サーモフィッシャーサイエンティフィック、体外診断用医薬品「Viewアレルギー39」を新発売
[16/03/29]
提供元:@Press
提供元:@Press
サーモフィッシャーサイエンティフィック(代表取締役:イアン・マイケル・スミス)は、39項目のアレルゲンに対する特異的IgEを同時に測定する体外診断用医薬品「免疫グロブリンE単一試験・複数結果用多種抗原キットViewアレルギー39(以下 Viewアレルギー39)」を2016年3月30日に市場投入することを発表します。
近年、アレルギー疾患を持つ患者様は増加傾向にあり、その中には問診から原因アレルゲンが推定できない患者様、特に学童期以降のアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎で花粉関連食物アレルギー症候群(PFS)との合併が疑われるなど、多種のアレルゲンに感作している方もいます1)。
Viewアレルギー39は、36項目の主要なアレルゲンに対する特異的IgEを少量の血清により同時に測定することを可能とした当社従来製品「Viewアレルギー」(2013年12月発売)に、新たに3項目のアレルゲン(バナナ、豚肉、オオアワガエリ)を検査項目に追加した製品です。問診による原因アレルゲンの推定が困難な患者様に対し、さらに多様な検査項目による感作アレルゲン検査を提供できるようになりました。
今回追加した3項目のアレルゲンのうち、「バナナ」と「豚肉」は、特定原材料20品目(アレルギーを起こしやすいとされる食品のうち、可能な限り表示することが推奨されている品目)に含まれています。また、「オオアワガエリ」(イネ科植物)は、アレルギー性鼻炎に合併する花粉関連食物アレルギー症候群(PFS※)の原因となる花粉の一つです2)。今回の3つの検査項目の新たな追加は、アレルギー疾患の診断において医療担当者の方々を支援します。
Viewアレルギー39は、問診による原因推定が困難な、アレルギー疾患の診断をサポートします。
Viewアレルギー39は、保険適用となっています。
■Viewアレルギー39で測定可能な項目
・吸入系 その他アレルゲン(19項目)
ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、オオアワガエリ(*)、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス
・食物系アレルゲン(20項目)
卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、米、ゴマ、ソバ、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ(*)、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉(*)
*今回追加した項目
※花粉関連食物アレルギー症候群(PFS)
花粉(カバノキ科:ハンノキやシラカンバなど イネ科:カモガヤ、オオアワガエリなど キク科:ブタクサ、ヨモギなど)による感作が成立した後に、交差抗原性のあるタンパクが含まれる特定の食物(果物・野菜など)摂取によって、主に口腔および咽喉頭にアレルギー症状が惹起される疾患。
参考
1) 大砂 博之:医学と薬学(72), 11, 1901-1906, 2015
2) 松倉 節子、相原 道子:アレルギー・免疫(17), 6, 1031-1038, 2010
■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、170億ドルの収益と世界50ヵ国に50,000人の従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔な、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサポートについて、他に類を見ない組み合わせをご提供します。
URL: http://corporate.thermofisher.com
近年、アレルギー疾患を持つ患者様は増加傾向にあり、その中には問診から原因アレルゲンが推定できない患者様、特に学童期以降のアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎で花粉関連食物アレルギー症候群(PFS)との合併が疑われるなど、多種のアレルゲンに感作している方もいます1)。
Viewアレルギー39は、36項目の主要なアレルゲンに対する特異的IgEを少量の血清により同時に測定することを可能とした当社従来製品「Viewアレルギー」(2013年12月発売)に、新たに3項目のアレルゲン(バナナ、豚肉、オオアワガエリ)を検査項目に追加した製品です。問診による原因アレルゲンの推定が困難な患者様に対し、さらに多様な検査項目による感作アレルゲン検査を提供できるようになりました。
今回追加した3項目のアレルゲンのうち、「バナナ」と「豚肉」は、特定原材料20品目(アレルギーを起こしやすいとされる食品のうち、可能な限り表示することが推奨されている品目)に含まれています。また、「オオアワガエリ」(イネ科植物)は、アレルギー性鼻炎に合併する花粉関連食物アレルギー症候群(PFS※)の原因となる花粉の一つです2)。今回の3つの検査項目の新たな追加は、アレルギー疾患の診断において医療担当者の方々を支援します。
Viewアレルギー39は、問診による原因推定が困難な、アレルギー疾患の診断をサポートします。
Viewアレルギー39は、保険適用となっています。
■Viewアレルギー39で測定可能な項目
・吸入系 その他アレルゲン(19項目)
ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、オオアワガエリ(*)、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス
・食物系アレルゲン(20項目)
卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、米、ゴマ、ソバ、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ(*)、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉(*)
*今回追加した項目
※花粉関連食物アレルギー症候群(PFS)
花粉(カバノキ科:ハンノキやシラカンバなど イネ科:カモガヤ、オオアワガエリなど キク科:ブタクサ、ヨモギなど)による感作が成立した後に、交差抗原性のあるタンパクが含まれる特定の食物(果物・野菜など)摂取によって、主に口腔および咽喉頭にアレルギー症状が惹起される疾患。
参考
1) 大砂 博之:医学と薬学(72), 11, 1901-1906, 2015
2) 松倉 節子、相原 道子:アレルギー・免疫(17), 6, 1031-1038, 2010
■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、170億ドルの収益と世界50ヵ国に50,000人の従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔な、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサポートについて、他に類を見ない組み合わせをご提供します。
URL: http://corporate.thermofisher.com