世界中いつでもどこからでも行けるバーチャル美術館 アート鑑賞体験を更新する試み、「IJC MUSEUM」公開
[16/02/29]
提供元:@Press
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全日本空輸株式会社(代表取締役社長:篠辺 修)は、訪日外国人向けのプロモーションメディア「IS JAPAN COOL?」において、「アート」をテーマとしたバーチャル美術館プロジェクト「IJC MUSEUM」を2016年2月29日に公開します。訪日外国人の数は2015年に1,973万人を数え、2016年には2,000万人を超えることが期待されています。その一方で、訪日観光の目的としての「アート」の需要は重要性を増してきています。これを受け、海外の人々に向け、日本が誇るアートの魅力を知っていただき、より充実した訪日旅行を外国人観光客の方々に過ごしてほしいとの想いから、「アート」をテーマにした今回のプロジェクト「IJC MUSEUM」を立ち上げる運びとなりました。
「IJC MUSEUM」
https://www.ana-cooljapan.com/contents/art/
日本を代表する現代アーティストたちの作品を、世界中いつでもどこからでも、
間近で体感できることを目的としたバーチャル美術館
■ INDEX ■
I. コンセプトは「雲の上の美術館」〜「IJC MUSEUM」の魅力〜
II. 「IJC MUSEUM」だからこそ実現できる豪華アーティストの展示作品
III.圧倒的リアリティで建設された「IJC MUSEUM」、そのこだわりとは?
IV. 世界から注目されている「IS JAPAN COOL?」次なる魅力発信は「アート・トリップ」
I. コンセプトは「雲の上の美術館」〜「IJC MUSEUM」の魅力〜
■圧倒的なリアリティ。「存在」するのに「実在」しない。「IJC MUSEUM」とは?
「IJC MUSEUM」は、日本を代表する現代アーティストを集め、最新テクノロジーを活用してその作品を仮想空間上に再現した、アートとテクノロジーを融合した実験的なプロジェクトです。360°のパノラマ視点で見渡すことのできる展示空間は、実際に建築家の監修の元に設計され、まるで本当の美術館を訪れているかのように感じることができます。
アーティストの作品において、あるものでは最新鋭の機器を用いて3Dスキャンされ、縦横無尽に自由な角度で鑑賞でき、またあるものでは超高精細な画像データとして、実際に近づいて見る以上に細部まで拡大して鑑賞可能です。
また3DCGによって、今は幻となったインスタレーション作品(※1)さえもデジタル空間上に再構築する、美術をアーカイブするという学術的意義をもった野心的な取り組みでもあります。ある意味で現実をも上回る、バーチャルでインタラクティブな、まったく新しいアート鑑賞体験。混雑も時間も関係なく、今あなたがいる場所からさえも自由に鑑賞できるこの「雲の中の美術館」を、ぜひお楽しみください。
・360°パノラマビューで鑑賞可能
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_2.jpg
※1 1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現・手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
■「IJC MUSEUM」の楽しみ方
ブラウザ上では、圧倒的な3D表現を可能にする「Web GL(※2)」を使用したことにより、まるでその場で本当に作品を見ているかのようなリアリティとスケール感を実現させました。スマートフォンを使用した場合、上下左右に動かせる、360°パノラマビューコンテンツによって、展示室を自由に楽しむことが可能です。「IJC MUSEUM」はExhibition01から、07までの7人のアーティスト個々の展示室と、日本の最新アート情報を見ることができる“ART TRIP”の展示室の計8部屋に分かれています。動線に沿った、展示室から展示室への移動はもちろん、目的のアーティストの部屋を地図上から選択すると、その部屋への移動も可能です。
※2 Web Graphics Library:Webブラウザ上でプラグインなどのインストールなしで3D表現を行える技術
作品に合った最適な空間でのご鑑賞をお楽しみいただける設計となっています。
・「IJC MUSEUM」全体マップ
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_3.jpg
・サイトの訪問者数に応じて鑑賞者数も変化
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_4.jpg
II. 「IJC MUSEUM」だからこそ実現できる豪華アーティストの展示作品
■日本屈指のアーティストが参加!もうここでしか見ることができない作品も。
今回この「IJC MUSEUM」を彩るのは、日本を代表する総勢7組のアーティストたちです。日本国内のみならず、国際的に活躍する彼らの作品の中でも選りすぐりの作品が、本美術館に集結します。その中には、日本初の展示となる大規模な立体作品や、再制作は困難とされる幻のインスタレーション作品など、一堂に集まることは非常に稀なシリーズ作品が含まれます。バーチャルミュージアムだからこそ、従来の美術館では不可能ともいえる展示を実現することができました。
・ART TRIPの展示室内イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_5.jpg
出典アーティスト(敬称略)
草間彌生、天明屋尚、Nerhol、束芋、小畑多丘、名和晃平、池田学
■展示コンセプト
現代社会において、日本に生きる私たちの生活は急速に変容を遂げています。そして私たちと同様に、アーティストも日々変化する環境の中で作品を生み出しています。「IJC MUSEUM」で紹介するアーティストたちは、絵画からインスタレーションまで手法は様々でありながらも、それぞれに社会や自己に向き合い、日本の伝統文化を再解釈し、ときに新たな方法論を生み出すことで、現代の時勢に対峙していると言えるでしょう。
