エーザイとMAMORIO社が認知症の方のお出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」で開発提携
[16/08/01]
提供元:@Press
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エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤 晴夫、以下 エーザイ)とMAMORIO株式会社(本社:東京都、代表取締役:増木 大己、以下 MAMORIO社)は、このたび、認知症の方を対象とするお出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」※1(読み:みまもりお)の開発提携に関する契約を締結したことをお知らせします。今後、行政、医療従事者や介護関係者などの協力のもと、「Me-MAMORIO」の実用化に向けた実証実験と開発を行います。
「Me-MAMORIO」は、近距離無線通信規格Bluetooth※2を活用した小型タグです。「Me-MAMORIO」を身につけた認知症の方と、アプリケーションがインストールされたスマートフォンを持つ地域住民が近づくと、自動的に位置情報がサーバーに送信されます。位置情報は、介護関係者やご家族などに自動的に通知されます。なお、地域住民の方には、「Me-MAMORIO」を持った認知症の方と近づいたことは知らされず、Bluetoothをオンにしたスマートフォンを持っているだけで、認知症の方のお出かけ支援に協力することができます。「Me-MAMORIO」は、全地球測位システム(GPS)端末と比較して小型で軽量であり、認知症の方も携帯しやすい利点があります。認知症の方ご本人が自分らしさを保ち、住み慣れたまちを自由に、安心・安全に外出できるようになることを目指しています。
認知症の方が外出しようとする背景には、ご本人が強い必要性を感じたり不安を感じるなど様々な理由があるといわれています。警視庁によると、2015年に警察に届け出のあった行方不明者のうち、認知症が原因だった人は12,208人にのぼり、統計を開始した2012年以降、年々増加しています。そのうち150人は2015年末時点で行方不明のままでした。厚生労働省によると、認知症の罹患者数は2012年に462万人でしたが、2025年には約700万人まで増加すると予測されています。
エーザイは、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症治療薬の開発・販売から得た経験を生かし、行政、医療従事者や介護関係者などの協力を得て、認知症になっても安心して暮らせる「まちづくり」に取り組んできました。全国約65カ所の市町村や医師会との協定を締結し、医療や介護関係者などの多職種間での連携を実現しています。これら認知症に関する蓄積されたアセットを「Me-MAMORIO」の実証実験と開発に生かします。
MAMORIO社は、「なくすを、なくす。」をビジョンに、日本最大の遺失物情報のプラットフォーム「落し物ドットコム」をはじめとし、Bluetoothを活用したタグをつけておくだけで、紛失時にはスマートフォンを使い、置き忘れ防止アラートと紛失場所の地図表示、ユーザーの相互捜索によるクラウドトラッキングプラットフォームを通じて大切なモノをいちはやく見つけることができる世界最小の紛失防止IoTタグ「MAMORIO」プラットフォームを運営しています。これらプラットフォームに関する蓄積されたアセットを「Me-MAMORIO」の実証実験と開発に活かします。
エーザイとMAMORIO社は、認知症の方が自分らしさを保ちながら、住み慣れたまちを自由かつ、安心・安全に外出できる環境が整備される社会の実現と、地域全体でご本人を見守る環境の整備を目指し、「Me-MAMORIO」の実証実験と開発を進めてまいります。
<参考資料>
1. お出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」について
「Me-MAMORIO」を持った認知症の方と、アプリケーションがインストールされたスマートフォンを持つ地域住民が近づくと、自動的に位置情報がサーバーに送信されます。位置情報は、介護関係者やご家族などに自動的に通知されます。なお、地域住民の方には、「Me-MAMORIO」を持った認知症の方と近づいたことは知らされず、Bluetoothをオンにしたスマートフォンを持っているだけで認知症の方のお出かけ支援に協力することができます。
2. エーザイ株式会社について
エーザイ株式会社は、本社を日本に置く研究開発型グローバル製薬企業です。患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「がん」「神経領域」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界で約1万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。
エーザイは、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症治療薬の開発・販売から得た経験を生かし、医療従事者や介護関係者、行政などの協力を得て、認知症になっても安心して暮らせる「まちづくり」に取り組んできました。全国約65カ所の市町村や医師会との協定を締結し、医療や介護関係者などの多職種間での連携を実現しています。
エーザイの詳細情報は、 http://www.eisai.co.jp をご覧ください。
3. MAMORIO株式会社(旧社名:株式会社落し物ドットコム)について
MAMORIO株式会社は利用ユーザー同士のスマートフォンのクラウドトラッキングプラットフォームとAI技術で大切なモノを見つける世界最小のIoT製品「MAMORIO」の開発・運用をはじめとし、日本最大の遺失物情報のポータルサイト「落し物ドットコム( http://otoshimono.com )」の開発・運営等を手がけ、「なくすを、なくす。」をビジョンに、あらゆる大切なモノがなくならない社会の実現を目指す日本のスタートアップ企業です。
