております。また、採用ブランディングからSNSを活用した採用手法の運用や、日本語教育機関向けの学生管理システム「WSDB」を開発、外国人留学生の在籍や出席管理だけでなく、入国管理局への在留資格認定証明書取次申請に係る公的書類を各入国管理局の仕様に沿って作成できるようにするなど、手続きや管理の大幅な簡略化を実現しています。これからも世界と繋ぎ、地方企業の採用支援とDX推進を行なっていきたいと考えております。
会社名:株式会社One Terrace
代表者:代表取締役社長 石中 達也
所在地:東京都千代田区岩本町1-9-2
URL:https://oneterrace.jp/
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