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大和ネクスト銀行調べ 今年、おもしろかったドラマ 1位「あさが来た」 シニア予備軍の1位は「下町ロケット」

大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「貯蓄から投資へ」の流れを創る独自の証銀連携ビジネスモデルを展開している株式会社大和ネクスト銀行(http://www.bank-daiwa.co.jp/)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 草場 真也)は、シニア予備軍とシニアの“シニアライフに対する意識や実態”を探るため、2015年11月5日〜11月6日の2日間、全国の50〜79歳の男女を対象に、“2015年ランキングで見る”シニアライフに関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


■ シニアライフに対する意識とシニアライフの準備・実態 ■

◆「ハッピーなシニアライフを送っている」と実感するシニアが8割弱、昨年より増加
◆楽しいシニアライフのための情報源 「テレビ」6割弱、「ポータルサイト」3割弱
シニア女性の情報源は「友人・知人のクチコミ」

全国のシニア予備軍(50〜59歳)とシニア(60〜79歳)の男女1,000名(全回答者)に、シニアライフの予想と実感を聞きました。
まず、シニア予備軍(336名)に対し、どんなシニアライフ(60歳以降の生活)が訪れることを予想しているかを、“ハッピー(幸せ、幸福)ライフ”と“ミゼラブル(不幸、惨め)ライフ”のどちらに近い生活になると思うかで聞いたところ、『ハッピーライフ』(「ハッピーライフに近い」と「どちらかといえばハッピーライフに近い」の合計)56.8%、『ミゼラブルライフ』(「ミゼラブルライフに近い」と「どちらかといえばミゼラブルライフに近い」の合計)43.2%となりました。
次に、シニア(664名)に対し、現在送っているシニアライフの実感として、“ハッピーライフ”と“ミゼラブルライフ”のどちらに近い生活だと思うかで聞いたところ、『ハッピーライフ』が78.3%、『ミゼラブルライフ』が21.7%となりました。シニアが実感している『ハッピーライフ』の割合は、シニア予備軍が予想した『ハッピーライフ』の割合より高く、シニア予備軍が考えているよりも老後を幸せに過ごしているシニアが多いことがわかりました。

また、昨年の調査結果と『ハッピーライフ』の割合を比較すると、シニア予備軍は2.7ポイントの上昇(2014年54.1%→2015年56.8%)、シニアは1.4ポイント上昇(同76.9%→78.3%)となりました。昨年よりも、幸せなシニアライフを予感・実感する方が増えている傾向にあるようです。

続いて、シニア(664名)に対し、シニアライフ(60歳以降の生活)を楽しむための情報源となっているものを聞いたところ、「テレビ番組」が58.9%で最も高く、次いで「新聞」47.1%、「友人・知人のクチコミ」33.9%、「ポータルサイト(Yahoo!、gooなど)」27.0%が上位回答となりました。
男女別にみると、男性は「新聞」54.8%や「ポータルサイト」35.5%が、女性は「友人・知人のクチコミ」41.6%がそれぞれ高くなりました。男性はマスメディアから、女性は友人・知人から、シニアライフを楽しむための情報を見つけているようです。


◆ハッピーライフ実感者の3人に1人が「株式投資でシニアライフの資産形成」
◆「株式投資でシニアライフの資産形成」シニア女性の4人に1人が実施

次に、全回答者(1,000名)に対し、シニアライフに向けてどんな資産形成に取り組んでいるか/いたかを聞いたところ、「円預金」が51.0%で最も高く、次いで「株式投資(国内・海外)」27.5%、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」19.8%、「投資信託(J-REIT含む)」16.8%が上位回答となりました。
シニア予備軍では、「円預金」54.2%や「貯蓄性のある保険」20.8%などの安定的な資産運用に取り組んでいる割合がシニアよりも高く、シニアでは「株式投資」30.0%や「投資信託」17.6%などの積極的な資産運用に取り組んでいた割合がシニア予備軍よりも高い傾向がみられました。

