ウォーターズ社とダウ・ケミカル社 共同開発 最先端高分子解析テクノロジー搭載ACQUITY APCシステムを発表
[13/03/22]
提供元:@Press
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ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は本日、新たなカテゴリーの高分子解析とされるクロマトグラフィーシステムを発表しました。本システムにより、高分子の分子量についてより詳細な情報が得られ、分析スピードもこれまでより速くなります。本システムの高分子ピーク分解能は劇的に向上しており、特に低分子量のポリマーやオリゴマーの場合、従来のゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)に比べ、最大で20倍高速に分析できます。
ACQUITY(R) APC(TM)(アドバンスド ポリマー クロマトグラフィー)システムは、フィラデルフィアで開催された今年のPittcon(ピッツコン)展(毎年開催されるラボラトリーサイエンス関連の大規模展示会)で発表されました。本システムは、ダウ・ケミカル・カンパニー(NYSE:DOW)との共同開発による製品です。
APCの革新的な屈折率検出器は、低拡散で低ノイズかつドリフトが小さく、低濃度のポリマーの正確な定量に必要な性能を備えています。
アイソクラティック用ソルベントマネージャにより正確な流量での送液が行われるため、キャリブレーション済みの本システムでは、毎日正確な分子量データを確実に得られます。さらに、本システムは、粒子径3μm以下でポアボリュームが大きく、安定性に優れたエチレン架橋型ハイブリッドパーティクルに基づいた新たなカラムテクノロジーを特長とし、安定面と迅速な分離の面で大幅なメリットをもたらします。
ウォーターズ社のIan King (Vice President of Separation Technologies)は、APCはポリマー分析に使用される溶媒による膨潤度の高いソフトゲルカラムに取って代わるものになると述べています。
「APCでは、各種溶媒とカラムを用いて、多様なポリマーの分析を単一システムで行うことができます。これから、お客様はラボの効率と資産の利用率に関して大幅な向上を実現できるのです。今回のダウ社との共同開発は、最先端技術と優れた革新や効果的な協力関係を融合すると、何が実現できるかを示す一例になります」と同氏は述べています。
一方、ダウ社のJim Alexander氏(Research & Development director)は、次のように述べています。「産業界は、新たな材料の特性の同定と把握のために常に努力することで、より迅速でシンプルかつ持続可能な革新のプロセスを実現しています。我々が発表した新たな機能により、重要なR&D上の課題が解消され、データの品質が向上することで、より迅速な課題解決の道が期待できるでしょう。」
Jim Alexander氏は、Pittcon展におけるこのテクノロジーの発表にウォーターズチームの一員として参加していました。Pittcon展は、分析化学および応用分光学に関するピッツバーグ会議(Pittsburgh Conference on Analytical Chemistry and Applied Spectroscopy)、ペンシルバニア州非営利教育法人であるピッツバーグ分光学会(SSP:Spectroscopy Society of Pittsburgh)および、ピッツバーグ分析化学会(SACP:Society for Analytical Chemists of Pittsburgh)により開催されています。
APCの開発はウォーターズとダウ社の50年の協力関係を表しています。1963年にダウ社からGPCの特許をライセンス供与されたウォーターズは、世界初となる市販の高圧液体クロマトグラフィーシステムの1つであるGPC 100を発表しました。GPC 100は、ラボラトリーサイエンスにおける画期的製品の先駆けであるだけでなく、ラボラトリーサイエンスの枠を超えて、生産、品質管理、臨床検査に及ぶ多数の発見の道を拓きました。
【ウォーターズコーポレーションについて( http://www.waters.com )】
ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は、50年間、未来につながる実用性の高い科学的新技術を提供することによって、研究開発に携わる企業や専門機関の事業の成功に寄与し、世界中の電気・電子・化学材料、ヘルスケア、環境問題の改善、食の安全、水質管理の分野発展に貢献しています。
