大阪府教育委員会事務局様「次期統合ICTネットワーク」を受注 ICT基盤統合と、国内における教育向けでは大規模な仮想デスクトップ環境を構築
[14/01/08]
提供元:@Press
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西日本電信電話株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:村尾 和俊、以下 NTT西日本)は、大阪府教育委員会事務局様の次期統合ICTネットワークを受注し、平成26年4月の本稼動に向けて、まずはセンター側システム一式について平成25年9月末に構築完了いたしました。また、府立学校側の仮想デスクトップ環境※1移行についても平成26年1月末の完了に向けて順次構築中です。
NTT西日本は、ヴイエムウェア株式会社※2(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄、以下 ヴイエムウェア社)、シスコシステムズ合同会社※3(本社:東京都港区、代表執行役員社長:平井 康文、以下 シスコ社)、ネットアップ株式会社※4(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩上 純一、以下 ネットアップ社)のテクノロジーを採用し、大阪府内、約170の全府立学校の教職員が利用するICT環境を統合するとともに、教職員が使用する約13,000台のパソコンを仮想デスクトップ環境に移行することで、業務の効率化とセキュリティーの強化に貢献いたします。
なお、本システムの運用業務については、NTT西日本のグループ企業である株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト( http://www.ntt-neo.com/ )が担います。
※1 仮想デスクトップ環境とは、仮想化ソフトを使ってサーバー上に複数の仮想マシンを稼働させ、そこで利用者ごとのパソコンのデスクトップ環境を動かすシンクライアント化の手法の一つです。
※2 ヴイエムウェア社(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供し、50万社を超える顧客、および5万5,000社を超えるパートナーを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。
詳細は http://www.vmware.com/jp をご覧ください。
※3 シスコ社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコ社は、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティー、エンターテインメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワークプラットフォームの提案をめざしています。
詳細は http://www.cisco.com/jp をご覧ください。
※4 ネットアップ社は、優れたコスト削減で企業競争力を高めるストレージ製品とデータ管理ソリューションを提供する米NetApp, Inc.の日本法人です。
詳細は、 http://www.netapp.com/jp をご覧ください。
1.構築の背景
大阪府教育委員会事務局様では、これまで校務系や総務系の業務ごとにネットワークとICT環境を整備してきた結果、ネットワークごとに異なる機器やセキュリティーポリシーが導入され、ネットワーク間での情報共有やデータ利用に制約が生じていました。
また、システムの運用管理やセキュリティー管理を各府立学校で実施していたため、教職員の運用管理負荷が増大するなどの課題がありました。
これら課題への対応策を検討するにあたり、教職員が使用するパソコンを仮想デスクトップ環境に移行し、センター側で一括管理する更改の提案を行い、導入いただくことになりました。
2.構築環境
ヴイエムウェア社の仮想化技術やシスコ社のサーバー・ネットワーク機器、ネットアップ社のストレージをパッケージ化したソリューションの利用により短期間でICT基盤を統合しました。特に、教育向けでは大規模となる仮想デスクトップ基盤(VDI※5)を構築し、情報セキュリティーの強化、セキュリティーポリシーの統一や教職員による運用負荷軽減に寄与するとともに障害対策も強化しました。
また、通信回線にはフレッツ 光ネクスト(インターネット接続サービス)※6を導入し、次世代ネットワーク(NGN)ならではの利便性とコストパフォーマンスでVDI環境を構築します。
これらのテクノロジーの集結により、シンプルかつ一元的な運用管理を通じた業務の効率化と、セキュアで信頼性の高いICT環境づくりに貢献していきます。
