コロナ禍で全面オンライン化へ変更により地方からの申込7割増!地方での新規ビジネス創出を支援する人材育成プログラム「ローカルベンチャーラボ2020」オンライン開校式を5月30日(土)に開催
[20/05/26]
提供元:@Press
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ローカルベンチャー協議会*1(事務局:NPO法人ETIC.(エティック)*2/東京都渋谷区)が運営する人材育成プログラム「ローカルベンチャーラボ」は、5月30日(土)にオンラインでの開校式を開催いたします。
ICTが発達し、世の中の価値観が変化するにつれて、大都会にはない、地方ならではのライフスタイルに興味を持つ人が増えています。また、地方創生を進める国や地方自治体は、各地域の未活用資源を活かした新規ビジネスに挑戦する人を内外から積極的に集め、支援しています。「ローカルベンチャーラボ」とは、そうした人材を発掘・育成する半年間のプログラムです。
具体的には、全国の先進的な実践者を招聘し、東京都内での座学と地方(原則としてローカルベンチャー協議会参画自治体)でのフィールドワークを組み合わせて互いの事業構想を磨き合うものです。2017年度のスタート以来、1期生47名、2期生56名、3期生69名と、修了生の集積も厚みを増しています。受講者の年代は20〜50代と幅広く、職業も会社員や経営者、フリーランス、農家からパティシエまで多様です。参加動機は、独立・起業のための準備に限らず、大手企業の新規事業開発の場として活用されたケースや、地域おこし協力隊の任期終了後へ向けて事業づくりの場として活用されたケースもあります。
4期目となる2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受けて、地方でのフィールドワークを中止し、全面オンラインへの変更を余儀なくされましたが、それにも関わらず63名の受講申し込みがありました。オンライン開催へ変更したことで、地方の多忙な経営者の参加が増え、一都三県以外からの申し込み割合が約70%(昨年40%)となっています。以下は、申込者の声の一部です(この他の声は参考資料2をご参照下さい)。
●「広告業界に勤めているが、マスで消費される仕事に疑問を感じ、コロナの状況から自分の在り方を考え直すようになった。地方とはこれまで接点がなかったが、地域との関係性を築きながら持続的な生活を作りたい」(関東・40代・男性)
●「地元のクリエイターたちとユニットを組んで地方ならではのウェディングプランを提供している。軌道に乗っていたがコロナによりキャンセルが相次いでいる。後ろ向きにならず、世の中の価値観が変わる中で自分も新しい価値を提供できる事業を考えたい」(東北・30代・女性)
*1 ローカルベンチャー協議会について https://initiative.localventures.jp/
全国10市町村が連携し、地方創生の核となる「地方での起業・新規事業(ローカルベンチャー)」を創出するためのプラットフォームとして、2016年秋に誕生。国の地方創生推進交付金の対象事業として、2020年度までの5年間で新規起業・事業創出の件数176件、新規起業・事業創出による売上増約60.1億円、起業型・経営型人材の地方へのマッチング366人を目指す。現在、以下の10自治体を幹事自治体とし、他にパートナー・メンバー自治体・企業を募集中。
岡山県西粟倉村(代表幹事)、岩手県釜石市(副代表幹事)、北海道厚真町、宮城県気仙沼市、同石巻市、石川県七尾市、島根県雲南市、徳島県上勝町、熊本県南小国町、宮崎県日南市
*2 NPO法人ETIC.(エティック)について https://www.etic.or.jp/
1993年設立、2000年にNPO法人化。社会課題や都市と地方の関係、日本や世界の未来について考え、未来をつくる人たちのコミュニティづくりを推進している。主催するプログラムの参加者は延べ約8,800名。起業家輩出数は約1,500名。全国約70地域のパートナーと連携して、全国各地での起業家支援や中小企業支援にも取り組む。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/213663/LL_img_213663_1.jpg
昨年の様子1
<参考資料1>
【2020年度ローカルベンチャーラボ 開校式タイムテーブル】5月30日(土)