・草間彌生さんの作品
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_6.jpg
・天明屋尚さんの作品
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_7.jpg
・池田学さんの作品
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_8.jpg
III. 圧倒的リアリティで建設された「IJC MUSEUM」、そのこだわりとは?
■POINT1 建築・設計
「雲の中=クラウド上の美術館」というコンセプトのもと、建築物の質感やディティールはあくまでも建築物としてのリアリティを追求しながら設計。美術館で鑑賞するという追体験をしてもらうためのリアルさとバーチャルならではの斬新さの融合を実現した、まったく新しいアートミュージアムが完成しました。
■POINT2 世界最高レベルの3Dスキャン&テクスチャ撮影
実在するアート作品を3次元のバーチャル空間に再現するため、「3Dスキャン」の技術を用いて作品を3Dモデルデータ化。さらにそこに高精細なテクスチャデータを加えることで、作品データに現物と寸分違わないリアリティを与えることに成功しました。
■POINT3 「WebGL」による高度な実装
リアルな美術館設計や精密な作品データを誰もが簡単に閲覧できるよう、国内屈指ともいえる技術チームにより、「WebGL」と呼ばれる3DCG表現の技術をフルに活用し、美術館や展示室、作品のデータをリアルタイムでレンダリング。特殊なプラグインなどを必要とせず、PCやスマホを問わない幅広い環境での閲覧を可能にしました。
IV. 世界から注目されている「IS JAPAN COOL?」次なる魅力発信は「アート・トリップ」
■日本の魅力発信プロジェクトの先駆け「IS JAPAN COOL?」
「IS JAPAN COOL?」は公開当初から、各国ニュースサイトに取り上げられ、世界152か国(地域)から注目を集めた、日本の魅力を発信するWebサイトです。また、ルース駐日アメリカ大使、イギリス観光庁長官、東京都知事など、各国政府関係のインフルエンサーが次々とTwitterなどで紹介することでも話題が拡散しました。
2012年から現在までに、海外から日本への旅行需要喚起を目的とするメディアとして、カルチャーや、デスティネーションとしての魅力を掘り下げ、日本を広くあまねく紹介してきました。「DISCOVER」「TOKYO」「OKINAWA」「COSPLAY」「TRADITIONS(京都)」「KAWAII」「DREAMS(アニメ文化)」「RAMEN」「SHOPPING」「WASHOKU」と日本を象徴する10のテーマで特集をしており、今回はその第11弾として、「ART」をテーマにしてさらなる魅力を再発見していきます。
・「IS JAPAN COOL?」サイトトップ
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_9.jpg
■世界で人気の「日本」旅行!日本を訪れる目的は?高まる「アート・トリップ」需要
図1「訪日前に期待していたこと」、図2「今回したことの満足度」
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_10.png
出典:観光庁 訪日外国人の消費動向(平成27年10-12月期)
観光庁の調査によると、訪日に期待していることとして「博物館・美術館」と回答した人は12.7%で全体の12位にランクイン(図1)。上位の「日本の食事」「温泉」の“宿泊”関連、“爆買”に見られる「ショッピング」、「自然景観・田園風景」や「伝統的な景観、旧跡」などの一般的な“観光”に次ぐ旅行目的となっています。
一方、「外国人観光客への満足度調査」によると、「今回したこと」のうち「美術館、博物館」へ訪れた観光客は全体の19.8%で第10位。それに対して「満足度」は82.9%に達し、非常に多くの人々の満足を得ていることがわかります。(図2)
「IS JAPAN COOL?」では、次なる日本の魅力としてのテーマをアートと定め、アートを目的とした旅行(「アート・トリップ」)にスポットを当て、世界中どこにいても鑑賞可能なバーチャルミュージアム「IJC MUSEUM」をその発信源として、そのさらなる魅力をお伝えしていきます。
「IJC MUSEUM」
https://www.ana-cooljapan.com/contents/art/
日本を代表する現代アーティストたちの作品を、世界中いつでもどこからでも、
間近で体感できることを目的としたバーチャル美術館
■ INDEX ■
I. コンセプトは「雲の上の美術館」〜「IJC MUSEUM」の魅力〜
II. 「IJC MUSEUM」だからこそ実現できる豪華アーティストの展示作品
III.圧倒的リアリティで建設された「IJC MUSEUM」、そのこだわりとは?
