アナログ・デバイセズ、プリント回路基板の使用面積を半減したクワッド12ビットA/Dコンバータを発表
[08/11/21]
提供元:NEWS-ON
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アナログ・デバイセズ、
システムの基板面積を削減する高速マルチチャンネルA/Dコンバータ「AD9239」と「AD9639」を発表
〜プリント回路基板の使用面積を半減し、高帯域幅データ・アクイジション・
アプリケーションのスペース節減を実現するクワッド12ビットA/Dコンバータ〜
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、プリント回路基板の使用面積を、同クラスの競合のA/Dコンバータ(ADC)に比べ50%も抑えた、4チャンネル12ビットADC「AD9239」と「AD9639」を発表しました。AD9239とAD9639クワッドADCは、競合のデュアル・チャンネル製品が26ピンもの配線を要するのに対して、わずか8ピンの配線で済むため、ケーブル・インフラストラクチャ、ポイント・ツー・ポイント無線通信機器やスペクトル・アナライザをはじめとする高速信号処理アプリケーションに、スペースの節減というメリットをもたらします。AD9239とAD9639は、ADIの「AD8372」や「AD8376」などの可変ゲイン・アンプと一緒に用いることにより、受信パス・シグナル・チェーン・ソリューションの一部を構成できます。
AD9239は250MSPS(百万サンプル/秒)で動作し、効率的なパケット化出力方式をサポートします。一方のAD9639は210MSPSで動作し、 JESD204準拠の出力方式をサポートします。さらに、両製品ともPLL(フェーズ・ロック・ループ)と入力バッファ回路を搭載し、低コスト、低消費電力、小型、使い易さを特長としています。新製品は1.8V単一電源で、消費電力はノーマル・モードで1.5W、スタンバイ・モードの有効時には、デジタル・リンクの動作中においてもチャンネル当たり145mW(標準値)となります。さらに、新製品は高速ADCとしては初めてオンチップ温度センサーを搭載しているので、システム開発者は温度監視によりシステム動作を最適化することが可能になります。AD9239とAD9639は、ノイズ性能の面でも優れており、入力周波数85MHzにおいて65dBFsのS/N比、77dBcのSFDR(スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ)、10.5ビットのENOB(有効ビット数)を実現します。
AD9239とAD9639は、LVDS(低電圧差動信号方式)準拠のサンプル・レート・クロック入力をサポートし、各ADCチャンネルからコード化されたデータを、4個のシリアル・デジタル出力ストリームに供給します。クロック情報も各シリアル・ストリームにコード化されるので、受信論理回路は必要なクロッキング情報を抽出することができます。また、AD9239とAD9639は、ADIのVisualAnalog(TM)評価ソフトウェアとADIsimADC(TM)ビヘイビア・ソフトウェア・モデリング・ツールを使用することができます。
AD9239とAD9639クワッドADCの詳細は、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/AD9239またはhttp://www.analog.com/jp/AD9639をご覧下さい。
■ 業界をリードするADIのコンバータ製品群について
今日、数え切れないほどのエレクトロニクス・システムにおいて、アナログとデジタルの世界を橋渡しするために高性能変換技術が欠かせないものとなっています。その高性能変換技術のサプライヤとして最も多く選ばれているのがアナログ・デバイセズです。ADIのコンバータ製品は、業界をリードするA/Dコンバータ(ADC)とD/Aコンバータ(DAC)製品群を備えており、産業用および計測機器、医用機器、自動車システム、通信インフラストラクチャや民生用電子機器で求められるサンプリング・レート、精度、低ノイズ、低消費電力、低価格や小型パッケージ・サイズを特長としています。また、ADIは、設計における複雑さの低減や開発スケジュールの短縮、部材費の削減を実現する評価ツールを提供し、お客様が最適なデータ・コンバータを迅速に検証、選択し、システムを設計するのを支援しています。ADIのADCセレクション・ガイドについては、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/ADCsearchをご覧下さい。ADCドライバについては、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/ADCdriversをご覧下さい。ADIのDACセレクション・ガイドについては、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/DACsearchをご覧下さい。
■ アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。
ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ−:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。
※VisualAnalogおよびADIsimADCはアナログ・デバイセズ社の商標です。
−−− 製品に関する読者からのお問い合わせ先 −−−
