浴室のカビの汚染源となっているのは天井!〜「浴室の天井掃除」の負担を人間工学的に解析〜“天井モップを使った天井掃除”の肩に対する負荷は子どもをあやす時の“たかい たか〜い170回分”に相当!
[13/05/21]
提供元:@Press
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ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)リビングケア研究所は、主婦が最も嫌いな掃除の1つである「浴室のカビ取り」の負担を軽減する研究に取り組む中で、落としてもくり返し生えてくる浴室の黒カビの原因は、天井に潜む見えない“天井カビ”であることを解明しました。除菌成分「銀イオン」の煙で浴室全体の黒カビ原因菌(カビ胞子)を除菌し、カビの発生を防ぐ新技術を開発し、2012年9月に『ルック おふろの防カビくん煙剤』を発売いたしました。
この度、浴室のカビの汚染源となっている天井を、浴室用柄付スポンジである“天井モップ”を使って5分間掃除する時に、上部僧帽筋※1にかかる負荷について筋電位測定した結果、子どもをあやす時の“たかい たか〜い170回分”に相当することがわかりました。一方、『ルック おふろの防カビくん煙剤』を使うと、負担の大きい“天井モップを使った掃除“をすることなく天井に潜む黒カビ原因菌まで除菌することができ、防カビ効果が1〜2ヵ月間持続することから、「浴室のカビ取り掃除」の負担が大幅に軽減されることが確認されました。
以上の内容を、2013年5月17日から昭和女子大学(東京都世田谷区)で開催される「日本家政学会 第65回大会」で報告いたしました。
※1 天井の掃除の際に力がかかる両肩の代表的な筋肉で、肩こりとも深い関わりがある筋肉
1.浴室のカビの汚染源である天井はほとんど掃除されていない
浴室のカビは見た目の汚さ、健康への影響に対する不安等から浴室で最も気になる汚れとしてあげられ、さらに落としてもまたすぐに生えてくることから、カビ取り掃除に生活者は強い負担感を感じています。この落としてもくり返し生えてくるカビの原因は、カビがついているようには見えない天井付近で生育したカビ胞子であることを解明しました(2012年7月12日発表資料)。一方、生活者の浴室掃除の状況を詳しく調査したところ、カビの汚染源となっている天井の掃除頻度は、2〜3ヵ月に1回程度かそれ未満の割合が実に79%にも上り(半年に1回未満は64%)、ほとんど掃除されていないことがわかりました(2013年、当社調べ)。
2.浴室の天井掃除をする時の両肩上部僧帽筋に対する負荷の大きさを解析
当社リビングケア研究所は、浴室掃除の負担を軽減するための研究に取り組む中で、浴室のカビの汚染源である天井掃除における身体的負担の大きさに関する人間工学的な解析を試み、一般的な浴室の天井掃除として推奨されている“天井モップ”を使った掃除をする時の、両肩の上部僧帽筋の筋電位を測定しました。普段からお風呂掃除をしている男性研究員3名および女性研究員3名を被験者とし、浴室の天井を実際に“天井モップ”を使って掃除をするのに要する5分間掃除をしている時の両肩の上部僧帽筋にかかる負荷を、筋電位として測定しました。
その結果、両肩の上部僧帽筋に対する負荷は非常に大きく、“天井モップを使った天井掃除5分間”が、子どもをあやす時の“たかい たか〜い※2の170回分※3”にも相当することがわかりました。
※2 満1歳児の平均体重に相当する9kgの重りを頭上まで上下させる動作
※3 男女6名の平均値。男性研究員3名の平均は86回、女性研究員3名の平均は253回
3.浴室のカビ取り掃除の負担を軽減する『ルック おふろの防カビくん煙剤』
当社が2012年9月に新発売した『ルック おふろの防カビくん煙剤』は、「水を入れた付属の容器に薬剤の入った缶をセットし、浴室中央に置くだけ」で天井を含め浴室全体の黒カビを除菌することができ※4、身体的な負担はほとんどかかりません。加えて、使用後にはその防カビ効果が1〜2ヵ月間持続することから、従来のカビ取り剤によるカビ対策で見られた「落としてもまたすぐに生えてくる」、「落としてもきりがない」といった心理的負担や「ニオイがきつい」「手袋、眼鏡等の準備が面倒」といった身体的負担もなくなるため、浴室のカビ取り掃除の負担が大幅に軽減されることを確認しています。
※4 除菌により新たなカビを生えにくくする。生えてしまった黒カビを落とす効果はありません。