10:00-10:50 オリエンテーション
ローカルベンチャーラボ4期の全体像の説明。
11:00-12:00 講座概要・ワークショップ
講師:広石拓司氏*(株式会社エンパブリック)
半年間どう学んでいくかのマインドセットの時間。事業構築にあたり長期的な目線で何を価値としていくべきか(SDGs)、経済と生命のバランスについて、など。
●変化の時代におけるビジネス創出とは?既存事業のオンライン化にとどまらない、新しい価値の再構築とは?地方創生の最前線の視点をご取材いただけます。
12:00-13:00 昼休憩
希望者のみチームでオンラインランチ。
●参加者の声をご取材いただけます。
13:00-14:00 ローカルベンチャー協議会の参画自治体の地域紹介、メンター紹介
ラボ生たちに挑戦の現場として開かれている各地域の紹介、メンターの紹介。
●地方で先進的なチャレンジを続けているメンターたち、挑戦者を受け入れてローカルベンチャーを輩出し続けている各地域、そうした人々・地域が連携したローカルベンチャー協議会の取り組みについてご取材いただけます。
14:00-15:00 ワーク
ラボ生同士の出会い、チームビルディングの時間。
●参加者の意図や意思の表明を通じて、働くことに対する意識の変化、地方の見方の変化、コロナ時代における生き方の選択などについてご取材いただけます。
15:00-16:30 受講ガイド
目標設定・学びの計画づくり、年間カリキュラムづくり。
16:30-16:45 クロージング
*講師プロフィール 広石拓司氏/株式会社エンパブリック
東京大学大学院薬学系修士課程修了。シンクタンク、NPO法人ETIC.を経て、2008年株式会社エンパブリックを創業。「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を目指し、地域・組織の人たちが知恵と力を持ち寄る場づくり、仕事づくりに取り組むためのツール、プログラムを提供している。慶應義塾大学総合政策学部、立教大学大学院などの非常勤講師も務める。
<参考資料2>
【2020年度ローカルベンチャーラボ申込者の声】
※個人への取材をご希望の場合は事務局へご連絡ください。
1. Uターンした地元で持続可能で循環型な地域づくりに取り組み始めた。コロナ禍でますます必要な文化だと気づき事業化したいと思った。今だからこそやりたい。不安はない。(東海・30代・男性)
2. 東日本大震災の復興支援を機に東北に移住した。地元の高校生向けに実施してきた放課後教育プログラムの事業化を震災10年に向けて考えている。(東北・30代・男性)
3. 地方の課題解決のため、自治体と都心大手企業をマッチングするプラットフォームをつくりたい。地方の未来のために必要な機能。アフターコロナを見据えていち早く取り組みたい。(関東・20代・男性)
4. 東北で福祉分野で昨年起業。一緒に切磋琢磨する仲間が全国にできるのが魅力的で以前から受講したいと考えていた。フィールドワークがなくなったのは残念だが、オンラインで全国と繋がりたい。(東北・20代・男性)
5. 3年前に地域おこし協力隊としてUターン。今年協力隊を卒業し、地元の中小企業支援の仕事をしていく。地域に今あるもの、豊かさに目を向けながら、こんなときにラボのような場に集まる人たちとつながり、自分のアクションをもっと明確にしたい。(東北・30代・女性)
6. 地域での学校内外の教育事業を行う法人を今年設立。子供がローカルベンチャーマインドに触れ、自分で未来を作るための教育を行政と連携をしながら目指す。そのためのモデル開発や事業構想をしたい(中国・20代女性)
7. 地域の課題解決に取り組む人材を発掘・育成するための中間支援組織をスタートした。ラボで、多様な地域のチャレンジャー支援の仕組みづくりに触れ、自地域内の仕組みづくりを推進したい(北海道・40代・男性)
8. 不動産の仕事。都市部での商業開発に関わるなかで、その限界や疑問を感じるようになった。現在関係人口としてコミットしている地域があり、その地域に寄り添って、箱づくりだけではない広い視点でコミットしていきたい(関東・20代・男性)
※2017〜2019年度の受講者の声は、下記ローカルベンチャーラボ公式サイトを参照ください。
https://localventures.jp/atag/interview
【2020年度ローカルベンチャーラボ申込者の職業】
会社員 40%
