日本政府初のMOOC講座、総務省統計局の「社会人のためのデータサイエンス入門」を「gacco」上で開講
[14/12/19]
提供元:@Press
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NTTナレッジ・スクウェア株式会社(以下 ナレッジ・スクウェア)は、株式会社NTTドコモ(以下 ドコモ)と共同で推進する、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会公認の、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC※1)提供サイト「gacco(ガッコ)」( http://gacco.org/ )において、2015年3月(予定)から総務省統計局(以下 統計局)による「社会人のためのデータサイエンス入門」の開講を決定し、本日より募集を開始します。
我が国の国際競争力を維持し、経済成長を加速化させるためには、ビジネスの現場においても、データに基づいて課題を解決する能力の高い人材、いわゆるデータサイエンスを身に着けた人材が不可欠となっています。
統計局では、これまで、統計リテラシーの普及・啓発を先導してきた経験をいかし、日本統計学会等と協力し、経済成長を担う“データサイエンス(統計学等)”力の高い人材育成のための取り組み※2を進めており、本講座の提供は、主にビジネスパーソンを対象に、データサイエンスを学ぶことで、統計データを正しく把握し、活用するための能力向上を図るものです。
本講座は、日本の中央省庁が提供する初めてのMOOC講座となります。国家によるMOOCへの取り組みは、世界的な潮流となっており、フランスでは、2014年1月より高等教育研究省による国営のMOOC提供サイトの運用が開始され、イギリス政府は、サイバーセキュリティ対策のためにMOOC講座を提供することを2014年9月に発表しました。アメリカでは、オバマ大統領が高校生や先生を対象とし、edXやCourseraの活用を積極支援するスピーチを11月に行ったばかりです。
本講座の提供について、統計局統計情報システム課の奥田 直彦 課長は「今回募集を開始する「社会人のためのデータサイエンス入門」は政府として初めて提供するMOOC講座になります。この講座を通じて、ビッグデータやオープンデータを使いこなし、データに基づいて課題を解決できる“データサイエンス”力の高い人材育成の一助となればと考えています。来年度以降は、分析事例を取り入れ、より実践的な講座を展開するとともに、反転授業も盛り込む予定ですので、多くの方にご活用いただきたい。」としています。
■「正しいデータの活用入門 決定版」、ビジネスの現場で求められているデータサイエンスをわかりやすく解説。
今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち“データサイエンス”力の高い人材が求められています。このようなことを踏まえ、本コースでは“データサイエンス”力の向上を目指し、事例等も踏まえ、データ分析の基本的な知識を学ぶことができます。
コースは4週で構成され、第1週では、『統計学が最強の学問である』の著者である西内 啓 先生をはじめとする講師陣が、社会でデータがどのように活用されているかについて、実際のデータを用いた分析事例を紹介します。第2週では、統計数理研究所の土屋 隆裕 准教授が、データを理解し、分析する際に必要な統計学の基礎について講義します。第3週では、東京大学の佐藤 整尚 准教授が、日ごろ目にすることの多いデータの見方について講義します。第4週では、総務省統計研修所の須江 雅彦 所長をはじめとする講師陣が、誰もが入手可能な公的統計データのインターネットを用いて簡単に取得する方法について説明します。
「gacco」における統計学関連講座は、2014年11月に開講した日本統計学会の「統計学Iデータ分析の基礎」に続き、2講座目となります。「統計学Iデータ分析の基礎」は、約13,000人の受講者を集め、12月20日(土)に東京・大阪・福岡で開催される反転授業は180席が完売しました。また、受講生による自主的な勉強会「MeetUp(ミートアップ)」も同日開催される等、統計学に対する関心の高さが感じられます。
「統計学Iデータ分析の基礎」は、学問的なアプローチの講義内容でしたが、今回の「社会人のためのデータサイエンス入門」は、ビジネスを意識した講義内容となります。受講の方法は、本講座紹介用ウェブサイト( http://gacco.org/stat-japan )を御覧ください。
■講座概要
<募集開始/開講日>
募集開始:本日(2014年12月19日)
開講予定:2015年3月
<講座名>
データサイエンス・オンライン講座
「社会人のためのデータサイエンス入門」
<担当講師>
東京大学 :西内 啓
統計数理研究所 :土屋 隆裕
東京大学 :佐藤 整尚
総務省統計局 :奥田 直彦
総務省統計局 :永井 恵子
総務省統計局 :神林 真美香
総務省統計研修所:須江 雅彦
日本統計学会監修
「gacco」を提供するドコモ、ナレッジ・スクウェアは、学びの意欲の高い受講生が多く集まり、オープンであるというMOOCの特徴を活かして、中央省庁や地方公共団体が推進している活動の一部をMOOC講座化し、「gacco」上で提供することで、学習を通じて、国民や地域住民に対する理解を深める場として活用していただけるよう取り組んでまいります。
