腹壁ヘルニア用修復術材『バード ベントリオ』を新発売
[12/09/04]
提供元:@Press
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小林製薬株式会社の関連会社である株式会社メディコン(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:坪田 元明、以下 当社)は、日本における腹壁ヘルニア修復術で多く使われている形状維持リング付複合修復材の新製品「バード ベントリオ」の販売を9月3日から開始します。
腹壁ヘルニアには、腹壁瘢痕(はんこん)ヘルニアや臍(さい)ヘルニア、白線ヘルニアなどの種類があり、中でも腹壁瘢痕ヘルニアは、開腹手術後に一定の割合で発生する合併症として、その対処が医療現場における課題の一つとなっています。
腹壁ヘルニアの修復術には、ヘルニア用修復材を使用する術式と使用しない術式がありますが、様々な文献や学会発表等において、ヘルニア用修復材を使用した際の再発率はそれを使用しなかった場合よりも低くなると報告されています。(*)
本製品は、ヘルニア用修復材による再発率の低さに加え、修復部位への展開が容易な構造であることから、より簡便に手術が実施できるという利点があります。また、ヘルニア修復術において40年以上の実績があるモノフィラメントポリプロピレンメッシュと、内臓組織との癒着低減が期待できるePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)シートで構成されており、安心して使用できる複合修復材です。
■製品の特長と利点
本製品は、日本における腹壁ヘルニア修復術で多く使われている当社形状維持リング付複合修復材に、新たに以下の特長が加わった新製品です。
1) ポリプロピレンメッシュの繊維を細くし、網目を大きくした特殊な編製法により、ポリプロピレンメッシュの中に形成される生体組織が硬くならないことが期待されます。
2) 吸収性形状維持リングは、ヘルニア用修復材の展開を容易にし、さらに術後約6〜8ヶ月でゆっくりと生体内に吸収されます。
上記により手術時間の短縮と術後における患者様の違和感の軽減が期待できます。
■製品発売の背景
現在日本において、成人の腹壁ヘルニア修復術は年間約2万例が実施されており、症例の約50%がヘルニア用修復材を使用して修復されています(当社推計)。
一方、米国においては、約90%の症例でヘルニア用修復材を使用して修復されており、今後日本の医療現場でも、ヘルニア用修復材を使った術式がますます広まるものと予測しています。
■参考情報
当社では、医療関係者向けサイト「メディ助」にて、鼠径ヘルニアおよび腹壁ヘルニア用修復材、血管アクセスディバイスであるCVポートやPICCを用いた手術手技に関する様々な情報を発信しています。医師限定の会員ページでは、ヨーロッパ・ヘルニア学会(EHS)、米国ヘルニア学会(AHS)の公式学会誌「Hernia」及びランチョンセミナーの動画が閲覧できます。
メディ助 URL: http://medisuke.jp/
詳しくは、 http://medisuke.jp/hernia/ をご参照ください。
■製品概要
≪販売名≫
バード ベントリオ
≪クラス≫
高度管理医療機器(クラス(IV))
≪承認番号≫
22400BZX00210000
≪製造元≫
C. R. Bard社
≪発売日≫
2012年9月3日(月)
(*) den Hartog D, Dur AH, Tuinebreijer WE, Kreis RW. Open surgical procedures for incisional hernias. Cochrane Database Syst Rev. 2008 Jul 16;(3):CD006438. Review.
