〜疾患啓発に関するモバイル調査レポート〜2万名超の大規模なCOPDチェックをモバイルサイト経由で実施40代以上喫煙者の約3人に1人がCOPD予備軍であることが判明
[10/05/25]
提供元:@Press
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株式会社プラスアール(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤 竜也)は、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:トーマス・ハイル、以下 ベーリンガー社)から情報提供を受け、2009年11月1日から2010年4月30日にかけて20代から80代の喫煙者20,154名(※1)に対してCOPD(慢性閉塞性肺疾患 ※2)の啓発及びCOPDチェック(※3)を、弊社運営モバイルサイト「禁煙のミカタ」上にて実施いたしました。
「禁煙のミカタ」: http://nosmoke.netclinic24.com/
本調査の結果、1,983名(全体の9.8%)もの人が「COPDの可能性が高い(※4)」と診断され、40代以上の喫煙者に限るとその割合は34.4%にも上りました。しかし、その内禁煙の意思を示した人は12.9%にとどまりCOPDの恐ろしさに対する理解が十分でないことも明らかになりました。
また、35歳以上の高リスク層(※5)も併せた上で、チェック後に呼吸器科専門医のリストを提示し、実際の受診率についても調査をいたしました。(調査依頼数:1,254名、有効回答数182名)
その結果、12%がチェック後に専門医の受診をしており、「これから受診したい」と回答した60%を含めると72%もの人が、チェック後の受診に対して前向きな姿勢を示していることがわかりました。
≪調査結果概要≫
●全チェック対象者の平均年齢は33.3歳、平均喫煙歴は14.8年で、平均喫煙開始年齢が18.5歳と未成年のうちから喫煙をしている人が多いことが明らかになりました。今後、COPDの罹患年齢が若年齢化する可能性を示唆していると言えます。
●COPDの可能性が高いにも関わらず受診していない理由としては、「特に理由はない」が19.7%と最も高く、次いで「費用面が気になる」(18.6%)「未だ大丈夫だと思う」(18.2%)となりました(複数回答可)。高リスクと診断されたにも関わらず、危機感を抱きにくい現状が明らかとなりました。
●COPDの可能性が高い層が求めている情報としては、「症状に関しての詳細情報」が49.3%と最も高く、次いで「近くの専門医に関しての情報」(16.9%)「現在の治療法に関しての詳細情報」(15.5%)となりました。また、費用面が気になる人も多いため、「治験に関しての情報」についても8.7%と需要があることがわかりました。
今回の調査により、モバイルサイトを通した疾患の啓発が、40代以上に対しても有効であることが示唆されたと共に、受診誘導に対しても有効であることが示唆されました。
プラスアールでは、「最も多くの人のQOL(生活の質)を向上させるモバイルサービスの運営企業になる」というビジョンの元、今後も継続してモバイルサイトを中心とした疾患啓発と受診誘導に関する調査及び新規サービス提供を行ってまいります。
≪調査概要≫
「息苦しい」「痰がでる」「咳がでる」などの症状関連ワード、「禁煙」「たばこ」などのたばこ関連ワード、「肺がん」「COPD」などの疾患名ワードを中心に検索エンジン経由で集客を行い、疾患の啓発及びチェックへの誘導を実施。
非喫煙者(喫煙歴0年)及び異常値(数字入力間違い、90歳以上など)については除いた形で集計。端末個体識別番号でのカウントのため、重複無し。合計20,154名。チェック調査期間は2009年11月1日〜2010年4月30日、受診確認調査期間は2010年2月1日〜5月16日。20代7,783名(39%)、30代7,053名(35%)、40代4,197名(21%)、50代867名(4%)、60代200名(1%)、70代43名(1%未満)、80代11名(1%未満)。
■会社概要
社名 : 株式会社プラスアール
本社所在地: 東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビルB1F
創業 : 2009年3月
代表取締役: 佐藤 竜也
事業内容 : ヘルスケア関連モバイルサイト事業
URL : http://www.plusr.co.jp
※1:年齢別内訳は調査概要に記載
※2:COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎・肺気腫)
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、肺の生活習慣病とも呼ばれる疾患で、その患者の約90%が喫煙者とされております。息苦しい、痰がでるといった症状が特徴で、悪化すると在宅酸素治療や死に直結する疾患です。日本では疫学調査から、500万人以上がCOPDに罹患していると推計されておりますが、実際に治療を受けているのはわずか約22万人とされております(厚生労働省統計2005年)。日本国内のCOPDによる死亡順位は10位(厚生労働省 人口動態統計 2008年)となっておりますが、他疾患に比べて診断率が低いため今後その順位は上がっていくと考えられております。
