“GPSも節電!”Fastrax社より世界最小のチップアンテナ一体型GPSモジュール『UC430』 発売〜モバイルPC、デジカメ、携帯電話、車両位置確認装置に対応〜
[11/06/28]
提供元:@Press
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高性能GNSS(全地球航法衛星システム)装置及びソフトウェアの製造や、関連分野におけるパイオニア的存在ともいえるFastrax社(ファーストラックス、所在地:フィンランド共和国、首都ヘルシンキ)ならびに、その日本総代理店であるエム・アールエフ株式会社は、チップアンテナ搭載の超小型GPS受信機『Fastrax UC430』を発表しました。
当製品は、アンテナを含め9.6×14.0×1.95mmという小サイズ設計に加え、低消費電力化されているためモバイルPCやデジタルカメラ、また携帯電話やその他、主に海外で使われる車両位置確認装置など、スペースや消費電力に制約のある装置に最適です。
■ 『Fastrax UC430』の特長
『Fastrax UC430』は、位置情報を使用する電子製品に対し瞬時に測位結果を提供することができます。
CSR社が提供するSiRFaware(TM)のAdaptive Micropower Controller技術を応用し、スタンバイ状態から定期的に自動で起動することにより初期測位時間を最大約70%向上させました。またSiRFaware(TM)のTrickle Power(TM)を使用することにより10mW未満、125μA平均での稼働を可能にしたため、バッテリー消費に妥協せずホットスタートを維持できます。
<CSR社の最高マーケティング責任者であるKanwar Chadha氏のコメント>
「Fastrax UC430がSiRFstarIVに基づいて設計されたのは大変喜ばしいことで、これは弊社とFastrax社との間のパートナーシップから生まれた一つの結果ともいえるでしょう。SiRFstarIVのアーキテクチャーにより、UC430は通常稼働させることなく“ホットスタートを越える状態”を維持できるため、貴重な電源を浪費せずに起動時の測位時間の遅延を回避することが可能だ」
<Fastrax社の社長兼CEOであるTaneli Tuurnala氏のコメント>
「バッテリー駆動型のデバイスにおける測位システムの需要は急速に拡大しているため、組み込みが容易なアンテナ搭載型の小型かつ省電力GPS受信機に対する要望も増加している。デジタルカメラなどへの内蔵を用途とした、正確で素早い測位機能を持ったGPS受信機を市場は要求している。こういった背景の中で弊社のUC430がこれらの需要を満たし、かつ弊社のGNSS関連製品群を補完させることで市場のあらゆるニーズに応えられると信じている」
■ 『Fastrax UC430』の機能
『Fastrax UC430』は、CGEE(Client Generated Extended Ephemeris)の技術に基づいた自己補完型の測位システムにより、実際に取得したエフェメリスデータを基にGPS衛星の予測位置を3日先まで計算することができ、従来、必要とされていたA-GPSにかかる時間と費用をなくすことが可能になりました。
今後、外付けのセンサーを付加することによりトンネル内など衛星信号を受信できない場所での位置測位を可能にするデッドレコニングも、将来的にサポートされる予定です。
携帯用デジタルデバイス向けのアンテナデザインやその感度は、変化するアンテナの向きに順応する必要がありますが、円偏波形チップアンテナ搭載の『Fastrax UC430』は、コールドスタート時のアクイジション(衛星捕捉)が-147dBm、またトラッキング(衛星追尾)が-163dBmと高い性能を達成しました。更に妨害電波の除去機能を持っており、測位性能の妨げとなりうる妨害電波を最大で8種類まで同時に除去できます。
『Fastrax UC430』は、搭載されたチップアンテナ以外に外部接続アンテナにも対応しています。これにより内蔵アンテナを外部接続アンテナのトラブル時のバックアップとする使い方も可能になりました。アクティブ及びパッシブ、いずれの種類のアンテナにも対応します。
また『Fastrax UC430』は、シリアルデータ接続、電源電圧供給とたった一つの信号制御のみで機能させることができ、実装に手間がかからず設計時間を短縮することのできる製品です。表面実装型のため手作業でのはんだづけが不要で、余計な製造コストもかかりません。
エンジニアリングサンプルは2011年7月から、量産は同年10月から12月頃を予定しています。
【Fastrax(ファーストラックス)社について】
Fastrax社は高機能GNSS受信機、また開発者向けのGNSSソフトウェアや測位システムの先進的プロバイダー。同社の製品はGNSSを使用した工業製品や、電池で稼働する消費者製品にまで幅広く使用されています。長年の研究開発を土台とし、最先端のパフォーマンスと極めて少ない消費電力、また柔軟性に富んだソフトウェアと開発の応用のしやすさを併せ持ったユニークな製品を提供しています。
同社は様々なGNSSレシーバモジュール、アンテナ付きレシーバモジュール、低価格で汎用性の高いGNSSソフトウェア、そして構築が容易で通信機能と統合された配送業務管理システムなどの製品ラインアップを持っています。またサポートサービスではGPSやGNSS製品の設計に関する専門的なアドバイスとコンサルティングを行っています。同社は1999年にフィンラドで創業し、本社を置いています。詳細はウェブサイトをご覧下さい。
公式サイト: http://www.fastraxgps.com
