NTT西日本、奈良・富雄団地で「あんしん見守り」トライアルを開始 〜 超高齢社会の「地域包括ケア」時代に向けた地域連携プロジェクト 〜
[14/12/19]
提供元:@Press
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独立行政法人都市再生機構西日本支社(以下、UR都市機構)、社会福祉法人協同福祉会、西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、超高齢社会に対応し、住み慣れた地域で、いつまでも安心して暮らし続けられる住まい・まちづくりをめざし、奈良市の富雄団地を舞台に地域連携プロジェクトとして、テレビ電話を活用した「あんしん見守り」トライアルを2015年2月より開始します。
1.トライアルの背景と目的
UR都市機構は、団地を中心として、住み慣れた地域で最期まで住み続けることができる環境(Aging in Place)※1を実現するため、地域の方々と連携し、100団地程度において地域医療福祉拠点の形成※2をめざしております。また、社会福祉法人協同福祉会は、奈良県下において、「あすなら10の基本ケア」※3を実践し、あすならホーム・ハイツ(地域福祉拠点)を中心に、在宅(地域)での介護を支える仕組みづくり(「あすなら安心システム」※4)を進めており、テレビ電話を活用した24時間365日の定期巡回・随時対応型サービス(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)にもいち早く取り組み、地域に暮らす全ての人たちが安心して暮らしていけるまちづくりをめざしております。そのような中、両者が連携し、富雄団地において2014年6月より、高齢者向け安心住宅「Co楽暮(こらぼ)」※5の供給を行い、ハード・ソフトの両面から、高齢者の住まいを支える仕組みづくりをめざしてまいりました。
一方、NTT西日本では、本格的な超高齢社会を迎え、「介護費用の増大」や「ホームヘルパーの人材不足」が大きな社会問題となっていることを踏まえ、ワンタッチでの簡単接続を可能とするテレビ電話により、ホームヘルパーが要介護者宅を訪問することに伴う稼働とコストを削減し、要介護者がホームヘルパーと簡単にコミュニケーションをとることができる新商品「みまもりテレビ電話パック」※6の提供を2014年10月に開始し、ICTの活用により、暮らしの安心をサポートできるよう努めてまいりました。
異なる分野で「地域包括ケア」の実現をめざすこれら3者が、それぞれの強みを持ち寄ることで、特に団地において顕在化しつつある超高齢社会の地域課題(高齢世帯の増加、地域のつながりの希薄化、閉じこもり等)の解決に向け、本トライアルを行うことといたしました。
※1 住み慣れた地域で最期まで住み続けることができる環境。
※2 超高齢社会における「地域包括ケアシステム」の実現に向けて、地方公共団体等と連携し、在宅医療・看護・介護サービス等を受けやすい生活環境整備を展開、推進。
[2014年10月23日ニュースリリース] http://www.ur-net.go.jp/press/h26/ur2014_press_1023_iryoufukushikyoten.pdf
※3 社会福祉法人協同福祉会が提唱する、これまでの経験と蓄積で得られたお年寄りを寝たきりにさせないための介護の基本10項目。
[あすなら10の基本ケアホームページ] http://www.asunaraen.or.jp/care/index.html
※4 事業所がある中学校区内の方を対象に、“お元気な時から看取りまで”を広くサポートする仕組み。
※5 富雄団地において、社会福祉法人協同福祉会の視点を取り入れ、今の暮らしやすさに加え、将来を見据えたデザインを採用し、高齢者に使い勝手のよいトイレ等水回りを中心にリノベーションを施したもの。
[2014年5月29日 ニュースリリース] http://www.ur-net.go.jp/west/press/pdf/20140529.pdf
※6 テレビ電話に必要なフレッツ光、ひかり電話と光だんらんTV(情報機器)、光BOX+(HB-1000「2」/情報機器)、2ボタンリモコン等のテレビ電話対応機器をパッケージにして提供し、ワンタッチの簡単接続で、映像コミュニケーションを実現。
[2014年10月28日ニュースリリース] http://www.ntt-west.co.jp/news/1410/141028a.html
2.テレビ電話を活用した「あんしん見守り」トライアルの概要