シニアライフに向けて取り組んでいる/いた資産形成の上位項目について、シニアライフの予想/実感別にみると、いずれの項目でも、ハッピーライフ予想者/実感者のほうが、ミゼラブルライフ予想者/実感者よりも、取り組んでいる/いた割合が高くなりました。
ハッピーライフ予想者/実感者とミゼラブル予想者/実感者の割合の差が目立つのは、「円預金」(予想者の差15.2ポイント、実感者の差17.0ポイント)、「株式投資」(同14.3ポイント、14.3ポイント)、「投資信託」(同9.7ポイント、12.8ポイント)でした。幸せなシニアライフを送るためには、資産形成において、安定的な運用だけではなく積極的な資産運用に取り組むことも大事なのかもしれません。

また、シニアライフに向けて取り組んでいる/いた資産形成の上位項目を、昨年の調査結果と比較すると、今年は、「円預金」(シニア予備軍:2014年52.1%→2015年54.2%、シニア:2014年47.4%→2015年49.4%)や「株式投資」(同21.4%→22.6%、27.4%→30.0%)、「貯蓄性のある保険」(19.6%→20.8%、16.0%→19.3%)において、シニア、シニア予備軍ともに増加傾向が窺えました。

今年は、2000年4月のITバブル時以来、15年ぶりに日経平均株価が2万円を超え、国内株式市場が盛り上がりました。そこで、シニアライフに向けて「株式投資」に取り組んでいる割合について、昨年の調査結果とより詳細に比較すると、シニア予備軍では男女ともに1.2ポイント上昇し(シニア予備軍男性:2014年26.2%→2015年27.4%、シニア予備軍女性:2014年16.7%→2015年17.9%)、シニア女性では6.6ポイントの上昇(2014年18.1%→2015年24.7%)となりました。国内株式市場の盛り上がりに乗ったのか、株式投資を始めたシニア女性が少なくないようです。

今年は、ハッピーライフ予想者/実感者ともに、昨年調査より増えている傾向がみられましたが、株式投資に取り組む方が昨年より増えたことが影響しているのかもしれません。


■相続に関する意識・状況■

◆「自分に万一のことが起きたときの対策はできていない」7割半
◆「マイナンバーが相続に及ぼす影響を理解している」4割
◆「相続税の主な改正内容を知っている」割合は昨年より上昇するも、4割にとどまる

全回答者(1,000名)に、相続に関しての意識・状況を聞いたところ、<自分の死後の相続や葬儀の手続きのことを考えたことがある>の項目に対し、『あてはまる』(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)との回答が50.1%、『あてはまらない』(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)が49.9%となりました。死後の手続きに思いを巡らせたことがある方とない方が半々となっています。
<自分が要介護になったときや死後に備えて、対策ができている>では、『あてはまらない』が76.3%となった一方、<自分の死後、相続でもめることはないと思う>では、『あてはまる』が77.2%となっています。自分に万一のことが起きたときの対策ができていない方が多数となった一方で、自分の死後、相続トラブルになることはないと楽観視している方が多数のようです。
来年1月からマイナンバーの利用が順次始まりますが、<マイナンバー制度が相続に及ぼす影響を理解している>では、『あてはまる』が39.8%となりました。マイナンバーを通じて、税務署が預金口座などの金融資産を紐付けて管理できるようになります。しかし、マイナンバーは本人以外、たとえ家族であっても利用できないもののため、家族に知らせていない預金口座などがあると、相続の際、税務署から思わぬ申告漏れを指摘され、想定していた以上の税金を支払うことになる恐れもあります。遺された家族をそのような相続トラブルに巻き込まないためにも、資産目録を作成しておいたり、資産についての情報共有や話し合いをしておいたりするなどの、対策をとっておくとよいのではないでしょうか。
また、<今年1月から適用された相続税の税制改正の主な内容について知っている>では、『あてはまる』が41.8%となっています。昨年調査と比較すると、7.6ポイントの上昇(2014年34.2%→2015年41.8%)となりました。昨年より認知は広がっているものの、税制改正の内容を知っている方はまだ半数にも満たないようです。