ウォーターズは、分離分析科学、ラボ情報管理、質量分析、および熱分析製品のパイオニアとして、お客様の確かな事業の成功のために、革新的な技術とラボ向けソリューションを提供いたします。
2012年には18.4億ドルの売上を達成したウォーターズは、世界中のお客様の科学的探究と成功を支援しています。
Waters、Advanced Polymer Chromatography、およびAPCはウォーターズコーポレーションの商標です。
ACQUITY(R) APC(TM)(アドバンスド ポリマー クロマトグラフィー)システムは、フィラデルフィアで開催された今年のPittcon(ピッツコン)展(毎年開催されるラボラトリーサイエンス関連の大規模展示会)で発表されました。本システムは、ダウ・ケミカル・カンパニー(NYSE:DOW)との共同開発による製品です。
APCの革新的な屈折率検出器は、低拡散で低ノイズかつドリフトが小さく、低濃度のポリマーの正確な定量に必要な性能を備えています。
アイソクラティック用ソルベントマネージャにより正確な流量での送液が行われるため、キャリブレーション済みの本システムでは、毎日正確な分子量データを確実に得られます。さらに、本システムは、粒子径3μm以下でポアボリュームが大きく、安定性に優れたエチレン架橋型ハイブリッドパーティクルに基づいた新たなカラムテクノロジーを特長とし、安定面と迅速な分離の面で大幅なメリットをもたらします。
ウォーターズ社のIan King (Vice President of Separation Technologies)は、APCはポリマー分析に使用される溶媒による膨潤度の高いソフトゲルカラムに取って代わるものになると述べています。
「APCでは、各種溶媒とカラムを用いて、多様なポリマーの分析を単一システムで行うことができます。これから、お客様はラボの効率と資産の利用率に関して大幅な向上を実現できるのです。今回のダウ社との共同開発は、最先端技術と優れた革新や効果的な協力関係を融合すると、何が実現できるかを示す一例になります」と同氏は述べています。
一方、ダウ社のJim Alexander氏(Research & Development director)は、次のように述べています。「産業界は、新たな材料の特性の同定と把握のために常に努力することで、より迅速でシンプルかつ持続可能な革新のプロセスを実現しています。我々が発表した新たな機能により、重要なR&D上の課題が解消され、データの品質が向上することで、より迅速な課題解決の道が期待できるでしょう。」
Jim Alexander氏は、Pittcon展におけるこのテクノロジーの発表にウォーターズチームの一員として参加していました。Pittcon展は、分析化学および応用分光学に関するピッツバーグ会議(Pittsburgh Conference on Analytical Chemistry and Applied Spectroscopy)、ペンシルバニア州非営利教育法人であるピッツバーグ分光学会(SSP:Spectroscopy Society of Pittsburgh)および、ピッツバーグ分析化学会(SACP:Society for Analytical Chemists of Pittsburgh)により開催されています。
APCの開発はウォーターズとダウ社の50年の協力関係を表しています。1963年にダウ社からGPCの特許をライセンス供与されたウォーターズは、世界初となる市販の高圧液体クロマトグラフィーシステムの1つであるGPC 100を発表しました。GPC 100は、ラボラトリーサイエンスにおける画期的製品の先駆けであるだけでなく、ラボラトリーサイエンスの枠を超えて、生産、品質管理、臨床検査に及ぶ多数の発見の道を拓きました。
【ウォーターズコーポレーションについて( http://www.waters.com )】
ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は、50年間、未来につながる実用性の高い科学的新技術を提供することによって、研究開発に携わる企業や専門機関の事業の成功に寄与し、世界中の電気・電子・化学材料、ヘルスケア、環境問題の改善、食の安全、水質管理の分野発展に貢献しています。
ウォーターズは、分離分析科学、ラボ情報管理、質量分析、および熱分析製品のパイオニアとして、お客様の確かな事業の成功のために、革新的な技術とラボ向けソリューションを提供いたします。
2012年には18.4億ドルの売上を達成したウォーターズは、世界中のお客様の科学的探究と成功を支援しています。
Waters、Advanced Polymer Chromatography、およびAPCはウォーターズコーポレーションの商標です。