個人事業主/フリーランス 20%
地域おこし協力隊員 15%
学生 10%
行政職員 5%
その他 10%
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/213663/LL_img_213663_2.jpg
昨年の様子2
ICTが発達し、世の中の価値観が変化するにつれて、大都会にはない、地方ならではのライフスタイルに興味を持つ人が増えています。また、地方創生を進める国や地方自治体は、各地域の未活用資源を活かした新規ビジネスに挑戦する人を内外から積極的に集め、支援しています。「ローカルベンチャーラボ」とは、そうした人材を発掘・育成する半年間のプログラムです。
具体的には、全国の先進的な実践者を招聘し、東京都内での座学と地方(原則としてローカルベンチャー協議会参画自治体)でのフィールドワークを組み合わせて互いの事業構想を磨き合うものです。2017年度のスタート以来、1期生47名、2期生56名、3期生69名と、修了生の集積も厚みを増しています。受講者の年代は20〜50代と幅広く、職業も会社員や経営者、フリーランス、農家からパティシエまで多様です。参加動機は、独立・起業のための準備に限らず、大手企業の新規事業開発の場として活用されたケースや、地域おこし協力隊の任期終了後へ向けて事業づくりの場として活用されたケースもあります。
4期目となる2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受けて、地方でのフィールドワークを中止し、全面オンラインへの変更を余儀なくされましたが、それにも関わらず63名の受講申し込みがありました。オンライン開催へ変更したことで、地方の多忙な経営者の参加が増え、一都三県以外からの申し込み割合が約70%(昨年40%)となっています。以下は、申込者の声の一部です(この他の声は参考資料2をご参照下さい)。
●「広告業界に勤めているが、マスで消費される仕事に疑問を感じ、コロナの状況から自分の在り方を考え直すようになった。地方とはこれまで接点がなかったが、地域との関係性を築きながら持続的な生活を作りたい」(関東・40代・男性)
●「地元のクリエイターたちとユニットを組んで地方ならではのウェディングプランを提供している。軌道に乗っていたがコロナによりキャンセルが相次いでいる。後ろ向きにならず、世の中の価値観が変わる中で自分も新しい価値を提供できる事業を考えたい」(東北・30代・女性)
*1 ローカルベンチャー協議会について https://initiative.localventures.jp/
全国10市町村が連携し、地方創生の核となる「地方での起業・新規事業(ローカルベンチャー)」を創出するためのプラットフォームとして、2016年秋に誕生。国の地方創生推進交付金の対象事業として、2020年度までの5年間で新規起業・事業創出の件数176件、新規起業・事業創出による売上増約60.1億円、起業型・経営型人材の地方へのマッチング366人を目指す。現在、以下の10自治体を幹事自治体とし、他にパートナー・メンバー自治体・企業を募集中。
岡山県西粟倉村(代表幹事)、岩手県釜石市(副代表幹事)、北海道厚真町、宮城県気仙沼市、同石巻市、石川県七尾市、島根県雲南市、徳島県上勝町、熊本県南小国町、宮崎県日南市
*2 NPO法人ETIC.(エティック)について https://www.etic.or.jp/
1993年設立、2000年にNPO法人化。社会課題や都市と地方の関係、日本や世界の未来について考え、未来をつくる人たちのコミュニティづくりを推進している。主催するプログラムの参加者は延べ約8,800名。起業家輩出数は約1,500名。全国約70地域のパートナーと連携して、全国各地での起業家支援や中小企業支援にも取り組む。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/213663/LL_img_213663_1.jpg
昨年の様子1
<参考資料1>
【2020年度ローカルベンチャーラボ 開校式タイムテーブル】5月30日(土)
10:00-10:50 オリエンテーション
ローカルベンチャーラボ4期の全体像の説明。
11:00-12:00 講座概要・ワークショップ
講師:広石拓司氏*(株式会社エンパブリック)
半年間どう学んでいくかのマインドセットの時間。事業構築にあたり長期的な目線で何を価値としていくべきか(SDGs)、経済と生命のバランスについて、など。
