BSIがガス機器における認証機関として任命 「オーストラリア及びニュージーランドのガス安全認証 審査及び認証サービス」を6月より開始
[19/06/27]
提供元:@Press
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BSI(英国規格協会)は、5月16日にオーストラリアとニュージーランドの規制当局であるオーストラリア及びニュージーランドのガス技術監督委員会(GTRC)からガス機器における認証機関として任命されました。これにより、6月より新サービス「オーストラリア及びニュージーランドのガス安全認証 審査及び認証サービス」を開始いたしました。
オーストラリアとニュージーランドにおいて、ガス機器やその関連部品を市場に出す前に、製造業者は自社製品にオーストラリアガス適合マークまたはニュージーランドガス安全適合マークが表示されていることを確認する必要があります。本取り決めにより、BSIでは対象となる製造業者にとって義務であるオーストラリアガス安全認証(AGS)を世界中のお客様に提供することが可能になります。BSIは、関連するオーストラリア及びニュージーランドの製品規格に照らして要求される試験を実施し、製品に対してJAS-ANZ認定のガス認証証明書を発行することができます。
そしてこの度、BSIジャパンの国内第1号のお客様として、新富士バーナー株式会社様のガス機器を対象にオーストラリアガス安全認証(AGS)を付与いたしました(認証登録日:2019年6月20日)。
以下、新富士バーナー株式会社 専務取締役 山本 宏様からのコメント。
【オーストラリアガス安全認証(AGS)取得の目的】
弊社は、オーストラリア現地にある認証機関にて、以前から本認証を取得していました。今回、CEマーキングでお世話になっているBSIが、オーストラリアでも本認証サービスを開始したことを受け、従前の認証機関から移行しました。これは、1つの機関で同時に異なる認証を受けられることにメリットを感じたからです。
【成果、工夫、苦労した点】
新製品の申請や仕様変更をする場合など、以前は各認証機関で認証を受けるまで時間差があり、製品仕様をひとつに纏めることに苦労していました。認証機関を1社に絞ることにより、特定の製品が複数の認証を受けている場合でも、各認証の試験を総合的に、且つ同時に行ってもらうことが可能になりました。そうすることによって、販売までのコストや時間が削減され、また、社内処理の簡略化が図れました。
【BSIジャパンを選んだ理由】
国内に日本人の担当者がいることに魅力を感じています。弊社独自の設計の場合など、規格に適合するか否か等の解釈の詳細が確認しやすい利点があります。僅かな疑問についても、その都度気軽に確認できるところが良いです。国内に窓口があることで、連休や時差などのタイミングが合い、やりとりに要する時間に無駄が発生しないことも良い点です。
【今後の活用について】
CEマーキングやオーストラリアガス安全認証(AGS)を活かしつつも、EUやオーストラリア市場に限らず幅広い視点で市場のニーズに対応できるよう、品質管理や生産管理の向上を目指していきたいと思っています。
BSIは、JAS-ANZ認定*を取得しています。これは、国際的に認められた基準に照らして評価され、最高レベルの品質とサービスをもって運営されることを意味します。つまり、信頼性と公平性の両方を兼ね備えた認証が発行されることをお客様にお約束するものです。オーストラリアガス安全認証(AGS)、ニュージーランドガス安全適合認証、およびBSI Kitemark認証の詳細については、以下のWebサイトをご覧ください。
◆オーストラリアガス安全認証(AGS)及びニュージーランドガス安全適合認証
https://www.bsigroup.com/ja-JP/our-services/Product-certification/product-certification-schemes/AGS/
◆BSI Kitemark認証について(英語)
https://www.bsigroup.com/en-GB/kitemark/product-testing/
*JAS-ANZとは、オーストラリア及びニュージーランドにおいて適合性評価機関に係る認定及び指定調査やそれに必要な事業を行う組織です。ここでは、JAS-ANZが行う認定をJAS-ANZ認定とします。
【BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について】
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、また、ISOの設立メンバーとして活動する規格策定のプロフェッショナルです。現在、193カ国で84,000組織のお客様の活動に貢献しています。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO 9001(品質マネジメントシステム)、ISO 14001(環境マネジメントシステム)、ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇ります。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム・医療機器の認証サービスとトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。マネジメントシステムの認証サービスに関しては、国内に約60社ある認証機関の中で、最も多くの規格の認証サービスを提供している認証機関の一つであり、数多くの規格の認証件数において国内No.1の実績を誇る、業界をリードする認証機関です。
URL: http://www.bsigroup.com/ja-JP/
BSIは、組織レジリエンス(Organizational Resilience)のグローバルソートリーダーです。組織レジリエンスとは、組織が生き残り繁栄するために、変化や突然の中断に対して、予防し、準備し、そして対応して適応する能力です。これはリスクマネジメントの域を超えて、ビジネスの健全性や成功に対する全体的な視点を意味します。BSIは、110年以上に渡り組織の発展をサポートすることをミッションとしてきました。そして組織レジリエンスのソートリーダーとして、このミッションを今後さらに強固なものとしていきます。