2015年2月から約2ヶ月間、UR都市機構、社会福祉法人協同福祉会、NTT西日本の3者が連携し、富雄団地及びその周辺地域にお住まいの高齢者世帯(20世帯のモニター)を対象として、同団地内の社会福祉法人協同福祉会の事業所「あすならホーム富雄」※7を拠点に、NTT西日本のテレビ電話(新商品「みまもりテレビ電話パック」)と「あすなら安心システム」とが連携し、見守り・相談サービスを提供します。
また、富雄団地の現地募集案内所(24号棟104号室)※8において、モニター世帯と同様のデモ環境を用意し、実際のご利用シーンを体験いただける場所を提供します。
※7 デイサービス、ショートステイ、定期巡回・随時対応サービス等を提供する在宅支援事業所
http://www.asunaraen.or.jp/facility/index10.html
※8 富雄団地への入居を検討されるお客様向けの現地募集窓口(営業日時:土日祝 午前10時〜午後5時)
http://www.ur-net.go.jp/kansai-akiya/nara/1080.html
(1) トライアル実施期間
2015年2月〜3月(約2ヶ月間)
(2) 対象
富雄団地(奈良市)及びその周辺地域にお住まいの20世帯
(3) 募集方法
・モニター募集の受付は、2014年12月24日〜25日(各日午後1時〜午後4時)に富雄団地内の富雄団地集会所(46号棟)にて行います。
・モニター世帯は、高齢者(65才以上)を含むアンケート等にご協力いただける世帯とし、20世帯を超える申込があった場合は、住居形態、家族構成等を踏まえ選定いたします。
*トライアル期間及びモニター世帯数は、応募状況等により変更する場合があります。
(4) トライアル実施内容
・トライアル期間中は、各モニター世帯に対し、いつでもワンタッチの操作で「あすならホーム富雄」に簡単につながる「みまもりテレビ電話パック」の利用環境を提供し、各種相談ごとを、受付いたします。
・「あすならホーム富雄」からの定期的な声掛けによる見守り、モニター世帯からの相談サービス等を提供します。
3.今後の展開 〜サービス提供に向けて〜
本トライアルにおいて、モニター世帯やデモ環境のご利用者に対するハード(機器)やソフト(サービス)のニーズ調査等を行い、その結果を踏まえ、2015年度上半期は、地域の方々に広くご利用いただくためのサービス内容について継続的に検討を行います。
また2015年度下半期以降は、テレビ電話を活用した見守りサービス等の提供及び他地域への展開も可能となる仕組みづくりをめざしてまいります。
(参考)富雄団地の概要
団地名 :富雄団地
アクセス:近鉄奈良線「富雄」駅から奈良交通バス約10分
「公団管理事務所」停下車
所在地 :奈良市鳥見町三丁目・四丁目
管理戸数:1,664戸
管理開始:昭和41年
1.トライアルの背景と目的
UR都市機構は、団地を中心として、住み慣れた地域で最期まで住み続けることができる環境(Aging in Place)※1を実現するため、地域の方々と連携し、100団地程度において地域医療福祉拠点の形成※2をめざしております。また、社会福祉法人協同福祉会は、奈良県下において、「あすなら10の基本ケア」※3を実践し、あすならホーム・ハイツ(地域福祉拠点)を中心に、在宅(地域)での介護を支える仕組みづくり(「あすなら安心システム」※4)を進めており、テレビ電話を活用した24時間365日の定期巡回・随時対応型サービス(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)にもいち早く取り組み、地域に暮らす全ての人たちが安心して暮らしていけるまちづくりをめざしております。そのような中、両者が連携し、富雄団地において2014年6月より、高齢者向け安心住宅「Co楽暮(こらぼ)」※5の供給を行い、ハード・ソフトの両面から、高齢者の住まいを支える仕組みづくりをめざしてまいりました。
一方、NTT西日本では、本格的な超高齢社会を迎え、「介護費用の増大」や「ホームヘルパーの人材不足」が大きな社会問題となっていることを踏まえ、ワンタッチでの簡単接続を可能とするテレビ電話により、ホームヘルパーが要介護者宅を訪問することに伴う稼働とコストを削減し、要介護者がホームヘルパーと簡単にコミュニケーションをとることができる新商品「みまもりテレビ電話パック」※6の提供を2014年10月に開始し、ICTの活用により、暮らしの安心をサポートできるよう努めてまいりました。
異なる分野で「地域包括ケア」の実現をめざすこれら3者が、それぞれの強みを持ち寄ることで、特に団地において顕在化しつつある超高齢社会の地域課題(高齢世帯の増加、地域のつながりの希薄化、閉じこもり等)の解決に向け、本トライアルを行うことといたしました。