【エム・アールエフ株式会社 概要】
エム・アールエフ株式会社(ファーストラックス社 国内正規代理店)
所在地: 東京都千代田区神田和泉町1-8-11
代表 : 代表取締役社長 佐伯 裕昭
電話 : 03-5821-3623
FAX : 03-5821-3625
URL : http://www.mrf.co.jp
当製品は、アンテナを含め9.6×14.0×1.95mmという小サイズ設計に加え、低消費電力化されているためモバイルPCやデジタルカメラ、また携帯電話やその他、主に海外で使われる車両位置確認装置など、スペースや消費電力に制約のある装置に最適です。
■ 『Fastrax UC430』の特長
『Fastrax UC430』は、位置情報を使用する電子製品に対し瞬時に測位結果を提供することができます。
CSR社が提供するSiRFaware(TM)のAdaptive Micropower Controller技術を応用し、スタンバイ状態から定期的に自動で起動することにより初期測位時間を最大約70%向上させました。またSiRFaware(TM)のTrickle Power(TM)を使用することにより10mW未満、125μA平均での稼働を可能にしたため、バッテリー消費に妥協せずホットスタートを維持できます。
<CSR社の最高マーケティング責任者であるKanwar Chadha氏のコメント>
「Fastrax UC430がSiRFstarIVに基づいて設計されたのは大変喜ばしいことで、これは弊社とFastrax社との間のパートナーシップから生まれた一つの結果ともいえるでしょう。SiRFstarIVのアーキテクチャーにより、UC430は通常稼働させることなく“ホットスタートを越える状態”を維持できるため、貴重な電源を浪費せずに起動時の測位時間の遅延を回避することが可能だ」
<Fastrax社の社長兼CEOであるTaneli Tuurnala氏のコメント>
「バッテリー駆動型のデバイスにおける測位システムの需要は急速に拡大しているため、組み込みが容易なアンテナ搭載型の小型かつ省電力GPS受信機に対する要望も増加している。デジタルカメラなどへの内蔵を用途とした、正確で素早い測位機能を持ったGPS受信機を市場は要求している。こういった背景の中で弊社のUC430がこれらの需要を満たし、かつ弊社のGNSS関連製品群を補完させることで市場のあらゆるニーズに応えられると信じている」
■ 『Fastrax UC430』の機能
『Fastrax UC430』は、CGEE(Client Generated Extended Ephemeris)の技術に基づいた自己補完型の測位システムにより、実際に取得したエフェメリスデータを基にGPS衛星の予測位置を3日先まで計算することができ、従来、必要とされていたA-GPSにかかる時間と費用をなくすことが可能になりました。
今後、外付けのセンサーを付加することによりトンネル内など衛星信号を受信できない場所での位置測位を可能にするデッドレコニングも、将来的にサポートされる予定です。
携帯用デジタルデバイス向けのアンテナデザインやその感度は、変化するアンテナの向きに順応する必要がありますが、円偏波形チップアンテナ搭載の『Fastrax UC430』は、コールドスタート時のアクイジション(衛星捕捉)が-147dBm、またトラッキング(衛星追尾)が-163dBmと高い性能を達成しました。更に妨害電波の除去機能を持っており、測位性能の妨げとなりうる妨害電波を最大で8種類まで同時に除去できます。
『Fastrax UC430』は、搭載されたチップアンテナ以外に外部接続アンテナにも対応しています。これにより内蔵アンテナを外部接続アンテナのトラブル時のバックアップとする使い方も可能になりました。アクティブ及びパッシブ、いずれの種類のアンテナにも対応します。
また『Fastrax UC430』は、シリアルデータ接続、電源電圧供給とたった一つの信号制御のみで機能させることができ、実装に手間がかからず設計時間を短縮することのできる製品です。表面実装型のため手作業でのはんだづけが不要で、余計な製造コストもかかりません。
エンジニアリングサンプルは2011年7月から、量産は同年10月から12月頃を予定しています。
【Fastrax(ファーストラックス)社について】
Fastrax社は高機能GNSS受信機、また開発者向けのGNSSソフトウェアや測位システムの先進的プロバイダー。同社の製品はGNSSを使用した工業製品や、電池で稼働する消費者製品にまで幅広く使用されています。長年の研究開発を土台とし、最先端のパフォーマンスと極めて少ない消費電力、また柔軟性に富んだソフトウェアと開発の応用のしやすさを併せ持ったユニークな製品を提供しています。
同社は様々なGNSSレシーバモジュール、アンテナ付きレシーバモジュール、低価格で汎用性の高いGNSSソフトウェア、そして構築が容易で通信機能と統合された配送業務管理システムなどの製品ラインアップを持っています。またサポートサービスではGPSやGNSS製品の設計に関する専門的なアドバイスとコンサルティングを行っています。同社は1999年にフィンラドで創業し、本社を置いています。詳細はウェブサイトをご覧下さい。
公式サイト: http://www.fastraxgps.com
【エム・アールエフ株式会社 概要】
エム・アールエフ株式会社(ファーストラックス社 国内正規代理店)
所在地: 東京都千代田区神田和泉町1-8-11
代表 : 代表取締役社長 佐伯 裕昭
電話 : 03-5821-3623
FAX : 03-5821-3625
URL : http://www.mrf.co.jp