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ZETA通信を利用したクラウドタグ「ZETag(R)」用LSIを開発 次世代規格「Advanced M-FSK」をサポート LPWA通信で業界最高水準の性能を実現
[21/10/22]
提供元：@Press
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【ケンブリッジ(英国)、東京および横浜発、2021年10月22日】 株式会社テクサー、 株式会社ソシオネクスト(Socionext Inc.)、およびLPWAのZETA規格を創立したZiFiSense共同で、ZETA通信を利用した新しいクラウドタグ「ZETag」向けLSI「SC1330」を開発しました。SC1330は次世代のZETA規格「Advanced M-FSK」変調方式に対応する信号処理部とRISC-V CPUを始めとする各種インターフェース機能を含むデジタル回路を1チップに集積し、小型・高機能・高性能および高品質を実現しました。SC1330の量産開始は2022年を予定しています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_1.jpg
SC1330 外観
Advanced M-FSK 変調方式は、ZiFiSenseが開発した新しい通信方式で、エラー耐性の強化と高い電波利用効率により、同一感度の場合、通信速度が代表的な他社LPWA方式に比べて3倍、同一通信速度の場合は最大で5.3dB感度が改善し、時速120kmの移動体から3〜5kmの距離を伝送することができます。ZETagはこの特長を利用した、従来の一般的なアクティブRFIDタグでは対応できない用途を実現する新しい「クラウドタグ」です。運送車に積み込んだ荷物にタグを取付け、高速道路のインターチェンジなどに設置したアクセスポイントと通信することで荷物のトラッキングを行う、といった使い方が可能で、物流におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる新たなタグとして大きく期待されています。
「SC1330」はこのZETag向けに開発したLSIで、LPWA通信において業界最高水準の性能を実現しました。代表的な他社LPWAと同じ伝送速度で比較した場合で最大5.3dB感度が向上します。ソシオネクストが長年蓄積したRF信号処理技術とSoC実装技術により、CPUや各種外部インターフェース機能と信号処理部を1チップ化し、4mm角のパッケージに搭載しました。小型化、部品点数の削減によりタグ製品への実装を容易にするとともに、品質・信頼性の向上にも貢献します。
SC1330の量産は2022年の開始を予定しています。またSC1330を搭載したZETagはZiFiSenseより同年に出荷が開始される見込みです。
ZiFiSenseはZETAエコパートナーである中国鉄塔、中国交通通信と連携して、中国全土でのZETAネットワークインフラを構築しており、物流貨物のアクティブ・トレーサビリティの実現を本格的に進めています。同社はすでに中国郵政向けの郵便物トレースサービスを広西省全域で展開しています。SC1330は、今後の中国全土の物流ネットワーク構築において重要な役割を果たします。日本ではテクサーが中心となり、アライアンスメンバー各社の協力で実証実験を進めています。
ソシオネクストは今後もZETA対応チップの開発を継続していきます。現在はAdvanced M-FSK対応で、双方向の通信にも対応するLSIの開発を検討しています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_2.png
クラウドタグ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_3.png
SC1330 主な仕様
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_4.png
Advanced M-FSK (次世代ZETA) 感度比較
ソシオネクストは2021年10月27日より幕張メッセで開催される「通信・放送Week 2021」内「5G/IoT通信展」のZETAアライアンスブースに出展し、SC1330およびAdvanced M-FSK技術について紹介する予定です。
https://www.5g-expo.jp/ja-jp/visit/visiting.html
【ソシオネクストについて】
株式会社ソシオネクスト(Socionext Inc.)は、SoC(System-on-Chip)の設計・開発および販売を事業とするグローバル企業です。コンシューマー、オートモーティブおよびインダストリアル分野における世界トップレベルの技術を核に、今日のさまざまなアプリケーションの進化を支えます。長年培った技術力と経験、さらに豊富なIPラインナップをベースに卓越したソリューションを提供し、人々の豊かな体験＝“better quality of experience”の実現に貢献します。2015年に設立された株式会社ソシオネクストは横浜市に本社を置き、日本国内、アジア、米国およびヨーロッパの各拠点において製品開発および販売活動をグローバルに展開しています。
詳しくは https://www.socionext.com/jp/ をご覧ください。
【ZiFiSenseについて】
ZiFiSenseは2013年に英国のケンブリッジで設立され、業界をリードする低電力IoTとソリューションのプロバイダーです。LPWA ZETA規格を提唱し、スマートビルディング、物流、ファクトリーの分野にZETA技術を活用しています。
【テクサーについて】
