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GfK Japan、HEMSデータを活用した電気代うちわけ診断サイト「かでんりょく」を公開

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、自社調査モニターであるHEMS利用世帯(家庭の電力使用量を可視化する機器及びサービスを利用する世帯)の電力使用量データと、自社で蓄積している家電製品の機能データベース(年間消費電力量等のカタログスペック値)を活用し、世帯属性・家電使用状況等から電気代の内訳目安を提示するWEBサイト「かでんりょく(ベータ版)」を公開いたします。

 2016年4月に予定されている電力小売り自由化を控え、家庭における電力使用状況の把握に関心が集まっています。消費者の節電意識は夏の電力最需要期に向け高まりますが、各家電製品の使用電力量を把握することができるHEMS機器を利用している一般世帯は限定的で、どの家電製品がどのくらいの電力量を使用しているのかを推定することは容易ではありません。
 本サイトでは月の電気代や保有家電製品情報などから主要家電製品の電気代の内訳目安を提示します。ユーザーは簡単な情報入力から自宅の家電製品の使用電力量比率を把握することができます。これにより使用方法の見直しや省エネ性能の優れた製品への買い替えなど、節電対策に効率よく取り組めます。
 今後は本サイト内情報の精度向上に継続して取り組むと共に、ベータ版の利用状況や反響を踏まえ、ニーズの高い情報・サービスについて調査を進める予定です。

■GfK「かでんりょく(ベータ版)」
URL: https://kaden-syoene.gfk.com/


【家庭における主要大型家電の電力使用状況】
 HEMS利用世帯の電力使用量データから、世帯電力量に占める主要大型家電(エアコン※リビング及び主寝室のみ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ)の割合を分析したところ、2014年の年間平均では38%であることが明らかになりました。また、夏季(6-8月)ではこの割合が高まり、46%に達しました。
 主要大型家電の使用電力量を個別にみると、夏季において最も割合が高かったのは冷蔵庫で、世帯電力量の18%を占めました。エアコン(リビング及び主寝室のみ)は15%にとどまっており、24時間通電されている冷蔵庫の方が割合が大きいことが示されました。ただし、8月に限定すると、エアコンの使用電力量割合は23%にのぼり、同18%の冷蔵庫を上回りました。


※ 当リリースに掲載した内容は、当社の調査モニターであるHEMS利用世帯(家庭の電力使用量を可視化する機器及びサービスを利用する世帯)より取得・蓄積している電力量データを利用した。
--「GfK HEMS利用モニター世帯(HEMS調査パネル)調査概要」--
調査期間 :2014年1月〜(継続中)
サンプル数:約80世帯 ※調査タイミング・項目によりデータ、アンケート回答回収数に差異有り
調査方法 :(1) HEMS機器による電力量データ取得
      (2) インターネットアンケート調査
調査項目 :(1) 家全体、および個別家電(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ他)の30分毎(一部世帯は60分毎)の電力使用量(Wh単位)
      (2) 電力、家電に関する様々なアンケートを継続的に実施
 GfKでは上記の電力量データを販売(5万円〜)すると共に、モニター世帯に対する有償カスタマイズリサーチ(インターネット調査他)を実施している。


ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfk.com/jp
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
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