迷惑施設からの脱却!重度の障害者施設が地域の問題を解決し話題に廃バスを改装したコミュニティースペースが8月1日オープン
[20/07/15]
提供元:@Press
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福祉事業を行う株式会社ベストサポート(千葉県千葉市、代表:竹嶋 信洋)は障害者への差別問題を解消するために、自ら地域の問題に向き合い活動した結果、障害者だけではなく多様な人たちが自然と触れ合えるようになり、全国の施設からの視察や講演の依頼が殺到しています。この度、新たに廃車になったバスを改装し、施設や地域の人たちが集えるコミュニティースペースをオープンします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/219034/LL_img_219034_1.png
触れ合える駄菓子屋
【障害者施設は迷惑施設!?なかなか理解が得られない状況】
いまだ、障害者への差別や偏見があります。ここ数年、車いすを理由に百貨店でワインの試飲を断られたり、ある幼稚園が進行性難病の子どもの入園自体を断るなどの状況が報道されています。また、障害者施設を巡り、過去5年間に少なくとも全国で6件の建設反対運動が起きています。千葉県の都賀にあるベストサポートも、障害者施設を開所するため不動産屋を200件訪問しましたが、「近隣から苦情が来る」「壁などを破損する恐れがある」と言われ、どこも取り合ってくれませんでした。
現在、厚生労働省は多様な人々が支え合い、暮らしやすい地域を創る「地域共生社会」の実現に向けた改革を進めています。ですが、障害者を取り巻く現状は何ら変わりなく、特に18歳で特別支援学校の高等部を卒業したあとの自立に関しては就職難や部屋が借りられないなどの問題があり、自立が難しい状況です。また、地域には障害者だけでなく理解や支援を必要としている高齢者や貧困層の子どもの問題もあり、障害者問題だけを優先して行うわけにないはいかない現状があります。
【障害者だけでなく、地域が抱える問題をまるごと解決】
ベストサポートの代表 竹嶋は障害者への差別は、地域の問題と一緒に解決する必要があると考え、地元自治会の運営に関わることから始めました。そうすると、まず最初に解決すべき課題は、子どもの貧困問題であることがわかりました。都賀では貧困家庭の子ども達が満足いく食事を得られておらず居場所もないという状況でした。
そんな中、多数の住民と「子ども食堂」を作りオープンしました。当施設は場所を借りるなどのサポートを行い、地域の子どもや施設の知的障害の子どもも一緒に利用しています。はじめは互いにぎこちないところもありましたが、すぐに打ち解けて今は笑顔溢れる食事風景が見られます。食事以外の時間はコミュニティースペースとして利用され、近所の住民の拠り所となっています。
また、子ども達が安全に遊べる場が無かったことから、ベストサポートの施設の倉庫にクライミングが出来る遊び場と休憩できる小屋と駄菓子屋を作りました。その店番は施設の重度の障害を持つ人が務めました。すると住民や子ども達との接点が毎日できて、自然と楽しく触れ合う機会ができました。そしてなかなか働く場がない障害者が、駄菓子屋を通して責任感を持って働く体験ができています。
【独居老人を救出!共生社会創世の取り組みに全国から視察が殺到】
次に取り組んだのは単身の高齢者の問題です。西都賀では独居老人が地域の人口の約10%を占めており、孤独死をしてしまう悲しい事件もありました。そこで、ボランティアが立ち上がり、40名体制で高齢者の見守り活動を開始しました。単身高齢者の家の新聞が溜まっているか、雨戸が閉めっぱなしかなどを見てまわり、この4年くらいの間、1年に1、2回ほど意識不明の状態から救出できたということもありました。また、活動していく中で高齢者の困り事である重いものを運ぶ、電球交換、ゴミ捨て、窓そうじ、草取りなどを仕事として施設に依頼されるようになりました。障害を持つ人が「御用聞き」として働ける場所ができ、互いに支え合うようになりました。
地域の問題に障害者も健常者も、高齢者も現役世代や子どもも一緒になって取り組むことで、お互いの理解が深まり、障害のある人と自然と触れ合う光景が生まれました。今では、共生社会の取り組み方に迷っている社会福祉法人から、視察や講演の依頼が多数寄せられるようになりました。また、当施設の放課後等デイサービスご利用者ご家族の「18歳から先を作ってほしい」というご要望にお応えするため、来年4月に新事業所の開所を予定しています。
【新しいコミュニティースペースがオープン】
8月1日には新たなコミュニティースペースがオープンします。できる限り予算を削るため、廃車になったバスを地域の大工さんと一緒に改装しています。今後も障害者や健常者という垣根を超えて、地域住民が共に幸せな生活を送れるよう活動を続けていきます。
所在地 :〒264-0020 千葉県千葉市若葉区貝塚2-2-3
利用時間:9時〜17時
