QLogic、世界初のQDRインフィニバンド・パススルー・モジュールを提供
[10/03/26]
提供元:@Press
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* このプレスリリースは、2010年3月23日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
米国QLogic社(NSDQ:QLGC、本社:米国カリフォルニア州、日本事務所:東京都渋谷区、代表:安田 稔)は、本日(米国時間3月23日)、業界初となるQuad Data Rate(4倍速、以下 QDR)インフィニバンド・パススルー・モジュールを発売しました。
この度のQLogic 12005-PT16 QDRパススルー・モジュールは、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)環境で使用されるDell PowerEdgeブレードサーバ向けに提供され、Dell PowerEdge M1000eの筐体に収まるよう設計されています。12005-PT16はサーバのインフィニバンド・メザニンカードをQLogic 12000シリーズQDRスイッチやディレクターを始めとする外部のインフィニバンド・スイッチに40Gb/秒のQDRで接続できるインフィニバンド・インターフェイスを提供します。
QLogic 12005-PT16 QDRインフィニバンド・パススルー・モジュールは、遅延を最小限にし、そして柔軟なファブリック・アーキテクチャ・オプションでQDRのラインレートを提供するため、通常のクラスター用ブレードサーバ・スイッチに代わる、費用対効果の高い選択肢です。
この新モジュールは、大規模なクラスターでは通常外部接続されるQDRインフィニバンド・コア・スイッチとブレードサーバを直接接続することで、内部スイッチのホップ(スイッチを経由することによるレイテンシー)が原因となる遅延を解消します。さらに、12005-PT16はDell PowerEdge M1000eブレードサーバのI/Oファブリック・モジュールの1スロットのみを使用するため、その他のPowerEdge I/Oスロットを開放することができ、他の拡張オプションの利用を可能にします。
この度のパススルー・モジュールに加え、Dellは最近、QLogic 7300シリーズQDRインフィニバンド・メザニン・アダプターを、同社が提供するQLogicのエンド・ツー・エンドQDRインフィニバンド・アダプターとスイッチ・ソリューションに追加しました。この中には、QLogic 7300シリーズ・シングルおよびデュアル・ポート・アダプターや、12000シリーズ36ポート・エッジ・スイッチ、そして96ポート・324ポート・648ポート・ディレクターも含まれています。
Dellのプラットフォーム・マーケティング担当バイスプレジデント、サリー・スティーブンス(Sally Stevens)氏は語ります。
「DellのPowerEdgeサーバは、HPCクラスター・アプリケーションの処理に業界トップの性能と効率を提供します。QLogicの革新的な40Gb/秒 QDRインフィニバンド・パススルー・モジュールとメザニン・アダプターにより、DellのM1000eプラットフォームの性能は向上し、お客様の期待されている価値を提供すると同時に、オープン・スタンダード・テクノロジーを提供することができます。Dellのマルチコア・サーバとQLogicのQDRインフィニバンド・アダプター、スイッチ、パススルー・モジュールを組み合わせることで、HPC環境を利用するお客様の処理スピードの向上に貢献しています。」
12005-PT16により、電力消費量を最大45%削減できるため、冷却や保守にかかる費用を抑えることができます。これにより、運用効率を大幅に改善し、各々のHPCユーザーが求める性能やそれにかかるコスト目標を達成するためのネットワーク・アーキテクチャを柔軟に構築することができます。
QLogicのネットワーク・ソリューション・グループ担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ、ジェシー・パーカー(Jesse Parker)は語ります。
「DellのPowerEdge M1000eプラットフォームのようなブレードサーバの、HPC環境における利用はますます高まっています。その理由は、データセンターの設置面積を最小限に抑えながら、クラスターを拡張することが可能となるからです。薄型のQLogic 12005 QDRインフィニバンド・パススルー・モジュールは、このようなサーバに対して省スペース・省電力化を提供することで、高い費用対効果をもたらすソリューションとなっています。QLogicとDellがインフィニバンドを容易に導入・利用できる環境を提供することで、航空・宇宙や地震モデリング、そして生体分子設計をはじめとする高度計算を必要としているHPCユーザーが、これまで以上に研究成果をあげることを可能にしているのです。」
【QLogicが提供するインフィニバンド・ネットワーク】
QLogicは、HPC向けインフィニバンド・ネットワーク製品を総合的に取り揃えています。この中には、QDRホスト・チャネル・アダプター、QDRマルチ・プロトコル・ディレクター、エッジ・スイッチ、そしてこれらを直感的にインストール・操作・保守するためのソフトウェア・ツールが含まれています。QLogicのインフィニバンド・アダプターは、業界最高レベルのメッセージ・レート、最も低いMPI遅延、そして最も高い有効帯域幅を提供すると同時に、業界最高レベルのコストパフォーマンスにより、MPIとTCPアプリケーションを何千というノードまで拡張することを可能にします。
市場で最も包括的かつ柔軟性の高いHPCクラスター・インターコネクト・ファブリック・ソリューションであるQLogic QDRインフィニバンド・スイッチは、業界最高峰の管理ツールを搭載しているため、管理者がインフィニバンド・ファブリックを数分間でインストールして立ち上げることが可能であり、高性能計算クラスターとグリッドに対して高まる需要にも応えることができます。
【米国QLogic社について】
QLogic(NSDQ:QLGC)は、アダプタやスイッチ、ASICなど高性能ネットワーキングのグローバル・リーダで、同社のデータ・ストレージ・サーバ・ネットワーキング・ソリューション製品は世界の大手OEM/チャネル・パートナから大きな信頼を得ています。QLogicは、NASDAQ Global Selectに選ばれ、S&P 500にも名を連ねています。詳細はウェブ( http://www.qlogic.com )をご覧ください。
米国QLogic社 日本事務所
