桜の季節、春が旬のいわしとは!?三越各店で茨城発の「いわし桜干」が年間6,000袋超の売り上げ
[17/03/31]
提供元:@Press
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茨城の株式会社鴨安商店では、春が旬のいわしを使った「いわし桜干(3枚入)」が三越で10数年にわたり、年間6,000袋超の販売を記録し続けるロングセラー商品となっていることを発表します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/125486/img_125486_1.jpg
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/125486/img_125486_2.jpg
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/125486/img_125486_3.jpg
【春のいわしが旬な知られざる理由】
「春鰯」と季語に謳われるように桜の咲く春も「いわし」の旬であるといわれています。
そもそも、いわしは日本の沿岸どこでも1年を通して漁獲される大衆魚ですが、通常いわしの旬はいつ?と聞かれると、脂がたっぷりのった丸々とした「入梅いわし」といわれる6月〜7月の「まいわし」等が思い浮かぶと思います。
春は確かにいわしがたくさん獲れ始まる時期でもあるのですが、この季節のいわしはそれほど脂がのっていません。
では、なぜ春がいわしの旬なのでしょうか?
今でこそ冷凍技術や流通も発展し、新鮮な魚が食卓に上るのが当たり前の時代ですが、昭和初期まではどの時代も生の魚を食べられるのは寒い真冬の時期か、産地に近い沿岸地域等に限られたものでした。
庶民の食卓に上る魚は保存性を高めた干物や佃煮、酢漬け等が主で、保存がきいて数日たっても食べられるのが流通する上で大前提であったと言えます。
こういった保存性のある干物を作る際に重要なのが脂の無い無脂といわれる身質です。
冷凍冷蔵技術の無い時代は脂の乗った魚を干物や佃煮にしても常温では数日たつと脂が酸化してとても食べられたものではなかったのです。
ただでさえ「弱い魚」と書くいわしです。そんな弱りやすい「いわし」を何とか食べようと、昔の人たちは知恵と工夫で干物などにして流通させてきました。そしてこの春の3月〜4月、桜の咲くこの時期の脂の少ないいわしが保存のきく干物として最適だったのです。
当然ながら庶民の多くの人たちが最もいわしを口にするのがこの季節で、この時期に獲れるいわしが「旬」な理由がここにあるといえます。
いわしは脂があってもなくても美味しい魚です。今でも脂の少ない目刺しなどを火でさっと炙って熱々を頂くと本当においしいと思います。
かの平安の歌人、紫式部も大のいわし好きで知られ「日の本にはやらせ給ういわしみずまいらぬ人はあらじとぞ思ふ」といった句を詠んでいます。もしかしたら、桜の咲く時期に読んだ句かもしれません。
【いわし桜干】
そんな春が旬のいわしの中でも「片口いわし」を使った鴨安商店の「いわし桜干」は昭和57年の第21回農林水産祭の天皇杯を受賞したひとつひとつ手作りの伝統の一品です。
原料の「片口いわし」は近年漁獲が減少しており、その中でも桜干に最適な「無脂」といわれる身質のものは、一年の内ごく一時期しか獲れないとても貴重なものを使用しています。
「桜干」の名前の由来
1.原料のイワシは、桜の季節である3月〜4月のものが脂肪が少なくみりん干に最適とされ、冷凍技術の無い頃はこの時期が製品の最盛期であったことから
2.魚を開いて干したそのかたちが桜の花びらに似ていることから
3.桜の如く花開くように(末広干の名称にも一致する)広がるようにと生産者の願いを込めて
とされています。
当社の「いわし桜干」は焼いた後、冷めても美味しくいただけるので、ご家庭で焼いたものをお花見にお持ちになって、ぜひ桜の下で召し上がってみてください。一句浮かぶかもしれませんね。
【購入先】
桜干(4/3判 3枚入) 1袋 本体価格480円+消費税(税込表記は店舗によって異なります)
三越日本橋本店
三越銀座店
札幌三越
名古屋三越栄店
広島三越
【会社概要】
名称 : 株式会社鴨安商店
本社工場 : 〒314-0408 茨城県神栖市波崎2468番地
新港工場 : 〒314-0407 茨城県神栖市波崎新港3-5
千葉工場 : 〒260-0023 千葉県千葉市中央区出洲港14-31
URL : http://www.kamoyasu.co.jp/
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画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/125486/img_125486_3.jpg
【春のいわしが旬な知られざる理由】
「春鰯」と季語に謳われるように桜の咲く春も「いわし」の旬であるといわれています。
そもそも、いわしは日本の沿岸どこでも1年を通して漁獲される大衆魚ですが、通常いわしの旬はいつ?と聞かれると、脂がたっぷりのった丸々とした「入梅いわし」といわれる6月〜7月の「まいわし」等が思い浮かぶと思います。
春は確かにいわしがたくさん獲れ始まる時期でもあるのですが、この季節のいわしはそれほど脂がのっていません。
では、なぜ春がいわしの旬なのでしょうか?
