KVHとCOLT、グローバル金融取引システム・ソリューション分野で協業強化
[09/06/04]
提供元:@Press
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KVH株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:鈴木 みゆき、以下「KVH」)とCOLTテレコム・グループSA(本社:英国ロンドン、CEO:ラケッシュ・バシン、以下「COLT」)は、金融証券取引市場における電子取引システム分野で、グローバル協業体制を強化します。
両社はすでに、それぞれが拠点とするヨーロッパおよび日本市場で、主要取引所に近接したデータセンターと高速ネットワークをベースに、資産運用会社などの取引参加者向けに低遅延ネットワーク接続と信頼性、安全性の高いプロキシミティ・ホスティング環境を提供しています。
今回の協業強化により、両社の低遅延プロキシミティ・サービスはロンドン、ニューヨーク、東京、フランクフルト、シカゴ、パリなど世界の主要な金融市場を網羅し、取引参加者は、エンド・ツー・エンドでマネージされた高品質なサービスの利用が可能となります。
金融証券市場では、グローバル化およびアルゴリズムトレーディングなどスピードを要求する取引形態の普及により、取引時間を短縮する低遅延の重要性が増しています。
両社は、このようなニーズに迅速かつ柔軟に応えるため、これまで金融機関向けサービスで培った経験とノウハウをベースにグローバル規模でサービス提供体制を強化し、サービスの均一化を図ります。
また、本協業に基づき、KVHは、日本に拠点を持たずに海外からリモートメンバーシップ制度で取引市場に参加する機関投資家に、取引所との手続き窓口の役割を担うファシリテーター・サービスを提供し、日本市場の取引活性化をサポートします。
COLTは、2007年よりヨーロッパ市場で低遅延プロキシミティ・サービスを開始し、現在Deutsche Borse(ドイツ証券取引所)、SIX(スイス証券取引所、前SWX)、Chi-X、Turquoise、BATsなど主要25ヶ所の取引所およびMTFs(Multi-lateral Trading Facilities:多角的取引システム)を接続し、そのうち7ヶ所の取引システムを自社データセンター内でホスティングしています。また、本年初めには北米地域にも低遅延イーサネットワークを拡張しました。
KVHは、東京証券取引所、大阪証券取引所をはじめとした国内主要取引所とのネットワーク接続で豊富な実績を有しています。2008年よりKVH東京データセンターを拠点にプロキシミティ・サービスを開始し、2008年9月に東京工業品取引所のコロケーション・サービス・ベンダーに採用され、本年5月より同サービスを稼動しています。また、2008年12月には東京金融取引所のコロケーションサイトとして推奨を受け、年内に本格稼動をする予定です。
COLTのメジャー・エンタープライズ部門マネージング・ダイレクター、デュレフ・スパンは、「本協業によりCOLTとKVHは、世界の主要取引所が拠点とするヨーロッパ、北米、日本およびアジア地域の金融証券市場を包括的に網羅することができます。今後、欧米からアジア市場へ参入する機関投資家についてもKVHとの協力体制の下、強力にサポートして参ります」と述べています。
また、KVH 代表取締役社長兼CEO 鈴木 みゆきは、「昨年からの世界的金融危機にも関わらず、金融証券市場における電子取引のスピード化へのニーズは依然増え続けており、低遅延ネットワークの重要性はさらに高まっています。KVHは、COLTとの協業を通して日本市場における低遅延取引の加速化を促し、取引市場のさらなる活性化を目指します」と述べています。
■株式会社東京工業品取引所からのエンドースメント
代表執行役社長 南學 政明 様
東京工業品取引所は、2009年5月より新取引システムの稼働に合わせて、KVHのプロキシミティ・サービスを導入しました。KVHの高品質、低遅延のネットワーク回線、堅牢なデータセンター・サービスを国内外の取引参加者が広くご利用されることで、当社市場の活性化につながるものと考えております。また、このたびのKVHとCOLT社との協業強化により、当社のアジアの中核的なデリバティブ取引所として確固たる地位を築くという目標達成に向けて、グローバル規模でサポートいただけることを期待しています。
(URL: http://www.tocom.or.jp/jp/ )
◆KVHについて
KVHは、1999年に通信/ITマネジメント事業の拠点として東京を本社に設立されました。自社の光ファイバ網とデータセンターを基盤に、データ、インターネット接続、音声、マネージド・サービスなど、包括的な通信/ITマネジメント・ソリューションを法人向けに特化して提供しています。
アジア地域の拠点として設立されたKVHは、中国、インドにもサービス拠点を構え、シームレスなグローバルITサービスを展開しています。顧客は1,700社を超え、金融、製造、製薬、メディア、Eコマースなど多岐に渡っています。詳しくは当社のウェブサイト http://www.kvh.co.jp/ をご覧ください。
◆COLTについて
COLTはヨーロッパの通信プロバイダーで、データ、ボイス、マネージド・サービスを大手企業はもちろんのこと中小企業およびホールセール顧客向けに提供しています。13カ国で事業運営し、欧州主要34都市のメトロネットワークをはじめ総延長25,000kmのネットワークを敷設しています。接続ビル数は1万6千件を超え、18箇所でデータセンターを運用しています。