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ W22F
Tel:03-4360-5506 Fax:03-4360-5301
米国QLogic社(NSDQ:QLGC、本社:米国カリフォルニア州、日本事務所:東京都渋谷区、代表:安田 稔)は、本日(米国時間3月23日)、業界初となるQuad Data Rate(4倍速、以下 QDR)インフィニバンド・パススルー・モジュールを発売しました。
この度のQLogic 12005-PT16 QDRパススルー・モジュールは、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)環境で使用されるDell PowerEdgeブレードサーバ向けに提供され、Dell PowerEdge M1000eの筐体に収まるよう設計されています。12005-PT16はサーバのインフィニバンド・メザニンカードをQLogic 12000シリーズQDRスイッチやディレクターを始めとする外部のインフィニバンド・スイッチに40Gb/秒のQDRで接続できるインフィニバンド・インターフェイスを提供します。
QLogic 12005-PT16 QDRインフィニバンド・パススルー・モジュールは、遅延を最小限にし、そして柔軟なファブリック・アーキテクチャ・オプションでQDRのラインレートを提供するため、通常のクラスター用ブレードサーバ・スイッチに代わる、費用対効果の高い選択肢です。
この新モジュールは、大規模なクラスターでは通常外部接続されるQDRインフィニバンド・コア・スイッチとブレードサーバを直接接続することで、内部スイッチのホップ(スイッチを経由することによるレイテンシー)が原因となる遅延を解消します。さらに、12005-PT16はDell PowerEdge M1000eブレードサーバのI/Oファブリック・モジュールの1スロットのみを使用するため、その他のPowerEdge I/Oスロットを開放することができ、他の拡張オプションの利用を可能にします。
この度のパススルー・モジュールに加え、Dellは最近、QLogic 7300シリーズQDRインフィニバンド・メザニン・アダプターを、同社が提供するQLogicのエンド・ツー・エンドQDRインフィニバンド・アダプターとスイッチ・ソリューションに追加しました。この中には、QLogic 7300シリーズ・シングルおよびデュアル・ポート・アダプターや、12000シリーズ36ポート・エッジ・スイッチ、そして96ポート・324ポート・648ポート・ディレクターも含まれています。
Dellのプラットフォーム・マーケティング担当バイスプレジデント、サリー・スティーブンス(Sally Stevens)氏は語ります。
「DellのPowerEdgeサーバは、HPCクラスター・アプリケーションの処理に業界トップの性能と効率を提供します。QLogicの革新的な40Gb/秒 QDRインフィニバンド・パススルー・モジュールとメザニン・アダプターにより、DellのM1000eプラットフォームの性能は向上し、お客様の期待されている価値を提供すると同時に、オープン・スタンダード・テクノロジーを提供することができます。Dellのマルチコア・サーバとQLogicのQDRインフィニバンド・アダプター、スイッチ、パススルー・モジュールを組み合わせることで、HPC環境を利用するお客様の処理スピードの向上に貢献しています。」
12005-PT16により、電力消費量を最大45%削減できるため、冷却や保守にかかる費用を抑えることができます。これにより、運用効率を大幅に改善し、各々のHPCユーザーが求める性能やそれにかかるコスト目標を達成するためのネットワーク・アーキテクチャを柔軟に構築することができます。
QLogicのネットワーク・ソリューション・グループ担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ、ジェシー・パーカー(Jesse Parker)は語ります。
「DellのPowerEdge M1000eプラットフォームのようなブレードサーバの、HPC環境における利用はますます高まっています。その理由は、データセンターの設置面積を最小限に抑えながら、クラスターを拡張することが可能となるからです。薄型のQLogic 12005 QDRインフィニバンド・パススルー・モジュールは、このようなサーバに対して省スペース・省電力化を提供することで、高い費用対効果をもたらすソリューションとなっています。QLogicとDellがインフィニバンドを容易に導入・利用できる環境を提供することで、航空・宇宙や地震モデリング、そして生体分子設計をはじめとする高度計算を必要としているHPCユーザーが、これまで以上に研究成果をあげることを可能にしているのです。」
【QLogicが提供するインフィニバンド・ネットワーク】
QLogicは、HPC向けインフィニバンド・ネットワーク製品を総合的に取り揃えています。この中には、QDRホスト・チャネル・アダプター、QDRマルチ・プロトコル・ディレクター、エッジ・スイッチ、そしてこれらを直感的にインストール・操作・保守するためのソフトウェア・ツールが含まれています。QLogicのインフィニバンド・アダプターは、業界最高レベルのメッセージ・レート、最も低いMPI遅延、そして最も高い有効帯域幅を提供すると同時に、業界最高レベルのコストパフォーマンスにより、MPIとTCPアプリケーションを何千というノードまで拡張することを可能にします。
市場で最も包括的かつ柔軟性の高いHPCクラスター・インターコネクト・ファブリック・ソリューションであるQLogic QDRインフィニバンド・スイッチは、業界最高峰の管理ツールを搭載しているため、管理者がインフィニバンド・ファブリックを数分間でインストールして立ち上げることが可能であり、高性能計算クラスターとグリッドに対して高まる需要にも応えることができます。
【米国QLogic社について】
QLogic(NSDQ:QLGC)は、アダプタやスイッチ、ASICなど高性能ネットワーキングのグローバル・リーダで、同社のデータ・ストレージ・サーバ・ネットワーキング・ソリューション製品は世界の大手OEM/チャネル・パートナから大きな信頼を得ています。QLogicは、NASDAQ Global Selectに選ばれ、S&P 500にも名を連ねています。詳細はウェブ( http://www.qlogic.com )をご覧ください。
米国QLogic社 日本事務所
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ W22F
Tel:03-4360-5506 Fax:03-4360-5301