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マザーズ指数は小幅反発、売り買い交錯でもみ合い、IPO2社初値持ち越し

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場は、売り買い交錯でもみ合う展開となった。朝方は前日の米株高などを受けて投資家心理が上向き、買いが先行。その後、週末を控え利益確定の売りが出て、マザーズ指数は下落に転じる場面があった。しかし、個人投資家による直近IPO銘柄やテーマ株、材料株の物色は引き続き活発で、マザーズ指数も引けにかけて小幅高水準まで値を戻した。なお、マザーズ指数は小幅反発、売買代金は概算で1475.59億円。騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり117銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、前日上場した日本ホスピス<7061>やゲーム関連株として人気の続くシリコンスタ<3907>がストップ高水準で取引を終えた。マザーズ売買代金上位ではオンコリス<4588>、ALBERT<3906>、ギークス<7060>などが堅調。人工知能(AI)関連のPKSHA<3993>は大幅反発し、昨年8月以来の高値水準を付けた。一方、アンジェス<4563>、メドピア
<6095>、ラクスル<4384>などが利益確定売り優勢。SOSEI<4565>は小安い。このところ改元関連として人気化していたAmidAHD<7671>は急反落し、決算が嫌気されたGameWith<6552>はストップ安水準まで売られた。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したWelby<4438>とエードット<7063>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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