IV. 世界から注目されている「IS JAPAN COOL?」次なる魅力発信は「アート・トリップ」
I. コンセプトは「雲の上の美術館」〜「IJC MUSEUM」の魅力〜
■圧倒的なリアリティ。「存在」するのに「実在」しない。「IJC MUSEUM」とは?
「IJC MUSEUM」は、日本を代表する現代アーティストを集め、最新テクノロジーを活用してその作品を仮想空間上に再現した、アートとテクノロジーを融合した実験的なプロジェクトです。360°のパノラマ視点で見渡すことのできる展示空間は、実際に建築家の監修の元に設計され、まるで本当の美術館を訪れているかのように感じることができます。
アーティストの作品において、あるものでは最新鋭の機器を用いて3Dスキャンされ、縦横無尽に自由な角度で鑑賞でき、またあるものでは超高精細な画像データとして、実際に近づいて見る以上に細部まで拡大して鑑賞可能です。
また3DCGによって、今は幻となったインスタレーション作品(※1)さえもデジタル空間上に再構築する、美術をアーカイブするという学術的意義をもった野心的な取り組みでもあります。ある意味で現実をも上回る、バーチャルでインタラクティブな、まったく新しいアート鑑賞体験。混雑も時間も関係なく、今あなたがいる場所からさえも自由に鑑賞できるこの「雲の中の美術館」を、ぜひお楽しみください。
・360°パノラマビューで鑑賞可能
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_2.jpg
※1 1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現・手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
■「IJC MUSEUM」の楽しみ方
ブラウザ上では、圧倒的な3D表現を可能にする「Web GL(※2)」を使用したことにより、まるでその場で本当に作品を見ているかのようなリアリティとスケール感を実現させました。スマートフォンを使用した場合、上下左右に動かせる、360°パノラマビューコンテンツによって、展示室を自由に楽しむことが可能です。「IJC MUSEUM」はExhibition01から、07までの7人のアーティスト個々の展示室と、日本の最新アート情報を見ることができる“ART TRIP”の展示室の計8部屋に分かれています。動線に沿った、展示室から展示室への移動はもちろん、目的のアーティストの部屋を地図上から選択すると、その部屋への移動も可能です。
※2 Web Graphics Library:Webブラウザ上でプラグインなどのインストールなしで3D表現を行える技術
作品に合った最適な空間でのご鑑賞をお楽しみいただける設計となっています。
・「IJC MUSEUM」全体マップ
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_3.jpg
・サイトの訪問者数に応じて鑑賞者数も変化
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_4.jpg
II. 「IJC MUSEUM」だからこそ実現できる豪華アーティストの展示作品
■日本屈指のアーティストが参加!もうここでしか見ることができない作品も。
今回この「IJC MUSEUM」を彩るのは、日本を代表する総勢7組のアーティストたちです。日本国内のみならず、国際的に活躍する彼らの作品の中でも選りすぐりの作品が、本美術館に集結します。その中には、日本初の展示となる大規模な立体作品や、再制作は困難とされる幻のインスタレーション作品など、一堂に集まることは非常に稀なシリーズ作品が含まれます。バーチャルミュージアムだからこそ、従来の美術館では不可能ともいえる展示を実現することができました。
・ART TRIPの展示室内イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_5.jpg
出典アーティスト(敬称略)
草間彌生、天明屋尚、Nerhol、束芋、小畑多丘、名和晃平、池田学
■展示コンセプト
現代社会において、日本に生きる私たちの生活は急速に変容を遂げています。そして私たちと同様に、アーティストも日々変化する環境の中で作品を生み出しています。「IJC MUSEUM」で紹介するアーティストたちは、絵画からインスタレーションまで手法は様々でありながらも、それぞれに社会や自己に向き合い、日本の伝統文化を再解釈し、ときに新たな方法論を生み出すことで、現代の時勢に対峙していると言えるでしょう。
