明治学院大学として初の理系学部「情報数理学部」を2024年4月に新設(仮称・設置構想中) 文系理系を備えた総合大学に
[22/01/26]
提供元:@Press
提供元:@Press
2022年1月26日(水)、明治学院大学(東京都港区、学長:村田 玲音)は、明治学院大学として初となる理系の新学部「情報数理学部」の設置構想を発表しました。2024年4月開設を予定しています。
情報数理学部Webサイト
https://www.meijigakuin.ac.jp/academics/faculty/mathematical_informatics/index.html
※随時更新予定です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/295418/LL_img_295418_1.png
情報数理学部Webサイト
【新学部「情報数理学部」概要】
学部名称 :情報数理学部
学科名称 :情報数理学科
学生定員 :1学年80名
学位名称 :学士(情報数理学)
キャンパス:横浜キャンパス(神奈川県横浜市戸塚区)
※仮称・設置構想中(2024年4月開設予定)
※設置計画は予定であり、内容に変更が生じる可能性があります。
【要旨・目的】
明治学院大学は、その淵源である1863年のヘボン塾開設から、一貫して時代に必要な教育の実現を目指してきました。
この度、その教育の実現および大学の教育の範囲拡充を目指して、明治学院大学として初となる理系の新学部『情報数理学部』を設立することにいたしました。情報数理分野は急速に発展しており、社会的な要請が高まっている分野です。社会の動きに合わせて大学の教育を拡充し、卒業生の活躍の場を拡げることが大きな目標です。
大学は真理を探究する研究・教育機関であり、自然科学もそれに重要な視点を提供してきました。明治学院大学もここで理科系の学部を備えることになり、教育理念“Do for Others(他者への貢献)”のもとで、University(総合大学)としていっそうバランスのとれた人材を育成し、世に送り出そうと考えています。
明治学院大学は常に多様性を追求してきた大学です。今回、そこに新たに理系の背景をもった教員や学生が仲間として加わります。キャンパスで様々な文化背景を持った学生が出会い、交流し、共同で作業することで、他者を理解し、共生社会の担い手となってほしいと願っています。
【情報数理学部について】
近年、AI(人工知能)を中心とする情報技術が急速に発展し、社会を変えつつあります。文部科学省による数理・データサイエンス教育の推進、内閣府によって提唱されたSociety 5.0などにより、今後情報数理分野はさらに重要性を増し、情報数理を修めた人材が求められていくでしょう。本学の情報数理学部は、情報技術の動きを数理の立場から学んでいこうとする学部です。
情報数理分野では、ICT(Information and Communication Technology)を活用した授業やPBL(Project Based Learning)など、新しく柔軟な形態の教育が開発され、既に実施され始めています。明治学院大学もこうした教育をとりいれ、これまで培ってきた教育方法や内容と組み合わせながら、新時代に向けてさらに発展した授業を展開します。
社会からの期待が高い情報数理分野は、産学官連携の機会創出にもつながります。明治学院大学の立地の良さを生かして、様々な連携ができる可能性があります。
明治学院大学はこれまで文系の総合大学として、大きな成果を蓄積してきました。この財産を生かすため、情報数理学部と既存の学部・組織との有機的な連携を目指して『情報科学融合領域センター』を開設します。このセンターは、新学部と既存の学部との連携の舞台になると同時に、学外との産学官連携の窓口にもなります。
【概念図】
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/295418/LL_img_295418_2.png
概念図
【育成する人材像】
・人材像1:
AIと人間が高いレベルで共存していく近未来の社会において、AIで何ができるか考え、課題に対して情報技術を適用する能力を持った人材
・人材像2:
情報科学の技術革新や変化に対応できる数理の学力とPBL(Project Based Learning)科目等で養われた問題解決能力を併せ持つ人材
・人材像3:
ELSI(Ethical, Legal and Social Issues:倫理的・法的・社会的な課題)に配慮して、教育理念“Do for Others(他者への貢献)”を情報数理科学の力によって体現できる人材
【教育の特徴】
<数学語>:
数学的素材で組み立てられた情報科学分野の速い変化に適応・応用できる、数理的理解力(数学語)を身につける教育
<情報語>:
数学語を基礎教養とした情報科学(情報語)を学び、これからのコンピュータやAIで何ができるかを知る教育
<社会との接点>:
情報数理科学と社会との接点や融合を強く意識させる教育
<英語>:
数学語や情報語を国際社会で生かし、世界から情報を得て、自らも発信することができる英語教育
【学長 村田 玲音からのメッセージ】
私たちがものを考え、判断を下すとき、頭の中では何が起きているのでしょうか? どんな情報がどんな方法でやりとりされているのでしょうか? 人間の頭脳は常に人々の驚異と興味の対象でした。近年の情報科学の発達は、コンピュータの能力を部分的に人の思考に近いレベルまで引き上げました。近い将来、私たちの社会にはAI(人工知能)が仲間として加わってくると言われています。
明治学院大学は開学以来、設置する初めての理系学部として『情報数理学部』を選びました。ここでは数学や情報科学を使って、AIの能力や未来の可能性を探ります。また、人間にとって AIとうまく付き合うにはどうすればいいのかについて考えます。情報数理学部が扱う分野は非常に若く、しかも急速に発展しています。若い学生の皆さんがここで身につけた知識を使い、世界の情報分野で活躍してくれることを願っています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/295418/LL_img_295418_3.jpg