※施設に併設されているカフェで買ったものや、持ち込みでの飲食も可能です。
【会社概要】
会社名 : 株式会社ベストサポート
所在地 : 〒264-0026 千葉県千葉市若葉区西都賀4-1-10
事業内容: 放課後等デイサービス、
多機能型事業所(児童発達支援・生活介護事業)短期入所、訪問介護
URL : http://itsumo-f.jp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/219034/LL_img_219034_1.png
触れ合える駄菓子屋
【障害者施設は迷惑施設!?なかなか理解が得られない状況】
いまだ、障害者への差別や偏見があります。ここ数年、車いすを理由に百貨店でワインの試飲を断られたり、ある幼稚園が進行性難病の子どもの入園自体を断るなどの状況が報道されています。また、障害者施設を巡り、過去5年間に少なくとも全国で6件の建設反対運動が起きています。千葉県の都賀にあるベストサポートも、障害者施設を開所するため不動産屋を200件訪問しましたが、「近隣から苦情が来る」「壁などを破損する恐れがある」と言われ、どこも取り合ってくれませんでした。
現在、厚生労働省は多様な人々が支え合い、暮らしやすい地域を創る「地域共生社会」の実現に向けた改革を進めています。ですが、障害者を取り巻く現状は何ら変わりなく、特に18歳で特別支援学校の高等部を卒業したあとの自立に関しては就職難や部屋が借りられないなどの問題があり、自立が難しい状況です。また、地域には障害者だけでなく理解や支援を必要としている高齢者や貧困層の子どもの問題もあり、障害者問題だけを優先して行うわけにないはいかない現状があります。
【障害者だけでなく、地域が抱える問題をまるごと解決】
ベストサポートの代表 竹嶋は障害者への差別は、地域の問題と一緒に解決する必要があると考え、地元自治会の運営に関わることから始めました。そうすると、まず最初に解決すべき課題は、子どもの貧困問題であることがわかりました。都賀では貧困家庭の子ども達が満足いく食事を得られておらず居場所もないという状況でした。
そんな中、多数の住民と「子ども食堂」を作りオープンしました。当施設は場所を借りるなどのサポートを行い、地域の子どもや施設の知的障害の子どもも一緒に利用しています。はじめは互いにぎこちないところもありましたが、すぐに打ち解けて今は笑顔溢れる食事風景が見られます。食事以外の時間はコミュニティースペースとして利用され、近所の住民の拠り所となっています。
また、子ども達が安全に遊べる場が無かったことから、ベストサポートの施設の倉庫にクライミングが出来る遊び場と休憩できる小屋と駄菓子屋を作りました。その店番は施設の重度の障害を持つ人が務めました。すると住民や子ども達との接点が毎日できて、自然と楽しく触れ合う機会ができました。そしてなかなか働く場がない障害者が、駄菓子屋を通して責任感を持って働く体験ができています。
【独居老人を救出!共生社会創世の取り組みに全国から視察が殺到】
次に取り組んだのは単身の高齢者の問題です。西都賀では独居老人が地域の人口の約10%を占めており、孤独死をしてしまう悲しい事件もありました。そこで、ボランティアが立ち上がり、40名体制で高齢者の見守り活動を開始しました。単身高齢者の家の新聞が溜まっているか、雨戸が閉めっぱなしかなどを見てまわり、この4年くらいの間、1年に1、2回ほど意識不明の状態から救出できたということもありました。また、活動していく中で高齢者の困り事である重いものを運ぶ、電球交換、ゴミ捨て、窓そうじ、草取りなどを仕事として施設に依頼されるようになりました。障害を持つ人が「御用聞き」として働ける場所ができ、互いに支え合うようになりました。
地域の問題に障害者も健常者も、高齢者も現役世代や子どもも一緒になって取り組むことで、お互いの理解が深まり、障害のある人と自然と触れ合う光景が生まれました。今では、共生社会の取り組み方に迷っている社会福祉法人から、視察や講演の依頼が多数寄せられるようになりました。また、当施設の放課後等デイサービスご利用者ご家族の「18歳から先を作ってほしい」というご要望にお応えするため、来年4月に新事業所の開所を予定しています。
【新しいコミュニティースペースがオープン】
8月1日には新たなコミュニティースペースがオープンします。できる限り予算を削るため、廃車になったバスを地域の大工さんと一緒に改装しています。今後も障害者や健常者という垣根を超えて、地域住民が共に幸せな生活を送れるよう活動を続けていきます。
所在地 :〒264-0020 千葉県千葉市若葉区貝塚2-2-3
利用時間:9時〜17時
※施設に併設されているカフェで買ったものや、持ち込みでの飲食も可能です。
【会社概要】
会社名 : 株式会社ベストサポート
所在地 : 〒264-0026 千葉県千葉市若葉区西都賀4-1-10
事業内容: 放課後等デイサービス、
多機能型事業所(児童発達支援・生活介護事業)短期入所、訪問介護
URL : http://itsumo-f.jp/