日本メディカルネットコミュニケーションズ、再生医療事業に参入 〜歯髄細胞バンクと業務提携基本契約を締結〜
[13/04/30]
提供元:@Press
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歯科医療・美容関係の情報サイトを企画・運営する日本メディカルネットコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平川 大、東証マザーズ・証券コード3645、以下「JMNC」)はこのたび、歯髄細胞バンクを運営する株式会社再生医療推進機構(本社:東京都中央区、代表取締役:大友 宏一、以下「ACTE」)と業務提携基本契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
■契約締結の背景及び経緯
今月19日、安倍首相は日本経済再生に向けた成長戦略の柱に「健康長寿社会」を位置付け、人口多能性幹細胞(iPS細胞)の利用など再生医療の実用化を推進する方針を表明しました。
すでにJMNCが得意とする歯科医療分野におきましても、東京大学医科学研究所が開発した「インプラントを目的とした歯槽骨再生法」に次ぎ、独立行政法人国立長寿医療研究センターらによる「歯の延命を目的とした歯髄再生」の臨床研究も開始され、歯科医療分野における再生医療の実用化に対する気運は高まっております。
このような背景の中、かねてからJMNCにおいても、さらなる再生医療の支援事業を模索していたところ「歯髄細胞バンク」に着目し、本日付でACTEとの業務提携基本契約に至りました。
ACTEは、岐阜大学や日本大学歯学部などの研究機関及び約1,300施設の歯科医院と連携し、歯髄細胞バンク事業を中心とした新たな医療技術の開発を進め、再生医療の推進に尽力しております。
一方、JMNCは、歯科分野においてポータルサイト運営を中核としたウェブマーケティング全般を対象とするサービスを展開しており、約7,000件の歯科医院の登録がございます。
本契約は、歯髄細胞バンクに不可欠である認定歯科医療施設の拡充を進めることで、歯髄細胞バンクの普及を図り、再生医療の実用化促進に貢献することが主な目的です。
■歯髄細胞バンクとは
これまで医療廃棄物であった乳歯や親知らずなどの神経の細胞「歯髄細胞」を将来の治療用細胞として利用するために、採取から保管までを一元管理する細胞バンクです。
■再生医療の将来性と歯髄細胞を活用することの有用性
再生医療とは、様々な理由から損傷を受けた生体の機能を、幹細胞などを用いて復元させる医療です。しかし骨髄バンクや臍帯血バンクで知られる骨髄細胞や臍帯血の採取には、採取が身体へ与える負担や採取機会が少ないという問題が存在するため普及の壁となっております。それに比べ歯髄細胞は、抜けてしまった乳歯や歯科治療で抜いた永久歯から採取できるため身体の負担がなく、増殖能力が極めて高いことから再生医療の治療材料に適しています。
近年、皮膚などの細胞にいくつかの遺伝子を導入することで初期化し、生体のあらゆる組織への分化を可能とするiPS細胞、いわゆる万能細胞への誘導技術が確立されております。
iPS細胞は、理論上全ての臓器機能の再生が可能であり、ヒト胚などを使用しないことから生命倫理上の問題をもクリアするものです。すでに歯髄細胞からiPS細胞への誘導にも成功しており、歯という硬い組織に覆われた歯髄細胞は、外的刺激に守られているため良質で、初期化されやすい遺伝子パターンを持っているため、効率的にiPS細胞を作ることができると考えられており、今後研究がさらに進むことで、歯髄細胞が全身のさまざまな組織への再生医療に活用されることが期待されております。保管された一部の歯髄細胞は、利用者の同意のもと難病創薬などの研究にも利用されております。
■業務提携について
JMNCは、本契約によりポータルサイトの登録歯科医院に対して歯髄細胞バンクへの参加を促すことで認定歯科医療施設の拡充に努めると同時に、再生医療や歯髄細胞バンクに関するコンテンツをポータルサイト上に設け、利用の促進に関する営業協力も同時に行ってまいります。
また本契約を契機に、ACTEとの歯髄細胞バンクの海外展開、その他再生医療の支援事業の創出を検討してまいります。
◆株式会社再生医療推進機構について
商号 : 株式会社再生医療推進機構
代表者 : 代表取締役 大友 宏一
所在地 : 東京都中央区日本橋兜町11-2-1002
資本金 : 65百万円
設立年月日: 2008年10月30日
事業内容 : 細胞バンク事業、再生医療関連事業
URL : http://www.acte-group.com/
◆日本メディカルネットコミュニケーションズ株式会社について
