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国内初、香川県が「保育園併設オフィスづくり」を決定 広島発子育てママのキャリア形成企業・peekabooのフランチャイズ第一弾 〜庁舎空きスペースを活用し保育所と仕事をセットで提供〜

子育てママのキャリア形成を支援する広島企業、株式会社peekaboo(所在地:広島広島市、代表:小村 佳子、以下「peekaboo」)が提供する、働きたいママに保育所と仕事をセットで提供する「保育所併設オフィス事業」のフランチャイズ第一弾として、全国で初めて、香川県が「保育施設併設オフィスづくり」に取り組むことを決定しました。本件は、シェアリングエコノミーを活用した地方公共団体の取組みを支援する、総務省の「シェアリングエコノミー活用推進事業」の一環として実施します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/206646/LL_img_206646_1.jpg
左から:peekaboo代表 小村、価値創造プラットフォーム代表 石崎氏、香川県職員の市原氏

具体的には、peekabooと特定非営利活動法人 価値創造プラットフォーム(所在地:佐賀県佐賀市、代表:石崎 方規、以下「価値創造プラットフォーム」)がタッグを組み、すでに広島県内2カ所で、保育所併設オフィスの実績を持つpeekabooによるフランチャイズ事業の第一弾として、香川県庁舎の空きスペースを活用し、企業主導型保育園併設「子育てママの働くオフィスpeekaboo香川」(以下「ピーカブー香川」)を香川県庁舎内に設置するものです。
併設されるピーカブー香川保育園は、ピーカブーオフィスで働くママ等を対象に託児料無料で利用できるほか、ママが働くすぐそばで、子どもを預けて安心して働ける環境が最大の特長です。

妊娠、出産、育児は、女性が働き方を見直すきっかけとなりうるライフイベントです。女性の社会進出が進む一方、全国約17,000人(※1)と言われる待機児童問題が解消されていない今、妊娠、出産を機に一度正社員を離れてしまうと、いざ復帰しようと考えた際に子どもの預け先がなく断念するケースも数多くあります。明治安田生活福祉研究所の「出産・子育てに関する調査(2018年)」によると、待機児童問題によって仕事復帰ができない女性の数が1,139名のうち、124名の方が離職しています。
香川県においても、平成31年4月時点で前年と比べ、保育所利用定員が高松市で283名、丸亀市で212名(※2)増員するなど、新たな保育施設を開設するなどの動きがあるものの、現在でも待機児童数313名(※3)となっており、同様の理由で仕事復帰が厳しい現状が続いています。さらに、保育園不足問題だけではなく、香川県においては都市部に比べ、オンライン上で仕事の受委託がができる「クラウドソーシング」自体の認知度が低いことから、働き手の雇用最適化が図れず、働く意思のある女性の雇用機会が十分に活かされていないという点が課題として挙げられています。

peekabooは、2016年から広島で初めて企業主導型保育園施設併設オフィスを開設し、子どものそばで働きながらキャリアアップを図るママを支援することで、約300名の働く母・子を支援し、ママ達のキャリア拡幅を行ってきました。
この度、香川県が県として初めてpeekabooの「子育てママ活躍ワークモデル」を導入し、社会問題でもある待機児童や女性の労働力活用の解決に一手として、ピーカブー香川の開設に至りました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/206646/LL_img_206646_2.jpg
広島1拠点目:peekaboo袋町
※勤務中の様子。パソコン上にある窓から子どもたちの様子を確認することができます。急な発熱時でも、勤務地が同施設内のため安心です。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/206646/LL_img_206646_3.jpg
広島2拠点目:peekaboo八木
※退社・お迎えの様子。終業と同時にお迎えができるからこそ、仕事をしていても親子で過ごす時間を削らずに確保できています。


令和2年2月の香川県による、20歳〜49歳までの香川県内在住の女性1,503名を対象とした調査では、【職場に隣接して保育施設があり、妥当な保育料で子ども預けることができる場合】について、「利用する」が8割であり、特に20代の利用意向が高くなっています。

Q:職場に隣接して保育施設があり、妥当な保育料で子ども預けることができる場合、利用するかどうか
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/206646/LL_img_206646_5.jpg
隣接保育園を利用するかどうか
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/206646/LL_img_206646_6.jpg
回答割合

また、【育児をしながら働くときに、重要視することは何か】という質問に関しては、「休みの取りやすさ」が最も高く79.4%、次いで「勤務時間(短時間やフレックスタイムなど弾力的な勤務形態)」が72.9%、「勤務場所」が69.4%という結果となっています。
子どもの用事や子どもの体調による変則的な予定に対応できる勤務環境を求める声が高いことが分かりました。

Q:育児をしながら働くとき、重要視することは何か
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/206646/LL_img_206646_7.jpg
育児中の働き方で重要視する点は?