●変化の時代におけるビジネス創出とは?既存事業のオンライン化にとどまらない、新しい価値の再構築とは?地方創生の最前線の視点をご取材いただけます。
12:00-13:00 昼休憩
希望者のみチームでオンラインランチ。
●参加者の声をご取材いただけます。
13:00-14:00 ローカルベンチャー協議会の参画自治体の地域紹介、メンター紹介
ラボ生たちに挑戦の現場として開かれている各地域の紹介、メンターの紹介。
●地方で先進的なチャレンジを続けているメンターたち、挑戦者を受け入れてローカルベンチャーを輩出し続けている各地域、そうした人々・地域が連携したローカルベンチャー協議会の取り組みについてご取材いただけます。
14:00-15:00 ワーク
ラボ生同士の出会い、チームビルディングの時間。
●参加者の意図や意思の表明を通じて、働くことに対する意識の変化、地方の見方の変化、コロナ時代における生き方の選択などについてご取材いただけます。
15:00-16:30 受講ガイド
目標設定・学びの計画づくり、年間カリキュラムづくり。
16:30-16:45 クロージング
*講師プロフィール 広石拓司氏/株式会社エンパブリック
東京大学大学院薬学系修士課程修了。シンクタンク、NPO法人ETIC.を経て、2008年株式会社エンパブリックを創業。「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を目指し、地域・組織の人たちが知恵と力を持ち寄る場づくり、仕事づくりに取り組むためのツール、プログラムを提供している。慶應義塾大学総合政策学部、立教大学大学院などの非常勤講師も務める。
<参考資料2>
【2020年度ローカルベンチャーラボ申込者の声】
※個人への取材をご希望の場合は事務局へご連絡ください。
1. Uターンした地元で持続可能で循環型な地域づくりに取り組み始めた。コロナ禍でますます必要な文化だと気づき事業化したいと思った。今だからこそやりたい。不安はない。(東海・30代・男性)
2. 東日本大震災の復興支援を機に東北に移住した。地元の高校生向けに実施してきた放課後教育プログラムの事業化を震災10年に向けて考えている。(東北・30代・男性)
3. 地方の課題解決のため、自治体と都心大手企業をマッチングするプラットフォームをつくりたい。地方の未来のために必要な機能。アフターコロナを見据えていち早く取り組みたい。(関東・20代・男性)
4. 東北で福祉分野で昨年起業。一緒に切磋琢磨する仲間が全国にできるのが魅力的で以前から受講したいと考えていた。フィールドワークがなくなったのは残念だが、オンラインで全国と繋がりたい。(東北・20代・男性)
5. 3年前に地域おこし協力隊としてUターン。今年協力隊を卒業し、地元の中小企業支援の仕事をしていく。地域に今あるもの、豊かさに目を向けながら、こんなときにラボのような場に集まる人たちとつながり、自分のアクションをもっと明確にしたい。(東北・30代・女性)
6. 地域での学校内外の教育事業を行う法人を今年設立。子供がローカルベンチャーマインドに触れ、自分で未来を作るための教育を行政と連携をしながら目指す。そのためのモデル開発や事業構想をしたい(中国・20代女性)
7. 地域の課題解決に取り組む人材を発掘・育成するための中間支援組織をスタートした。ラボで、多様な地域のチャレンジャー支援の仕組みづくりに触れ、自地域内の仕組みづくりを推進したい(北海道・40代・男性)
8. 不動産の仕事。都市部での商業開発に関わるなかで、その限界や疑問を感じるようになった。現在関係人口としてコミットしている地域があり、その地域に寄り添って、箱づくりだけではない広い視点でコミットしていきたい(関東・20代・男性)
※2017〜2019年度の受講者の声は、下記ローカルベンチャーラボ公式サイトを参照ください。
https://localventures.jp/atag/interview
【2020年度ローカルベンチャーラボ申込者の職業】
会社員 40%
個人事業主/フリーランス 20%
地域おこし協力隊員 15%
学生 10%
行政職員 5%
その他 10%
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/213663/LL_img_213663_2.jpg
昨年の様子2