コラージュアーティストpedro nekoiによる個展“MUNDOS・世界”開催
[19/01/31]
提供元:@Press
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OVER THE BORDERではpedro nekoiによる展覧会“MUNDOS・世界”を2月1日から開催いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/176183/LL_img_176183_1.jpg
pedro nekoi works for DM
pedroはこれまで、ビンテージの雑誌や広告、動物の写真などを用いたコラージュ作品を制作してきました。現実世界の切り貼りで構築される世界は、シュール(超現実)でありながらも、pedroいわく「決して不可能ではない風景や宇宙」です。
数々の“MUNDOS・世界”は、隠された意味や創造の喜びに満ちています。一見しただけでは小さくてナンセンスに見える“MUNDOS・世界”ですが、素材に使われる画はバブル期の日本や、急騰する社会の力強さや華やかさを象徴するものが多く、それらはかつて見た夢の再構築や憧れ、ひとつのユートピアのイメージを刺激します。
世界という意味をもつMUNDOSという単語は、pedroの母語であるポルトガル語によるものです。まるでおもちゃ箱に夢中になるかのように、世界の構築を楽しむキュートな男の子、pedroの“MUNDOS・世界”を、ぜひご高覧下さい。
■プロデューサーメッセージ
ブラジル・レシフェ生まれと聞いて、ワールドカップ日本初戦の悪夢と、危険で不景気な街の持つ独特の暗さを思い出した。ペドロの話によれば、その後のオリンピックを経て、今のブラジルはさらに最悪な状況だそうだ。一方で、彼のコラージュ作品を見ると、そんな憂鬱さを吹き飛ばすような気分になる。60年代アメリカ、80年代日本、各々の国がなんだか浮かれていた時代の雑誌素材をモチーフに創作しているからだろう。実は作品ひとつひとつが彼の夢の世界。ブラジルの中でもダークで危険な場所で育った感覚が求めている世界は、常に笑顔に満ちている世界であった。現代の日本で暮らす僕にとっては、その世界はなんだかとても懐かしく感じた。 -オオバ アキヒト
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/176183/LL_img_176183_1.jpg
pedro nekoi works for DM
pedroはこれまで、ビンテージの雑誌や広告、動物の写真などを用いたコラージュ作品を制作してきました。現実世界の切り貼りで構築される世界は、シュール(超現実)でありながらも、pedroいわく「決して不可能ではない風景や宇宙」です。
数々の“MUNDOS・世界”は、隠された意味や創造の喜びに満ちています。一見しただけでは小さくてナンセンスに見える“MUNDOS・世界”ですが、素材に使われる画はバブル期の日本や、急騰する社会の力強さや華やかさを象徴するものが多く、それらはかつて見た夢の再構築や憧れ、ひとつのユートピアのイメージを刺激します。
世界という意味をもつMUNDOSという単語は、pedroの母語であるポルトガル語によるものです。まるでおもちゃ箱に夢中になるかのように、世界の構築を楽しむキュートな男の子、pedroの“MUNDOS・世界”を、ぜひご高覧下さい。
■プロデューサーメッセージ
ブラジル・レシフェ生まれと聞いて、ワールドカップ日本初戦の悪夢と、危険で不景気な街の持つ独特の暗さを思い出した。ペドロの話によれば、その後のオリンピックを経て、今のブラジルはさらに最悪な状況だそうだ。一方で、彼のコラージュ作品を見ると、そんな憂鬱さを吹き飛ばすような気分になる。60年代アメリカ、80年代日本、各々の国がなんだか浮かれていた時代の雑誌素材をモチーフに創作しているからだろう。実は作品ひとつひとつが彼の夢の世界。ブラジルの中でもダークで危険な場所で育った感覚が求めている世界は、常に笑顔に満ちている世界であった。現代の日本で暮らす僕にとっては、その世界はなんだかとても懐かしく感じた。 -オオバ アキヒト