GfK Japan調べ:スマートフォンアクセサリー販売動向
[12/09/24]
提供元:@Press
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ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、家電量販店におけるスマートフォンアクセサリー(※)の販売動向を発表した。
(※スマートフォンアクセサリー:スマートフォンに対応したケース、液晶保護フィルム、充電器)
【概要】
・2012年4-6月期のスマートフォンアクセサリー市場は数量前年比89%増。
・アクセサリ販売の半数を占めるケースでは、クリアカラーの販売が増加。
・充電器は数量前年比327%増と大幅伸長。
【拡大を続けるスマートフォンアクセサリー市場】
スマートフォンの急速な拡大を受けて、スマートフォンケース、液晶保護フィルム、充電器といったスマートフォンアクセサリーの販売が伸長している。2012年4-6月期のスマートフォンアクセサリー販売は数量前年比89%増となった(図1)。多くの家電量販店においてスマートフォン売り場と共に、アクセサリー売り場が拡充された結果と言えよう。8,000種類を超える豊富な品揃えから、家電量販店以外でスマートフォンを購入した消費者も足を運んでいると見られる。特にアクセサリー販売の約半数を占めるスマートフォンケースは、スマートフォンの3倍以上の販売数となっている。
図1:アクセサリー種類別販売数量の推移・スマートフォン端末販売との比較
http://www.atpress.ne.jp/releases/30146/A_1.jpg
【ケースではハードケースが過半数を占める】
スマートフォンケースでは様々な素材を使用したものが発売されているが、2012年4-6月期では、ハードケースが数量構成比50%超と最も高い構成比を占めた。続いて、シリコンが同25%、TPUが同15%、レザーが同5%程度となった。ケースの色ではクリアが構成比を伸ばしており、数量構成比は、2011年4-6月期の19%から、2012年4-6月期には26%に達した。背景にはスマートフォン端末のカラーバリエーションの増加があると考えられる。黒だけでなく、白、赤、青など様々な色の端末が登場したことにより、端末そのものの色を生かせるクリアが選ばれていると見られる。
【充電器へのニーズが高まる】
拡大が続くアクセサリー販売において、特に充電器の伸長が著しく、2012年4-6月期は数量前年比327%増となった。スマートフォンはフィーチャーフォンに比べ、ブラウジングや動画閲覧の使用頻度が高く、電池の消耗が早いため、充電器の購入が増えていると考えられる。アクセサリー販売における充電器の数量構成比は、2011年4-6月期の8%から2012年4-6月期には19%に伸長した。中でもリチウム電池を使用した充電器は、2012年4-6月では数量前年比10倍超の販売となった。スマートフォンだけでなく、タブレット端末やゲーム機などにも利用可能なことも、この好調の一因と考えられる。
LTEを始めとする高速通信サービスが主要キャリアから出揃い、動画などをより快適に楽しめる環境が広まりつつある。それに伴い、従来よりも容量の大きなコンテンツの利用が増え、充電器のニーズは更に高まることが見込まれる。高速通信サービス対応スマートフォンの販売動向とともに、充電器を含めた周辺機器の動向が注目される。
≪GfK Japanのデータについて≫
全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集している。
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfkrt.com/japan/
(※スマートフォンアクセサリー:スマートフォンに対応したケース、液晶保護フィルム、充電器)
【概要】
・2012年4-6月期のスマートフォンアクセサリー市場は数量前年比89%増。
・アクセサリ販売の半数を占めるケースでは、クリアカラーの販売が増加。
・充電器は数量前年比327%増と大幅伸長。
【拡大を続けるスマートフォンアクセサリー市場】
スマートフォンの急速な拡大を受けて、スマートフォンケース、液晶保護フィルム、充電器といったスマートフォンアクセサリーの販売が伸長している。2012年4-6月期のスマートフォンアクセサリー販売は数量前年比89%増となった(図1)。多くの家電量販店においてスマートフォン売り場と共に、アクセサリー売り場が拡充された結果と言えよう。8,000種類を超える豊富な品揃えから、家電量販店以外でスマートフォンを購入した消費者も足を運んでいると見られる。特にアクセサリー販売の約半数を占めるスマートフォンケースは、スマートフォンの3倍以上の販売数となっている。
図1:アクセサリー種類別販売数量の推移・スマートフォン端末販売との比較
http://www.atpress.ne.jp/releases/30146/A_1.jpg
【ケースではハードケースが過半数を占める】
スマートフォンケースでは様々な素材を使用したものが発売されているが、2012年4-6月期では、ハードケースが数量構成比50%超と最も高い構成比を占めた。続いて、シリコンが同25%、TPUが同15%、レザーが同5%程度となった。ケースの色ではクリアが構成比を伸ばしており、数量構成比は、2011年4-6月期の19%から、2012年4-6月期には26%に達した。背景にはスマートフォン端末のカラーバリエーションの増加があると考えられる。黒だけでなく、白、赤、青など様々な色の端末が登場したことにより、端末そのものの色を生かせるクリアが選ばれていると見られる。
【充電器へのニーズが高まる】
拡大が続くアクセサリー販売において、特に充電器の伸長が著しく、2012年4-6月期は数量前年比327%増となった。スマートフォンはフィーチャーフォンに比べ、ブラウジングや動画閲覧の使用頻度が高く、電池の消耗が早いため、充電器の購入が増えていると考えられる。アクセサリー販売における充電器の数量構成比は、2011年4-6月期の8%から2012年4-6月期には19%に伸長した。中でもリチウム電池を使用した充電器は、2012年4-6月では数量前年比10倍超の販売となった。スマートフォンだけでなく、タブレット端末やゲーム機などにも利用可能なことも、この好調の一因と考えられる。
LTEを始めとする高速通信サービスが主要キャリアから出揃い、動画などをより快適に楽しめる環境が広まりつつある。それに伴い、従来よりも容量の大きなコンテンツの利用が増え、充電器のニーズは更に高まることが見込まれる。高速通信サービス対応スマートフォンの販売動向とともに、充電器を含めた周辺機器の動向が注目される。
≪GfK Japanのデータについて≫
全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集している。
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfkrt.com/japan/