・草間彌生さんの作品
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_6.jpg
・天明屋尚さんの作品
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_7.jpg
・池田学さんの作品
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_8.jpg
III. 圧倒的リアリティで建設された「IJC MUSEUM」、そのこだわりとは?
■POINT1 建築・設計
「雲の中=クラウド上の美術館」というコンセプトのもと、建築物の質感やディティールはあくまでも建築物としてのリアリティを追求しながら設計。美術館で鑑賞するという追体験をしてもらうためのリアルさとバーチャルならではの斬新さの融合を実現した、まったく新しいアートミュージアムが完成しました。
■POINT2 世界最高レベルの3Dスキャン&テクスチャ撮影
実在するアート作品を3次元のバーチャル空間に再現するため、「3Dスキャン」の技術を用いて作品を3Dモデルデータ化。さらにそこに高精細なテクスチャデータを加えることで、作品データに現物と寸分違わないリアリティを与えることに成功しました。
■POINT3 「WebGL」による高度な実装
リアルな美術館設計や精密な作品データを誰もが簡単に閲覧できるよう、国内屈指ともいえる技術チームにより、「WebGL」と呼ばれる3DCG表現の技術をフルに活用し、美術館や展示室、作品のデータをリアルタイムでレンダリング。特殊なプラグインなどを必要とせず、PCやスマホを問わない幅広い環境での閲覧を可能にしました。
IV. 世界から注目されている「IS JAPAN COOL?」次なる魅力発信は「アート・トリップ」
■日本の魅力発信プロジェクトの先駆け「IS JAPAN COOL?」
「IS JAPAN COOL?」は公開当初から、各国ニュースサイトに取り上げられ、世界152か国(地域)から注目を集めた、日本の魅力を発信するWebサイトです。また、ルース駐日アメリカ大使、イギリス観光庁長官、東京都知事など、各国政府関係のインフルエンサーが次々とTwitterなどで紹介することでも話題が拡散しました。
2012年から現在までに、海外から日本への旅行需要喚起を目的とするメディアとして、カルチャーや、デスティネーションとしての魅力を掘り下げ、日本を広くあまねく紹介してきました。「DISCOVER」「TOKYO」「OKINAWA」「COSPLAY」「TRADITIONS(京都)」「KAWAII」「DREAMS(アニメ文化)」「RAMEN」「SHOPPING」「WASHOKU」と日本を象徴する10のテーマで特集をしており、今回はその第11弾として、「ART」をテーマにしてさらなる魅力を再発見していきます。
・「IS JAPAN COOL?」サイトトップ
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_9.jpg
■世界で人気の「日本」旅行!日本を訪れる目的は?高まる「アート・トリップ」需要
図1「訪日前に期待していたこと」、図2「今回したことの満足度」
https://www.atpress.ne.jp/releases/91966/img_91966_10.png
出典:観光庁 訪日外国人の消費動向(平成27年10-12月期)
観光庁の調査によると、訪日に期待していることとして「博物館・美術館」と回答した人は12.7%で全体の12位にランクイン(図1)。上位の「日本の食事」「温泉」の“宿泊”関連、“爆買”に見られる「ショッピング」、「自然景観・田園風景」や「伝統的な景観、旧跡」などの一般的な“観光”に次ぐ旅行目的となっています。
一方、「外国人観光客への満足度調査」によると、「今回したこと」のうち「美術館、博物館」へ訪れた観光客は全体の19.8%で第10位。それに対して「満足度」は82.9%に達し、非常に多くの人々の満足を得ていることがわかります。(図2)
「IS JAPAN COOL?」では、次なる日本の魅力としてのテーマをアートと定め、アートを目的とした旅行(「アート・トリップ」)にスポットを当て、世界中どこにいても鑑賞可能なバーチャルミュージアム「IJC MUSEUM」をその発信源として、そのさらなる魅力をお伝えしていきます。