詳細については下記URLをご覧ください。
MAMORIO ウェブサイト: http://mamorio.jp/
コーポレートサイトURL: http://company.mamorio.jp
※1 「Me-MAMORIO」はMAMORIO社から商標登録出願中です。
※2 Bluetoothは米国Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。
「Me-MAMORIO」は、近距離無線通信規格Bluetooth※2を活用した小型タグです。「Me-MAMORIO」を身につけた認知症の方と、アプリケーションがインストールされたスマートフォンを持つ地域住民が近づくと、自動的に位置情報がサーバーに送信されます。位置情報は、介護関係者やご家族などに自動的に通知されます。なお、地域住民の方には、「Me-MAMORIO」を持った認知症の方と近づいたことは知らされず、Bluetoothをオンにしたスマートフォンを持っているだけで、認知症の方のお出かけ支援に協力することができます。「Me-MAMORIO」は、全地球測位システム(GPS)端末と比較して小型で軽量であり、認知症の方も携帯しやすい利点があります。認知症の方ご本人が自分らしさを保ち、住み慣れたまちを自由に、安心・安全に外出できるようになることを目指しています。
認知症の方が外出しようとする背景には、ご本人が強い必要性を感じたり不安を感じるなど様々な理由があるといわれています。警視庁によると、2015年に警察に届け出のあった行方不明者のうち、認知症が原因だった人は12,208人にのぼり、統計を開始した2012年以降、年々増加しています。そのうち150人は2015年末時点で行方不明のままでした。厚生労働省によると、認知症の罹患者数は2012年に462万人でしたが、2025年には約700万人まで増加すると予測されています。
エーザイは、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症治療薬の開発・販売から得た経験を生かし、行政、医療従事者や介護関係者などの協力を得て、認知症になっても安心して暮らせる「まちづくり」に取り組んできました。全国約65カ所の市町村や医師会との協定を締結し、医療や介護関係者などの多職種間での連携を実現しています。これら認知症に関する蓄積されたアセットを「Me-MAMORIO」の実証実験と開発に生かします。
MAMORIO社は、「なくすを、なくす。」をビジョンに、日本最大の遺失物情報のプラットフォーム「落し物ドットコム」をはじめとし、Bluetoothを活用したタグをつけておくだけで、紛失時にはスマートフォンを使い、置き忘れ防止アラートと紛失場所の地図表示、ユーザーの相互捜索によるクラウドトラッキングプラットフォームを通じて大切なモノをいちはやく見つけることができる世界最小の紛失防止IoTタグ「MAMORIO」プラットフォームを運営しています。これらプラットフォームに関する蓄積されたアセットを「Me-MAMORIO」の実証実験と開発に活かします。
エーザイとMAMORIO社は、認知症の方が自分らしさを保ちながら、住み慣れたまちを自由かつ、安心・安全に外出できる環境が整備される社会の実現と、地域全体でご本人を見守る環境の整備を目指し、「Me-MAMORIO」の実証実験と開発を進めてまいります。
<参考資料>
1. お出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」について
「Me-MAMORIO」を持った認知症の方と、アプリケーションがインストールされたスマートフォンを持つ地域住民が近づくと、自動的に位置情報がサーバーに送信されます。位置情報は、介護関係者やご家族などに自動的に通知されます。なお、地域住民の方には、「Me-MAMORIO」を持った認知症の方と近づいたことは知らされず、Bluetoothをオンにしたスマートフォンを持っているだけで認知症の方のお出かけ支援に協力することができます。
2. エーザイ株式会社について
エーザイ株式会社は、本社を日本に置く研究開発型グローバル製薬企業です。患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「がん」「神経領域」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界で約1万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。
エーザイは、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症治療薬の開発・販売から得た経験を生かし、医療従事者や介護関係者、行政などの協力を得て、認知症になっても安心して暮らせる「まちづくり」に取り組んできました。全国約65カ所の市町村や医師会との協定を締結し、医療や介護関係者などの多職種間での連携を実現しています。
エーザイの詳細情報は、 http://www.eisai.co.jp をご覧ください。
3. MAMORIO株式会社(旧社名:株式会社落し物ドットコム)について
MAMORIO株式会社は利用ユーザー同士のスマートフォンのクラウドトラッキングプラットフォームとAI技術で大切なモノを見つける世界最小のIoT製品「MAMORIO」の開発・運用をはじめとし、日本最大の遺失物情報のポータルサイト「落し物ドットコム( http://otoshimono.com )」の開発・運営等を手がけ、「なくすを、なくす。」をビジョンに、あらゆる大切なモノがなくならない社会の実現を目指す日本のスタートアップ企業です。
詳細については下記URLをご覧ください。
MAMORIO ウェブサイト: http://mamorio.jp/
コーポレートサイトURL: http://company.mamorio.jp
※1 「Me-MAMORIO」はMAMORIO社から商標登録出願中です。
※2 Bluetoothは米国Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。