見極めたいところだが、ソフトバンクに資金が集まりやすく
[14/07/14]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は6営業日ぶりに反発。57.52円高の15221.56円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は小幅に反発で始まった。11日の米国市場が上昇したことが安心感につながったようだが、先週はアベノミクス後で初の5日続落だったこともあり、自律反発狙いの買いが優勢に。また、ソフトバンク<9984>が、Tモバイルの買収について大筋で合意との報道を受けて上昇しており、日経平均をけん引する格好。
もっとも、日銀の金融政策決定会合や本格化する米決算を見極めたいとのムードも強く、日経平均は上昇するものの、日中値幅は50円程度と狭いレンジに。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000銘柄を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇。セクターでは電力ガス、情報通信、精密機器、ゴム製品、石油石炭、輸送用機器などが堅調。半面、その他金融、不動産、鉱業、海運、銀行などが冴えない。
日経平均は25日線での攻防をみせており、同線が上値抵抗として意識されている。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>がけん引する格好だが、こちらも25日線での攻防である。また、一目均衡表では雲を上放れてきており、転換線を突破してきている。雲のねじれのタイミングであり、このまま上へのトレンドが強まるかを見極めたいところであろう。
中小型株ではミクシィ<2121>が堅調だが、菊池製作所<3444>は1万円回復後に急速に値を消しているほか、サイバーダイン<7779>も強い値動きではあるが、短期筋の回転は利きづらい状況。そのため、短期資金はよりソフトバンクに向かいやすいとみられる。(村瀬智一)
<FA>
もっとも、日銀の金融政策決定会合や本格化する米決算を見極めたいとのムードも強く、日経平均は上昇するものの、日中値幅は50円程度と狭いレンジに。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000銘柄を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇。セクターでは電力ガス、情報通信、精密機器、ゴム製品、石油石炭、輸送用機器などが堅調。半面、その他金融、不動産、鉱業、海運、銀行などが冴えない。
日経平均は25日線での攻防をみせており、同線が上値抵抗として意識されている。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>がけん引する格好だが、こちらも25日線での攻防である。また、一目均衡表では雲を上放れてきており、転換線を突破してきている。雲のねじれのタイミングであり、このまま上へのトレンドが強まるかを見極めたいところであろう。
中小型株ではミクシィ<2121>が堅調だが、菊池製作所<3444>は1万円回復後に急速に値を消しているほか、サイバーダイン<7779>も強い値動きではあるが、短期筋の回転は利きづらい状況。そのため、短期資金はよりソフトバンクに向かいやすいとみられる。(村瀬智一)
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