アナログ・デバイセズ株式会社
ホリゾンタル・セグメント・マーケティング・グループ
電話03−5402−8128
システムの基板面積を削減する高速マルチチャンネルA/Dコンバータ「AD9239」と「AD9639」を発表
〜プリント回路基板の使用面積を半減し、高帯域幅データ・アクイジション・
アプリケーションのスペース節減を実現するクワッド12ビットA/Dコンバータ〜
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、プリント回路基板の使用面積を、同クラスの競合のA/Dコンバータ(ADC)に比べ50%も抑えた、4チャンネル12ビットADC「AD9239」と「AD9639」を発表しました。AD9239とAD9639クワッドADCは、競合のデュアル・チャンネル製品が26ピンもの配線を要するのに対して、わずか8ピンの配線で済むため、ケーブル・インフラストラクチャ、ポイント・ツー・ポイント無線通信機器やスペクトル・アナライザをはじめとする高速信号処理アプリケーションに、スペースの節減というメリットをもたらします。AD9239とAD9639は、ADIの「AD8372」や「AD8376」などの可変ゲイン・アンプと一緒に用いることにより、受信パス・シグナル・チェーン・ソリューションの一部を構成できます。
AD9239は250MSPS(百万サンプル/秒)で動作し、効率的なパケット化出力方式をサポートします。一方のAD9639は210MSPSで動作し、 JESD204準拠の出力方式をサポートします。さらに、両製品ともPLL(フェーズ・ロック・ループ)と入力バッファ回路を搭載し、低コスト、低消費電力、小型、使い易さを特長としています。新製品は1.8V単一電源で、消費電力はノーマル・モードで1.5W、スタンバイ・モードの有効時には、デジタル・リンクの動作中においてもチャンネル当たり145mW(標準値)となります。さらに、新製品は高速ADCとしては初めてオンチップ温度センサーを搭載しているので、システム開発者は温度監視によりシステム動作を最適化することが可能になります。AD9239とAD9639は、ノイズ性能の面でも優れており、入力周波数85MHzにおいて65dBFsのS/N比、77dBcのSFDR(スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ)、10.5ビットのENOB(有効ビット数)を実現します。
AD9239とAD9639は、LVDS(低電圧差動信号方式)準拠のサンプル・レート・クロック入力をサポートし、各ADCチャンネルからコード化されたデータを、4個のシリアル・デジタル出力ストリームに供給します。クロック情報も各シリアル・ストリームにコード化されるので、受信論理回路は必要なクロッキング情報を抽出することができます。また、AD9239とAD9639は、ADIのVisualAnalog(TM)評価ソフトウェアとADIsimADC(TM)ビヘイビア・ソフトウェア・モデリング・ツールを使用することができます。
AD9239とAD9639クワッドADCの詳細は、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/AD9239またはhttp://www.analog.com/jp/AD9639をご覧下さい。
■ 業界をリードするADIのコンバータ製品群について
今日、数え切れないほどのエレクトロニクス・システムにおいて、アナログとデジタルの世界を橋渡しするために高性能変換技術が欠かせないものとなっています。その高性能変換技術のサプライヤとして最も多く選ばれているのがアナログ・デバイセズです。ADIのコンバータ製品は、業界をリードするA/Dコンバータ(ADC)とD/Aコンバータ(DAC)製品群を備えており、産業用および計測機器、医用機器、自動車システム、通信インフラストラクチャや民生用電子機器で求められるサンプリング・レート、精度、低ノイズ、低消費電力、低価格や小型パッケージ・サイズを特長としています。また、ADIは、設計における複雑さの低減や開発スケジュールの短縮、部材費の削減を実現する評価ツールを提供し、お客様が最適なデータ・コンバータを迅速に検証、選択し、システムを設計するのを支援しています。ADIのADCセレクション・ガイドについては、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/ADCsearchをご覧下さい。ADCドライバについては、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/ADCdriversをご覧下さい。ADIのDACセレクション・ガイドについては、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/DACsearchをご覧下さい。
■ アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。
ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ−:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。
※VisualAnalogおよびADIsimADCはアナログ・デバイセズ社の商標です。
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アナログ・デバイセズ株式会社
ホリゾンタル・セグメント・マーケティング・グループ
電話03−5402−8128