※3:久留米大学医学部内科学講座 呼吸器・神経・膠原病内科 相澤 久道先生の監修のもと、『IPAG診断・治療ハンドブック日本語版』を参考に作成されたチェックシートをベーリンガー社より提供を受け、調査いたしました。
※4:40歳以上でCOPDチェック17点以上
※5:35歳以上でCOPDチェック17点以上。なお、一般的には40歳未満はチェック対象になっておりません。
「禁煙のミカタ」: http://nosmoke.netclinic24.com/
本調査の結果、1,983名(全体の9.8%)もの人が「COPDの可能性が高い(※4)」と診断され、40代以上の喫煙者に限るとその割合は34.4%にも上りました。しかし、その内禁煙の意思を示した人は12.9%にとどまりCOPDの恐ろしさに対する理解が十分でないことも明らかになりました。
また、35歳以上の高リスク層(※5)も併せた上で、チェック後に呼吸器科専門医のリストを提示し、実際の受診率についても調査をいたしました。(調査依頼数:1,254名、有効回答数182名)
その結果、12%がチェック後に専門医の受診をしており、「これから受診したい」と回答した60%を含めると72%もの人が、チェック後の受診に対して前向きな姿勢を示していることがわかりました。
≪調査結果概要≫
●全チェック対象者の平均年齢は33.3歳、平均喫煙歴は14.8年で、平均喫煙開始年齢が18.5歳と未成年のうちから喫煙をしている人が多いことが明らかになりました。今後、COPDの罹患年齢が若年齢化する可能性を示唆していると言えます。
●COPDの可能性が高いにも関わらず受診していない理由としては、「特に理由はない」が19.7%と最も高く、次いで「費用面が気になる」(18.6%)「未だ大丈夫だと思う」(18.2%)となりました(複数回答可)。高リスクと診断されたにも関わらず、危機感を抱きにくい現状が明らかとなりました。
●COPDの可能性が高い層が求めている情報としては、「症状に関しての詳細情報」が49.3%と最も高く、次いで「近くの専門医に関しての情報」(16.9%)「現在の治療法に関しての詳細情報」(15.5%)となりました。また、費用面が気になる人も多いため、「治験に関しての情報」についても8.7%と需要があることがわかりました。
今回の調査により、モバイルサイトを通した疾患の啓発が、40代以上に対しても有効であることが示唆されたと共に、受診誘導に対しても有効であることが示唆されました。
プラスアールでは、「最も多くの人のQOL(生活の質)を向上させるモバイルサービスの運営企業になる」というビジョンの元、今後も継続してモバイルサイトを中心とした疾患啓発と受診誘導に関する調査及び新規サービス提供を行ってまいります。
≪調査概要≫
「息苦しい」「痰がでる」「咳がでる」などの症状関連ワード、「禁煙」「たばこ」などのたばこ関連ワード、「肺がん」「COPD」などの疾患名ワードを中心に検索エンジン経由で集客を行い、疾患の啓発及びチェックへの誘導を実施。
非喫煙者(喫煙歴0年)及び異常値(数字入力間違い、90歳以上など)については除いた形で集計。端末個体識別番号でのカウントのため、重複無し。合計20,154名。チェック調査期間は2009年11月1日〜2010年4月30日、受診確認調査期間は2010年2月1日〜5月16日。20代7,783名(39%)、30代7,053名(35%)、40代4,197名(21%)、50代867名(4%)、60代200名(1%)、70代43名(1%未満)、80代11名(1%未満)。
■会社概要
社名 : 株式会社プラスアール
本社所在地: 東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビルB1F
創業 : 2009年3月
代表取締役: 佐藤 竜也
事業内容 : ヘルスケア関連モバイルサイト事業
URL : http://www.plusr.co.jp
※1:年齢別内訳は調査概要に記載
※2:COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎・肺気腫)
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、肺の生活習慣病とも呼ばれる疾患で、その患者の約90%が喫煙者とされております。息苦しい、痰がでるといった症状が特徴で、悪化すると在宅酸素治療や死に直結する疾患です。日本では疫学調査から、500万人以上がCOPDに罹患していると推計されておりますが、実際に治療を受けているのはわずか約22万人とされております(厚生労働省統計2005年)。日本国内のCOPDによる死亡順位は10位(厚生労働省 人口動態統計 2008年)となっておりますが、他疾患に比べて診断率が低いため今後その順位は上がっていくと考えられております。
※3:久留米大学医学部内科学講座 呼吸器・神経・膠原病内科 相澤 久道先生の監修のもと、『IPAG診断・治療ハンドブック日本語版』を参考に作成されたチェックシートをベーリンガー社より提供を受け、調査いたしました。
※4:40歳以上でCOPDチェック17点以上
※5:35歳以上でCOPDチェック17点以上。なお、一般的には40歳未満はチェック対象になっておりません。