シスウェーブホールディングス、インドネシア科学院、ヌサンタラ プランテーション研究所が、試験栽培に関する基本合意契約締結
[13/03/25]
提供元:@Press
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株式会社シスウェーブホールディングス(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役社長:宮嶋 淳、以下 当社)は、2013年3月20日に、インドネシア科学院(Indonesian Institute of Sciences、以下 LIPI)および株式会社ヌサンタラ プランテーション研究所(PT Riset Perkebunan Nusantara、以下 RPN)と三者で、インドネシアにおけるスーパーソルガムの大規模商用生産ならびに事業化に向けた基本合意契約を締結いたしました。
■両社の特徴
LIPIは、インドネシア国営の大統領直轄機関で、6,000名以上の職員と約1,500名の研究者を要するインドネシア最大規模の研究機関です。研究対象は幅広く、地球科学、生命科学、理工学、社会科学、人文科学などを網羅しています。
RPNは、インドネシアで創設から100年以上の長い歴史を持つインドネシア国営農園研究所(LRPI)が株式会社として組織変更を行い発足した営利企業です。RPNは傘下にバイオテクノロジー研究所と5つの農作物研究所を有しており、それぞれアブラヤシ、ゴム、コーヒー、ココア、お茶、キニーネとサトウキビに関する、商品開発ならびにバイオテクノロジーの研究開発を行っています。
■基本合意契約の背景及び経緯
当社は、2012年9月よりLIPIならびにRPNと締結した覚書(MOU)に基づき、インドネシアの首都ジャカルタの南部にあるチビノンのLIPI研究施設内圃場、スマトラ島ランプーン、ジャワ島東部のスラバヤならびにジョグジャカルタの計4圃場で、スーパーソルガムの栽培・育成に関する実証実験を進めて参りました。
この実証実験の結果スーパーソルガムは、サトウキビなど現状のバイオマスに比べ、単位面積当たりの収量が3〜4倍の性能を示し、エタノール換算でも現状バイオマスが1haあたり年間6,000〜7,000リットルが上限にあるのに対し、20,000〜25,000リットルの収量予想が示されました。LIPIは、この高性能なスーパーソルガムを活用することで、インドネシア政府が以前より目指していた、(1)農業就労者の収入向上、(2)バイオエネルギーの促進、(3)バガス(バイオマスの搾りかす)の餌の利用と発電、などが現実化すると考えています。
今回の基本合意契約の締結によりLIPI、RPNならびに当社は、本年度中の1,000haならびに来年度以降の数千ha規模の商用生産ならびに事業化へ向けて新たな取り組みを開始いたします。これは、インドネシア国内の東ジャワ、西ジャワ、南スマトラ、南カリマンタンの4圃場で、各々5ha規模での商用化向けた試験栽培を行うものです。今回の試験栽培より、インドネシアにおける、栽培、収穫、加工、出荷といったビジネスプロセスの詳細な検討・分析を行い、より大規模な商用生産の準備を行うと共に、インドネシア国内の州政府や新たな事業パートナーに向けたパイロット・プラント作りを行ってまいります。
■今後の予定
本基本合意契約締結後、詳細な計画の立案を行った上で、試験栽培は5月より行う予定です。また、本試験栽培の結果に基づいて、2014年3月期中を目標に1,000ha規模の大規模商用生産を開始する予定です。
■インドネシア科学院(LIPI)会社概要
商号 : LEMBAGA ILMU PENGETAHUAN INDONESIA
THE CENTER FOR INNOVATION INDONESIAN
INSTITUTE OF SCIENCES
代表者 : Director Prof.Dr.Bambang Subiyanto
所在地 : Lantai 3 Gedung A Kampus LIPI,JI. Jenderal Gatot Subroto 10,
Jakarta Selatan(12710),Indonesia
事業内容: 1.科学技術の分野から国家政策の策定や助言
2.科学技術の戦略的研究の実施
3.環境維持開発への適切な科学技術研究の着手
4.基礎研究並びに総合的研究の実施
5.科学技術の監視や評価及び動向の分析
6.科学技術による国家機関の活動の促進
7.科学技術系企業への指導とサービスを提供
8.科学者への倫理綱領の普及促進
9.国内外への科学的協力体制の設立を促進
10.科学技術的サービスの提供
11.機能的活動と一般行政の調整
URL : http://www.lipi.go.id/
■ヌサンタラ プランテーション研究所(RPN)会社概要
商号 : PT.RISET PERKEBUNAN NUSANTARA
代表者 : President Director Dr. Ir. Didiek Hadjar Goenadi, MSc
所在地 : Jln Salak 1 A Bogor,Indonesia 16151
事業内容: バイオテクノロジー研究所と5つの農作物研究所を所有し、農産物の研究を実施
・インドネシアパーム油研究所(PUSAT PENELITIAN KELAPA SAWIT)