※1 Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から2,000万人以上が受講している。
※2 経済成長を担う“データサイエンス(統計学等)”力の高い人材育成のための取組(総務省報道資料 2014年5月27日 http://www.stat.go.jp/info/guide/public/houdou/pdf/ho140527.pdf )
*「gacco」は、株式会社NTTドコモの商標です。
我が国の国際競争力を維持し、経済成長を加速化させるためには、ビジネスの現場においても、データに基づいて課題を解決する能力の高い人材、いわゆるデータサイエンスを身に着けた人材が不可欠となっています。
統計局では、これまで、統計リテラシーの普及・啓発を先導してきた経験をいかし、日本統計学会等と協力し、経済成長を担う“データサイエンス(統計学等)”力の高い人材育成のための取り組み※2を進めており、本講座の提供は、主にビジネスパーソンを対象に、データサイエンスを学ぶことで、統計データを正しく把握し、活用するための能力向上を図るものです。
本講座は、日本の中央省庁が提供する初めてのMOOC講座となります。国家によるMOOCへの取り組みは、世界的な潮流となっており、フランスでは、2014年1月より高等教育研究省による国営のMOOC提供サイトの運用が開始され、イギリス政府は、サイバーセキュリティ対策のためにMOOC講座を提供することを2014年9月に発表しました。アメリカでは、オバマ大統領が高校生や先生を対象とし、edXやCourseraの活用を積極支援するスピーチを11月に行ったばかりです。
本講座の提供について、統計局統計情報システム課の奥田 直彦 課長は「今回募集を開始する「社会人のためのデータサイエンス入門」は政府として初めて提供するMOOC講座になります。この講座を通じて、ビッグデータやオープンデータを使いこなし、データに基づいて課題を解決できる“データサイエンス”力の高い人材育成の一助となればと考えています。来年度以降は、分析事例を取り入れ、より実践的な講座を展開するとともに、反転授業も盛り込む予定ですので、多くの方にご活用いただきたい。」としています。
■「正しいデータの活用入門 決定版」、ビジネスの現場で求められているデータサイエンスをわかりやすく解説。
今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち“データサイエンス”力の高い人材が求められています。このようなことを踏まえ、本コースでは“データサイエンス”力の向上を目指し、事例等も踏まえ、データ分析の基本的な知識を学ぶことができます。
コースは4週で構成され、第1週では、『統計学が最強の学問である』の著者である西内 啓 先生をはじめとする講師陣が、社会でデータがどのように活用されているかについて、実際のデータを用いた分析事例を紹介します。第2週では、統計数理研究所の土屋 隆裕 准教授が、データを理解し、分析する際に必要な統計学の基礎について講義します。第3週では、東京大学の佐藤 整尚 准教授が、日ごろ目にすることの多いデータの見方について講義します。第4週では、総務省統計研修所の須江 雅彦 所長をはじめとする講師陣が、誰もが入手可能な公的統計データのインターネットを用いて簡単に取得する方法について説明します。
「gacco」における統計学関連講座は、2014年11月に開講した日本統計学会の「統計学Iデータ分析の基礎」に続き、2講座目となります。「統計学Iデータ分析の基礎」は、約13,000人の受講者を集め、12月20日(土)に東京・大阪・福岡で開催される反転授業は180席が完売しました。また、受講生による自主的な勉強会「MeetUp(ミートアップ)」も同日開催される等、統計学に対する関心の高さが感じられます。
「統計学Iデータ分析の基礎」は、学問的なアプローチの講義内容でしたが、今回の「社会人のためのデータサイエンス入門」は、ビジネスを意識した講義内容となります。受講の方法は、本講座紹介用ウェブサイト( http://gacco.org/stat-japan )を御覧ください。
■講座概要
<募集開始/開講日>
募集開始:本日(2014年12月19日)
開講予定:2015年3月
<講座名>
データサイエンス・オンライン講座
「社会人のためのデータサイエンス入門」
<担当講師>
東京大学 :西内 啓
統計数理研究所 :土屋 隆裕
東京大学 :佐藤 整尚
総務省統計局 :奥田 直彦
総務省統計局 :永井 恵子
総務省統計局 :神林 真美香
総務省統計研修所:須江 雅彦
日本統計学会監修
「gacco」を提供するドコモ、ナレッジ・スクウェアは、学びの意欲の高い受講生が多く集まり、オープンであるというMOOCの特徴を活かして、中央省庁や地方公共団体が推進している活動の一部をMOOC講座化し、「gacco」上で提供することで、学習を通じて、国民や地域住民に対する理解を深める場として活用していただけるよう取り組んでまいります。
※1 Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から2,000万人以上が受講している。
※2 経済成長を担う“データサイエンス(統計学等)”力の高い人材育成のための取組(総務省報道資料 2014年5月27日 http://www.stat.go.jp/info/guide/public/houdou/pdf/ho140527.pdf )
*「gacco」は、株式会社NTTドコモの商標です。