■2015年ランキングで見る、シニアライフの実像■

それでは、シニアやシニア予備軍は、今年どんなことに心を動かされたのでしょうか。シニアライフの実像を探るべく、2015年の出来事について、ランキング調査を行いました。

◆今年、楽しんだこと 1位「旅行」、2位「読書」
今年、女性が楽しんだこと 「料理」、「グルメ巡り」、「同窓会」が上位に
今年、シニアが楽しんだこと 「ガーデニング」、「ウォーキング」、「同窓会」が上位に

全回答者(1,000名)に、今年(2015年)、楽しんだことを聞いたところ、1位「旅行」、2位「読書」、3位「嗜好品(コーヒー、紅茶、お酒、葉巻など)」、4位「ドラマ鑑賞」、5位「音楽鑑賞」となりました。
女性では「料理」が7位、「グルメ巡り」が8位、「同窓会・旧友との交流」が10位で、男性より上位に挙がりました。美味しい食事を作ったり、あるいは食べ歩きをしたりといった女子会が開催されていたのかもしれません。
シニアでは「家庭菜園・ガーデニング」が4位、「ウォーキング・ランニング・マラソン」が5位、「同窓会・旧友との交流」が8位で、シニア予備軍より上位に挙がりました。シニアになると、植物を育てたり、体力作りに取り組んだり、昔馴染みの友人と会ったりすることが、日々の生活のアクセントになってくるのかもしれません。


◆今年、おもしろかったドラマ 1位「あさが来た」 シニア予備軍の1位は「下町ロケット」

全回答者(1,000名)に、今年(2015年)、面白いと感じたドラマを聞いたところ、1位「あさが来た」、2位「相棒 season14」、3位「相棒 season13」、4位「下町ロケット」、5位「天皇の料理番」となりました。
シニアでは1位は「あさが来た」となり、シニア予備軍では1位は「下町ロケット」となりました。また、シニア予備軍の上位には、主人公が銀行の業務改善に奔走する「花咲舞が黙ってない」(3位)、主人公が限界集落の立て直しに挑む「ナポレオンの村」(10位)が挙がりました。シニア予備軍は、仕事に奮闘するストーリーに惹かれるのかもしれません。


◆今年、心に響いた歌ランキング 3位「365日の紙飛行機」 シニア予備軍の1位は「あったかいんだからぁ♪」

全回答者(1,000名)に、今年(2015年)、心に響いた歌を聞いたところ、1位は同数で「花は咲く (花は咲くプロジェクト ほか)」と「糸 (中島みゆき)」が並びました。「花は咲く」は2012年、「糸」は1992年に発表された曲ですが、それぞれ昨年の2位、4位からどちらも順位を上げ、1位になりました。「花は咲く」は、今年、様々なバージョンを収録したコンピレーション・アルバムが発売されたことが、「糸」は、今年、住宅メーカーのテレビCMに起用されたことが、理由となっているのではないでしょうか。また、2011年に発表され、福山雅治さんの結婚によって再度注目集めた「家族になろうよ (福山雅治)」が6位に、2010年に発表され、今年発売のアルバムに収録されている「ふるさと (嵐)」が8位になるなど、2014年以前の曲がトップ10に多くランクインしました。そのようななかで、今年面白いと感じたドラマの1位にもなった今年下半期のNHK連続テレビ小説“あさが来た”のテーマソング「365日の紙飛行機」は、3位に入りました。
シニア予備軍の1位は「あったかいんだからぁ♪ (クマムシ)」となりました。第57回日本レコード大賞の特別賞を受賞するほどの人気ぶりとなった、お笑いコンビ“クマムシ”さんの歌ネタが、シニア予備軍の心を温めてくれたようです。


