〜ソーシャルプロダクツを通して世界を変える〜 ソーシャルプロダクツ普及推進協会 設立のお知らせ
[12/08/08]
提供元:@Press
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このたび設立しました一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(東京都中央区、会長:江口 泰広、以下 APSP)は、人や地球にやさしい商品・サービスである“ソーシャルプロダクツ ※1”の普及・推進を通じて、生活者や企業などとともに、地球温暖化や貧困、食の安全・安心をはじめとする様々な社会的課題の緩和・解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指す非営利の組織です。
■理念
「ソーシャルプロダクツを通して世界を変える」
日常行為として行われている消費を、ソーシャルプロダクツと関連させることによって、社会をより良いものにする力に変えていこうということを意味しています。
■設立の背景
様々な社会的課題が顕在化する中、それらの緩和や解決は、もはや行政や特定の人々・団体の力だけで行うことは難しく、多くの生活者や企業の継続的な参加と関与が必要です。そのような観点から考えた場合、日常生活に密着し、社会的価値 ※2を持った商品やサービスであるソーシャルプロダクツには、多くの生活者や企業を巻き込みながら、社会をより良い方向に変えていく大きな可能性があります。
幸いにも、社会が成熟する中で、人々の生活や消費に対する欲求、ライフスタイルは変化し、「誰かのために、何かのために、少しでも役に立ちたい」という人々の気持ちは近年、急速に高まっています。実際、APSPが2012年7月に行った「ソーシャルプロダクツに関する調査」でも、回答者の半数以上が「今後ソーシャルプロダクツを日常生活に取り入れたい」(53%)、「企業には商品やサービスの購入を通じて社会貢献に参加できる機会をもっとつくってほしい」(62%)、「ソーシャルプロダクツの購入や使用が増えることが社会的課題の緩和・解決につながる」(53%)と回答しています。我々はそうしたことに着目し、今回APSPを設立しました。
■特徴
APSPでは、これまで十分に評価されていなかったり、評価されていても環境的側面に限られていた商品の「社会的価値」を、人や社会に関する側面(社会的弱者のニーズの充足など)も含めて適正に評価し、その情報を発信してまいります。これによって生活者は、信頼できる社会的価値を持つソーシャルプロダクツを知り、社会貢献やより良い社会づくりに気軽に参加することが可能になります。また、企業は、商品やサービスに組み込まれた企業理念、あるいは企業姿勢を社会に広く知らしめることができます。
APSPは、社会的意識をもつ多くの生活者と企業(商品・サービス)をつなぐことで、ソーシャルプロダクツのマーケットの創造、活性化、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■今後の主な活動
APSPでは、ソーシャルプロダクツの普及・推進のために、以下の活動を行ってまいります。
1)ソーシャルプロダクツ・アワード事業(SPA - Social Products Award)
APSPが主催する日本で唯一のソーシャルプロダクツの推奨制度で、商品やサービスの持つ社会的価値に広く光を当て、優れたソーシャルプロダクツを表彰します。
2)ソーシャルプロダクツの社会性監査事業(Social Audit)
企業・団体が謳っている商品やサービスの社会性の部分(例えば、寄付や素材のリサイクル等)の実態や整合性を、APSPが第三者として評価します。それによって、生活者が信頼できるソーシャルプロダクツを増やしてまいります。
3)その他
ソーシャルプロダクツやソーシャルビジネスに関連するセミナー、フォーラムの開催、商品やサービスの社会的背景を踏まえた消費(ソーシャル・コンサンプション、社会性消費)の啓蒙活動なども行ってまいります。
※1 「ソーシャルプロダクツ」とは
エコ、オーガニック、フェアトレード、寄付つきなどに関連する、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、APSPでは以下のように定義しています。
「企業および他の全ての組織が、生活者のみならず社会のことを考えてつくりだす有形・無形の対象物(商品・サービス)のことで、持続可能な社会の実現に貢献するもの」である。
なお、「ソーシャルプロダクツ」という言葉自体は、世界的に著名なマ-ケティング学者のフィリップ・コトラー教授がその著作『ソーシャル・マーケティング-行動変革のための戦略』*1 のなかで使用した概念で、今回の協会設立にあたり、同教授よりメッセージを頂いております。詳しくは、協会ホームページ http://www.apsp.or.jp 「P.コトラー教授からのメッセージ」をご覧ください。
*1 井関 利明 監訳、1995[原著=1989]、ダイヤモンド社
※2 「社会的価値」とは
環境や社会に広く恩恵をもたらすもの。例えば、原材料の調達や製造工程における環境負荷の低減、途上国の生産者に対する配慮、地域社会への貢献などが挙げられます。
<協会概要>
名称 : 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)
設立 : 2012年7月9日
所在地: 東京都中央区銀座5-12-5 白鶴ビル3F
会長 : 江口 泰広(学習院女子大学国際文化交流学部教授)
理事 : 松野 弘(千葉大学大学院人文社会科学研究科教授)
櫻井 克彦(東海学園大学経営学部教授 名古屋大学名誉教授)
望月 照彦(多摩大学経営情報学部教授 構想博物館館長)
