レスコ、地域包括ケアシステムを見据えた新規事業部 「Another」を発足
[20/12/17]
提供元:@Press
提供元:@Press
画像 : https://newscast.jp/attachments/m8kncDJReBBL8eegIIz0.jpg
精神科向け電子カルテメーカーの株式会社レスコ(本社:広島市中区、代表取締役 藤川 佳應)は、2020年12月1日より組織改編を実施し、こころの健康づくりのためのソリューションサービス展開に向け新規部署「Another(アナザー)」を創設しました。
新規部署創設の背景
2017年、精神障害者が地域の一員として安心して自分らしい暮らしを送るための「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」構築の理念が明確に打ち出され、日本における精神医療は、専門機関での入院中心の医療から、地域包括という新たな枠組みの中で考えられるようになりました。一方時を同じくして、デジタル化の波は、置き換えツールとしてのIT・IOTから、クラウドを効果的に利用することでAIでの分析までも可能な社会全体へのDX(※1)として発展し、デジタルヘルス・データヘルスという言葉が耳にされるようになりました。?
地域包括ケアシステムにおいては、訪れることで受けられる支援だけでなく、必要であるにもかかわらず支援が届いていない人に対して行政や支援機関などが積極的に関わる「アウトリーチ型」の支援が不可欠です。そのためにも、精神科医療においては、行政、医療機関、NPOといった多岐に渡る支援者が、適切に情報を共有しながら連携した支援を行わなくてはなりません。?
連携した支援をICTでサポートするべく、レスコは精神科医療に特化した電子カルテメーカーとして培った技術と知見を元に精神保健・医療領域におけるDXを開発、提供するためのチームを発足しました。
画像 : https://newscast.jp/attachments/lZMzC4mBj0UO2ztbM1NH.png新規部署「Another」組織図
※1)DX(デジタル・トランスフォーメーション)
データやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、価値提供の方法を抜本的に変えること。
今後の展望について
精神保健、精神科医療が重層的支援体制整備に向かっていく中で必要となる、情報基盤構築につながるDXを生み出すため、精神科に特化したクラウド型電子カルテシステムの販売に加え、電子カルテシステムを基盤とした相談記録システムの開発提供や、地域の相談窓口検索ができるポータルサイトの構築などを展開します。
画像 : https://newscast.jp/attachments/jOwEQwLp8vqHztLf8NFA.png
ライフカルテプロジェクト
メンタルヘルス領域の保健、医療、福祉、それぞれの機関が持つ支援情報をICTによって予防、診療、地域ケアで活用する仕組み。
株式会社レスコについて
株式会社レスコは、精神科に特化した電子カルテメーカーです。日本で初めて精神科専用の電子カルテを開発し、精神科病院での導入数はトップシェアを誇ります。精神科病院向け電子カルテ「Alpha(アルファ)」、精神科診療所向けクラウド型電子カルテ「Waroku(ワロク)クリニックカルテ」、クラウド型訪問看護支援システム「Waroku(ワロク)訪問看護」の3つのシステム群をご提供し、変化し続ける精神科医療の現場をサポートしています。今後は「Warokuクリニックカルテ」をプラットフォームとして、生活に困りごとを抱えている人を支援する『生活困窮者自立支援』や、子育て家庭を支援する『ネウボラ』といった支援業務・相談業務のためのシステムを展開していきます。
<会社概要>
社名:株式会社レスコ
所在地:
-本社:〒730-0014 広島県広島市中区上幟町5-15 1階
-広島支社:〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀4-4 エイトバレー八丁堀 7階
-博多TC:〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3-22-8 朝日生命博多駅前ビル3階
代表者:代表取締役 藤川 佳應
Webサイト:https://rescho.co.jp/
■本配信に関するお問い合わせ
株式会社レスコ Production 担当:栗栖
TEL:082-222-5201 Mobile:080-8371-3585
MAIL:marketing@rescho.co.jp