URL: https://www.bsigroup.com/ja-JP/our-services/Organizational-Resilience/
オーストラリアとニュージーランドにおいて、ガス機器やその関連部品を市場に出す前に、製造業者は自社製品にオーストラリアガス適合マークまたはニュージーランドガス安全適合マークが表示されていることを確認する必要があります。本取り決めにより、BSIでは対象となる製造業者にとって義務であるオーストラリアガス安全認証(AGS)を世界中のお客様に提供することが可能になります。BSIは、関連するオーストラリア及びニュージーランドの製品規格に照らして要求される試験を実施し、製品に対してJAS-ANZ認定のガス認証証明書を発行することができます。
そしてこの度、BSIジャパンの国内第1号のお客様として、新富士バーナー株式会社様のガス機器を対象にオーストラリアガス安全認証(AGS)を付与いたしました(認証登録日:2019年6月20日)。
以下、新富士バーナー株式会社 専務取締役 山本 宏様からのコメント。
【オーストラリアガス安全認証(AGS)取得の目的】
弊社は、オーストラリア現地にある認証機関にて、以前から本認証を取得していました。今回、CEマーキングでお世話になっているBSIが、オーストラリアでも本認証サービスを開始したことを受け、従前の認証機関から移行しました。これは、1つの機関で同時に異なる認証を受けられることにメリットを感じたからです。
【成果、工夫、苦労した点】
新製品の申請や仕様変更をする場合など、以前は各認証機関で認証を受けるまで時間差があり、製品仕様をひとつに纏めることに苦労していました。認証機関を1社に絞ることにより、特定の製品が複数の認証を受けている場合でも、各認証の試験を総合的に、且つ同時に行ってもらうことが可能になりました。そうすることによって、販売までのコストや時間が削減され、また、社内処理の簡略化が図れました。
【BSIジャパンを選んだ理由】
国内に日本人の担当者がいることに魅力を感じています。弊社独自の設計の場合など、規格に適合するか否か等の解釈の詳細が確認しやすい利点があります。僅かな疑問についても、その都度気軽に確認できるところが良いです。国内に窓口があることで、連休や時差などのタイミングが合い、やりとりに要する時間に無駄が発生しないことも良い点です。
【今後の活用について】
CEマーキングやオーストラリアガス安全認証(AGS)を活かしつつも、EUやオーストラリア市場に限らず幅広い視点で市場のニーズに対応できるよう、品質管理や生産管理の向上を目指していきたいと思っています。
BSIは、JAS-ANZ認定*を取得しています。これは、国際的に認められた基準に照らして評価され、最高レベルの品質とサービスをもって運営されることを意味します。つまり、信頼性と公平性の両方を兼ね備えた認証が発行されることをお客様にお約束するものです。オーストラリアガス安全認証(AGS)、ニュージーランドガス安全適合認証、およびBSI Kitemark認証の詳細については、以下のWebサイトをご覧ください。
◆オーストラリアガス安全認証(AGS)及びニュージーランドガス安全適合認証
https://www.bsigroup.com/ja-JP/our-services/Product-certification/product-certification-schemes/AGS/
◆BSI Kitemark認証について(英語)
https://www.bsigroup.com/en-GB/kitemark/product-testing/
*JAS-ANZとは、オーストラリア及びニュージーランドにおいて適合性評価機関に係る認定及び指定調査やそれに必要な事業を行う組織です。ここでは、JAS-ANZが行う認定をJAS-ANZ認定とします。
【BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について】
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、また、ISOの設立メンバーとして活動する規格策定のプロフェッショナルです。現在、193カ国で84,000組織のお客様の活動に貢献しています。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO 9001(品質マネジメントシステム)、ISO 14001(環境マネジメントシステム)、ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇ります。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム・医療機器の認証サービスとトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。マネジメントシステムの認証サービスに関しては、国内に約60社ある認証機関の中で、最も多くの規格の認証サービスを提供している認証機関の一つであり、数多くの規格の認証件数において国内No.1の実績を誇る、業界をリードする認証機関です。
URL: http://www.bsigroup.com/ja-JP/
BSIは、組織レジリエンス(Organizational Resilience)のグローバルソートリーダーです。組織レジリエンスとは、組織が生き残り繁栄するために、変化や突然の中断に対して、予防し、準備し、そして対応して適応する能力です。これはリスクマネジメントの域を超えて、ビジネスの健全性や成功に対する全体的な視点を意味します。BSIは、110年以上に渡り組織の発展をサポートすることをミッションとしてきました。そして組織レジリエンスのソートリーダーとして、このミッションを今後さらに強固なものとしていきます。
URL: https://www.bsigroup.com/ja-JP/our-services/Organizational-Resilience/