・茶葉・キナ研究所(PUSAT PENELITIAN TEH DAN KINA)
・インドネシア砂糖研究所
(PUSAT PENELITIAN PERKEBUAN GULA INDONESIA)
・インドネシアコーヒー豆・カカオ研究所
(PUSAT PENELITIAN KOPI DAN KAKAO INDONESIA)
・インドネシアゴム研究所(PUSAT PENELITIAN KARET)
・国営農園バイオテクノロジー研究所
(BALAI PENELITIAN BIOTEKNOLOGI PERKEBUNAN INDONESIA)
URL : http://www.ipard.com/
■シスウェーブホールディングス 会社概要
商号 : 株式会社シスウェーブホールディングス
代表者 : 代表取締役社長 宮嶋 淳
所在地 : 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番地
設立 : 1970年12月
関連・関係会社 : 株式会社シスウェーブ
株式会社シスウェーブトレーディング
株式会社シスウェーブテクノ
株式会社上武
株式会社リアルビジョン
株式会社ソアーシステム
URL : http://www.syswave-hd.jp/
■参考写真
調印式(帝国ホテル東京にて開催)
画像1: http://www.atpress.ne.jp/releases/34344/1_1.jpg
基本合意契約署名(左から)、インドネシア科学院長官 Prof.Dr.Lukman.Hakim様、インドネシア科学院イノベーションセンター長 Prof.Dr.Bambang Subiyanto様、株式会社ヌサンタラ プランテーション研究所 President Director Dr.Ir.Didiek Hadjar.Goenadi,MSc様、株式会社シスウェーブホールディングス 代表取締役社長 宮嶋 淳
基本合意契約締結
画像2: http://www.atpress.ne.jp/releases/34344/2_2.jpg
(左から)、インドネシア科学院イノベーションセンター長 Prof.Dr.Bambang Subiyanto様、インドネシア科学院長官 Prof.Dr.Lukman.Hakim様、株式会社ヌサンタラ プランテーション研究所 President Director Dr.Ir.Didiek Hadjar.Goenadi,MSc様、株式会社シスウェーブホールディングス 代表取締役社長 宮嶋 淳
調印後の固い握手を交わす様子
画像3: http://www.atpress.ne.jp/releases/34344/3_3.jpg
(左から)、インドネシア科学院長官 Prof.Dr.Lukman.Hakim様、インドネシア科学院イノベーションセンター長 Prof.Dr.Bambang Subiyanto様、株式会社ヌサンタラ プランテーション研究所 President Director Dr.Ir.Didiek Hadjar.Goenadi,MSc様、株式会社シスウェーブホールディングス 代表取締役社長 宮嶋 淳
■両社の特徴
LIPIは、インドネシア国営の大統領直轄機関で、6,000名以上の職員と約1,500名の研究者を要するインドネシア最大規模の研究機関です。研究対象は幅広く、地球科学、生命科学、理工学、社会科学、人文科学などを網羅しています。
RPNは、インドネシアで創設から100年以上の長い歴史を持つインドネシア国営農園研究所(LRPI)が株式会社として組織変更を行い発足した営利企業です。RPNは傘下にバイオテクノロジー研究所と5つの農作物研究所を有しており、それぞれアブラヤシ、ゴム、コーヒー、ココア、お茶、キニーネとサトウキビに関する、商品開発ならびにバイオテクノロジーの研究開発を行っています。
■基本合意契約の背景及び経緯
当社は、2012年9月よりLIPIならびにRPNと締結した覚書(MOU)に基づき、インドネシアの首都ジャカルタの南部にあるチビノンのLIPI研究施設内圃場、スマトラ島ランプーン、ジャワ島東部のスラバヤならびにジョグジャカルタの計4圃場で、スーパーソルガムの栽培・育成に関する実証実験を進めて参りました。
この実証実験の結果スーパーソルガムは、サトウキビなど現状のバイオマスに比べ、単位面積当たりの収量が3〜4倍の性能を示し、エタノール換算でも現状バイオマスが1haあたり年間6,000〜7,000リットルが上限にあるのに対し、20,000〜25,000リットルの収量予想が示されました。LIPIは、この高性能なスーパーソルガムを活用することで、インドネシア政府が以前より目指していた、(1)農業就労者の収入向上、(2)バイオエネルギーの促進、(3)バガス(バイオマスの搾りかす)の餌の利用と発電、などが現実化すると考えています。
今回の基本合意契約の締結によりLIPI、RPNならびに当社は、本年度中の1,000haならびに来年度以降の数千ha規模の商用生産ならびに事業化へ向けて新たな取り組みを開始いたします。これは、インドネシア国内の東ジャワ、西ジャワ、南スマトラ、南カリマンタンの4圃場で、各々5ha規模での商用化向けた試験栽培を行うものです。今回の試験栽培より、インドネシアにおける、栽培、収穫、加工、出荷といったビジネスプロセスの詳細な検討・分析を行い、より大規模な商用生産の準備を行うと共に、インドネシア国内の州政府や新たな事業パートナーに向けたパイロット・プラント作りを行ってまいります。
