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7人に1人が長時間の「デスクワーク」で夫婦・痴話ゲンカに発展 「疲れ」や「イライラ」が溜まるのに、半数以上が対策ナシ…〜 デスクワークに関する調査 〜

 株式会社ネオマーケティングは、システムエンジニアの売り手市場が続く中、全国の20代〜50代のシステムエンジニア職と営業職の男性各250名を対象に『デスクワークに関する意識調査』を実施いたしました。


■エンジニアの約9割が6時間以上デスクワーク!
 長時間のデスクワークにエンジニアの7割以上が「不調を感じた」経験アリ

 「デスクワーク」が多いエンジニアと「外出」が多い営業。実際の働き方はどのくらい違うのでしょうか。『デスクワークをする1日の平均的な時間を教えてください』(単一回答)と尋ねたところ、営業では6時間以上のデスクワークをしている割合が21.2%なのに対し、エンジニアは86.8%と4倍以上の差が出る結果となりました。

グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/33585/5_1.png (上図)

 長時間の「デスクワーク」は座った体勢が続くため、体に不調をきたす可能性が高いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。『長時間のデスクワークによって不調を感じたことはありますか』
(単一回答)と尋ねたところエンジニアでは「ある」との回答が73.6%と7割を超える結果となりました。この中でも特筆すべきは20代における不調を感じる割合が営業では40.0%に対し、エンジニアは93.3%と大きな開きが出た点です。まだまだ仕事に慣れていない20代の場合、顕著に「デスクワーク」による影響がうかがえます。

グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/33585/5_1.png (下図)


■夫婦・恋人問題にまで発展!7人に1人が恋人や妻とケンカしてしまうと回答
 長時間デスクワークと私生活の関係が明らかに

 長時間の「デスクワーク」では不調経験者が多いことが明らかになりましたが、それではどのくらいの人が「イライラ」や「疲労」を感じているのでしょうか。『長時間のデスクワークによって「イライラ」したり「疲労」を感じたことはありますか』(単一回答)と尋ねたところ、「イライラ」と「疲労」のどちらかを経験、または両方を経験したことある人が87.6%と約9割となりました。

グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/33585/2_2.png (上図)

 過度な「イライラ」や「疲労」はトラブルを呼ぶこともあります。上記設問に対し「イライラ」と「疲労」のどちらかを感じたことがあると回答した438人を対象に『「イライラ」や「疲労」が原因で、私生活でどのようなトラブルがありましたか』(複数回答)と尋ねたところ1位から「帰って寝るだけの生活になってしまう」(40.9%)、「休日を充実して過ごせない」(36.3%)、「友人等と遊ぶ時間がなくなってしまう」(14.8%)、「恋人や妻とケンカをしてしまう」(14.6%)という結果に。

グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/33585/2_2.png (下図)

 この結果の中でも特筆すべきは「恋人や妻とケンカをしてしまう」という回答です。上位3項目がどちらかと言えば「疲労」が原因で発生するトラブルになっているのに対し、この回答は「イライラ」が原因で起こっているものになります。「イライラ」を解消するのはなかなか難しいですが、「イライラ」の原因の一つには「疲労」もあります。上位3項目と合わせ、「疲労」への対策が求められていると言えそうです。


■「デスクワーク」の疲労軽減策、半数以上が対策ナシ…
 流行のPCメガネに続き、今後はPCスーツなどの「衣」での対策に注目

 ここまでで「デスクワーク」の「疲労」や「イライラ」がプライベートまで影響を及ぼすということがわかりましたが、仕事において「デスクワーク」はつきもの。具体的に「デスクワーク」の疲労対策はしているのでしょうか。また、どんな対策をしているのでしょうか。『デスクワークでの疲労を軽減する為に対策を行っていますか』(単一回答)と尋ねたところ、「特に何もしていない」が50.6%と半数以上となりました。実際に「疲労」を問題として捉え、対策を行っている人は少ないようです。

グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/33585/3_3.png

 上記回答のうち、対策を実践している人はどんなことを行っているのでしょうか。上記設問で「対策を行っている」と回答した247名を対象に『デスクワークでの「疲労」を軽減する為に行っている対策で最も効果のあった対策を教えてください』(単一回答)と尋ねたところ、1位は「定期的な運動」が58.3%と過半数を占めました。2位が「椅子への工夫」(16.2%)、以下3位「服装の工夫」(9.3%)、4位「PC用メガネをかける」(7.7%)、5位「インナーの工夫」(5.7%)という結果に。

グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/33585/4_4.png

 前項の回答でもありましたが、長時間の「デスクワーク」で「帰って寝るだけの生活になってしまう」「休日を充実して過ごせない」「友人等と遊ぶ時間がなくなってしまう」という回答が多いことから「定期的な運動」はわかっていてもなかなかできないのが現状です。これから求められるのは「デスクワーク」中にいかに「疲労」を軽減するかというところです。

 運動以外の回答の中でも注目は3位「服装の工夫」と5位「インナーの工夫」という「衣」関連の対策が上位に入ってきたという点です。最近では「PCメガネ」などが話題になっていますが、「衣」での対策もますます増えていくのではないでしょうか。一部では「PCスーツ」なるものも登場しているなど今後さらなる広がりが予想されます。


 これからますますIT化が進む中で、「デスクワーク」の割合は増え続けるでしょう。春は新生活のスタート。仕事もプライベートも充実させるために「デスクワーク」の疲労対策を行ってみてはいかがでしょうか。


【調査概要】
調査主体 :株式会社ネオマーケティング
調査内容 :デスクワークに関する意識調査
調査地域 :全国
調査対象 :20歳〜59歳の有職男性
      営業担当:250人 エンジニア:250人
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2013年2月22日(金)〜2月25日(月)
有効回答数:500サンプル
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