中間 大維(APSP事務局長 株式会社ヤラカス舘 SoooooS.カンパニー長)
茂木 信太郎(亜細亜大学経営学部教授)
田中 雅明(株式会社リー・キング代表取締役 公認会計士・税理士)
日高 克平(中央大学商学部教授)
佐藤 晴雄(日本大学文理学部教授)
宮永 雅好(アイ・アール・ビー株式会社 代表取締役社長)他14名
URL : http://www.apsp.or.jp
■理念
「ソーシャルプロダクツを通して世界を変える」
日常行為として行われている消費を、ソーシャルプロダクツと関連させることによって、社会をより良いものにする力に変えていこうということを意味しています。
■設立の背景
様々な社会的課題が顕在化する中、それらの緩和や解決は、もはや行政や特定の人々・団体の力だけで行うことは難しく、多くの生活者や企業の継続的な参加と関与が必要です。そのような観点から考えた場合、日常生活に密着し、社会的価値 ※2を持った商品やサービスであるソーシャルプロダクツには、多くの生活者や企業を巻き込みながら、社会をより良い方向に変えていく大きな可能性があります。
幸いにも、社会が成熟する中で、人々の生活や消費に対する欲求、ライフスタイルは変化し、「誰かのために、何かのために、少しでも役に立ちたい」という人々の気持ちは近年、急速に高まっています。実際、APSPが2012年7月に行った「ソーシャルプロダクツに関する調査」でも、回答者の半数以上が「今後ソーシャルプロダクツを日常生活に取り入れたい」(53%)、「企業には商品やサービスの購入を通じて社会貢献に参加できる機会をもっとつくってほしい」(62%)、「ソーシャルプロダクツの購入や使用が増えることが社会的課題の緩和・解決につながる」(53%)と回答しています。我々はそうしたことに着目し、今回APSPを設立しました。
■特徴
APSPでは、これまで十分に評価されていなかったり、評価されていても環境的側面に限られていた商品の「社会的価値」を、人や社会に関する側面(社会的弱者のニーズの充足など)も含めて適正に評価し、その情報を発信してまいります。これによって生活者は、信頼できる社会的価値を持つソーシャルプロダクツを知り、社会貢献やより良い社会づくりに気軽に参加することが可能になります。また、企業は、商品やサービスに組み込まれた企業理念、あるいは企業姿勢を社会に広く知らしめることができます。
APSPは、社会的意識をもつ多くの生活者と企業(商品・サービス)をつなぐことで、ソーシャルプロダクツのマーケットの創造、活性化、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■今後の主な活動
APSPでは、ソーシャルプロダクツの普及・推進のために、以下の活動を行ってまいります。
1)ソーシャルプロダクツ・アワード事業(SPA - Social Products Award)
APSPが主催する日本で唯一のソーシャルプロダクツの推奨制度で、商品やサービスの持つ社会的価値に広く光を当て、優れたソーシャルプロダクツを表彰します。
2)ソーシャルプロダクツの社会性監査事業(Social Audit)
企業・団体が謳っている商品やサービスの社会性の部分(例えば、寄付や素材のリサイクル等)の実態や整合性を、APSPが第三者として評価します。それによって、生活者が信頼できるソーシャルプロダクツを増やしてまいります。
3)その他
ソーシャルプロダクツやソーシャルビジネスに関連するセミナー、フォーラムの開催、商品やサービスの社会的背景を踏まえた消費(ソーシャル・コンサンプション、社会性消費)の啓蒙活動なども行ってまいります。
※1 「ソーシャルプロダクツ」とは
エコ、オーガニック、フェアトレード、寄付つきなどに関連する、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、APSPでは以下のように定義しています。
「企業および他の全ての組織が、生活者のみならず社会のことを考えてつくりだす有形・無形の対象物(商品・サービス)のことで、持続可能な社会の実現に貢献するもの」である。
なお、「ソーシャルプロダクツ」という言葉自体は、世界的に著名なマ-ケティング学者のフィリップ・コトラー教授がその著作『ソーシャル・マーケティング-行動変革のための戦略』*1 のなかで使用した概念で、今回の協会設立にあたり、同教授よりメッセージを頂いております。詳しくは、協会ホームページ http://www.apsp.or.jp 「P.コトラー教授からのメッセージ」をご覧ください。
*1 井関 利明 監訳、1995[原著=1989]、ダイヤモンド社
※2 「社会的価値」とは
環境や社会に広く恩恵をもたらすもの。例えば、原材料の調達や製造工程における環境負荷の低減、途上国の生産者に対する配慮、地域社会への貢献などが挙げられます。
<協会概要>
名称 : 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)
設立 : 2012年7月9日
所在地: 東京都中央区銀座5-12-5 白鶴ビル3F
会長 : 江口 泰広(学習院女子大学国際文化交流学部教授)
理事 : 松野 弘(千葉大学大学院人文社会科学研究科教授)
櫻井 克彦(東海学園大学経営学部教授 名古屋大学名誉教授)
望月 照彦(多摩大学経営情報学部教授 構想博物館館長)
中間 大維(APSP事務局長 株式会社ヤラカス舘 SoooooS.カンパニー長)
茂木 信太郎(亜細亜大学経営学部教授)
田中 雅明(株式会社リー・キング代表取締役 公認会計士・税理士)
日高 克平(中央大学商学部教授)
佐藤 晴雄(日本大学文理学部教授)
宮永 雅好(アイ・アール・ビー株式会社 代表取締役社長)他14名
URL : http://www.apsp.or.jp