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マザーズ指数は急落、SOSEIが乱高下しブランジスタはストップ安

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場は、英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票の結果速報を睨みながら荒い値動きとなった。前日の欧米市場でEU残留に楽観的な見方が広がったことに加え、指数寄与度の大きいSOSEI<4565>が朝方急伸したこともあり、マザーズ指数は続伸スタートし、朝方に1000ptを回復する場面もあった。しかし、後場に入り離脱派の勝利が伝わると、新興市場でもリスク回避の動きが加速し、マザーズ指数の下落率は一時15%近くに達した。なお、マザーズ指数は大幅反落、終値でも8%を超える下落となった。売買代金は概算で2075.51億円。騰落数は、値上がり5銘柄、値下がり224銘柄、変わらずなしとなった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEIが6%の下落。バイオベンチャーに投資するファンドを設立したとの発表を受けて一時11%高と急伸したが、後場には一転して17%安まで売られるなど乱高下した。その他売買代金上位では、サイバダイン<7779>、グリーンペプタイド<4594>、ミクシィ<2121>、アカツキ<3932>、モルフォ<3653>などが大幅安。ブランジスタ<6176>、モブキャス<3664>、Aiming<3911>などストップ安まで売られる銘柄も多数あった。モブキャスは信用規制の強化も重しとなった。また、ブランジスタやフルッタ<2586>、サイジニア<6031>がマザーズ下落率上位となった。一方、値動きの良い直近IPO銘柄に物色が集中し、農業総合研究所<3541>とAWS−HD<3937>はストップ高で取引を終えた。その他、フリークアウト<6094>、インスペック<6656>、アキュセラ<4589>、エイティング<3785>が上昇した。

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