商号 : 日本メディカルネットコミュニケーションズ株式会社
(証券コード3645 東証マザーズ)
代表者 : 代表取締役社長 平川 大
所在地 : 東京都渋谷区幡ヶ谷1-34-14 宝ビル3F
資本金 : 286百万円
設立年月日: 2001年6月1日
事業内容 : 歯科医療・美容関係の専門ポータルサイトの運営ほか
URL : http://www.japan-medic.com/
■契約締結の背景及び経緯
今月19日、安倍首相は日本経済再生に向けた成長戦略の柱に「健康長寿社会」を位置付け、人口多能性幹細胞(iPS細胞)の利用など再生医療の実用化を推進する方針を表明しました。
すでにJMNCが得意とする歯科医療分野におきましても、東京大学医科学研究所が開発した「インプラントを目的とした歯槽骨再生法」に次ぎ、独立行政法人国立長寿医療研究センターらによる「歯の延命を目的とした歯髄再生」の臨床研究も開始され、歯科医療分野における再生医療の実用化に対する気運は高まっております。
このような背景の中、かねてからJMNCにおいても、さらなる再生医療の支援事業を模索していたところ「歯髄細胞バンク」に着目し、本日付でACTEとの業務提携基本契約に至りました。
ACTEは、岐阜大学や日本大学歯学部などの研究機関及び約1,300施設の歯科医院と連携し、歯髄細胞バンク事業を中心とした新たな医療技術の開発を進め、再生医療の推進に尽力しております。
一方、JMNCは、歯科分野においてポータルサイト運営を中核としたウェブマーケティング全般を対象とするサービスを展開しており、約7,000件の歯科医院の登録がございます。
本契約は、歯髄細胞バンクに不可欠である認定歯科医療施設の拡充を進めることで、歯髄細胞バンクの普及を図り、再生医療の実用化促進に貢献することが主な目的です。
■歯髄細胞バンクとは
これまで医療廃棄物であった乳歯や親知らずなどの神経の細胞「歯髄細胞」を将来の治療用細胞として利用するために、採取から保管までを一元管理する細胞バンクです。
■再生医療の将来性と歯髄細胞を活用することの有用性
再生医療とは、様々な理由から損傷を受けた生体の機能を、幹細胞などを用いて復元させる医療です。しかし骨髄バンクや臍帯血バンクで知られる骨髄細胞や臍帯血の採取には、採取が身体へ与える負担や採取機会が少ないという問題が存在するため普及の壁となっております。それに比べ歯髄細胞は、抜けてしまった乳歯や歯科治療で抜いた永久歯から採取できるため身体の負担がなく、増殖能力が極めて高いことから再生医療の治療材料に適しています。
近年、皮膚などの細胞にいくつかの遺伝子を導入することで初期化し、生体のあらゆる組織への分化を可能とするiPS細胞、いわゆる万能細胞への誘導技術が確立されております。
iPS細胞は、理論上全ての臓器機能の再生が可能であり、ヒト胚などを使用しないことから生命倫理上の問題をもクリアするものです。すでに歯髄細胞からiPS細胞への誘導にも成功しており、歯という硬い組織に覆われた歯髄細胞は、外的刺激に守られているため良質で、初期化されやすい遺伝子パターンを持っているため、効率的にiPS細胞を作ることができると考えられており、今後研究がさらに進むことで、歯髄細胞が全身のさまざまな組織への再生医療に活用されることが期待されております。保管された一部の歯髄細胞は、利用者の同意のもと難病創薬などの研究にも利用されております。
■業務提携について
JMNCは、本契約によりポータルサイトの登録歯科医院に対して歯髄細胞バンクへの参加を促すことで認定歯科医療施設の拡充に努めると同時に、再生医療や歯髄細胞バンクに関するコンテンツをポータルサイト上に設け、利用の促進に関する営業協力も同時に行ってまいります。
また本契約を契機に、ACTEとの歯髄細胞バンクの海外展開、その他再生医療の支援事業の創出を検討してまいります。
◆株式会社再生医療推進機構について
商号 : 株式会社再生医療推進機構
代表者 : 代表取締役 大友 宏一
所在地 : 東京都中央区日本橋兜町11-2-1002
資本金 : 65百万円
設立年月日: 2008年10月30日
事業内容 : 細胞バンク事業、再生医療関連事業
URL : http://www.acte-group.com/
◆日本メディカルネットコミュニケーションズ株式会社について
商号 : 日本メディカルネットコミュニケーションズ株式会社
(証券コード3645 東証マザーズ)
代表者 : 代表取締役社長 平川 大
所在地 : 東京都渋谷区幡ヶ谷1-34-14 宝ビル3F
資本金 : 286百万円
設立年月日: 2001年6月1日
事業内容 : 歯科医療・美容関係の専門ポータルサイトの運営ほか
URL : http://www.japan-medic.com/