COLT Telecom Group S.A.はロンドン証券取引所に上場しています(COLT)。ホームページは以下の通りです。
http://www.colt.net/
両社はすでに、それぞれが拠点とするヨーロッパおよび日本市場で、主要取引所に近接したデータセンターと高速ネットワークをベースに、資産運用会社などの取引参加者向けに低遅延ネットワーク接続と信頼性、安全性の高いプロキシミティ・ホスティング環境を提供しています。
今回の協業強化により、両社の低遅延プロキシミティ・サービスはロンドン、ニューヨーク、東京、フランクフルト、シカゴ、パリなど世界の主要な金融市場を網羅し、取引参加者は、エンド・ツー・エンドでマネージされた高品質なサービスの利用が可能となります。
金融証券市場では、グローバル化およびアルゴリズムトレーディングなどスピードを要求する取引形態の普及により、取引時間を短縮する低遅延の重要性が増しています。
両社は、このようなニーズに迅速かつ柔軟に応えるため、これまで金融機関向けサービスで培った経験とノウハウをベースにグローバル規模でサービス提供体制を強化し、サービスの均一化を図ります。
また、本協業に基づき、KVHは、日本に拠点を持たずに海外からリモートメンバーシップ制度で取引市場に参加する機関投資家に、取引所との手続き窓口の役割を担うファシリテーター・サービスを提供し、日本市場の取引活性化をサポートします。
COLTは、2007年よりヨーロッパ市場で低遅延プロキシミティ・サービスを開始し、現在Deutsche Borse(ドイツ証券取引所)、SIX(スイス証券取引所、前SWX)、Chi-X、Turquoise、BATsなど主要25ヶ所の取引所およびMTFs(Multi-lateral Trading Facilities:多角的取引システム)を接続し、そのうち7ヶ所の取引システムを自社データセンター内でホスティングしています。また、本年初めには北米地域にも低遅延イーサネットワークを拡張しました。
KVHは、東京証券取引所、大阪証券取引所をはじめとした国内主要取引所とのネットワーク接続で豊富な実績を有しています。2008年よりKVH東京データセンターを拠点にプロキシミティ・サービスを開始し、2008年9月に東京工業品取引所のコロケーション・サービス・ベンダーに採用され、本年5月より同サービスを稼動しています。また、2008年12月には東京金融取引所のコロケーションサイトとして推奨を受け、年内に本格稼動をする予定です。
COLTのメジャー・エンタープライズ部門マネージング・ダイレクター、デュレフ・スパンは、「本協業によりCOLTとKVHは、世界の主要取引所が拠点とするヨーロッパ、北米、日本およびアジア地域の金融証券市場を包括的に網羅することができます。今後、欧米からアジア市場へ参入する機関投資家についてもKVHとの協力体制の下、強力にサポートして参ります」と述べています。
また、KVH 代表取締役社長兼CEO 鈴木 みゆきは、「昨年からの世界的金融危機にも関わらず、金融証券市場における電子取引のスピード化へのニーズは依然増え続けており、低遅延ネットワークの重要性はさらに高まっています。KVHは、COLTとの協業を通して日本市場における低遅延取引の加速化を促し、取引市場のさらなる活性化を目指します」と述べています。
■株式会社東京工業品取引所からのエンドースメント
代表執行役社長 南學 政明 様
東京工業品取引所は、2009年5月より新取引システムの稼働に合わせて、KVHのプロキシミティ・サービスを導入しました。KVHの高品質、低遅延のネットワーク回線、堅牢なデータセンター・サービスを国内外の取引参加者が広くご利用されることで、当社市場の活性化につながるものと考えております。また、このたびのKVHとCOLT社との協業強化により、当社のアジアの中核的なデリバティブ取引所として確固たる地位を築くという目標達成に向けて、グローバル規模でサポートいただけることを期待しています。
(URL: http://www.tocom.or.jp/jp/ )
◆KVHについて
KVHは、1999年に通信/ITマネジメント事業の拠点として東京を本社に設立されました。自社の光ファイバ網とデータセンターを基盤に、データ、インターネット接続、音声、マネージド・サービスなど、包括的な通信/ITマネジメント・ソリューションを法人向けに特化して提供しています。
アジア地域の拠点として設立されたKVHは、中国、インドにもサービス拠点を構え、シームレスなグローバルITサービスを展開しています。顧客は1,700社を超え、金融、製造、製薬、メディア、Eコマースなど多岐に渡っています。詳しくは当社のウェブサイト http://www.kvh.co.jp/ をご覧ください。
◆COLTについて
COLTはヨーロッパの通信プロバイダーで、データ、ボイス、マネージド・サービスを大手企業はもちろんのこと中小企業およびホールセール顧客向けに提供しています。13カ国で事業運営し、欧州主要34都市のメトロネットワークをはじめ総延長25,000kmのネットワークを敷設しています。接続ビル数は1万6千件を超え、18箇所でデータセンターを運用しています。
COLT Telecom Group S.A.はロンドン証券取引所に上場しています(COLT)。ホームページは以下の通りです。
http://www.colt.net/