■今後の予定
本基本合意契約締結後、詳細な計画の立案を行った上で、試験栽培は5月より行う予定です。また、本試験栽培の結果に基づいて、2014年3月期中を目標に1,000ha規模の大規模商用生産を開始する予定です。
■インドネシア科学院(LIPI)会社概要
商号 : LEMBAGA ILMU PENGETAHUAN INDONESIA
THE CENTER FOR INNOVATION INDONESIAN
INSTITUTE OF SCIENCES
代表者 : Director Prof.Dr.Bambang Subiyanto
所在地 : Lantai 3 Gedung A Kampus LIPI,JI. Jenderal Gatot Subroto 10,
Jakarta Selatan(12710),Indonesia
事業内容: 1.科学技術の分野から国家政策の策定や助言
2.科学技術の戦略的研究の実施
3.環境維持開発への適切な科学技術研究の着手
4.基礎研究並びに総合的研究の実施
5.科学技術の監視や評価及び動向の分析
6.科学技術による国家機関の活動の促進
7.科学技術系企業への指導とサービスを提供
8.科学者への倫理綱領の普及促進
9.国内外への科学的協力体制の設立を促進
10.科学技術的サービスの提供
11.機能的活動と一般行政の調整
URL : http://www.lipi.go.id/
■ヌサンタラ プランテーション研究所(RPN)会社概要
商号 : PT.RISET PERKEBUNAN NUSANTARA
代表者 : President Director Dr. Ir. Didiek Hadjar Goenadi, MSc
所在地 : Jln Salak 1 A Bogor,Indonesia 16151
事業内容: バイオテクノロジー研究所と5つの農作物研究所を所有し、農産物の研究を実施
・インドネシアパーム油研究所(PUSAT PENELITIAN KELAPA SAWIT)
・茶葉・キナ研究所(PUSAT PENELITIAN TEH DAN KINA)
・インドネシア砂糖研究所
(PUSAT PENELITIAN PERKEBUAN GULA INDONESIA)
・インドネシアコーヒー豆・カカオ研究所
(PUSAT PENELITIAN KOPI DAN KAKAO INDONESIA)
・インドネシアゴム研究所(PUSAT PENELITIAN KARET)
・国営農園バイオテクノロジー研究所
(BALAI PENELITIAN BIOTEKNOLOGI PERKEBUNAN INDONESIA)
URL : http://www.ipard.com/
■シスウェーブホールディングス 会社概要
商号 : 株式会社シスウェーブホールディングス
代表者 : 代表取締役社長 宮嶋 淳
所在地 : 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番地
設立 : 1970年12月
関連・関係会社 : 株式会社シスウェーブ
株式会社シスウェーブトレーディング
株式会社シスウェーブテクノ
株式会社上武
株式会社リアルビジョン
株式会社ソアーシステム
URL : http://www.syswave-hd.jp/
■参考写真
調印式(帝国ホテル東京にて開催)
画像1: http://www.atpress.ne.jp/releases/34344/1_1.jpg
基本合意契約署名(左から)、インドネシア科学院長官 Prof.Dr.Lukman.Hakim様、インドネシア科学院イノベーションセンター長 Prof.Dr.Bambang Subiyanto様、株式会社ヌサンタラ プランテーション研究所 President Director Dr.Ir.Didiek Hadjar.Goenadi,MSc様、株式会社シスウェーブホールディングス 代表取締役社長 宮嶋 淳
基本合意契約締結
画像2: http://www.atpress.ne.jp/releases/34344/2_2.jpg
(左から)、インドネシア科学院イノベーションセンター長 Prof.Dr.Bambang Subiyanto様、インドネシア科学院長官 Prof.Dr.Lukman.Hakim様、株式会社ヌサンタラ プランテーション研究所 President Director Dr.Ir.Didiek Hadjar.Goenadi,MSc様、株式会社シスウェーブホールディングス 代表取締役社長 宮嶋 淳
調印後の固い握手を交わす様子
画像3: http://www.atpress.ne.jp/releases/34344/3_3.jpg
(左から)、インドネシア科学院長官 Prof.Dr.Lukman.Hakim様、インドネシア科学院イノベーションセンター長 Prof.Dr.Bambang Subiyanto様、株式会社ヌサンタラ プランテーション研究所 President Director Dr.Ir.Didiek Hadjar.Goenadi,MSc様、株式会社シスウェーブホールディングス 代表取締役社長 宮嶋 淳