今でこそ冷凍技術や流通も発展し、新鮮な魚が食卓に上るのが当たり前の時代ですが、昭和初期まではどの時代も生の魚を食べられるのは寒い真冬の時期か、産地に近い沿岸地域等に限られたものでした。
庶民の食卓に上る魚は保存性を高めた干物や佃煮、酢漬け等が主で、保存がきいて数日たっても食べられるのが流通する上で大前提であったと言えます。
こういった保存性のある干物を作る際に重要なのが脂の無い無脂といわれる身質です。
冷凍冷蔵技術の無い時代は脂の乗った魚を干物や佃煮にしても常温では数日たつと脂が酸化してとても食べられたものではなかったのです。
ただでさえ「弱い魚」と書くいわしです。そんな弱りやすい「いわし」を何とか食べようと、昔の人たちは知恵と工夫で干物などにして流通させてきました。そしてこの春の3月〜4月、桜の咲くこの時期の脂の少ないいわしが保存のきく干物として最適だったのです。
当然ながら庶民の多くの人たちが最もいわしを口にするのがこの季節で、この時期に獲れるいわしが「旬」な理由がここにあるといえます。
いわしは脂があってもなくても美味しい魚です。今でも脂の少ない目刺しなどを火でさっと炙って熱々を頂くと本当においしいと思います。
かの平安の歌人、紫式部も大のいわし好きで知られ「日の本にはやらせ給ういわしみずまいらぬ人はあらじとぞ思ふ」といった句を詠んでいます。もしかしたら、桜の咲く時期に読んだ句かもしれません。
【いわし桜干】
そんな春が旬のいわしの中でも「片口いわし」を使った鴨安商店の「いわし桜干」は昭和57年の第21回農林水産祭の天皇杯を受賞したひとつひとつ手作りの伝統の一品です。
原料の「片口いわし」は近年漁獲が減少しており、その中でも桜干に最適な「無脂」といわれる身質のものは、一年の内ごく一時期しか獲れないとても貴重なものを使用しています。
「桜干」の名前の由来
1.原料のイワシは、桜の季節である3月〜4月のものが脂肪が少なくみりん干に最適とされ、冷凍技術の無い頃はこの時期が製品の最盛期であったことから
2.魚を開いて干したそのかたちが桜の花びらに似ていることから
3.桜の如く花開くように(末広干の名称にも一致する)広がるようにと生産者の願いを込めて
とされています。
当社の「いわし桜干」は焼いた後、冷めても美味しくいただけるので、ご家庭で焼いたものをお花見にお持ちになって、ぜひ桜の下で召し上がってみてください。一句浮かぶかもしれませんね。
【購入先】
桜干(4/3判 3枚入) 1袋 本体価格480円+消費税(税込表記は店舗によって異なります)
三越日本橋本店
三越銀座店
札幌三越
名古屋三越栄店
広島三越
【会社概要】
名称 : 株式会社鴨安商店
本社工場 : 〒314-0408 茨城県神栖市波崎2468番地
新港工場 : 〒314-0407 茨城県神栖市波崎新港3-5
千葉工場 : 〒260-0023 千葉県千葉市中央区出洲港14-31
URL : http://www.kamoyasu.co.jp/