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SEOTOOLSニュース 

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HTML->PDF生成ミドルウェア『CopperPDF3』リリース

株式会社GNN(本社:東京都中央区)は、HTML/CSSからPDFを生成するCopperPDFの新バージョンをリリースした。縦書き、多段組、文書の結合やMSフォント・ウェブフォント対応等の新機能を追加。1サーバ157,500円(税込)
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−−CopperPDF3リリース
   〜縦書き、多段組、文書の結合やウェブフォント対応〜
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拝啓
平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
この度、HTML→PDF 変換ミドルウェア Copper PDF バージョン3を
リリースしました。新しいバージョンでは縦書き、ルビ、多段組に対応した
他、ネット上のフォント(.ttf, .otfフォント)を利用できる、ウェブフォント
機能をサポートしました。


■ CopperPDF
http://copper-pdf.com/


■ 開発の背景

 HTMLを使った帳票レイアウトの可能性を広げ、帳票だけでなく、
 日本語の書籍の組版にも利用いただけるよう、各種機能強化を行いました。
 CopperPDFは高速処理・負荷分散が可能なため、新しいバージョンは、
 電子書籍のオンデマンド配信にも最適なミドルウェアとなっています。
 既に2010年2月より、弊社サービス『ブログ出版局』縦書きサービスにて、
 バージョン3の機能を先行して活用し、縦書きや多段組について、1年
 以上のデータ処理の実績がございます。


■ 主な新機能

 (1) 縦書き

 CSSプロパティ writing-mode による、縦書き指定に対応しました。
 文書全体の縦書き、縦中横も実現可能です。
 PDFの右綴じ、左綴じを切り替えられるようになりました。

 また、横書き向けに作られた文書のマージンや境界の指定を、縦書き用に
 自動的に回転する独自の機能を備えています。


 (2) 多段組み

 雑誌や新聞のような、2段、3段といった多段組に対応しました。
 CSS Multi-column Layout Module の以下のCSSプロパティをサポートしています。

 ・column-width
 ・column-count
 ・column-gap
 ・column-rule-color
 ・column-rule-style
 ・column-rule-width
 ・column-rule
 ・column-full
 ・column-span

 また、page-break-before, page-break-after に改ページだけでなく、
 “改段”の機能を追加しました。



 (3) ルビ

 HTMLの ruby, rb, rt, rp 要素によるルビをサポートしました。


 (4) ウェブフォント

 CSS Fonts Module Level 3 の @font-face ルールとルール内の以下の
 CSSプロパティによる、フォントの読み込みが可能になりました。

 ・font-family
 ・src
 ・font-weight
 ・font-style
 ・uncode-range


 (5) MSフォントのフォントメトリックス情報

 株式会社リコーよりライセンスされたMS明朝体、MSゴシック体
(等幅とプロポーショナル)のフォントメトリックス情報を内蔵しました。
 日本語Windows環境での表示を前提としたPDFで、フォントの埋め込みを
 せずにプロポーショナルフォントを利用することができます。


 (6) 複数の結果の結合

 複数の文書から1つのPDFを生成できるようになりました。
 アプリケーションでEPUBのような複数のHTMLに別れた文書を1つのPDFに
 まとめるといった処理が可能です。


 (7) TLS接続

 ドライバとCopper PDFの間でTLSによる暗号化通信に対応しました。
 インターネット上にCopper PDFを置いた場合でも、安全に接続することが
 できます。


■ その他の機能追加

○ メッセージ処理

 全てのメッセージを受信しなくてもいいように、メッセージコードを
 フィルタリングできるようになりました。
 “processing.include-message”, “processing.exclude-message”に、
 それぞれクライアントに送る、クライアントに送らないメッセージコードの
 パターンを指定することができます。
 パターンはメッセージコードの16進数表記で、’?'は全ての文字にマッチ
 します(例: “3???”は3000-3FFFのコードにマッチする)。
 ルールは設定順に適用され、デフォルトでは全てのメッセージが送られます。

○ フォント関連

 fonts.xmlにfile属性を指定することにより、AWTライブラリでフォント
 ファイルを読み込むことができます。
 fonts.xmlにdir属性を指定することにより、AWTライブラリで指定ディレクトリ
 内のフォントファイルを読み込めます。

 fonts-policy-cssj-font-policy, “output.pdf.fonts.policy” の値に
  -core を入れると、コア14フォントが使われなくなります。

○ リストスタイルの拡張

 list-style-type プロパティに次のスタイルを追加しました。
 -cssj-full-width-decimal 全角数字
 -cssj-cjk-decimal 位取り漢数字

○ 画像のサイズ制限

 画像の最大サイズを制限するために、次の入出力プロパティを追加しました。
 “output.pdf.image.max-width”
 “output.pdf.image.max-height”


■ 2.1.x系列もバージョンアップ

 従来のバージョンである2.1.x系列も2.1.10へ更新して
 います。既存の機能でご利用の場合は、こちらもご確認下さい。
http://copper-pdf.com/?p=1210

■ 主な変更点、新機能は次のとおりです。

○ HTML解析処理の修正

 文字コード指定のための以下のmeta要素が複数ある場合に、余計な文字列が
 表示されてしまう不具合を修正しました。
 <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=XXX">


○ 出力されるPDFの改善

 iPhone, iPad等でPDFの埋め込みフォントが一部表示されない問題に対応
 しました。


○ MSフォントのフォントメトリックス情報

 株式会社リコーよりライセンスされたMS明朝体、MSゴシック体
(等幅とプロポーショナル)のフォントメトリックス情報を内蔵しました。
 日本語Windows環境での表示を前提としたPDFで、フォントの埋め込みを
 せずにプロポーショナルフォントを利用することができます。


以上、CopperPDFの新バージョンのリリースご案内となります。
何かお気づきの点がございましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。
下記フォームよりご連絡いただければ幸いです。

 http://copper-pdf.com/?cat=38

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

敬具

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CopperPDFとは…

2005年春の発売以来, 国内150CPU(50企業)以上で
ご利用頂いているサーバ向PDF生成ミドルウェアです。

大手金融機関・証券会社・製造業・大学・研究期間・
地方自治体等で導入実績がございます。

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株式会社GNN CopperPDF
http://www.copper-pdf.com/

問い合わせ窓口:(担当)安野 和憲 info@cssj.jp

〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-10-10 LXS室町803
TEL 03-5255-3120 / FAX 03-6822-4060 / IP 050-3514-8117
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