軟包装用途向け水性インクジェット技術を開発
[16/06/02]
提供元:@Press
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富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、ドイツ・デュッセルドルフで開催されている世界最大級の印刷機材見本市『drupa 2016』(5月31日〜6月10日)に、軟包装用途向け水性インクジェット技術を参考展示します。
◆詳細はWebページよりご覧下さい。
⇒ http://ffgs.fujifilm.co.jp/information/articlein_20160602_01.html?link=atp
富士フイルムでは、グループの技術を結集した『FUJIFILM Inkjet Technology』ブランドのもと、さまざまなインクジェット関連製品の実用化を進めており、グラフィック業界向けのB2サイズデジタルプレス『Jet Press 720S』を商業印刷向けに導入しています。一方、パッケージ分野においても、近年、小ロット・多品種化、短納期化の傾向がますます強まっており、昨年9月のIGAS2015では、EUCON Technologyによる軟包装裏刷り用途向けUVインクジェットプレス『MJP20W』を出展。さらに今回のdrupa2016では、『Jet Press 720S』で活用されている技術を発展させ、軟包装用フィルムへのインクジェットプリントが可能な水性インクジェット技術を開発し参考展示しています。
軟包装分野で使われている非吸収性のフィルム基材では、インクジェットインクの着弾液のにじみが問題になりますが、新たに開発した水性インクジェット技術は、『Jet Press 720S』で培った「Rapic技術」(*1)を応用し、インクを着弾した位置に確実に保持するとともに、独自の下塗り技術と組み合わせることで、クリアな画像再現を可能にします。これらの技術と当社の高画質ヘッド『Samba』との組み合わせにより、1200dpiの高画質フルカラーで30m/分以上の生産性が得られ、軟包装の裏刷り工程のデジタル化が実現します。
drupaでは、『FUJIFILM Inkjet Technology』ゾーンにて、水性インクジェットインクのプリントサンプルを展示。また、開発中の高光沢メタリックインクによるインクジェットプリントサンプルも展示します。これは、屋内サイン、パッケージ、レーベル印刷などでニーズが高まっている「高級感を訴求するメタリックでのインクジェットプリント」に対応するものです。さらに、富士フイルムグループが有する「インクジェットヘッド」「インク」「画像処理」といった最先端技術と、その活用の可能性を示す多様なサンプルを展示し、商業印刷やワイドフォーマット、パッケージ印刷、産業用途分野など、デジタルプリントの領域拡大に向けた提案を行ないます。
富士フイルムならではの、幅広い領域をカバーする先進的ソリューションを、ぜひdrupa2016の富士フイルムブース(ホール8b・A25)でご確認ください。
富士フイルムは今後も、世界各地のニーズに即した革新的なソリューションを開発・提供し、お客さまのビジネス拡大に貢献してまいります。
*1 *Rapid Pigment Coagulation Technologyの略称。インク中の顔料を高速凝集させることによって、インクのにじみを防ぎ、高精細な画像の再現を可能とする技術。
<関連情報>
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ
⇒ http://ffgs.fujifilm.co.jp/index.html?link=atp
富士フイルムニュースリリース一覧
⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=atp
富士フイルム株式会社
⇒ http://fujifilm.jp/?link=atp
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富士フイルムでは、グループの技術を結集した『FUJIFILM Inkjet Technology』ブランドのもと、さまざまなインクジェット関連製品の実用化を進めており、グラフィック業界向けのB2サイズデジタルプレス『Jet Press 720S』を商業印刷向けに導入しています。一方、パッケージ分野においても、近年、小ロット・多品種化、短納期化の傾向がますます強まっており、昨年9月のIGAS2015では、EUCON Technologyによる軟包装裏刷り用途向けUVインクジェットプレス『MJP20W』を出展。さらに今回のdrupa2016では、『Jet Press 720S』で活用されている技術を発展させ、軟包装用フィルムへのインクジェットプリントが可能な水性インクジェット技術を開発し参考展示しています。
軟包装分野で使われている非吸収性のフィルム基材では、インクジェットインクの着弾液のにじみが問題になりますが、新たに開発した水性インクジェット技術は、『Jet Press 720S』で培った「Rapic技術」(*1)を応用し、インクを着弾した位置に確実に保持するとともに、独自の下塗り技術と組み合わせることで、クリアな画像再現を可能にします。これらの技術と当社の高画質ヘッド『Samba』との組み合わせにより、1200dpiの高画質フルカラーで30m/分以上の生産性が得られ、軟包装の裏刷り工程のデジタル化が実現します。
drupaでは、『FUJIFILM Inkjet Technology』ゾーンにて、水性インクジェットインクのプリントサンプルを展示。また、開発中の高光沢メタリックインクによるインクジェットプリントサンプルも展示します。これは、屋内サイン、パッケージ、レーベル印刷などでニーズが高まっている「高級感を訴求するメタリックでのインクジェットプリント」に対応するものです。さらに、富士フイルムグループが有する「インクジェットヘッド」「インク」「画像処理」といった最先端技術と、その活用の可能性を示す多様なサンプルを展示し、商業印刷やワイドフォーマット、パッケージ印刷、産業用途分野など、デジタルプリントの領域拡大に向けた提案を行ないます。
富士フイルムならではの、幅広い領域をカバーする先進的ソリューションを、ぜひdrupa2016の富士フイルムブース(ホール8b・A25)でご確認ください。
富士フイルムは今後も、世界各地のニーズに即した革新的なソリューションを開発・提供し、お客さまのビジネス拡大に貢献してまいります。
*1 *Rapid Pigment Coagulation Technologyの略称。インク中の顔料を高速凝集させることによって、インクのにじみを防ぎ、高精細な画像の再現を可能とする技術。
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富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ
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富士フイルムニュースリリース一覧
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富士フイルム株式会社
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