株式テクサーは2016年10月に設立したベンチャー企業で、ZETA技術及び製品の日本総代理店、2018年6月にITACCESS、凸版印刷、QTnetと共同でZETAアライアンスを創設し、現在グローバルで300社が集結し、ZETAの普及と活用を推進しています。
記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
プレスリリースに記載された内容は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_1.jpg
SC1330 外観
Advanced M-FSK 変調方式は、ZiFiSenseが開発した新しい通信方式で、エラー耐性の強化と高い電波利用効率により、同一感度の場合、通信速度が代表的な他社LPWA方式に比べて3倍、同一通信速度の場合は最大で5.3dB感度が改善し、時速120kmの移動体から3〜5kmの距離を伝送することができます。ZETagはこの特長を利用した、従来の一般的なアクティブRFIDタグでは対応できない用途を実現する新しい「クラウドタグ」です。運送車に積み込んだ荷物にタグを取付け、高速道路のインターチェンジなどに設置したアクセスポイントと通信することで荷物のトラッキングを行う、といった使い方が可能で、物流におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる新たなタグとして大きく期待されています。
「SC1330」はこのZETag向けに開発したLSIで、LPWA通信において業界最高水準の性能を実現しました。代表的な他社LPWAと同じ伝送速度で比較した場合で最大5.3dB感度が向上します。ソシオネクストが長年蓄積したRF信号処理技術とSoC実装技術により、CPUや各種外部インターフェース機能と信号処理部を1チップ化し、4mm角のパッケージに搭載しました。小型化、部品点数の削減によりタグ製品への実装を容易にするとともに、品質・信頼性の向上にも貢献します。
SC1330の量産は2022年の開始を予定しています。またSC1330を搭載したZETagはZiFiSenseより同年に出荷が開始される見込みです。
ZiFiSenseはZETAエコパートナーである中国鉄塔、中国交通通信と連携して、中国全土でのZETAネットワークインフラを構築しており、物流貨物のアクティブ・トレーサビリティの実現を本格的に進めています。同社はすでに中国郵政向けの郵便物トレースサービスを広西省全域で展開しています。SC1330は、今後の中国全土の物流ネットワーク構築において重要な役割を果たします。日本ではテクサーが中心となり、アライアンスメンバー各社の協力で実証実験を進めています。
ソシオネクストは今後もZETA対応チップの開発を継続していきます。現在はAdvanced M-FSK対応で、双方向の通信にも対応するLSIの開発を検討しています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_2.png
クラウドタグ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_3.png
SC1330 主な仕様
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/281113/LL_img_281113_4.png
Advanced M-FSK (次世代ZETA) 感度比較
ソシオネクストは2021年10月27日より幕張メッセで開催される「通信・放送Week 2021」内「5G/IoT通信展」のZETAアライアンスブースに出展し、SC1330およびAdvanced M-FSK技術について紹介する予定です。
https://www.5g-expo.jp/ja-jp/visit/visiting.html
【ソシオネクストについて】
株式会社ソシオネクスト(Socionext Inc.)は、SoC(System-on-Chip)の設計・開発および販売を事業とするグローバル企業です。コンシューマー、オートモーティブおよびインダストリアル分野における世界トップレベルの技術を核に、今日のさまざまなアプリケーションの進化を支えます。長年培った技術力と経験、さらに豊富なIPラインナップをベースに卓越したソリューションを提供し、人々の豊かな体験＝“better quality of experience”の実現に貢献します。2015年に設立された株式会社ソシオネクストは横浜市に本社を置き、日本国内、アジア、米国およびヨーロッパの各拠点において製品開発および販売活動をグローバルに展開しています。
詳しくは https://www.socionext.com/jp/ をご覧ください。
【ZiFiSenseについて】
ZiFiSenseは2013年に英国のケンブリッジで設立され、業界をリードする低電力IoTとソリューションのプロバイダーです。LPWA ZETA規格を提唱し、スマートビルディング、物流、ファクトリーの分野にZETA技術を活用しています。
【テクサーについて】
株式テクサーは2016年10月に設立したベンチャー企業で、ZETA技術及び製品の日本総代理店、2018年6月にITACCESS、凸版印刷、QTnetと共同でZETAアライアンスを創設し、現在グローバルで300社が集結し、ZETAの普及と活用を推進しています。
記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
プレスリリースに記載された内容は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
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