※5 VDI (Virtual Desktop Infrastructure)とは、従来はクライアントパソコン上に直接構築されていたデスクトップOS環境を、サーバー・ファームの仮想マシン上に実装・集約するための基盤システムです。ユーザーはパソコンなどからリモートで仮想マシンに接続して、デスクトップOSを利用することで、クライアントパソコンのTCO削減やセキュリティーの向上などの効果が期待できます。
※6 サービス提供エリアであっても、ご利用いただけない場合があります。エリアについてはお問い合わせいただくか、[ http://flets-w.com/ ]をご確認ください。なお、インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
3.次期統合ICTネットワークの主な特長
(1) 信頼性向上
◆柔軟かつ信頼性の高いシステム設計・運用により業務継続性を向上
サーバー、ネットワーク、ストレージ、および仮想化環境を一つのシステムとしてシンプルにまとめたネットワーク構成により、ハードウェア障害時やシステム拡張時でもサービスが停止しない、信頼性の高いシステムを構築。
◆ストレージのデータ保護機能を通じて障害対策を強化
ストレージのデータ保護やストレージ効率化の機能を活用し、1ペタバイトを超える大規模なストレージシステム上に高速かつ信頼性の高いデータのバックアップ/リカバリを備えた障害復旧環境を構築。
(2) コスト最適化
◆効率的なリソース活用により、サーバー/ストレージなどのハードウェアコストの最適化
大阪府教育委員会事務局様および府立学校の約200台のサーバーを仮想化し、統合。柔軟かつ効率的なリソース活用を行うことで、仮想化環境でのストレージ効率を向上させ、ハードウェアに関するコスト最適化に貢献。
◆既存パソコンを活用した仮想デスクトップ環境移行
パソコンにUSBメモリ型デバイスを挿入することで、シンクライアント環境に移行。既存のパソコンを利用できるため、コストを抑えつつ端末セキュリティーの確保に貢献。
(3)運用管理
◆シンプルなシステム構成による大規模ICT基盤の一元的な運用管理
サーバー、ネットワークを一つのシステムとするシンプルな構成は運用管理においても管理ポイントが集約され、大規模システムでありながら効率的な運用管理が可能。
◆デスクトップ環境の一元管理
デスクトップ仮想化により、教職員パソコンのデスクトップ環境をサーバー側で一元管理することが可能。教職員によるパソコン管理が不要となるため、業務の効率化にも貢献。
【別紙】大阪府教育委員会事務局様「次期統合ICTネットワーク」概要
http://www.atpress.ne.jp/releases/42027/att_42027_1.pdf
NTT西日本は、ヴイエムウェア株式会社※2(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄、以下 ヴイエムウェア社)、シスコシステムズ合同会社※3(本社:東京都港区、代表執行役員社長:平井 康文、以下 シスコ社)、ネットアップ株式会社※4(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩上 純一、以下 ネットアップ社)のテクノロジーを採用し、大阪府内、約170の全府立学校の教職員が利用するICT環境を統合するとともに、教職員が使用する約13,000台のパソコンを仮想デスクトップ環境に移行することで、業務の効率化とセキュリティーの強化に貢献いたします。
なお、本システムの運用業務については、NTT西日本のグループ企業である株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト( http://www.ntt-neo.com/ )が担います。
※1 仮想デスクトップ環境とは、仮想化ソフトを使ってサーバー上に複数の仮想マシンを稼働させ、そこで利用者ごとのパソコンのデスクトップ環境を動かすシンクライアント化の手法の一つです。
※2 ヴイエムウェア社(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供し、50万社を超える顧客、および5万5,000社を超えるパートナーを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。
詳細は http://www.vmware.com/jp をご覧ください。
※3 シスコ社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコ社は、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティー、エンターテインメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワークプラットフォームの提案をめざしています。