BARD、バード、VENTRIO、ベントリオは、C. R. Bard社の登録商標です。メディ助は株式会社メディコンの登録商標です。
ニュースリリースに記載されている内容は、発表時点での情報です。
最新情報と異なる場合がございますのでご了承ください。
■株式会社メディコンについて
株式会社メディコンは、グローバルに医療機器を製造・販売する米国のC. R. BARD社と、OTC医薬品や日用雑貨および健康食品等を製造・販売する小林製薬株式会社が折半出資する合弁会社です。当社で取り扱っている製品は、主にC. R. BARD社より輸入しています。
≪会社概要≫
社名 :株式会社メディコン
本社所在地:〒541-0046 大阪市中央区平野町2-5-8 平野町センチュリービル1F
資本金 :1億6千万円
(米国:C.R.BARD社 50%、日本:小林製薬株式会社 50%)
事業内容 :医療機器製造販売業(輸入販売)
取扱製品 :排尿ケア関連製品、エンドユロロジー関連製品、クリティカルケア関連製品、
カテーテル固定関連製品、放射線治療関連製品、IVR関連製品、生検関連製品、
EP関連製品、ヘルニア手術関連製品、外科関連製品、PEG関連製品、
静脈栄養・化学療法関連製品、透析関連製品
腹壁ヘルニアには、腹壁瘢痕(はんこん)ヘルニアや臍(さい)ヘルニア、白線ヘルニアなどの種類があり、中でも腹壁瘢痕ヘルニアは、開腹手術後に一定の割合で発生する合併症として、その対処が医療現場における課題の一つとなっています。
腹壁ヘルニアの修復術には、ヘルニア用修復材を使用する術式と使用しない術式がありますが、様々な文献や学会発表等において、ヘルニア用修復材を使用した際の再発率はそれを使用しなかった場合よりも低くなると報告されています。(*)
本製品は、ヘルニア用修復材による再発率の低さに加え、修復部位への展開が容易な構造であることから、より簡便に手術が実施できるという利点があります。また、ヘルニア修復術において40年以上の実績があるモノフィラメントポリプロピレンメッシュと、内臓組織との癒着低減が期待できるePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)シートで構成されており、安心して使用できる複合修復材です。
■製品の特長と利点
本製品は、日本における腹壁ヘルニア修復術で多く使われている当社形状維持リング付複合修復材に、新たに以下の特長が加わった新製品です。
1) ポリプロピレンメッシュの繊維を細くし、網目を大きくした特殊な編製法により、ポリプロピレンメッシュの中に形成される生体組織が硬くならないことが期待されます。
2) 吸収性形状維持リングは、ヘルニア用修復材の展開を容易にし、さらに術後約6〜8ヶ月でゆっくりと生体内に吸収されます。
上記により手術時間の短縮と術後における患者様の違和感の軽減が期待できます。
■製品発売の背景
現在日本において、成人の腹壁ヘルニア修復術は年間約2万例が実施されており、症例の約50%がヘルニア用修復材を使用して修復されています(当社推計)。
一方、米国においては、約90%の症例でヘルニア用修復材を使用して修復されており、今後日本の医療現場でも、ヘルニア用修復材を使った術式がますます広まるものと予測しています。
■参考情報
当社では、医療関係者向けサイト「メディ助」にて、鼠径ヘルニアおよび腹壁ヘルニア用修復材、血管アクセスディバイスであるCVポートやPICCを用いた手術手技に関する様々な情報を発信しています。医師限定の会員ページでは、ヨーロッパ・ヘルニア学会(EHS)、米国ヘルニア学会(AHS)の公式学会誌「Hernia」及びランチョンセミナーの動画が閲覧できます。
メディ助 URL: http://medisuke.jp/
詳しくは、 http://medisuke.jp/hernia/ をご参照ください。
■製品概要
≪販売名≫
バード ベントリオ
≪クラス≫
高度管理医療機器(クラス(IV))
≪承認番号≫
22400BZX00210000
≪製造元≫
C. R. Bard社
≪発売日≫
2012年9月3日(月)
(*) den Hartog D, Dur AH, Tuinebreijer WE, Kreis RW. Open surgical procedures for incisional hernias. Cochrane Database Syst Rev. 2008 Jul 16;(3):CD006438. Review.
BARD、バード、VENTRIO、ベントリオは、C. R. Bard社の登録商標です。メディ助は株式会社メディコンの登録商標です。
ニュースリリースに記載されている内容は、発表時点での情報です。
最新情報と異なる場合がございますのでご了承ください。
■株式会社メディコンについて
株式会社メディコンは、グローバルに医療機器を製造・販売する米国のC. R. BARD社と、OTC医薬品や日用雑貨および健康食品等を製造・販売する小林製薬株式会社が折半出資する合弁会社です。当社で取り扱っている製品は、主にC. R. BARD社より輸入しています。
≪会社概要≫
社名 :株式会社メディコン
本社所在地:〒541-0046 大阪市中央区平野町2-5-8 平野町センチュリービル1F
資本金 :1億6千万円
(米国:C.R.BARD社 50%、日本:小林製薬株式会社 50%)
事業内容 :医療機器製造販売業(輸入販売)
取扱製品 :排尿ケア関連製品、エンドユロロジー関連製品、クリティカルケア関連製品、
カテーテル固定関連製品、放射線治療関連製品、IVR関連製品、生検関連製品、
EP関連製品、ヘルニア手術関連製品、外科関連製品、PEG関連製品、
静脈栄養・化学療法関連製品、透析関連製品