◆今年、読んでよかった書籍ランキング 1位は又吉直樹さん芥川賞受賞作「火花」

全回答者(1,000名)に、今年(2015年)、読んでよかったと感じた書籍を聞いたところ、1位は「火花 (又吉直樹)」、2位は「下町ロケット (池井戸潤)」、3位は同数で「永遠の0 (百田尚樹)」と「置かれた場所で咲きなさい (渡辺和子)」が並びました。1位の「火花」は、お笑い芸人の又吉直樹さんの芥川賞受賞作ということで話題になりましたが、実際に読んで、よかったと感じた方が多いようです。「下町ロケット」は、昨年3位から順位を上げて2位になりました。2010年に刊行された書籍ですが、今年、初めて地上波でドラマ化されたことが影響しているのではないでしょうか。


◆今年、観に行った日本の世界遺産ランキング 3位「姫路城」、2位「奈良の文化財」、1位は?

全回答者(1,000名)に、今年(2015年)、観に行った日本の世界遺産を聞いたところ、1位「京都の文化財(清水寺、金閣寺など)」、2位「奈良の文化財(東大寺、平城宮跡など)」、3位「姫路城」、4位「日光の社寺(日光東照宮など)」、5位「法隆寺」となりました。また、今年3月の北陸新幹線開通によりアクセスしやすくなった「白川郷・五箇山」が6位に、昨年6月に世界遺産に登録されたばかりの「富岡製糸場」が8位にランクインしました。


◆年末年始に行きたい温泉ランキング 1位は2年連続「由布院温泉」
関東在住者の1位「草津温泉」、中部在住者の1位「奥飛騨温泉郷」、関東、中部とも2位に「箱根温泉郷」

全回答者(1,000名)に、今年(2015年)の年末年始、温泉旅行に行くとしたらどの温泉に行きたいか聞いたところ、1位「由布院温泉 (大分県)」、2位「草津温泉 (群馬県)」、3位「箱根温泉郷 (神奈川県)」、4位「別府温泉郷 (大分県)」、5位「道後温泉 (愛媛県)」となりました。
居住地域別にみると、関東では「草津温泉 (群馬県)」が昨年3位から1位にランクアップし、中部では「奥飛騨温泉郷 (岐阜県)」が昨年2位から1位にランクアップしました。関東、中部ともに1位が近場の温泉となり、近場の温泉の人気の高まりが窺えます。また、関東、中部ともに「箱根温泉郷 (神奈川県)」が2位にランクインしました。箱根温泉郷は、これらの地域で根強い人気を誇っているようです。


◆“お手本にしたいシニア”ランキング 今年も「吉永小百合」さんがダントツ!
シニア予備軍男性がお手本にしたいシニア 1位「タモリ」さん、上位に「郷ひろみ」さんや「明石家さんま」さん
シニア予備軍女性がお手本にしたいシニア 「吉永小百合」さんに次いで「竹内まりや」さんが人気

全回答者(1,000名)に、お手本にしたいシニア有名人(60代・70代)を聞いたところ、1位「吉永小百合」さん、2位「タモリ」さん、3位「野際陽子」さん、4位「加山雄三」さん、5位「郷ひろみ」さんとなり、2年連続で吉永小百合さんが1位に輝きました。また、タモリさんは、昨年12位から2位へとランクアップしました。NHK『ブラタモリ』がレギュラー番組として3年ぶりに復活し、番組内では博識ぶりを披露していますが、趣味が幅広く、かつ造詣が深いところに、シニアとしての魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。
シニア予備軍の男性では、1位は「タモリ」さん、2位は「郷ひろみ」さん、3位は同率で「明石家さんま」さんと「高田純次」さんが並びました。郷ひろみさん、明石家さんまさんは、今年60歳を迎えたばかりですが、お手本にしたいシニアとして、早速、シニア予備軍の男性の支持を得ました。
一方、女性では、シニア、シニア予備軍ともに、1位は昨年に引き続き「吉永小百合」さんとなりました。シニア予備軍の女性では2位は「竹内まりや」さん、シニアの女性では2位は「野際陽子」さんとなりました。竹内まりやさんは今年60歳を迎えたばかりですが、シニア予備軍の女性の憧れとして、吉永小百合さんに次ぐ人気となりました。
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