詳細は http://www.cisco.com/jp をご覧ください。
※4 ネットアップ社は、優れたコスト削減で企業競争力を高めるストレージ製品とデータ管理ソリューションを提供する米NetApp, Inc.の日本法人です。
詳細は、 http://www.netapp.com/jp をご覧ください。
1.構築の背景
大阪府教育委員会事務局様では、これまで校務系や総務系の業務ごとにネットワークとICT環境を整備してきた結果、ネットワークごとに異なる機器やセキュリティーポリシーが導入され、ネットワーク間での情報共有やデータ利用に制約が生じていました。
また、システムの運用管理やセキュリティー管理を各府立学校で実施していたため、教職員の運用管理負荷が増大するなどの課題がありました。
これら課題への対応策を検討するにあたり、教職員が使用するパソコンを仮想デスクトップ環境に移行し、センター側で一括管理する更改の提案を行い、導入いただくことになりました。
2.構築環境
ヴイエムウェア社の仮想化技術やシスコ社のサーバー・ネットワーク機器、ネットアップ社のストレージをパッケージ化したソリューションの利用により短期間でICT基盤を統合しました。特に、教育向けでは大規模となる仮想デスクトップ基盤(VDI※5)を構築し、情報セキュリティーの強化、セキュリティーポリシーの統一や教職員による運用負荷軽減に寄与するとともに障害対策も強化しました。
また、通信回線にはフレッツ 光ネクスト(インターネット接続サービス)※6を導入し、次世代ネットワーク(NGN)ならではの利便性とコストパフォーマンスでVDI環境を構築します。
これらのテクノロジーの集結により、シンプルかつ一元的な運用管理を通じた業務の効率化と、セキュアで信頼性の高いICT環境づくりに貢献していきます。
※5 VDI (Virtual Desktop Infrastructure)とは、従来はクライアントパソコン上に直接構築されていたデスクトップOS環境を、サーバー・ファームの仮想マシン上に実装・集約するための基盤システムです。ユーザーはパソコンなどからリモートで仮想マシンに接続して、デスクトップOSを利用することで、クライアントパソコンのTCO削減やセキュリティーの向上などの効果が期待できます。
※6 サービス提供エリアであっても、ご利用いただけない場合があります。エリアについてはお問い合わせいただくか、[ http://flets-w.com/ ]をご確認ください。なお、インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
3.次期統合ICTネットワークの主な特長
(1) 信頼性向上
◆柔軟かつ信頼性の高いシステム設計・運用により業務継続性を向上
サーバー、ネットワーク、ストレージ、および仮想化環境を一つのシステムとしてシンプルにまとめたネットワーク構成により、ハードウェア障害時やシステム拡張時でもサービスが停止しない、信頼性の高いシステムを構築。
◆ストレージのデータ保護機能を通じて障害対策を強化
ストレージのデータ保護やストレージ効率化の機能を活用し、1ペタバイトを超える大規模なストレージシステム上に高速かつ信頼性の高いデータのバックアップ/リカバリを備えた障害復旧環境を構築。
(2) コスト最適化
◆効率的なリソース活用により、サーバー/ストレージなどのハードウェアコストの最適化
大阪府教育委員会事務局様および府立学校の約200台のサーバーを仮想化し、統合。柔軟かつ効率的なリソース活用を行うことで、仮想化環境でのストレージ効率を向上させ、ハードウェアに関するコスト最適化に貢献。
◆既存パソコンを活用した仮想デスクトップ環境移行
パソコンにUSBメモリ型デバイスを挿入することで、シンクライアント環境に移行。既存のパソコンを利用できるため、コストを抑えつつ端末セキュリティーの確保に貢献。
(3)運用管理
◆シンプルなシステム構成による大規模ICT基盤の一元的な運用管理
サーバー、ネットワークを一つのシステムとするシンプルな構成は運用管理においても管理ポイントが集約され、大規模システムでありながら効率的な運用管理が可能。
◆デスクトップ環境の一元管理
デスクトップ仮想化により、教職員パソコンのデスクトップ環境をサーバー側で一元管理することが可能。教職員によるパソコン管理が不要となるため、業務の効率化にも貢献。
【別紙】大阪府教育委員会事務局様「次期統合ICTネットワーク」概要
http://www.atpress.ne.jp/releases/42027/att_42027_1.pdf