明治学院大学学長 村田 玲音
【今後のスケジュール】
2022年4月 情報数理学部・情報科学融合領域センター設立準備室を開設
2024年4月 情報数理学部/情報科学融合領域センター開設予定
情報数理学部Webサイト
https://www.meijigakuin.ac.jp/academics/faculty/mathematical_informatics/index.html
※随時更新予定です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/295418/LL_img_295418_1.png
情報数理学部Webサイト
【新学部「情報数理学部」概要】
学部名称 :情報数理学部
学科名称 :情報数理学科
学生定員 :1学年80名
学位名称 :学士(情報数理学)
キャンパス:横浜キャンパス(神奈川県横浜市戸塚区)
※仮称・設置構想中(2024年4月開設予定)
※設置計画は予定であり、内容に変更が生じる可能性があります。
【要旨・目的】
明治学院大学は、その淵源である1863年のヘボン塾開設から、一貫して時代に必要な教育の実現を目指してきました。
この度、その教育の実現および大学の教育の範囲拡充を目指して、明治学院大学として初となる理系の新学部『情報数理学部』を設立することにいたしました。情報数理分野は急速に発展しており、社会的な要請が高まっている分野です。社会の動きに合わせて大学の教育を拡充し、卒業生の活躍の場を拡げることが大きな目標です。
大学は真理を探究する研究・教育機関であり、自然科学もそれに重要な視点を提供してきました。明治学院大学もここで理科系の学部を備えることになり、教育理念“Do for Others(他者への貢献)”のもとで、University(総合大学)としていっそうバランスのとれた人材を育成し、世に送り出そうと考えています。
明治学院大学は常に多様性を追求してきた大学です。今回、そこに新たに理系の背景をもった教員や学生が仲間として加わります。キャンパスで様々な文化背景を持った学生が出会い、交流し、共同で作業することで、他者を理解し、共生社会の担い手となってほしいと願っています。
【情報数理学部について】
近年、AI(人工知能)を中心とする情報技術が急速に発展し、社会を変えつつあります。文部科学省による数理・データサイエンス教育の推進、内閣府によって提唱されたSociety 5.0などにより、今後情報数理分野はさらに重要性を増し、情報数理を修めた人材が求められていくでしょう。本学の情報数理学部は、情報技術の動きを数理の立場から学んでいこうとする学部です。
情報数理分野では、ICT(Information and Communication Technology)を活用した授業やPBL(Project Based Learning)など、新しく柔軟な形態の教育が開発され、既に実施され始めています。明治学院大学もこうした教育をとりいれ、これまで培ってきた教育方法や内容と組み合わせながら、新時代に向けてさらに発展した授業を展開します。
社会からの期待が高い情報数理分野は、産学官連携の機会創出にもつながります。明治学院大学の立地の良さを生かして、様々な連携ができる可能性があります。
明治学院大学はこれまで文系の総合大学として、大きな成果を蓄積してきました。この財産を生かすため、情報数理学部と既存の学部・組織との有機的な連携を目指して『情報科学融合領域センター』を開設します。このセンターは、新学部と既存の学部との連携の舞台になると同時に、学外との産学官連携の窓口にもなります。
【概念図】
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/295418/LL_img_295418_2.png
概念図
【育成する人材像】
・人材像1:
AIと人間が高いレベルで共存していく近未来の社会において、AIで何ができるか考え、課題に対して情報技術を適用する能力を持った人材
・人材像2:
情報科学の技術革新や変化に対応できる数理の学力とPBL(Project Based Learning)科目等で養われた問題解決能力を併せ持つ人材
・人材像3:
ELSI(Ethical, Legal and Social Issues:倫理的・法的・社会的な課題)に配慮して、教育理念“Do for Others(他者への貢献)”を情報数理科学の力によって体現できる人材
【教育の特徴】
<数学語>:
数学的素材で組み立てられた情報科学分野の速い変化に適応・応用できる、数理的理解力(数学語)を身につける教育
<情報語>:
数学語を基礎教養とした情報科学(情報語)を学び、これからのコンピュータやAIで何ができるかを知る教育
<社会との接点>:
情報数理科学と社会との接点や融合を強く意識させる教育
<英語>:
数学語や情報語を国際社会で生かし、世界から情報を得て、自らも発信することができる英語教育
【学長 村田 玲音からのメッセージ】
私たちがものを考え、判断を下すとき、頭の中では何が起きているのでしょうか? どんな情報がどんな方法でやりとりされているのでしょうか? 人間の頭脳は常に人々の驚異と興味の対象でした。近年の情報科学の発達は、コンピュータの能力を部分的に人の思考に近いレベルまで引き上げました。近い将来、私たちの社会にはAI(人工知能)が仲間として加わってくると言われています。
明治学院大学は開学以来、設置する初めての理系学部として『情報数理学部』を選びました。ここでは数学や情報科学を使って、AIの能力や未来の可能性を探ります。また、人間にとって AIとうまく付き合うにはどうすればいいのかについて考えます。情報数理学部が扱う分野は非常に若く、しかも急速に発展しています。若い学生の皆さんがここで身につけた知識を使い、世界の情報分野で活躍してくれることを願っています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/295418/LL_img_295418_3.jpg
明治学院大学学長 村田 玲音
【今後のスケジュール】
2022年4月 情報数理学部・情報科学融合領域センター設立準備室を開設
2024年4月 情報数理学部/情報科学融合領域センター開設予定