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Unearth International Limited、東証二部上場のキクカワエンタープライズ株式会社に対し、企業価値向上に向けた要望書を提出

Unearth International Limited(代表:Managing Director 内藤 昌弘、以下「Unearth」)は、キクカワエンタープライズ株式会社(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:菊川 厚、以下「キクカワ社」)に対して、2021年3月16日付けで特別配当政策及びIR体制の充実化を要求する書簡を提出いたしました。


Unearthが要望書を提出した目的として、キクカワ社が保有する過剰な現預金の効率化を図り、企業価値及び株主価値を向上させることとしています。
要望書では、キクカワ社が同業他社と比較して優位な収益性を有する一方で、同社が保有する莫大な現預金の非効率性に触れ、特に長期に渡って放置されている30億円以上の「定期預金」に疑問を呈しており、それらを有効活用できないのであれば株主還元に充てるべきだと主張しています。


<概要>
1. 要望書の目的
保有資産の効率化を図り、企業価値及び株主価値を向上させること。

2. 要望内容
・余剰現預金の効率的使用
→特別配当政策として配当性向100%を最低4年間継続
・積極的な事業投資
→株主還元策の他、約10億円の事業投資戦略を明確化
→ROICに基づいたKPI(重要業績評価指標)を定め、株主に開示

3. 要望理由
キクカワ社が長期に渡って低水準なPBRで推移していること、長年保有している使用使途の無い定期預金を始めとしたキャッシュを有効活用できていないことから、株主還元策を強化すべきと判断し、この度の要望に至りました。
現経営陣の方針は具体的な株主価値創造の策を示せておらず、これまでは外的圧力が一切ないが故に現状が容認されておりましたが、我々Unearthはその現状に一石を投じ、キクカワ社の抜本的改革を求めます。
また、本要望の実行は、キクカワ社の更なる企業価値向上が期待できることから、弊社以外の株主様にもご賛同いただける提案であると考えています。


キクカワ社が過剰に保有している現預金、特に長年放置されてきた定期預金を有効活用できないのであれば、株主から適正価格でキクカワ社の株式を買い取り、MBOを検討すべきだと考えます。そうではなく、キクカワ社が引き続き上場企業として存続を続けるのであれば、企業価値向上に向けた具体的な指針を株主に開示すべきだと考えます。是非とも本要望書の通り、余剰資産の有効活用を図り株主価値の最大化を目指していただきたいと存じます。


■会社概要
商号 : Unearth International Limited
代表者 : Managing Director 内藤 昌弘
所在地 : F20,1st Floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles
事業内容: 1. M&Aに関する仲介、斡旋及びアドバイザー業務
2. 経営コンサルティング業務
3. 有価証券の保有、運用及び投資
4. 前各号に附帯する一切の業務
URL : https://unearth-int.com/
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