※1 住み慣れた地域で最期まで住み続けることができる環境。
※2 超高齢社会における「地域包括ケアシステム」の実現に向けて、地方公共団体等と連携し、在宅医療・看護・介護サービス等を受けやすい生活環境整備を展開、推進。
[2014年10月23日ニュースリリース] http://www.ur-net.go.jp/press/h26/ur2014_press_1023_iryoufukushikyoten.pdf
※3 社会福祉法人協同福祉会が提唱する、これまでの経験と蓄積で得られたお年寄りを寝たきりにさせないための介護の基本10項目。
[あすなら10の基本ケアホームページ] http://www.asunaraen.or.jp/care/index.html
※4 事業所がある中学校区内の方を対象に、“お元気な時から看取りまで”を広くサポートする仕組み。
※5 富雄団地において、社会福祉法人協同福祉会の視点を取り入れ、今の暮らしやすさに加え、将来を見据えたデザインを採用し、高齢者に使い勝手のよいトイレ等水回りを中心にリノベーションを施したもの。
[2014年5月29日 ニュースリリース] http://www.ur-net.go.jp/west/press/pdf/20140529.pdf
※6 テレビ電話に必要なフレッツ光、ひかり電話と光だんらんTV(情報機器)、光BOX+(HB-1000「2」/情報機器)、2ボタンリモコン等のテレビ電話対応機器をパッケージにして提供し、ワンタッチの簡単接続で、映像コミュニケーションを実現。
[2014年10月28日ニュースリリース] http://www.ntt-west.co.jp/news/1410/141028a.html
2.テレビ電話を活用した「あんしん見守り」トライアルの概要
2015年2月から約2ヶ月間、UR都市機構、社会福祉法人協同福祉会、NTT西日本の3者が連携し、富雄団地及びその周辺地域にお住まいの高齢者世帯(20世帯のモニター)を対象として、同団地内の社会福祉法人協同福祉会の事業所「あすならホーム富雄」※7を拠点に、NTT西日本のテレビ電話(新商品「みまもりテレビ電話パック」)と「あすなら安心システム」とが連携し、見守り・相談サービスを提供します。
また、富雄団地の現地募集案内所(24号棟104号室)※8において、モニター世帯と同様のデモ環境を用意し、実際のご利用シーンを体験いただける場所を提供します。
※7 デイサービス、ショートステイ、定期巡回・随時対応サービス等を提供する在宅支援事業所
http://www.asunaraen.or.jp/facility/index10.html
※8 富雄団地への入居を検討されるお客様向けの現地募集窓口(営業日時:土日祝 午前10時〜午後5時)
http://www.ur-net.go.jp/kansai-akiya/nara/1080.html
(1) トライアル実施期間
2015年2月〜3月(約2ヶ月間)
(2) 対象
富雄団地(奈良市)及びその周辺地域にお住まいの20世帯
(3) 募集方法
・モニター募集の受付は、2014年12月24日〜25日(各日午後1時〜午後4時)に富雄団地内の富雄団地集会所(46号棟)にて行います。
・モニター世帯は、高齢者(65才以上)を含むアンケート等にご協力いただける世帯とし、20世帯を超える申込があった場合は、住居形態、家族構成等を踏まえ選定いたします。
*トライアル期間及びモニター世帯数は、応募状況等により変更する場合があります。
(4) トライアル実施内容
・トライアル期間中は、各モニター世帯に対し、いつでもワンタッチの操作で「あすならホーム富雄」に簡単につながる「みまもりテレビ電話パック」の利用環境を提供し、各種相談ごとを、受付いたします。
・「あすならホーム富雄」からの定期的な声掛けによる見守り、モニター世帯からの相談サービス等を提供します。
3.今後の展開 〜サービス提供に向けて〜
本トライアルにおいて、モニター世帯やデモ環境のご利用者に対するハード(機器)やソフト(サービス)のニーズ調査等を行い、その結果を踏まえ、2015年度上半期は、地域の方々に広くご利用いただくためのサービス内容について継続的に検討を行います。
また2015年度下半期以降は、テレビ電話を活用した見守りサービス等の提供及び他地域への展開も可能となる仕組みづくりをめざしてまいります。
(参考)富雄団地の概要
団地名 :富雄団地
アクセス:近鉄奈良線「富雄」駅から奈良交通バス約10分
「公団管理事務所」停下車
所在地 :奈良市鳥見町三丁目・四丁目
管理戸数:1,664戸
管理開始:昭和41年