以上、当社は今後も、浴室を清潔・快適に保つための製品開発およびお掃除情報の開発を進めてまいります。
本研究に関する内容を以下の学会で発表いたしました。
■「日本家政学会 第65回大会」発表概要
◎ 発表日 2013年5月18日(土)
◎ 会場 昭和女子大学
◎ 演題 浴室のカビ取り掃除に関する意識調査とカビ汚染の実態
〜浴室カビ対策の新提案〜
◎ 発表者 渡部 美香、山岸 弘、長谷川 貴通、田中 孝祐(ライオン株式会社リビングケア研究所)
この度、浴室のカビの汚染源となっている天井を、浴室用柄付スポンジである“天井モップ”を使って5分間掃除する時に、上部僧帽筋※1にかかる負荷について筋電位測定した結果、子どもをあやす時の“たかい たか〜い170回分”に相当することがわかりました。一方、『ルック おふろの防カビくん煙剤』を使うと、負担の大きい“天井モップを使った掃除“をすることなく天井に潜む黒カビ原因菌まで除菌することができ、防カビ効果が1〜2ヵ月間持続することから、「浴室のカビ取り掃除」の負担が大幅に軽減されることが確認されました。
以上の内容を、2013年5月17日から昭和女子大学(東京都世田谷区)で開催される「日本家政学会 第65回大会」で報告いたしました。
※1 天井の掃除の際に力がかかる両肩の代表的な筋肉で、肩こりとも深い関わりがある筋肉
1.浴室のカビの汚染源である天井はほとんど掃除されていない
浴室のカビは見た目の汚さ、健康への影響に対する不安等から浴室で最も気になる汚れとしてあげられ、さらに落としてもまたすぐに生えてくることから、カビ取り掃除に生活者は強い負担感を感じています。この落としてもくり返し生えてくるカビの原因は、カビがついているようには見えない天井付近で生育したカビ胞子であることを解明しました(2012年7月12日発表資料)。一方、生活者の浴室掃除の状況を詳しく調査したところ、カビの汚染源となっている天井の掃除頻度は、2〜3ヵ月に1回程度かそれ未満の割合が実に79%にも上り(半年に1回未満は64%)、ほとんど掃除されていないことがわかりました(2013年、当社調べ)。
2.浴室の天井掃除をする時の両肩上部僧帽筋に対する負荷の大きさを解析
当社リビングケア研究所は、浴室掃除の負担を軽減するための研究に取り組む中で、浴室のカビの汚染源である天井掃除における身体的負担の大きさに関する人間工学的な解析を試み、一般的な浴室の天井掃除として推奨されている“天井モップ”を使った掃除をする時の、両肩の上部僧帽筋の筋電位を測定しました。普段からお風呂掃除をしている男性研究員3名および女性研究員3名を被験者とし、浴室の天井を実際に“天井モップ”を使って掃除をするのに要する5分間掃除をしている時の両肩の上部僧帽筋にかかる負荷を、筋電位として測定しました。
その結果、両肩の上部僧帽筋に対する負荷は非常に大きく、“天井モップを使った天井掃除5分間”が、子どもをあやす時の“たかい たか〜い※2の170回分※3”にも相当することがわかりました。
※2 満1歳児の平均体重に相当する9kgの重りを頭上まで上下させる動作
※3 男女6名の平均値。男性研究員3名の平均は86回、女性研究員3名の平均は253回
3.浴室のカビ取り掃除の負担を軽減する『ルック おふろの防カビくん煙剤』
当社が2012年9月に新発売した『ルック おふろの防カビくん煙剤』は、「水を入れた付属の容器に薬剤の入った缶をセットし、浴室中央に置くだけ」で天井を含め浴室全体の黒カビを除菌することができ※4、身体的な負担はほとんどかかりません。加えて、使用後にはその防カビ効果が1〜2ヵ月間持続することから、従来のカビ取り剤によるカビ対策で見られた「落としてもまたすぐに生えてくる」、「落としてもきりがない」といった心理的負担や「ニオイがきつい」「手袋、眼鏡等の準備が面倒」といった身体的負担もなくなるため、浴室のカビ取り掃除の負担が大幅に軽減されることを確認しています。
※4 除菌により新たなカビを生えにくくする。生えてしまった黒カビを落とす効果はありません。
以上、当社は今後も、浴室を清潔・快適に保つための製品開発およびお掃除情報の開発を進めてまいります。
本研究に関する内容を以下の学会で発表いたしました。
■「日本家政学会 第65回大会」発表概要
◎ 発表日 2013年5月18日(土)
◎ 会場 昭和女子大学
◎ 演題 浴室のカビ取り掃除に関する意識調査とカビ汚染の実態
〜浴室カビ対策の新提案〜
◎ 発表者 渡部 美香、山岸 弘、長谷川 貴通、田中 孝祐(ライオン株式会社リビングケア研究所)