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京都府初の猫専門動物病院を上京区にオープン〜保護活動や健康への啓発活動にも積極的な取り組み〜

動物病院京都(院長:園田 祐三)は、北野天満宮近くに京都府初の猫の専門動物病院『動物病院京都 ねこの病院』をオープンしました。

ねこの病院: http://neko-kyoto.jp/


■猫の専門動物病院オープンの背景
今回の猫の専門動物病院をオープンした背景には、当院に来院される猫の飼主様から、「猫と犬を分けてほしい」という要望のほか、以下の背景があります。

(1) 猫ブームによる安易な飼育への危機意識
昨今、猫ブームと言われ、猫と同居できるマンションなどもありますが、猫はデリケートな性格の動物ですので、飼う事自体に手間などがかかります。
その点を安易に考えてしまった飼主様が飼い続ける事ができず、猫を捨ててしまうため、保健所で保護され殺処分される猫の約6割は、まだ成熟していない幼齢の猫という結果です(環境省の報告)。
私たちはそのような飼主様をサポートするために、「ねこの病院」を作りました。

(2) 猫の飼い主様に対する健康意識への啓発
猫の先祖は、熱帯の中で弱肉強食の世界を生きてきました。そのため、具合が悪い様子をみせれば、敵に食べられてしまうことがあり、現在の猫にも野生の本能として具合が悪い様子を見せないようにします。
そのような事を飼主様に周知されていないため、病気の症状として現れるようになった時には、手遅れになってしまう事があります。そういった事を少しでもなくすために、日々の健康診断の受診などを啓発していきたいと考えております。

(3) 本当に猫ブーム?実は猫の頭数が90%に減少しているという事実
ペット産業がとても好景気と言われておりますが、実際には、猫の頭数は増えていません。
一般社団法人ペットフード協会の調べによると、猫の頭数は、2008年108万頭をピークに減っており、最新の発表である2015年では98万頭です。そのため、当院が保護猫の譲渡活動を通して、猫を飼う事の楽しさを知っていただく場になればと考えております。


■『動物病院京都 ねこの病院』の取り組み
(1) わんちゃんの匂いや、鳴き声が聞こえない、静かな待合室・診察室作り
デリケートな性格である猫はもちろんのこと、わんちゃんが苦手な飼い主様にとっても、リラックスして受付から会計まで行える空間になっています。

(2) 保護活動および健康への啓発活動
待合室の上部スペースにねこちゃんの肉球などが見える、猫の通り道を配置。道行く人やご来院された方などに、猫の習性や特性を観察してもらい、猫への理解を少しでも深め、より多くの人が猫を好きになっていただき、保護してくれる人が増えてくれればという想いを込めております。
また、猫の獣医療に関する国際団体であるISFMの基準に則り、ウィルスやノミ・ダニなどの感染症に配慮したつくりになっております。

(3) VIPルームを設けたペットホテル
当院は入院室やICUはもちろんのこと、ペットホテルを完備しております(通常7室/ICU1室/隔離2室/特別室1室)。猫の音への敏感さに配慮し、防音など静けさを追求しています。また、特にペットホテルには、特別室を設けており、ねこちゃんが落ち着けるような空間作りをしています。


■『動物病院京都 ねこの病院』概要
所在地   :京都市上京区一条通御前通東入西町24-1
       北野エスポワコリン1F
診察時間  :9:00〜12:00 16:00〜20:00(日曜:14:00〜17:00)
       <16:00〜17:00のみ予約診療>
休診日   :木曜日・祝日(年末年始)
       <将来的に年中無休になる可能性>
ホームページ: http://neko-kyoto.jp/
駐車場   : 提携駐車場 1時間無料
駐輪場   : 病院併設
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