物色は材料系の銘柄にシフトしやすく
[14/11/20]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は小幅に反発。3.51円高の17292.26円(出来高概算12億5000万株)で前場の取引を終えた。為替市場ではドル・円が1ドル118円台に乗せてくるなど、7年ぶりの円安水準になるなか、輸出関連などを中心に買いが先行した。しかし、買い一巡後はこう着感の強い相場展開となるなか、日経平均は寄り付きに付けた17407.69円が高値に。その後は中国PMIの低下が嫌気されたほか、昨日同様、ソフトバンク<9984>の弱い値動きなども重しになっている。
セクターでは繊維、水産農林、海運、ガラス土石、その他製品、食料品、輸送用機器などが堅調。一方で、不動産、その他金融、電力ガス、証券、パルプ紙、情報通信などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、若干ながら値上がり数が上回っている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、大型株指数の鈍さが目立つ。
結果的には昨日同様、買い先行後はこう着感の強い相場展開となっている。また、日経平均の上昇率が0.02%、TOPIXが0.08%となり、日銀のETF買入れによる需給面でのサポートも期待しづらいところ。さらに輸出関連などが堅調ではあるが、ソフトバンク<9984>が引き続き弱い値動きをみせているため、押し目買いも入れづらい状況である。
物色は材料系の銘柄にシフトしやすく、岩谷産<8088>などの水素関連のほか、訪日観光客の増加を背景とした関連物色も意識されるところ。また、テックファーム<3625>など、足元で大きく調整していた材料株へのリバウンド狙いの商いが中心になりそうだ。(村瀬智一)
<FA>
セクターでは繊維、水産農林、海運、ガラス土石、その他製品、食料品、輸送用機器などが堅調。一方で、不動産、その他金融、電力ガス、証券、パルプ紙、情報通信などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、若干ながら値上がり数が上回っている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、大型株指数の鈍さが目立つ。
結果的には昨日同様、買い先行後はこう着感の強い相場展開となっている。また、日経平均の上昇率が0.02%、TOPIXが0.08%となり、日銀のETF買入れによる需給面でのサポートも期待しづらいところ。さらに輸出関連などが堅調ではあるが、ソフトバンク<9984>が引き続き弱い値動きをみせているため、押し目買いも入れづらい状況である。
物色は材料系の銘柄にシフトしやすく、岩谷産<8088>などの水素関連のほか、訪日観光客の増加を背景とした関連物色も意識されるところ。また、テックファーム<3625>など、足元で大きく調整していた材料株へのリバウンド狙いの商いが中心になりそうだ。(村瀬智一)
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