ピーカブー香川は、保育所とママの職場が隣同士のため、通勤送迎時間の短縮や近くで子どもの様子が確認できることから、出産後に初めて社会復帰するママにも安心な環境となります。またママの社会復帰は、単なる労働力の活用で終わることなく、「自分自身の今後のキャリアについて考える場所」であって欲しいという思いから、知識や経験の必要な仕事でスキルを身に付けていける職場を目指しています。具体的には、「週数回から社会復帰したい」「転勤がいつあるか分からない」など、ママ一人一人の希望に応じた働き方を実現し、社会復帰をサポートします。

ピーカブー香川で働くママの主な仕事内容は「WEBライティング」です。文章力や表現力が必要な「WEBライティング」を習得することで、「言語能力」を高めるほか、「段取り力」が身に付き、今後のキャリアにいきる汎用性の高いスキルが習得できます。今後、ライフスタイルの変化や子どもの成長に合わせ、在宅ワークや企業への転職など、キャリアの選択肢が広がることを重要視しています。
また、内閣府「企業主導型保育事業」による保育園とする予定であり、併設したオフィスで働くママを優先に、保育料無料で利用できます。

さらに、2020年4月には、山梨県にフランチャイズ事業第2弾となるピーカブーモデルの企業主導型保育園併設オフィスが開設予定です。今後もピーカブーモデルの全国への展開を目指し、女性の社会進出やキャリア形成を積極的に支援してまいります。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/206646/LL_img_206646_4.jpg
20202/1 たかまつミライエで行われた登録説明会の様子


※1 厚生労働省 令和元年9月6日「保育所等関連状況取りまとめ(平成31年4月1日)」
※2 厚生労働省 令和元年9月6日「保育所等関連状況取りまとめ(平成31年4月1日)」
※3 香川県 保育所等利用待機児童数(令和元年10月1日現在・速報値)


【「ピーカブー香川」施設概要】
所在地 :高松市天神前6番1号 香川県天神前分庁舎2階
スケジュール :(1)2月下旬オフィス部分OPEN
(保育園がスタートするまでは、在宅ワークOK)
(2)10月保育園スタート予定。子どもと一緒に出勤可能に。
保育料 :無料
定員 :45名
利用できる対象:併設オフィス勤務者等のお子様0〜2歳まで


■「ピーカブー香川」運営会社概要
社名 :特定非営利活動法人 価値創造プラットフォーム
所在地 :佐賀県佐賀市
代表者 :石崎 方規
設立 :2012年年03月21日
活動内容:情報化社会/経済活動の活性化/連絡・助言・援助
https://socialvalue.biz/


■株式会社peekaboo 会社概要
所在地 :広島県広島市安佐南区八木1-20-12 セセラガーデン1F
代表者 :代表取締役 小村 佳子
設立 :2017年1月5日
事業内容:WEBライティング事業/アウトソーシング事業/メディア事業/
保育園の運営
https://www.peekaboo.co.jp/


■peekabooの提供する「保育施設併設オフィスのフランチャイズ事業」概要
企業内保育需要とのミスマッチに悩む企業や、保育所と働ける場所をセットで探しているママの新規雇用を考える企業などに向けた事業です。保育施設併設オフィスにて、働きたいママに保育所と仕事をセットで提供してきた「ピーカブー」のノウハウを生かし、WEBライティング事業を企業内で展開する方法のサポートを行います。また、本サービスを通して企業主導型保育施設の定員充足率アップへの貢献も目指します。

<対象>
全国の企業主導型保育園の設置企業もしくは設置予定企業で、保育園の充足率を上げたい企業
<対象企業例>
・保育の受け皿はあるが、社内に保育利用希望者が少なかった
・10〜30名程度の新規事業を行うスペースが社内や近隣に確保できる
・『子どもを保育園に入れたら働きたい』というママが地域に多くいるが、受け入れの手法がわからない
<導入のメリット>
・地域枠に頼ることなく、保育園の運営を行うことができるので運営の安定化が期待できる
・常に充足した状態をキープでき雇用の無駄を削減できる。


<代表 小村 佳子プロフィール>
3児の母。兵庫県芦屋市出身。広島市中区在中。アパレル販売員として5年勤める。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(以下「リクルート」)へ入社。
Hotpepper美容ページの提案・企画営業に携わり、入社1年目にして営業成績1位、通期ベスト5など個人の受賞歴は30回超。また着任したチームでは垂直立ち上げを実現し、数々の賞を受賞する。5年の在籍期間の中で結婚出産を経験。
2016年4月、リクルートを退社し、広島に居ながらキャリアを築いていきたいという想いで同年6月株式会社CREATIVELABへ入社。子育てママ達が自分らしさを大事にしながら「自分に誇れる自分」となり、子育てが落ち着いた際に「未来の選択肢」が増えている職場作りができれば…と2016年6月にpeekabooをスタート。
その後、2017年1月5日にCREATIVELABより分社化し、株式会社peekabooの代表取締役に就任。現在、常にトップを目指し走り続ける「ビジネスウーマン」として、家族との大切な時間を共有する「母」として、仕事に育児に奔走する日々を過ごす。

平成30年度広島県創業者表彰 受賞
第1回中国地域女性ビジネスプランコンテスト「SOERU」ファイナリスト
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